【2024年】自販機型オフィスコンビニ比較5選!選び方と比較ポイント
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オフィスコンビニとは
オフィスコンビニとは、従業員が食品や物品を自由に購入できるスペースを、会社の一角に設置するサービスのことです。
販売スペースの形態は、商品や現金の管理に手間がかからない「自販機型」と、棚に商品を陳列して自由に手に取れる「小型什器型」の2つに大きく分類できます。
オフィスコンビニでは、主に軽食やドリンク、お菓子などの商品を取り扱うことが一般的です。このほか、野菜や果物、惣菜、文具や日用品などを扱うサービスもあります。幅広い商品を扱うものや健康志向のものなど、サービスの種類は多彩です。
自販機型オフィスコンビニを設置するメリット
自販機型のオフィスコンビニを設置するメリットには、主に次の点が挙げられます。
- 従業員の満足度向上につながる
- 災害時の備えとしても活用できる
- 商品管理による負担がないサービスもある
自販機型オフィスコンビニは、少ない負担で日常的に活用できることに加えて、非常時にも有用です。それぞれのメリットについて、詳しく紹介します。
従業員の満足度向上につながる
買い物や外食のために出かける時間がもったいないと感じ、食事を抜いてしまう従業員もいるかもしれません。オフィスコンビニの設置は、こうした従業員の欠食を防止し、健康面でサポートすることにつながります。
社内に自販機型オフィスコンビニがあれば、従業員は外出することなく好きなタイミングで食品や飲料を入手できます。社内で買い物ができれば、従業員の時間を節約できます。
業務時間は仕事に集中し、休憩時間を移動に費やすことなくしっかり休むといったメリハリが付くでしょう。従業員同士のコミュニケーションのきっかけにもなります。
これらのことから、オフィスコンビニを設置することで従業員を心身ともにサポートすることにつながり、従業員満足度の向上が期待できます。
災害時の備えとしても活用できる
自販機型オフィスコンビニは、地震や停電などの緊急時の備えとして、帰宅が困難になった従業員の非常食や必要な物資を確保することにも役立ちます。
通常の食品や飲料のほかに、冷蔵でなくても日持ちのするカップ麺やレトルト食品、スナック菓子をそろえておくとよいでしょう。
商品管理による負担がないサービスもある
自販機型のオフィスコンビニは、売店のように商品や金銭の受け渡しに人員を要しません。オフィスコンビニを提供する会社が商品の補充や清掃まで行うサービスが多いため、導入した企業の負担が少ないこともメリットのひとつです。
初期費用や月額の費用が不要なサービスも多いため、費用面の負担も抑えられます。
自販機型オフィスコンビニを設置するデメリット
自販機型のオフィスコンビニを検討する場合には、次のデメリットも把握しておきましょう。
- セキュリティ上の懸念がある
- オフィスコンビニを設置する場所が必要になる
- 不健康な食生活や健康被害につながる場合がある
オフィスコンビニを設置するには条件があり、便利であるがゆえのデメリットも考えられます。
セキュリティ上の懸念がある
自販機型のオフィスコンビニの維持管理には手間がかからない一方で、商品補充や清掃のためにオフィスコンビニを提供する会社の担当者が出入りする必要があります。社外の人が頻繁に出入りするとなると、セキュリティ面に配慮しなければなりません。
オフィスコンビニの設置場所は、社外の人の目に触れては困るものを置かない、メインの勤務スペースとは別にするといった対策が必要です。
オフィスコンビニを設置する場所が必要になる
オフィスコンビニを設置するには、スペースを用意しなければなりません。什器型であれば商品の陳列棚を設置できる広さは必要ですが、自販機型であれば比較的小さなスペースでも設置が可能です。
ただし、コンセントが必要であるため、設置したい場所によっては電気工事が必要となることもあります。
不健康な食生活や健康被害のリスクを考慮しなけれなばならい
