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VDI(デスクトップ仮想化)サービス比較!導入メリット・選び方・おすすめサービス

最終更新日:(記事の情報は現在から89日前のものです)
VDI(Virtual Desktop Infrastructure)サービスは、仮想技術を用いて、デスクトップ環境を仮想化し、ユーザーに提供するサービスです。本記事ではVDI(デスクトップ仮想化)サービスを導入するメリットや選び方、おすすめサービスを紹介します。

VDI(デスクトップ仮想化)サービスとは

VDI(Virtual Desktop Infrastructure)とは、仮想化技術を利用してデスクトップ環境を提供するサービスです。従来のPCのように、1台ずつハードウェアリソースを持つのではなく、サーバー上の仮想マシンとしてデスクトップ環境が用意されます。ユーザーはシンクライアントやモバイル端末から、遠隔でその仮想デスクトップにアクセスして操作を行います。

VDIでは物理PCに依存せずに一元管理されたデスクトップ環境が実現できるため、運用コストの削減やセキュリティ強化、業務継続性の向上などのメリットがあります。クラウドサービスの普及に伴い、オンプレミスからクラウド型VDIへと移行する企業も増えています。

\サービスの機能や料金を比較する!/

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VDI(デスクトップ仮想化)サービスの種類

VDIサービスには、大きく分けて次の種類があります。

クラウド型VDI

パブリッククラウドのサービスとして仮想デスクトップが提供されます。導入が容易で、初期コストを抑えられる半面、クラウドベンダーに依存してしまう可能性があります。

オンプレミス型VDI

企業の社内サーバー上に仮想デスクトップ環境を構築する方式です。初期投資が高額になりますが、セキュリティ面での安心感が得られます。

VDI(デスクトップ仮想化)サービスの機能一覧

VDIソリューションには次のような主要機能があります。ニーズに合わせて必要な機能を検討する必要があります。

機能 詳細
リモートデスクトップ接続 場所や端末に依存せずにデスクトップにアクセスできる
集中管理コンソール 一元的に仮想デスクトップを監視・管理できる
シングルサインオン(SSO) アプリケーションも含めてワンクリック接続が可能
ユーザープロファイル管理 ユーザープロファイルを一元保持し、端末を跨いで共有
アプリケーション仮想化 レガシーアプリやSaaSアプリの配信も柔軟に行える
多要素認証 ID/パスワードに加え、バイオメトリクスなど強固な認証を実装
ハイブリッドクラウド対応 オンプレミスとクラウドリソースを組み合わせて運用可能

ほかにも、クライアントOSサポート、3Dグラフィックス、GPUパススルーなど機能は多岐にわたります。

VDI(デスクトップ仮想化)サービスを導入するメリット

VDI導入のメリットは主に次の点が挙げられます。

  • セキュリティ強化
  • コスト削減
  • 運用管理の効率化
  • 多様な働き方の実現

セキュリティ強化

デスクトップ環境をデータセンターに集約することで、データ漏えいのリスクを最小化できます。シンクライアントを使えばデータやアプリがローカル端末に残らず安全です。

コスト削減

ハードウェアの再利用や集中管理により、PCのライフサイクルコストが削減されます。ソフトウェアも仮想化によりライセンス最適化できます。

運用管理の効率化

セキュリティパッチやOSアップデートの適用が一括で行え、運用管理が大幅に軽減されます。

多様な働き方の実現

時間外勤務や長時間移動の削減、在宅勤務、リモートワークの推進など、新しいワークスタイルに貢献できます。

VDI(デスクトップ仮想化)サービスの選び方

VDI(デスクトップ仮想化)サービスを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。

  • VDIの導入目的を確認する
  • VDIの機能を確認する
  • VDIを導入する際の注意点を確認する
  • VDIの料金・価格相場を確認する

VDIの導入目的を確認する

VDIの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にすることが重要です。主な導入目的は次のとおりです。

導入目的 詳細
セキュリティ強化をしたい データセキュリティを最重視する場合、クライアント側にデータを残さないVDIがおすすめです。
運用コストを削減したい PCのライフサイクルコストやソフトウェアライセンス最適化により、運用コストを大幅に抑えられます。
リモートワークの環境を整備したい シンクライアントやモバイル端末からデスクトップにアクセスできるVDIがリモートワーク対応に適しています。

VDIの機能を確認する

VDIでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるかを確認し、必要な機能を洗い出しましょう。

【基本的な機能】

機能 詳細
リモートデスクトップ接続 モバイルデバイスやシンクライアントからデスクトップにアクセスできる
集中管理コンソール 一元的に仮想デスクトップを監視・管理できる
シングルサインオン(SSO) ワンクリックでデスクトップとアプリに接続できる
ユーザープロファイル管理 プロファイルを一元保持し、端末間で共有できる
アプリケーション仮想化 レガシーアプリからSaaSアプリまで柔軟に配信可能

【特定の課題・用途・業界に特化した機能】

機能 詳細
多要素認証 ID/パスワードに加え、バイオメトリクスなどで強固なセキュリティを実現
ハイブリッドクラウド対応 オンプレミスとクラウドリソースを組み合わせた運用ができる
3Dグラフィックス/GPUパススルー CAD/CGなどのグラフィック性能が必要な用途に適している
ゼロクライアント対応 ローカル処理を一切行わないゼロクライアントをサポート

