おすすめWeb社内報サービス9選比較 | 紙との違い - メリットと成功事例


Web社内報サービスの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。各サービスの料金や機能、特徴などの詳細を確認できます。
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Web社内報とは
社内報とは、会社の理念・方針の共有、全社的な情報共有、コミュニケーションの活性化のために活用される媒体です。
従来の社内報は紙媒体を使って社員に配布したり掲示板に貼りだしたりして情報共有する手法が中心でしたが、技術革新によって現在では紙ではなくパソコンやスマートフォンで閲覧できるWeb社内報を導入する企業が増加してきています。
Web社内報のメリット
紙媒体の社内報をWeb化することによっていくつかのデメリットを克服できます。社内報をWeb媒体にするメリットは次のとおりです。
- 社内報のコンテンツ幅が広がる
- 情報共有がスムーズになる
- コミュニケーション活性化につながる
それぞれのメリット、紙の社内報との違いについて説明します。
社内報のコンテンツ幅が広がる
Web社内報なら、情報をA4用紙1枚に収めなければならないといった、ボリューム制限を受けません。読みやすいように情報をコンパクトにまとめる必要はありますが、必要に応じたボリュームで自由に社内報を作成できます。
また、音声や動画といった紙媒体では共有できないコンテンツもWeb社内報であれば共有できます。コンテンツの提供方法にこだわるのであれば、紙社内報よりもWeb社内報がおすすめです。
情報共有がスムーズになる
紙の媒体の場合、社内報のコンテンツ自体が完成しても印刷や掲示・配布などの作業をはさむため、従業員に情報が共有されるまでに少し時間がかかります。また、一度印刷した情報の更新や修正はできません。
Web社内報ならば印刷・配布などの工程を経ずにリアルタイムで情報共有でき、記事の修正も迅速に対応可能です。また、過去の記事の確認や検索も可能になるため必要な情報の抽出が簡単に行なえます。
>>情報共有のメリットとは | 質向上・促進で準備したいポイントはこちら
コミュニケーション活性化につながる
Web社内報システムを利用した場合、ユーザーの閲覧・熟読率などが分析できるため、従業員のニーズに合ったコンテンツを作成できます。また、記事へのコメントやグッド機能を活用すれば、Web社内報を通じて従業員同士のコミュニケーション活性化が期待できます。
社内報自体にコミュニケーション機能があるのはもちろんのこと、Web化することによってさらに深いコミュニケーションが可能です。
Web社内報サービスの選び方
Web社内報ツール・システムは、サービスによって料金や搭載機能、特徴が異なります。サービスを導入検討する際は、次のポイントを確認しましょう。
- 必要な機能の有無
- ツール操作性・情報発信の容易性
- セキュリティ対策
必要な機能の有無
Web社内報サービスには主に次にのような機能が搭載されています。サービス選定時は、利用したい機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。
- 閲覧数や読了率などの分析
- コメント・リアクション
- 社内報のデザインテンプレート
- アンケート
- 公開の通知
導入目的が「社内報をWeb化したい」だけであれば、上記のような基本機能を搭載しているサービスで充分ですが、「従業員エンゲージメントの向上」、「企業理念・ビジョンの浸透」を目的にするのであれば、導入前と比較したり、属性(部署や年齢)ごとに分析できるツールがおすすめです。
ツール操作性・情報発信の容易性
Web社内報サービスによって、画面の見やすさやツールの操作性は異なります。無料トライアルやデモで使用感を試し、社内報の執筆や編集、修正などを簡単に行えるかを確認しましょう。
ツール選定において、サービスの使いやすさは重要なポイントです。
セキュリティ対策
Web社内報には重要な社内情報が含まれる可能性があります。サービス選定時は、セキュリティ対策が万全に行われているか、導入実績や事例は問題ないかを確認するとよいです。
おすすめWeb社内報サービス
Web社内報サービス・システムを一から構築するのは手間がかかるため、既存のWeb社内報ツールの導入して運用したほうがいいでしょう。おすすめのWeb社内報サービスを紹介します。
ディスカバリーズ エンゲージ - ディスカバリーズ株式会社
- 配信内容によって配信対象を設定可能
- オンライン、オフラインの社内イベントを開催可能
- 投稿記事に動画とURLの埋め込み可能
ディスカバリーズ エンゲージは、会社と社員が双方向に情報発信できるプラットフォームです。全社共有や部署内共有など、記事の内容によって配信対象を選択できます。
システム上で社内イベントを開催でき、申し込み状況の確認や参加者へのメール配信が実行できます。イベントへの参加履歴をもとに対象ユーザーを設定可能です。投稿記事にURLや動画などを埋め込めるため、イベントを欠席したユーザー向けのアーカイブ配信に対応できます。