自販機型のオフィスコンビニの設置が、従業員の不健康を招いてしまうことも考えられます。好きなときに好きなものを購入できるがために、従業員によっては甘いものやインスタント食品を大量に摂取してしまいかねません。
商品のラインナップによっては、食べ過ぎや栄養の偏りを招く可能性を理解しておきましょう。
オフィスコンビニサービスの選び方・比較ポイント
数あるオフィスコンビニの中から利用するサービスを選ぶためのポイントには、次のものがあります。
- 商品ラインナップ
- 利用できる決済方法
- 必要な設置スペース
- 商品の提供タイプ
- サービスの利用条件
従業員にとっての使いやすさを決めるポイントに加えて、会社の規模やスペースに関する利用条件もあります。次で紹介するポイントを総合的に踏まえてサービスを選びましょう。
商品ラインナップ
オフィスコンビニの各サービスにおける違いの1つは、商品のラインナップです。
コンビニのように幅広い品ぞろえのものや、ドリンクやお菓子に特化したもの、健康に配慮した弁当や総菜など、サービスごとに特色があります。
また、ラインナップの入れ替わりがあるものの中でも、その頻度はサービスによって違います。従業員のニーズをヒアリングし、自社に合った商品ラインナップのサービスを選ぶことで、満足度の高い福利厚生を提供できるでしょう。
利用できる決済方法
オフィスコンビニでの支払いに使える決済方法も、従業員にとっての使いやすさを左右します。オフィスコンビニの主な決済方法は、現金やクレジットカード、電子マネーなどです。
近年はキャッシュレス決済を使う人が増えており、若年層を中心に現金を持ち歩かない人も増えてきました。そのため、企業の手間を極力省きたい場合は、キャッシュレス決済ができるものをおすすめします。
事前にヒアリングを行うなどして、従業員の使い勝手がよい決済方法のサービスを導入しましょう。
必要な設置スペース
オフィスコンビニを設置するにはスペースが必要です。それぞれのオフィスコンビニの公式サイトには、設置に必要なスペースが記載されているため、確認した上でサービスを決める必要があります。
オフィスコンビニを設置することで業務に支障が出ないよう、スペース周辺の通行や出入りに関するシミュレーションをしておきましょう。
商品の提供タイプ
オフィスコンビニの自販機や什器に並べる商品の提供方法には、次の2タイプがあります。
- 備蓄型
- 注文型
備蓄型のオフィスコンビニは、商品の補充をオフィスコンビニを提供する会社に任せられることが多いです。一方で、補充のタイミングによっては品ぞろえが不十分となってしまうこともあります。
そのため、補充の頻度は定期的であるのか、必要に応じて補充されるのかを確認しておきましょう。
注文型のオフィスコンビニは、自社で商品の陳列状態を管理しなければならないことが多いです。補充する商品を注文し、指定場所まで配達してもらう必要があります。
販売する商品をカスタマイズしやすい一方で、補充まで任せられる備蓄型に比べると手間がかかる方法です。
社内のニーズを把握し、どちらのタイプの方が使いやすいかを検討しましょう。
サービスの利用条件
オフィスコンビニを利用するための条件が設けられていることもあります。たとえば、オフィス内の人数や1日の最低購入金額、エリアなどです。オフィスコンビニの商品を注文して配達してもらう場合は、最小の注文ロット数や最低限の購入金額が設けられていることもあります。
購入金額などの利用条件を満たせるか、そもそも自社が利用できるサービスなのかを、事前に確認しましょう。
自販機型オフィスコンビニサービスおすすめ5選
自販機型のオフィスコンビニには、省スペースで管理の手間がかからないものが多くあります。おすすめの自販機型オフィスコンビニを紹介します。
OFFICE DE YASAI - 株式会社KOMPEITO
- 新鮮な野菜やフルーツを低価格で提供
- 選ぶ楽しみ、食べる楽しみによって食への関心が高まる
- 現金のほか、専用アプリにて電子決済にも対応
