【2024年最新】おすすめ経理代行サービス11選|経理業務を委託するメリットとは?
一般的に経理担当者が費やす業務時間の80%は経費精算や支払業務といったルーチン作業だと言われています。業務効率化やコスト削減が求められる中、ルーチン業務の一部を外部に委託して効率化・コスト削減を図る企業が増えてきました。
うちも経理代行を使って効率化したいけど、どのサービスが良いのかわからない…といった方も多いのではないでしょうか。
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、今おすすめの経理代行サービス11選を厳選しました。各サービスの詳しい資料は下記ボタンから無料でダウンロードできるので、導入を検討している方はぜひご活用ください。
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経理代行とは?
経理代行とは、記帳・請求書・給与計算などの経理作業を外部に委託することです。
日常業務・月次業務・年次業務と日々の記帳代行から年末調整・決算まで委託できるところもあり、注目が集まっています。
経理代行サービスのメリット
経理代行サービスを導入するメリットは次のとおりです。
- コスト削減
- 不正・ミスの防止
- 専門性の高いサービスの享受
- 雇用状況を気にしなくてよい
- 他の専門業務も依頼できる場合がある
- 社内のリソースを確保できる
コスト削減
人件費を含めた間接費を削減できます。経理専門の社員を雇用すると繁忙期は残業代が増し、平常時は人件費が固定化しかねません。委託することで経理担当の人員を減らした場合、社員の給与や福利厚生費を減少させられるため、コストダウンにつながります。
不正・ミスの防止
社内で経理を長く任されていると、不正の起こる可能性が0とはいえず、不信感が生まれます。しかし、経理を外注すれば、契約内の範囲で適切な責任をとってもらえたり、癒着が起きにくいクリーンな環境を作れたりします。
また、経理業務は正確性が求められる業務ながら、ミスが起こりやすいのも事実です。経理代行でプロに業務を依頼することで、正確で質の高い業務が可能になり、ミスの防止も期待できます。
専門性の高いサービスの享受
経理代行サービスに委託した場合、経理業務に特化したスタッフが従事するため、専門性の高いサービスや、最新の情報に基づいた処理が可能になります。毎年改正される可能性がある税法や社会保険の内容を詳しく理解する必要がなくなるのも大きなメリットです。
とくに経理業務が兼任の場合は、専門のスタッフに任せた方がより効率的といえるでしょう。
雇用状況を気にしなくてよい
正社員や派遣社員のような「人」に紐づく処理とは違い、経理の業務自体を切り出し委託するため、実務担当者の勤怠管理や新規採用にかかる手続きが必要なくなります。
求人を出す手間もなく、経理代行サービスを契約すればよいだけなので、コストや時間の面では大幅な業務効率化が進められます。
他の専門業務も依頼できる場合がある
経理代行を行う際に、税理士がいる、もしくは税理士と提携している代行業者に依頼することで、税務関連の業務も依頼できる場合があります。
記帳は税理士がいなくても代行できますが、決算申告は税理士がいないと行えません。税理士がいれば、経理代行以外に、税務書類の作成や税務申告の代行なども可能で、記帳から決算までまとめて依頼できます。ほかにも、資金繰り、経営についてアドバイスをもらえるなど、税務リスクの回避にもなります。
社内のリソースを確保できる
経理業務の代行を依頼することで、コア業務へのリソースを確保できます。
中小企業では、経理業務を他の業務と兼務して行っている場合もあるでしょう。しかし、経理業務は専門性が高いため、兼務することで本来の業務に支障が出てしまいかねません。
しかし、経理代行を活用すれば、担当者は本来の業務に集中できるようになります。会社にとっても、コア業務に人材を充てられるようになり、企業の全体的なリソースを確保する方法として有効です。
経理代行サービスの選び方
経理代行サービスを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
1.経理代行サービスの導入目的を確認する
2.経理代行サービスの機能を確認する
3.経理代行サービスを導入する際の注意点を確認する
4.経理代行サービスの料金・価格相場を確認する
1.経理代行サービスの導入目的を確認する
経理代行サービスの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
経理全般の業務を一括依頼してコア業務の効率化を図りたい | 経理業務を幅広くまるごと代行する専門性の高いサービスがおすすめ |
経理業務にかかる人件費、採用コストを見直したい | 税理士や社労士などを含むチーム体制で経理業務を行うサービスがおすすめ |
月末といった忙しい時だけサポートしてほしい | 依頼に合わせたチーム編成で都度サポートが可能なサービスがおすすめ |
2.経理代行サービスの機能を確認する
経理代行サービスでできることは次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な代行内容を洗い出しましょう。
【基本的なサービス内容】
機能 | 詳細 |
---|---|
給与計算 | 毎月の給与計算と明細の発行を行う |
記帳代行 | 帳簿の作成業務を行う |
売掛金・買掛金管理 | 売掛金、買掛金の入金や支払期日、金額を管理する |
決算・申告業務 | 月次仕訳記帳や試算表の作成、確定申告などを行う |
請求書/領収書発行 | 請求書や領収書の作成、発行などの一連の作業を行う |
支払処理 | 支払いスケジュールを把握し入金・支払手続きを行う |
経費申請処理 | 会社や従業員から申請を受けた経費の処理を行う |
前払費処理 | 前払いが必要な場合の処理対応を行う |
紙伝票データ化 | 紙の伝票をデータ化し保存する |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
年末調整業務 | 従業員の年末調整手続きを行う |
庶務業務 | スケジュール管理や各種手配などを行う |
税務対応・相談 | 提携税理士による対応が可能 |
資料整理 | 資料のスキャン・データ化・フォルダ分類や格納を行う |
データ入力・データ整理 | データの入力や整理を行う |
資金繰り・融資相談 | 資金繰りや融資に関する相談を専門家に相談できる |
基本的な経理業務だけではなく、年末調整の対応や税務の相談を行いたい場合には年末調整業務や税務相談ができるサービスがおすすめです。
3.経理代行サービスを導入する際の注意点を確認する
経理代行サービスを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
サポート体制 | 不明点やトラブルがあった場合、どのようなサポート体制があるのかを確認しておきましょう。 |
多言語対応 | 海外企業と取引している場合には必要な言語での対応が可能かを事前に確認する必要があります。 |
セキュリティ | あらゆる情報を共有するためセキュリティ体制が万全かを確認する必要があります。 |
専門性 | 専門的な知識が必要となる業務の依頼となるため自社の求める専門性が備わっているかを事前に確認しておきましょう。 |
4.経理代行サービスの料金・価格相場を確認する
経理代行にかかる料金の相場はサービスにもよりますが、記帳代行で1仕訳あたり50~100円、給与計算で従業員1人あたり1,000~2,000円、決算書作成で5~20万円程度が主流のようです。
ただし事業規模や内容によっては、割増になる場合もあるので、事前に依頼したい業務の費用について、よく確認しましょう。
導入前に念入りな情報収集を!
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。これまで紹介した選び方や比較ポイントを参考に、自社に合う経理代行サービスを探しましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにご活用ください。