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トランクルームとは?レンタル収納スペースなどとの違い・おすすめ

最終更新日:(記事の情報は現在から1334日前のものです)
近年注目されているトランクルームについての説明と、その利用形態について解説しています。一般的なレンタルスペースやコンテナのレンタルとの厳密な違いについても、ぜひ知っておきましょう。

最近は街中の広告などでトランクルームに関するものを見かけることが増えてきました。これはいわゆる「収納サービス」に類するものですが、何となくイメージはつくものの、実際にどういうものかを知らない人は意外に多いのではないでしょうか?

そこで今回は近年利用者が増加しているトランクルームの概要と、その利用形態について詳しく解説します。いわゆる「レンタルスペース」との違いについても、この機会に知っておきましょう。

トランクルームとは

トランクルームとは、簡単にいえば「収納スペース」のことであり、ユーザーが普段使わない荷物を置いておくために借りる場所のことをいいます。

個人であれば住居に置くことのできない家具や趣味で利用する道具、書籍や書類などを一時的に預けておくケースが多いようです。当然、法人でもトランクルームを利用することができ、業務に関するさまざまな機器、事務書類を収納するためにレンタルする場合があります。

利用形態としては個人や法人が独自に貸主と契約して、月毎あるいは年毎に利用料金を支払って利用するものがほとんどです。借主側が利用期間やスペースの広さを決めて契約できるケースが多いため、近年利用者が増え続けています。

提供事業者も国土交通大臣の登録を受けた倉庫業者ですから、セキュリティの面でも安心です。銀行の中の金庫に大事な物品を預けて管理してもらうイメージで捉えておけばよいでしょう。預けた物品の管理義務はトランクルームの運営会社側にありますから、万が一のときには保証を受けられることが多いです。

ただし最近では、以下で説明するような「トランクルーム」のカテゴリに属するものの、厳密には形態が異なるサービスも注目されています。それぞれの利用形態の違いについて、しっかり押さえておきましょう。

トランクルームの種類

それでは、現在一般的なトランクルームの3つの利用形態である「トランクルーム」「レンタル収納スペース」「野外コンテナ」について説明します。

レンタル収納スペース

トランクルームよりも気軽に利用できる形態に「レンタル収納スペース」があります。

前述のようにトランクルームの運営は主に倉庫業者であり、基本的に収納スペースに置いておきたい物品を預ける寄託契約になっています。つまり、トランクルームにおける物品の保管義務は倉庫業者側にあります。

一方で、レンタル収納スペースは主に不動産賃貸業者が運営しており、物品の保管場所には業者の保有している専用スペースや、マンションの一部を利用するケースが多くなっています。契約も物品を業者に預ける形態ではなく、あくまでも「場所を借りる契約」となっているので、収納スペースに預けた荷物に関してもユーザー側の自己責任で管理することになります。ですので、管理には注意を払わなければなりません。

野外コンテナ

野外コンテナも不動産賃貸業者が運営していることがほとんどです。基本的にはレンタル収納スペースと同じ扱いになりますが、物品を保管する場所が野外にある専用コンテナを利用する点に違いがあります。

こちらも業者側に保管義務はありませんから、ユーザー側で預けておく物品の管理をする必要があります。またサービス内容も業者によって違いがありますから、事前にどういった環境で貸しコンテナが提供されるのかをよく確認しておきましょう。

特にコンテナの収納スペースについては、表示されているものと実際のものとでは若干の違いが出てくることもありますから、利用前になるべく自分の目で確認することをお勧めします。

トランクルーム・レンタル収納スペース・野外コンテナの違い

このように、一口にトランクルームといっても厳密にはいくつかの形態の違いがあります。巷にはトランクルームと称してサービスを提供している業者が多数ありますが、倉庫業者が提供しているサービス以外は基本的にスペースを借りる契約となります。ですから、利用の際には契約の内容をよく確認しておくことが必要です。

