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AIエージェントサービスおすすめ比較22選!料金やメリット・選び方のポイント

最終更新日:
【比較表】AIエージェントサービス
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AIエージェントサービスとは、特定の業務やコミュニケーションをAIが自立して行うサービスです。おすすめのAIエージェントサービスを選び方のポイントとともに紹介します。導入のメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。

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AIエージェントサービスとは?

AIエージェントサービスとは、特定業務やコミュニケーションを人間の代わりにAIが実施するサービスです。

従来のチャットボットが「質問に答える」ことを中心に設計されていたのに対し、AIエージェントは業務を進めるために行動できます。

たとえば、問い合わせ内容から関連情報を探し、判断したうえでチケットを作成、社内ツールにアクセスして設定を変更するなど、実行段階まで踏み込めるのが特徴です。

生成AIやチャットボットとの違い

生成AIや一般的なチャットボットは、ユーザーからの質問に回答したり、会話を成り立たせたりすることを目的とした仕組みです。
多くの場合、決められたシナリオに沿って返答するため、状況に応じた柔軟な判断や、業務の実行までは対応できないケースがほとんどです。

一方、AIエージェントは「自律的にタスクを遂行すること」を前提に設計されています。情報を収集し、必要な判断をし、最終的なアクションまで進められます。

AIエージェントの種類

AIエージェントは意思決定の仕組みや柔軟性のレベルに応じて、次の4タイプに分類できます。

種類 特徴 活用例
対話型 ユーザーとの会話を通じて情報を収集し、適切な回答や案内をする ・問い合わせ対応
・社内の問い合わせ窓口
業務支援型 特定のプロセスを自動化し、作業の遂行まで担当する ・データ入力
・チケット登録
意思決定支援型 情報の整理や選択肢の提示を通じて、担当者の判断をサポートする 複数の条件を照らし合わせる業務
・判断基準が複雑な場面
業界特化型 金融や製造など特定の業界に合わせて最適化されたタイプ ・専門用語や業界特有のルールを踏まえた作業

上記のように、単純な自動化から複雑な意思決定や学習まで、AIエージェントはさまざまな分野で活用されています。
こうしたAIエージェントを活用して、特定の用途や課題解決に向けてチューニングされたものがAIエージェントサービスです。

AIエージェントの活用シーン

AIエージェントは日常のさまざまな場面で活躍します。主な活用シーンを紹介します。

問い合わせ対応・コールセンター

問い合わせ対応では、AIエージェントが受付から初期対応までを自動で進められます。問い合わせ内容を整理し、FAQに該当する場合は回答するフェーズへ移行できるため、担当者が対応すべき件数が減るでしょう。

また、内容に応じてチケットを起票し、担当部署へ振り分ける作業まで任せられます。問い合わせが多い時間帯でも処理が滞りにくく、工数削減につながる点がメリットです。

社内ヘルプデスク(情報システム・総務・人事)

社内ヘルプデスクでは、情報システム部門、総務、人事などの業務における問い合わせをAIエージェントが自動で対応できます。

パスワード再発行やソフトウェアの操作方法、備品申請や休暇申請の手順などを即時に案内できるため、担当者の負担を減らせます。

また、トラブルシューティングや社内システム利用の手順案内にも活用できます。ナレッジと連携させることで、必要な情報を瞬時に提供し、業務効率の向上につなげられる点が強みです。

営業・マーケティング支援

営業・マーケティング業務では、AIエージェントが営業資料のたたき台を作成したり、顧客情報を整理してサマリー化したりできます。
提案内容の自動生成にも活用できるため、資料作成や情報整理にかかる負担を大幅に減らせます。

さらに、CRMと連携させることで、顧客データの更新や分析結果の反映も自動化できます。営業担当者は顧客対応や戦略立案など、より価値の高い業務に時間を割けるでしょう。

バックオフィス業務の自動化

バックオフィス業務では、経理、総務、人事といった部門の定型作業をAIエージェントで自動化できます。データ入力やレポート作成、各種申請処理を任せることで、担当者の作業負荷を軽減できます。

