大企業向け「Web社内報サービス」おすすめ10選!選定のポイントと導入のメリット

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大企業で活用できるWeb社内報サービスの機能
Web社内報サービスとは、社内報をインターネットで作成・投稿・閲覧できるサービスのことです。
テンプレートを用いて簡単にコンテンツを作成できる機能や、アプリやメールでの通知機能、利用状況の分析機能などが搭載されています。Web社内報はクラウドベースで利用するため、社員に対してリアルタイムでの情報共有が可能です。
Web社内報サービスの導入によって、「組織規模が大きいため情報が伝わりきらない」といった、大企業ならではの悩みも解消できます。
Web社内報サービスの概要やメリットについて詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

大企業における社内報の課題
大企業は組織規模が大きいため、ただ単に社内報を作成するだけでは効果が出にくいです。社内報の運用でよくある課題として、次のものがあげられます。
- 作成や配布に労力がかかる
- 情報共有のスピードが遅い
- 組織ビジョンが伝わりにくい
- 社内報が「他人ごと」と思われている
作成や配布に労力がかかる
紙ベースの社内報は、作成や配布に労力がかかります。とくに大企業は従業員数が多く拠点も分散しているため、印刷や配布の手配をするだけで膨大な労力がかかるでしょう。加えて、紙代やインク代などコストも発生します。労力やコストに対して本当にメリットを得られているのか見直す必要があります。
情報共有のスピードが遅い
紙ベースの社内報は、全員に「配布」しなければならないため、情報共有のスピードも遅くなりがちです。社内報が配られても、「あとで読もう」と後回しにする社員もいるでしょう。配布したからといって、きちんと情報が伝わっているとは限りません。
組織ビジョンが伝わりにくい
大企業は経営層と現場社員の距離が遠いため、組織ビジョンがトップダウンで一方的に伝わりがちです。そのため、社員はビジョンに対して共感を得にくく、エンゲージメントやモチベーションも低下してしまいます。結果、生産性の低下や離職者の増加につながる可能性があります。
社内報が「他人ごと」と思われている
社員に組織ビジョンが伝わらずモチベーションも低い状態だと、社内報が「他人ごと」と思われてしまいます。社内報を読まないと社内で何が起こっているかわからないため、日常業務や社内コミュニケーションにも支障が出る可能性があります。
大企業の課題をWeb社内報サービスで解決できる理由
大企業の社内報には、「作成や配布に時間がかかる」「組織ビジョンが伝わらない」などの課題がありますが、Web社内報サービスを使えば解決できます。社内報の課題を解決できる理由を、Web社内報サービスの機能や詳細とともに説明します。
- 社内報の作成が効率化される
- 社内報をスマートフォンで閲覧できる
- 社員に「自分ごと」として捉えてもらいやすい
- 組織ビジョンの理解度を可視化できる
社内報の作成が効率化される
Web社内報サービスでは、テンプレートやデザインを用いることで、クオリティの高い社内報を効率的に作成できます。作成から配信、管理までインターネット上で完結するため、時間や労力の大幅な削減が可能です。サービスによっては、テキストだけでなく「動画」を作成できるものもあります。
社内報をスマートフォンで閲覧できる
Web社内報サービスでは、作成した社内報をスマートフォンで閲覧できます。配信者は「投稿ボタン」を押すだけで、対象社員に対してダイレクトにコンテンツを配信可能です。社員は社内報をリアルタイムで閲覧できるため、「配布」の時間をゼロにできます。
社員に「自分ごと」として捉えてもらいやすい
Web社内報サービスには、社員に参加を促すことで、「自分ごと」と捉えてもらうような機能が充実しています。たとえば、誰かが投稿した社内報に対して、「いいね!」や「コメント」などリアクションができる機能です。社内報を読んでいない社員に対して通知できる機能もあります。
社員みずからがアクションできる機能によって、社内報を「自分ごと」と捉えるようになれば、帰属意識やエンゲージメント向上につながります。
組織ビジョンの理解度を可視化できる
Web社内報サービスの「分析機能」を用いれば、組織ビジョンの理解度を可視化できます。コンテンツの閲覧数や読了率、いいね!やコメントのリアクション数などをデータとして収集し、分析するといった使い方が可能です。
データを見れば、社員がどのコンテンツにどのくらいの関心があるのかを把握できます。たとえば、社長のメッセージに対して多くのリアクションがあれば、社員が組織ビジョンに共感をもっているといえるでしょう。