OFFICE DE YASAIは、鮮度の高い野菜やフルーツを使用したヘルシーフードを提供するサービスです。新鮮なサラダやフルーツと惣菜の「オフィスでやさい」と、健康を考えた惣菜中心の「オフィスでごはん」の2プランから、希望に合わせて選択できます。素材の洗浄や殺菌、配送時の温度など管理体制も徹底されており、防腐剤や酸化防止剤を使わない安全で安心なメニューが提供されています。
常時5人以上のオフィスであれば、全国で導入可能です。「オフィスでやさい」の場合、スタッフ対応エリアであれば、商品は週2回の配達で陳列され、「オフィスでごはん」の場合はクール便で商品が届きます。リクエストも可能で、従業員の希望に沿った商品を提供できます。支払いは現金のほか、専用アプリにて電子決済も可能です。
OFFICE DE YASAIは、完全キャッシュレスで自販機型の「SALAD STAND」も提供しています。
- ファミマのおむすび、サンドイッチを毎日配送
- コールセンターは365日受付で安心
- 初期費用は不要、負担は電気代のみ
オフィスファミマは、ファミリーマートで取り扱う商品を社内で購入できるサービスです。平日は毎日配送されるため、新鮮なおむすびやサンドイッチをいつでも楽しめます。賞味期限が切れた商品は自動で販売を停止するため安心です。
自販機モデルには物販用と飲料用があり、従業員のニーズに合わせたカスタマイズができます。電気代のみの負担で、初期費用をかけることなく導入できます。
対応エリアは関東、関西、中部、福岡で、常時300人以上のオフィスで導入可能です。導入後も定期的に専任のスーパーバイザーが訪問し、サポートを受けられます。機械の故障やトラブルには365日対応のコールセンターが対応し、当日復旧を目指すメンテナンス体制を整えています。
- 約65種類の多彩な商品
- 近隣にセブン-イレブンがある地域であれば導入可能
- 平日は1日1回以上商品をお届け
セブン自販機は、約65種類のセブン-イレブンオリジナル商品を社内で購入できるサービスです。近隣のセブン-イレブンから、平日であれば1日1回以上商品が届けられ、賞味期限切れの商品は自動的に販売が停止されるため、鮮度の高い商品をそろえられます。現金のほか、nanacoや交通系ICカードの決済も可能です。
導入にあたっては、1日の就業者数が300人以上であることや、契約年数が1年以上であること、設置スペースやコンセントの確保などの設置条件があります。自販機を設置するための電気工事が初期費用としてかかります。
ボスマート
- 商品の補充、在庫管理、代金管理すべてお任せ
- サントリーの自販機があれば導入可能
- 軽食やドリンク、オプションでは淹れたてコーヒーやアイスも
ボスマートは、サントリーの自動販売機に軽食やドリンクの販売スペースを追加できるサービスです。パンやカップ麺、カップスープ、お菓子などの手軽に食べられるものを販売可能です。オプションを追加することで、淹れたてのコーヒーやアイス、冷凍食品をプラスできます。
在庫はオンラインで管理されており、自販機の商品を補充するタイミングでボスマートの商品も補充されるため、管理の手間がかかりません。
サントリーの自販機を設置している企業なら、一部エリアを除いて47都道府県で導入可能です。レギュラーサイズとハーフサイズ、セキュリティ対策が施された什器の3種類から選択できます。導入費や月額費も不要で、迅速な導入が可能です。
自販機型オフィスコンビニで従業員の満足度を上げよう
自販機型オフィスコンビニは、手間をかけずに導入や運用のできるものが多くあります。食事やリフレッシュの面で従業員をサポートすることで、働きやすさや満足度を向上することにつながるでしょう。多彩なサービスがあるため、自社に合ったものを検討できることも魅力です。
多種多様なサービスを比較しながら、ぜひ自販機型オフィスコンビニの導入を検討してみてください。
オフィスコンビニは、次の記事でも詳しく紹介しています。
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