ここで、それぞれの利用形態の違いを簡単に図表化しておきましょう。

サービス名称 運営会社 環境 保証 利用時間の有無
トランクルーム 倉庫業者 事業者所有の倉庫内 寄託契約による保証 業者の営業時間内の利用のみ
レンタル収納スペース 不動産賃貸業者 建物内の倉庫・オフィスビル・マンションなどの一室(他の賃貸物件と同じ) 保管責任なし 原則自由(24時間利用可能)
野外コンテナ 不動産賃貸業者 駐車場や空き地などの屋外の専用コンテナ 保管責任なし 原則自由(24時間利用可能)

特に注目すべきなのは「契約形態」「保証」についてです。既に説明したように、一般的なトランクルームの運営会社は倉庫業者ですから、ユーザーは業者に物品を預ける寄託契約を結ぶことになります。トランクルームの運営会社側に保証義務が生じますから、レンタルスペースと比べてセキュリティは強固なものがほとんどです。専用の警備会社を雇っている運営企業も多いです。

レンタル収納スペースと野外コンテナに関しては、あくまでもユーザーが「場」の提供を受けるだけに留まります。スペースの警備に関しても、週に1~2回程度警備会社が見回りに来る程度といった業者が多く、中には一切そういった備活動をしていないケースもあります。当然、物品の故障や盗難などに関しては、利用者側の自己責任となりますから注意してください。

ただ、レンタル収納スペースや野外コンテナの利用では、スペースそのものを借り受ける契約となっていることがほとんどです。そのためユーザー側の利用制限などは比較的緩く、使い勝手がよいというメリットもあります。それぞれのポイントを比較して、最適なサービスを選択するようにしましょう。

おすすめトランクルームサービスの紹介

それではトランクルームサービスの検索サイトや、実際にトランクルームを全国規模で提供しているサービスをいくつか紹介します。

Eトランク

Eトランクは日本最大級のトランクルーム検索サイトです。全国各地にあるトランクルームとその提供サービスについて詳細に知ることができ便利です。収納スペースや料金体系、そしてセキュリティ面などさまざまな要素を比較検討することが可能であり、実際の運営会社のトランクルームの様子を「企業レポート」として画像で確認することもできます。

また、本記事で紹介したトランクルームの各形態の説明もされていますので、ぜひ参考にしてください。

LIFULトランクルーム

LIFULトランクルームは総掲載施設数No.1を誇るトランクルームの比較・検索サイトです。物品の寄託契約が主となるトランクルームだけでなく、レンタル倉庫やレンタルコンテナについても検索の対象となりますから、ユーザーの幅広いニーズに応えることができます。

また、サイト内に定期的にアップされる記事では、収納サービスの基礎知識や利用についてのノウハウを学ぶことができますから、トランクルームの利用が始めてという人は積極的に情報収集してみましょう。

U−SPACE

U−SPACEは三協フロンテアの運営する全国2万単位以上のトランクルームの紹介・提供を行っているサイトです。ユニットハウスやプレハブの提供が本業の企業だけあって、トランクルームの利用でも細部まで行き届いたサービスを受けることができます。

個人の家財道具や企業の大型機材などの長期保管から、海外転勤や留学時の荷物の一時保管まで幅広く対応しています。特にトランクルームは運営企業の三協フロンテアが全国直営体制で運営していますから、セキュリティ面は折り紙付きといえるでしょう。それぞれのニーズに応じて最適な利用形態を選択できる点も魅力です。

トランクルームを積極的に活用しよう!

近年利用者が増加しているトランクルームについての概要から、それぞれのカテゴリ(トランクルーム・レンタル収納スペース・野外コンテナ)についての説明をしてきました。利用の際には、一つひとつの形態の特徴とポイントをよく理解しておきましょう。

特に実際に預ける物品の保証については、寄託契約が主であるトランクルームとスペースを借りるだけのレンタル収納スペースや野外コンテナでは大きく違います。事前に契約内容をよく確認して、後々のトラブルにならないように注意してください。

また実際に預けた物品が保管される環境についても、運営企業の担当者に確認するなどして、なるべく詳細に知っておく必要があるでしょう。

保管環境が悪かったために大事な機材が故障してしまったり、質が低下してしまったりといったトラブルは決して少なくはありません。トランクルームやレンタル収納スペースの設置場所を確認し、預けたい物品が実際の保管環境に耐えられるかどうかだけでも、事前によく確認しておく必要があるでしょう。

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