大企業がWeb社内報サービスを選定する際のポイント
続いて、大企業がWeb社内報サービスを選ぶ際のポイントを解説します。とくに次の4つを意識しましょう。
- 分析できるデータの種類は豊富か
- テキストだけでなく「動画」も作成できるか
- アンケート機能があるか
- セキュリティ対策が強固か
分析できるデータの種類は豊富か
ビジョンへの理解度や社員のエンゲージメントの度合いを把握するためにも、分析できるデータの種類を確認しましょう。たとえば次のような種類があります。
- コンテンツの閲覧率や読了率、滞在時間
- いいね!やコメントの数
- 誰がどのコンテンツを読んだかの可視化
- 人気コンテンツのランキング化
- 社員の属性や部署ごとのアクセス状況
データ分析機能によって、どのコンテンツがどの程度読まれているのか把握できます。社内報自体の定着度も図れるでしょう。また、社員の属性や部署ごとのアクセス状況がわかれば、社内報のセグメント配信が可能です。
テキストだけでなく「動画」も作成できるか
基本、社内報はテキスト形式ですが、「動画」を配信できると、より組織ビジョンも浸透しやすくなります。たとえば、社長メッセージや社員インタビュー、社内イベントの報告動画などです。社内報を動画で配信することで、配信者の「人柄」や「仕事に対する思い」が伝わりやすくなり、社員のリアクション率も高まるでしょう。
アンケート機能があるか
Web社内報サービスの中には「アンケート機能」が付帯しているものもあります。社内報の閲覧率やリアクション率だけでは、社員の「本音」までは見えません。そこでアンケートを実施することで、業務内容やメンタル状態、人間関係などを調査できます。
また、Web社内報サービスの中でアンケートを実施できれば、わざわざ別媒体でアンケートを行う手間も省けます。大企業の大幅な業務効率化につながるでしょう。
セキュリティ対策が強固か
Web社内報では、企業の機密データや社員の個人情報を扱うことがあるため、サービスのセキュリティ対策も重要です。たとえば、次のようなセキュリティ対策があげられます。
- 通信やデータの暗号化
- アクセス権限の設定
- 不正アクセスの検知
- ログイン認証
- シングルサインオン
上記に加えて、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001(別称ISMS)」を取得していると安心です。自社のセキュリティ要件を満たすかどうかしっかりと確認しましょう。
大企業におすすめのWeb社内報サービス10選
- 複数デバイスで利用できるうえインターフェースもシンプル
- 経営者と社員間の快適なコミュニケーションを実現
- ファイアウォールやプライベートサブネットなどセキュリティも強固
ourly(アワリー)は、年代や職種に関係なく「誰もが使いやすい機能とデザイン」を追求したWeb社内報サービスです。パソコンやスマートフォン、タブレットなど複数デバイスに対応しており、インターフェースにも優れています。
社内報へのコメント・リアクション機能も搭載されており、経営者と社員、あるいは社員同士など、双方向の快適なコミュニケーションを実現可能です。上層部は、従業員が社内報のどの部分に興味をもっているのかを把握できます。部署や役職など社員の属性ごとのアクセス数も閲覧可能です。
同サービスは、金融機関をはじめ、大企業の導入実績も豊富なことから、セキュリティ体制も充実しています。国際規格である「ISO27001(ISMS)」の取得からファイアウォール、プライベートサブネット、日次でのデータバックアップなど体制が強固です。
OnePortal Modern - SBテクノロジー株式会社
- 社内報を含む社内ポータルサイトを構築できるサービス
- 既読・未読や社内アドレス帳、アクセス解析などの機能も搭載
- Microsoft Teamsとのシームレスな連携が可能
OnePortal Modern(ワンポータル モダン)は、Microsoftの共同作業ツール「SharePoint Online」上で稼働する社内ポータルサイト構築サービスです。テンプレートやWebパーツを組み合わせることで、社内利用のWebサイトやコンテンツを簡単に作成できます。社内報の既読・未読や社内アドレス帳、アクセス解析(誰がいつ、どのコンテンツを読んだかわかる)まで、さまざまな機能を追加可能です。
作成したポータルサイトは「Microsoft Teams」への埋め込みが可能です。ポータルサイトに蓄積されたデータをTeams上で取得できるほか、投稿や通知などもTeamsで完結できます。
