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BOXIL SaaS AWARD 2022 SaaS トレンド大賞 ビッグデータトレンド2022 - Tableau導入事例

最終更新日:(記事の情報は現在から1024日前のものです)
「BOXIL SaaS AWARD」とは、毎年3月4日をSaaSの日(サースの日)として開催しているSaaSマーケティングプラットフォーム「BOXIL」主催のSaaSの表彰イベントです。「BOXIL SaaS AWARD 2022」で「SaaS トレンド大賞 ビッグデータトレンド2022」を受賞したTableauの活用事例を紹介します。

受賞サービス

サービス名:Tableau
受賞企業:株式会社セールスフォース・ジャパン
Tableauは、データの力で人々の生活を向上させるという目標を掲げ、世界規模でデータ活用の基盤を提供しているサービスです。IT担当者以外でもデータを利用できるよう設計しているほか、これまでの分析では見つけられなかった洞察を得られるのがメリットといえます。

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ビッグデータトレンド2022とは

分析、AIなどに関連するサービスの導入事例に贈られる賞です。

サービス導入企業

  • 企業名:freee株式会社
  • 業種:IT/通信/インターネット
  • 従業員規模:501〜1000人
  • 所在地:東京都
  • 設立後年数:6~10年

導入前の背景・課題

1.担当者みずからがクエリを記載。分析はワンパターン

当時は、データを出したい人みずからがクエリを書き、Redashやスプレッドシートで可視化。作成に工数がかかるうえ、ワンパターンの可視化しかできず、探索的な分析は難しい状況であった。結果的に難しい分析業務は、分析を専門とする部署が時間をかけて対応していた。

2.プロダクトや顧客問い合わせの改善においてスピードが必要に

分析の担当部署ではKPIを可視化するために、Redash経由で1部門あたり10~20ものスプレッドシートを使用して各部門のKPIレポートを作成していた。そのため、改善施策サイクルは、四半期ごとで2サイクル程度が限界だった。

3.高いセキュリティ、スモールスタートでの検証が必須

1と2を満たし、かつセキュリティ要件を満たしてGoogle BigQueryと接続できることが条件に。また、セキュリティと費用対効果の検証の為、スモールスタートは必須条件だった。

導入による効果

データ抽出および仮説立案の時間が16分の1に

TableauであればSQLを使うことなく分析軸を変更できるため、データから仮説を見つけやすくなった。その結果、データ抽出から仮説立案までにかかる工数を32時間から2時間にまで短縮。また、現場ユーザーが使いやすいため分析ダッシュボードの品質を標準化ができ、分析の精度向上につながった。

プロダクトおよび顧客サポートの改善サイクルが1.5倍に

Tableau導入後、顧客の問い合わせに対応している部門では、プロダクトの利用率や解約率の可視化が進められた。目標管理手法としてはOKRを導入し、効果の定量化も進めることに成功。また、改善施策の周期が、四半期ごとに3サイクルへと高速化している。

セキュリティとスモールスタートを両立

他社ではスモールスタートが難しい料金体系だったが、Tableauは1ライセンスから購入が可能であった。また、十分なセキュリティであることと高い費用対効果を発揮しうる製品であることを確認したうえで本格導入に踏み込めている。

※参考:セールスフォース・ジャパン「誰でも探索的な分析ができるようにTableau を導入

効果をもたらした機能

  • 専門家でなくても分析が可能な操作画面
  • 安全かつコラボレーションしやすいTableau Online
  • Google BigQueryをはじめ数百のデータソースと接続
  • データと分析のモダンガバナンスおよびセキュリティ

BOXIL SaaS AWARDとは

「BOXIL SaaS AWARD」は、SaaS※1比較サイト「BOXIL SaaS」に掲載されている約3,000社のサービスを対象に、運営会社であるスマートキャンプ株式会社のノウハウと蓄積してきたデータなどをもとに算出した基準で、SaaSを表彰するイベントです。

今回の「BOXIL SaaS AWARD 2022」では、「BOXIL総合ランキング部門」、「SaaS AWARD 2022部門」、「SaaS トレンド部門」の計3部門において、大賞2サービス、部門別大賞18サービス、部門別1位14サービス、部門賞109サービス(※2)が選出されました。

URL:https://boxil.jp/awards/2022/

※1 SaaSとは、Software as a Serviceの略で、サービスとしてのソフトウェアの意。従来パッケージソフトとして提供されていた機能が、クラウドサービスとして提供される形態のことを指します。
※2 部門賞の受賞数には複数部門での重複受賞数が含まれています。

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