VDIを導入する際の注意点を確認する

VDIを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。

確認事項 詳細
クライアントOSサポート Windows/MacOS/Linuxなど、社内で利用するOSに対応しているか
マルチモニタ対応 複数モニタを活用したい場合の対応状況を確認する
パフォーマンス グラフィック性能やネットワーク帯域に適切なリソースが確保できるか
BYOD(私物端末)対応 シンクライアントやモバイル端末の利用に対応しているか
SLA(サービスレベル) 障害発生時の対応時間や可用性の保証内容を確認する
ベンダーサポート体制 サポート窓口の対応力や技術力、言語対応を確かめる

このように、導入目的に合わせて必要な機能を検討するとともに、運用面でのさまざまな留意点もあらかじめ確認しておきましょう。

VDIの料金・価格相場を確認する

VDIの料金は、明確な料金表を公式ホームページで公開している企業が少なく、問い合わせてによる確認が必要です。一般的にはオンプレミス型のほうが初期費用は高額になるケースが多いです。

具体的なユーザー数や必要リソース、導入形態(オンプレミス/クラウド)によっても費用は大きく変わってきます。機能面と合わせて、事前に十分な費用対効果の検討を行う必要があります。

\サービスの機能や料金を比較する!/

VDI(デスクトップ仮想化)サービスの比較

おすすめのVDI(デスクトップ仮想化)サービスを紹介します。各サービスの特徴を記載しているので、サービスを比較する際の参考にしてください。

Parallels Remote Application Server - 株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター

Parallels Remote Application Server
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • Amazon Web Services、Microsoft Azureを介して仮想デスクトップへ接続
  • 接続元端末からのファイル転送、クリップボード操作を制御
  • マルチモニター対応

Parallels Remote Application Serverは、デバイスの種類を問わず、仮想デスクトップやアプリケーションに接続できるVDIソリューションです。

接続先端末とアクセス用端末間のファイル共有や、端末ごとに利用できるアプリケーションを制御可能です。また、接続先の機器構成に関係なくマルチモニターを利用でき、画面解像度を手元端末のモニター構成へ自動調整してくれます。

  • AWS(Amazon Web Service)で稼働するDaaSソリューション
  • マネジメントコンソールでの簡単操作
  • 月単位・時間単位での課金

Amazon WorkSpacesは、強固なセキュリティで守られたAWS環境で稼働する、DaaSベースのVDIソリューションです。

サポートされているデバイスなら、時間と場所を問わずにWindowsシステムへアクセスできます。マネジメントコンソールを数回クリックするだけで、高品質なデスクトップ環境を実現します。

月単位・時間単位での課金システムは、起動したAWSに対してのみ行われ、コスト削減も期待できます。

VMware Horizon Cloud

  • クラウド・オンプレミス両方に対応
  • ワークスペースへのセキュアなアクセス
  • 従量課金制のサブスクリプションモデル

VMware Horizon Cloudは、DaaSベースのクラウド環境、オンプレミス環境もしくはその両方で、システム構築を可能とするVDIソリューションです。マルチテナント型アーキテクチャを採用し、最適化されたデスクトップ環境を提供します。

クラウド利用の場合、インフラ部分の提供がサービスに含まれているため、強固なセキュリティを実現しつつも初期費用を抑えられ、従量課金モデルを採用していることから、小規模で始めて拡張していくのも簡単です。

NEC Cloud DaaS

  • 初期費用不要で20台からスタート可能
  • VDI・SBCの選べる仮想方式
  • 豊富に用意されたオプション

NEC Cloud DaaSも、DaaS型VDIソリューションを提供しています。災害対策の複数データセンター管理、他社サービスとの連携、強固なセキュリティなど、時間と場所を問わないデスクトップ環境が実現できます。

ユーザーに応じたさまざまなデスクトップ環境を実現するVDI、単一の環境を複数ユーザーで活用するのに最適なSBCなど、複数の環境をニーズに応じて選択でき、最小20台からのスモールスタートも可能です。

IIJ GIO

  • 現行システム資産の移行をサポート
  • 業務規模の拡張に柔軟に対応
  • 同社システムを組み合わせた柔軟な拡張性

IIJ GIOは、仮想デスクトップ環境の提供だけでなく、アプリケーションの移行サポートやコンサルティングを含めたVDIサービスを提供しています。

事業展開にあわせてシステム拡張が柔軟にできるほか、基幹システムデータ基盤、クラウドストレージ環境、ゲートウェイセキュリティ環境など、同社が提供するクラウドシステムとも連携できます。

リモートワークをはじめとしたさまざまな環境に対応しています。

VDI(デスクトップ仮想化)サービスの導入で失敗しないために

VDIの比較において最適なソリューションを選ぶためには次のステップを踏むことが重要です。

  • 導入目的を明確化する(セキュリティ強化、運用コスト削減、リモートワーク環境整備など、VDI導入の本当の目的を明らかにする)
  • 必要な機能を洗い出す(基本的な機能に加え、導入目的に合わせて必要となる特化機能を確認する)
  • その他の注意点をチェックする(対応OS、マルチモニタ、パフォーマンス、SLA、ベンダーサポートなど、さまざまな観点から運用面のリスクを検討する)
  • 料金の相場とコストメリットを検証する(料金体系を理解し、ユーザー数やリソース要件に見合った費用対効果を検討する)

このように、ステップを踏んで自社の課題やニーズを明確にし、機能、運用性、価格を総合的に勘案することで、最適なVDIソリューションを選定できます。綿密な要件の洗い出しとベンダー製品の比較検討が何より重要になります。

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VDI(デスクトップ仮想化)選び方ガイド_20220816.pptx.pdf
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