特に業務支援型のエージェントは、決められたプロセスを正確かつ迅速に実行できる点が特徴です。これにより、作業時間の短縮だけでなく、ヒューマンエラーの低減や業務品質の安定化にもつながります。

意思決定支援・分析業務

意思決定支援や分析業務では、AIエージェントを使ってレポート作成やデータ集計を効率化できます。膨大なデータから必要な情報を整理し、分析結果にもとづいた提案の提示も可能です。

特に分析系のLLMや専用エージェントは、複雑な条件や指標を考慮しつつ、意思決定に役立つ情報をわかりやすくまとめられます。担当者は判断に必要な時間を短縮でき、より戦略的な業務に集中できるでしょう。

AIエージェントサービスの選び方

AIエージェントサービスを選ぶ際は、技術的な性能だけでなく、業務に適合するかどうかを重視することが重要です。AIエージェントサービスの具体的な選び方を紹介します。

課題と目的を整理する

AIエージェントの導入を検討する際は、まず解決したい課題を明確にすることが重要です。

問い合わせ件数の削減や社内ナレッジ検索の効率化、業務プロセスの自動化などの目的を具体的に整理することで、導入効果を把握しやすくなります。

次に、達成したい成果を文章としてまとめることも有効です。目標を可視化することで、関係者間で認識を共有でき、導入後の評価基準にもなります。

また、対象とする業務を限定することで、試験的な導入やPoCをスムーズに進めやすくなる点も押さえておきましょう。

必要なタイプを見極める

AIエージェントを導入する際は、課題に最適なタイプを見極めることが重要です。問い合わせ対応やナレッジ案内が中心であれば対話型を、定型業務の自動化が目的であれば業務支援型を選ぶとよいでしょう。

さらに、意思決定の補助や分析支援が必要な場合は、意思決定支援型を検討すると効果的です。業務の内容や目標成果に応じてタイプを選ぶことで、導入後の活用範囲や効率化効果を最大化できます。

既存システムとの連携要件

既存システムとの連携要件を整理することも重要です。CRMやSFA、FAQやナレッジ管理、ワークフロー、その他のSaaSとの接続が必要かを判断することで、運用上の課題を事前に把握できます。

具体的には、APIの提供有無やデータ連携の方式、権限管理の仕組みも確認が必要です。これらを考慮することで、導入後の運用負荷を抑えつつ、安全かつスムーズにシステム間で情報を活用できる環境を整えられます。

運用体制と保守負担を確認

AIエージェントを導入する際は、運用体制と保守負担を事前に確認することが重要です。ノーコードで構築できる範囲や、シナリオやプロンプトの管理にかかる負荷を把握することで、運用の現実性を判断できます。

また、ナレッジ整備の必要性や、運用担当者に求められるスキルもチェックしておくと安心です。情報システム部門の視点で運用体制を評価することで、導入後に運用負荷が過剰にならず、安定した運用を維持できるようになります。

料金体系とコスト構造

AIエージェントサービスの料金体系は、ID課金や従量課金、ボット数課金、PoC向けのプランなど、サービスによってさまざまです。それぞれの課金方式が利用形態に合っているかを確認することが重要です。

また、初期費用や月額費用に加え、導入支援や伴走サポートの費用も考慮する必要があります。コスト構造を正しく理解することで、導入後の予算管理やROIの見通しを立てやすくなるでしょう。

セキュリティ・ガバナンス

企業でAIエージェントを導入する際は、セキュリティとガバナンスの観点が欠かせません。ログ管理や権限・認証の仕組みを整備することで、操作履歴の追跡や不正利用の防止が可能になります。

また、データの保存先や外部APIへの送信時のリスクも確認しましょう。情報統制のルールを定めることで、社内外への情報漏えいや不適切な利用を防ぎ、安全に運用できる体制を整えられます。

対話型AIエージェントサービスおすすめ比較6選

おすすめのAIエージェントサービスを紹介します。まずは、対話型AIエージェントの代表的なサービスの内容や、特徴・料金を確認しておきましょう。

Zendesk - 株式会社Zendesk

Zendesk
Zendesk
BOXILセクション | BOXIL SaaS AWARD 2025
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Zendeskは、Zendesk AIを搭載したソリューションが特徴で、AIエージェントによる問い合わせの自動解決や業務効率化を実現します。
世界で多くの企業が導入するプラットフォームであり、顧客とのやり取りデータを活用して、オペレーションの合理化や効率化に貢献します。