無料トライアルも提供しているので、興味のある方は検討してみてください。無料トライアルの申し込み企業限定で「ポータルサイトのデザイン案作成」のサービスも提供しています。
Yappli UNITE - 株式会社ヤプリ
- 社内報やマニュアルなど社内業務をアプリ化できる
- ノーコードで開発できるうえデザインの柔軟性も高い
- アプリの企画提案から導入、運用までサポート体制も充実
Yappli UNITE(ヤプリ ユナイト)は、Web社内報やマニュアルの配信、勤怠申請、福利厚生など、社内業務をアプリ化できるプラットフォームです。三菱UFJ信託銀行やモスバーガー、ダスキンなど大企業の導入実績を豊富にもちます。
ノーコードでアプリを開発できるうえ、デザインや機能は自由に組み合わせ可能です。社内報はもちろん、部署紹介や取り組みなどの広報記事もアプリから簡単に閲覧でき、読んだ記事には「いいね」ができます。社長や役員からのリアルタイムでのメッセージ配信や、社内ポッドキャストも利用可能です。
アプリの企画提案からデザイン、iOS・Androidへのストア申請、OSアップデートなど導入や運用の支援も充実しています。社内コミュニケーションを切り口に、ビジョン浸透やエンゲージメント向上を図りたい企業におすすめのサービスといえるでしょう。
- 「社員に読まれる」がコンセプトのWeb社内報サービス
- 重要な投稿のプッシュ通知や公開範囲の設定もできる
- さまざまなデータを見やすく分析できる
TUNAG(ツナグ)は、「社員に読まれる」をコンセプトとするWeb社内報サービスです。飲食から小売、広告、物流など業種業態も幅広く、大企業を含めて1,000社以上※が導入しています。
社内報には、社長メッセージをはじめ、リーダーによるコラム、事務連絡、社内ニュースまでさまざなコンテンツを掲載可能です。社員同士が感謝の気持ちを伝え合う「サンクスメッセージ」の機能も搭載されています。
重要な投稿をプッシュ通知できたり、公開範囲を設定できたりと、情報の優先順位や範囲を決められる機能も搭載されています。読んで欲しいタイミングに、読んで欲しい人に情報を配信可能です。サービスのログイン状況や既読率、アクション率などもグラフ化できるため、利用状況に応じて適切な対策を打てるでしょう。
※出典:スタメン「TUNAG(ツナグ) | 組織を良くする組織改善クラウドサービス」(2025年2月16日閲覧)
Video BRAIN - 株式会社オープンエイト
- 社内報を「動画」で作成・運用できるプラットフォーム
- 日経225の構成銘柄のうち35%※が利用
- 3,500種類以上※の動画テンプレートから作成可能
Video BRAIN(ビデオ ブレイン)は、マニュアル作成や採用活動、ブランディングなどを「動画」で解決できるプラットフォームです。日経平均株価を司る「日経225」の構成銘柄のうち35%※が利用しています。
同サービスでは、「動画」を活用した社内報の作成・運用が可能です。社長やリーダーによるメッセージ配信、社員紹介、イベントレポートなどを動画化することで、ビジョン浸透や社内コミュニケーション活性化につなげます。
動画はパワーポイント感覚で簡単に作成可能です。動画テンプレートは3,500種類以上※にのぼり、商用フリー素材も多数用意されています。テキストや画像、動画など既存素材を埋め込むだけで動画コンテンツを作成可能です。
※出典:オープンエイト「法人シェアNo.1 AIビジネス動画編集クラウド | Video BRAIN(ビデオブレイン)」(2025年2月16日閲覧)
- Web社内報で企業のインナーブランディングを支援
- ブログのような感覚で社内報を作成可能
- 独自開発のアクセス解析ツールを搭載している
ザ社内報は、Web社内報を通じて企業のインナーブランディングを支援するサービスです。JTBや富士薬品、エイベックスマネジメントなど大企業も導入しています。コンテンツ作成画面には「テキスト」や「フォーム」「リンク」などの操作アイコンが並んでいるため、ITツールに慣れていない方でも使いやすいです。ブログのような感覚で直感的に社内報を作成できます。
それだけでなく、動画の埋め込みやリッチテキスト(書式や色などを変更できるテキスト形式)、公開日時の予約も可能です。社員は投稿に対して「いいね!」や「コメント」ができ、社内報を通じてアンケートも行えます。また、独自開発のアクセス解析ツールによって、部署単位・個人単位で反響を分析可能です。
THANKS GIFT - 株式会社Take Action
- Web社内報やサンクスカード、組織サーベイなど多種多様な機能を搭載
- 社員のプロフィールもシステム上に集約されている
- 多言語対応しているため外国人を雇用する企業にもおすすめ