料金プラン
利用料金 | 無料トライアル |
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基本料金50,000円(税抜)/月 従量課金150円(税抜)/月/1ユーザー |
○(30日間) |
TUNAG - 株式会社スタメン
- 情報配信した社内報の効果を確認できる
- 制度設計から導入、浸透、改善までの伴走サポートあり
- スタンプ投稿可能で気軽に扱える
TUNAGUは、職場のコミュニケーションを活性化するツールです。
社内報として経営者の思いや必要な情報、社員や部署の紹介を簡単に発信でき、会社の「今」を届けるのに役立ちます。社内SNSと一緒に運用することで会社と従業員、従業員同士のつながりを強化。経営陣と従業員の距離を縮め、遠隔拠点の従業員とのコミュニケーションも活発になります。
料金プラン
利用料金 | 無料トライアル |
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要問い合わせ | − |
NotePM - 株式会社プロジェクト・モード
- 社内ナレッジの一元管理が可能
- タイムラインやお知らせ通知で情報の見逃しを防止
- いつでも・どこでもほしい情報がすぐに見つかる
NotePM(ノートピーエム)は、情報の蓄積や共有に優れたナレッジ共有ツールです。社内マニュアルや業務ノウハウ、議事録など、さまざまな社内ナレッジの一元管理が可能です。高機能エディタやテンプレート機能で、Web上にドキュメントを簡単に作成できます。
ファイルの中まで検索できる全文検索を備えており、スマートフォンやタブレットからでも操作できるので、いつでも・どこでも、ほしい情報をすぐに見つけられます。
料金プラン
利用料金 | 無料トライアル |
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4,800円/月〜 | ○ |
社内報アプリ - ウィズワークス株式会社
- 社内報専門会社が運営
- ブログ・SNS感覚で運用可
- 豊富なテンプレート
社内報アプリは、社内報専門会社のノウハウが利用できる社内報サービスです。ブログやSNS感覚で運用できるほか、効果測定も可能。PDCAに反映させやすいのも特徴です。
社内報に必要十分なテンプレートを標準装備しているため、入力するだけで見やすい社内報が簡単にできあがります。エンジニアやプログラミングに強い担当者がおらず、手軽に社内報を運営したい方におすすめです。
monday.com - OrangeOne株式会社
- コミュニケーション活性化とタスク管理の効率化を両立
- タスク内でメッセージをやり取りできる
- 40以上のツールとの連携可能
monday.comは、社内コミュニケーションを活性化させながら、タスクやプロジェクトの管理ができるシステムです。それぞれのタスク内でメッセージのやり取りができ、タスク単位で情報を共有できるため、必要な情報をすぐに見つけられます。
相談しやすい環境をつくり、難しいタスクを協力しながら進めることで行き詰まり感を解消し、チームワークの向上にも役立ちます。ほかにも、クラウドストレージとの連携による情報共有や、タスクごとの稼働時間の計測など、チームの業務改善に役立つ機能が充実したシステムです。
料金プラン
プラン | 利用料金 |
---|---|
ベーシック | 900円 |
スタンダード | 1,100円 |
プロ | 1,800円 |
エンタープライズ | 要問い合わせ |
※無料トライアルあり
※年間プラン(ユーザー当たりの月額費用)
TSUTAERU - 株式会社サイト・パブリス
- Web社内報で社員の反応を可視化できる
- アンケート機能を活用して現場の声を反映
- 「企業が伝えたい」「社員の求める」を両立した配信
TSUTAERU(ツタエル)は、専門知識不要で、誰でも簡単にWeb社内報が運用できる社内報クラウドサービスです。直感的な操作性により、最適なタイミングで企業が伝えたい情報と社員が求める情報の発信や共有ができます。
社長のインタビューや他部署からの発信、企業理念、福利厚生といった情報を正確に共有するこで、社員のモチベーション向上や社内全体のコミュニケーション活性化を目指せます。社内報を閲覧した社員からの反応や人気コンテンツの把握、アンケートの実施など、Web社内報ならではの機能で、社員の状況把握が手軽に行えます。
料金プラン
利用料金 | 無料トライアル |
---|---|
49,280円~ | - |
e-Distribute - プレスパッド・ジャパン合同会社
- PDFや動画を手軽にアップロードできる
- マルチデバイス対応でいつでもどこでも見れる
- コンテンツごとの閲覧制限も可能
e-Distribute(イー ディストリビュート)は、誰でも簡単に情報をアップロードできるWeb社内報です。テキストはもちろん、PDFファイルや動画ファイルのアップロードにも対応しています。