チャットシステムやヘルプセンター・FAQ・音声通話といった、多様なチャネルを通じて顧客からの問い合わせに対応が可能。担当者が対応する前にAIが一次対応を担い、簡単な質問への回答や問題の解決をサポートします。

データプライバシーやセキュリティにも配慮した、信頼性の高いAIソリューションを提供しています。

Zendeskの料金プラン・価格例

プラン 詳細
Support Team(カスタマーサービスプラン) 月額$25/1エージェント
Support Professional(カスタマーサービスプラン) 月額$69/1エージェント
Support Enterprise(カスタマーサービスプラン) 月額$149/1エージェント
Suite Enterprise(カスタマーサービスプラン) 月額$219/1エージェント
Support Team(従業員サービスプラン) 月額$39/1エージェント
Support Professional(従業員サービスプラン) 月額$79/1エージェント
Support Enterprise(従業員サービスプラン) 月額$149/1エージェント
Suite Enterprise(従業員サービスプラン) 要問い合わせ

KARAKURI chatbot - カラクリ株式会社

KARAKURI chatbot
KARAKURI chatbot
BOXIL SaaS AWARD Winter 2023 Good Service
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KARAKURI chatbotは、カスタマーサポート業務の効率化と、顧客体験(CX)の向上を目的とした高精度なAIチャットボットです。
独自開発の大規模言語モデル(LLM)や生成AIを活用し、FAQ応答や有人対応との連携、FAQサイトの自動生成などの機能を備えています。

ノーコードでの運用が可能で、問い合わせ対応の自動化と業務負荷の軽減を実現できます。サポートチーム向けに専用ダッシュボードも用意されており、チャットの精度を継続的に改善できる点が特徴です。

さらに、日本特有のあいまいな表現や敬語、業界特有の専門用語にも高い精度で対応。WebサイトだけでなくLINEやSlackなど、多くのサービスと連携できるのも強みです。

KARAKURI chatbotの料金プラン・価格例

要問い合わせ

対話状況適応型AIアバター/チャットボット - 株式会社TIGEREYE

対話状況適応型AIアバター/チャットボットは、LLMを活用して表情解析と対話の流れの自動判定にもとづき、AIの応答を動的に調整するチャットボットです。
ユーザーの感情や理解度に応じた自然な対話が可能で、営業・カスタマーサポート・教育分野での活用が見込まれています。

ユーザーごとに対話シナリオを柔軟に変化させる適応型設計が強みであり、従来の一問一答型では難しかった信頼関係の構築や、課題の把握が可能です。アバターによる視覚的な表現力も高く、より没入感のある体験を提供します。

対話状況適応型AIアバター/チャットボットの料金プラン・価格例

要問い合わせ

MZbot - 株式会社豆蔵

MZbotは、問い合わせ対応の効率化にとどまらず、人とデジタルをシームレスにつなぐことを目指すサービスです。
ノーコードでRPAや業務システムとAPI連携し、受発注や申請業務といったコア業務まで対話形式でガイドできます。

オンプレミス環境にも対応しており、機密情報の安定学習も可能です。予算や用途に合わせて、サブスク型(年間契約型)と永続型(買い切り型)のライセンスから選択できます。

MZbotの料金プラン・価格例

プラン 詳細
サブスク型ライセンス 年額1,320,000円
永続型ライセンス 2,640,000円

CAIWA Service Qrea - 株式会社シナジー

CAIWA Service Qreaは、質問を入力するだけで社内データから情報を抽出し、要点をまとめた回答を生成できるAIエージェントサービスです。人による説明のような形式でナレッジを取得できます。

過去のノウハウをもとに問題を解決したり、過去の成功提案をもとに顧客にアプローチしたり、多様なシーンで役立ちます。月額固定制の料金プランなので、コストを管理しやすいのもポイントです。