THANKS GIFT(サンクス ギフト)は、「理念浸透を実現し、離職を無くす」をコンセプトとするエンゲージメント向上ツールです。サンクスカードをはじめ、Web社内報、社内通貨、組織サーベイなどの機能によって離職を防ぎ、社員のエンゲージメント向上を図ります。飲食や小売、医療、建築など業界を問わず利用されており、大企業の実績も豊富です。
Web社内報では、社長のメッセージや社内ニュース、活躍社員のインタビューなどさまざまなコンテンツを作成・投稿できます。社員のプロフィールも集約されており、システム上で閲覧できるため、普段会わないメンバー同士の交流も深まるでしょう。英語や中国語、ベトナム語など多言語にも対応しているため、外国人を雇用している企業にもおすすめです。
Solanowa
- 大手の社員も含め800,000ユーザー以上※が導入するWeb社内報アプリ
- 社員のエンゲージメント向上を図れる100以上※の機能を搭載
- コメントや絵文字スタンプによるリアクション、タグ検索も可能
SOLANOWA(ソラノワ)は、大手からベンチャー、業種業界を問わず800,000ユーザー以上※が利用するWeb社内報アプリです。「みんなが会社のファンになる」をコンセプトとしており、社員のエンゲージメント向上に役立つ100以上※の機能が搭載されています。
投稿された記事にはコメントや絵文字スタンプで反応できるほか、過去の記事のタグ検索も可能です。社員はプロフィールや投稿を「マイページ」で管理でき、まだ読めていない記事は「未読記事一覧」から確認できます。
ぜい弱性スキャンやログ監視、ファイアウォール、シングルサインオンなどセキュリティも強固です。翻訳サービス「WOVN.io」と連携させることで、45言語※を自動翻訳できます。
※出典:スカイアーク「Web社内報アプリ『SOLANOWA』- みんなが会社のファンになる」(2025年2月16日閲覧)
TSUTAERU - 株式会社サイト・パブリス
- 豊富なデザインテンプレートが用意されたWeb社内報サービス
- コンテンツは予約公開でき、更新も簡単に行える
- 社長メッセージや社員インタビューなど「動画」も作成可能
TSUTAERU(ツタエル)は、ブログやSNSのような感覚でコンテンツを作成・公開できるWeb社内報サービスです。豊富なデザインテンプレートが用意されており、テキストや画像を入れるだけで社内報を作成できます。コンテンツは予約公開もでき、更新も簡単なので、管理者の負担も少なく済みます。
分析機能も充実しており、社内報の人気コンテンツを把握したり、アンケートをもとに社員の反応を分析したりといった使い方が可能です。分析結果はダッシュボード上でわかりやすく表示されます。
同サービスでは「動画作成」も可能です。社長メッセージや社員インタビューなど60秒まで※の動画を簡単に作成・配信できます。
※出典:サイト・パブリス「TSUTAERU 企業文化を育てる 社内報作成クラウドサービス」(2025年2月16日閲覧)
- 大手からベンチャーまで導入実績が豊富なWeb社内報サービス
- マルチデバイスに対応しており、アプリとブラウザの両方で利用可能
- 社員の属性ごとに社内報をセグメント配信できる
社内報アプリは、大手からベンチャーまで規模を問わず導入実績のあるWeb社内報サービスです。社内報はアプリとブラウザの両方から閲覧でき、パソコンからタブレット、スマートフォンなどマルチデバイスに対応しています。
社内報のコンテンツは、所属部署や役職など社員の属性ごとに出し分けが可能です。属性に応じた配信によって、社員の「読みたい」気持ちを引き出します。トップページには、常にコンテンツのPV数やいいね!、コメント数がランキング形式で表示されます。日常的に効果を意識しながら社内報を運用できるでしょう。
大企業向けWeb社内報サービスで組織ビジョンの浸透を図ろう
Web社内報サービスには、豊富なテンプレートやデザイン機能、投稿に対するリアクション機能、分析機能などが備わっています。豊富な機能によって、情報共有がスピーディーになり、社員も社内報を「自分ごと」として捉えられるようになるでしょう。社内に定着することで、最終的には組織ビジョンの浸透につながります。
大企業向けWeb社内報サービスを導入する際は、誰もが使いやすく、分析機能が豊富なサービスがおすすめです。公式ページや直接の問い合わせで「大企業の導入実績」も確認してみてください。
Web社内報サービスのタイプや選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。


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