すでに存在している資料や情報を、そのまま誰でもアップロードできるので、インナーコミュニケーションの活性化に役立ちます。複雑な手順の業務のような、言葉で説明しづらいことも簡単に伝えられます。コンテンツごとに、ユーザーや公開期間を指定した閲覧制限をかけることも可能です。手軽な情報共有と、万全のセキュリティを両立します。
料金プラン
利用料金 | 無料トライアル |
---|---|
要お問い合わせ | - |
Solanowa
- 専用のアプリがある
- 動画機能、アンケート、コメント機能、グッドボタンなど便利な機能が充実
- セキュリティログ機能、IPアドレス制限などセキュリティも万全
Solanowaは専用スマートフォンアプリが用意されているWeb社内報システムです。編集者、読者の両方にとって必要な機能が盛り込まれており、紙の社内報では不可能なコミュニケーションを実現できます。もちろん、IPアドレス制限に代表されるようなセキュリティも強固です。
料金プラン
利用料金 | 無料トライアル |
---|---|
不明 | なし |
ourly - ビットエー
- PV・閲覧率・リアクション率などで分析
- シンプルで入力しやすい管理画面
- 月1のレポーティング機能
ourlyは、社員のエンゲージメント向上を目的とする社内報ツールです。PV・閲覧率・リアクション率など独自の指標でコンテンツを分析。バブルチャートで閲覧状況確認できるので、改善の成果も直感的に把握できあmス。
入力画面はシンプルで、Webの専門知識がなくても、入力しやすいのが特徴。月1でインナーコミュニケーションが専門の担当者がレポーティングを実施。手厚いサポートが魅力です。
料金プラン
要お見積り
社内報におすすめのツールやシステムについて詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。



Web社内報の成功事例
Web社内報を活用して社内のコミュニケーション活性化や情報共有に成功した、マクロミルとエン・ジャパンの事例について紹介します。
マクロミルの事例
マクロミルでは、紙・Webの両媒体を使って社内報を配布しています。Web媒体の「NOW」では6枚の写真を使ってニュースといった即時性の高い情報を提供し、紙媒体の「ミルコミ」では経営陣の想いや社員の本音といった、丁寧に伝えたい情報を魅力的に伝えられるように提供しています。
もともとは紙だけで社内報を毎月発行していましたが、毎月発行だとサイクルが短い、コンテンツ改善のPDCAを回せず情報伝達速度が遅いという問題がありました。
そこで紙の社内報の発刊を四半期に一度にPDCAを回せるようにし、かつ入社3年以内に社員に会社のミッション・バリューなどの価値観を伝える媒体として変更、全社員向けのニュース性の高い情報をWeb媒体に移行しました。
出典:社内広報が組織を強くする!戦略と意思のあるインターナルコミュニケーションの在り方
エン・ジャパンの事例
エン・ジャパンの社内報「エンソク!」は、社内だけではなく誰でも見られるようWeb上に公開されています。
あえて、社内報をWeb上に一般公開することにより、従業員の家族や就職を考えている方にも会社の雰囲気やどのような従業員が働いているかを明確にできるので、ロイヤリティアップや求職者の入社意欲向上の効果が期待できます。
メディア内には1,000記事以上が掲載されており、毎日更新と情報が充実しています。また、あえて社員個人の意見を反映させた記事作りを大切にしており、会社の見解・方針を伝えるメディアではなく、エン・ジャパンが大切にする「正直・詳細な情報」を大切にしたありのままの情報公開を行っています。
出典:en soku!とは社外にも公開中!エン・ジャパンの社内報
社内報をWeb化する際の注意点
Web社内報には次のようなデメリットがあります。
- スマートフォンやパソコンがないと閲覧できない
- 取り扱う情報によっては情報流出の注意が必要
- 魅力のあるコンテンツや更新頻度が高くないと閲覧率が下がる
社内報をWeb媒体にすることにより多くのメリットが得られます。しかし、上記のようなデメリット、もあるので、各企業のニーズに合わせた媒体選びが重要です。
企業に合った社内報の運用を
社内報といえば紙のイメージが強いですが、徐々にWeb社内報を活用する企業も増加しています。Webならばニュース性の高い情報をリアルタイムで伝達でき、コミュニケーション活性効果も期待できます。
ただし、必ずしもWebが優れているわけではありません。インタビュー記事など読者に読み込ませたいコンテンツを提供するならば紙の方が情報を伝達しやすく、スマートフォンなどのデバイスも必要ありません。
よって、各企業の目的や用途に合わせて媒体を選択した方がいいでしょう。ちなみに、Web社内報を活用する場合はゼロから構築すると膨大な費用がかかるため、専用ツールを活用したほうが安価に導入できます。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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