CAIWA Service Qreaの料金プラン・価格例

要問い合わせ

HelloX - 株式会社ハロー

HelloXは、電話の受け答えや電話後に発生する事務作業を、自動で処理できるAIエージェントサービスです。
人手が足りない夜間や休日でもAIがかわりに電話対応するほか、必要に応じてSMS送信やFAQ案内、担当への伝言などが可能です。

意見やクレームの一次受付、緊急時の窓口としても利用できます。電話応対はもちろん、連携する業務システムへの情報入力も自動化します。

HelloXの料金プラン・価格例

要問い合わせ

業務支援型AIエージェントサービスおすすめ比較10選

日常業務をAIで効率化・自動化できるAIエージェントを紹介します。日常的に繰り返し作業や文書作成・情報整理が必要なら、導入を検討してみましょう。

JAPAN AI AGENT - JAPAN AI株式会社

JAPAN AI AGENTは、ビジネスにおける生成AIの活用を、ワンプラットフォームで提供するサービスです。
煩雑な業務の自動化や人手不足に関する課題、AI活用の不安といった日本企業が抱える課題の解決を支援します。

業務に最適化しやすいAIエージェントを標準搭載しているほか、ニーズに合わせた独自エージェントの作成にも対応しています。

さらに、無料の伴走サポートや高精度な独自RAG技術も特徴。最新のAIモデル(ChatGPT、Gemini、Claude)を、ワンクリックで選択・切り替えできます。
スライド生成や領収書CSV変換など、幅広いビジネスシーンに対応する機能を備えている点も魅力です。

JAPAN AI AGENTの料金プラン・価格例

要問い合わせ

ServiceNow AIエージェント - ServiceNow, Inc

ServiceNow AIエージェントは、AIを活用してビジネス全体のワークフローを統合・自動化する、単一のプラットフォームを提供しています。

IT・HR・CRMなど幅広い部門のタスクに対応し、クライアントのニーズに合わせた、カスタムエージェント構築も可能です。

ServiceNowプラットフォームのデータや、既存ワークフローを活用し、セキュリティ・ガバナンス機能も実装。コストの削減と業務効率化、社員の付加価値の向上を実現できます。

ServiceNow AIエージェントの料金プラン・価格例

要問い合わせ

Agentforce - 株式会社セールスフォース・ジャパン

Agentforceは、先を見越してアクションを実行できる自律型のAIアプリケーションです。
企業のナレッジ記事や、CRMデータなどの信頼できるビジネスデータを活用し、トリガーや指示にもとづき、事前に定義されたアクションを実行します。

Atlas推論エンジンを搭載しており、動的な推論や意思決定、アクションオーケストレーションが可能です。これにより、WebサイトやCRM・モバイルアプリ・Slackなど、さまざまなチャネルで業務の自動化を実現できます。

さらに、ローコードツール「Agent Builder」を使用してカスタマイズが可能。カスタマーサービスや営業・マーケティングなど、多様なビジネスシーンで活用できるのが強みです。

Agentforceの料金プラン・価格例

プラン 詳細
Flexクレジット 60,000円/100,000クレジットあたり
Agentforce 会話1件あたり240円
Standard Success Plan 要問い合わせ(すべてのライセンスに含まれます)

クウゼンAIエージェント - 株式会社クウゼン

クウゼンAIエージェントは、生成AI搭載の自律型AIエージェントです。ノーコードでのシナリオ設計が可能で、さまざまな外部システムと連携が可能。

社内外の問い合わせ対応や営業・マーケティング資料の生成、契約書レビューなど多様な業務に対応します。外部のCRMと連携して、データのインプットやアウトプットも可能です。

専属のサポートチームが伴走してくれるので、初めてAIエージェントや関連サービスを導入する企業も安心して運用を始められます。

クウゼンAIエージェントの料金プラン・価格例

要問い合わせ

Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店) - 双日テックイノベーション株式会社

Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店)
Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店)
BOXIL SaaS AWARD Autumn 2025  Good Service
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Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店)は、対話形式で利用できるAI機能を備えたタスク管理ツールです。リアルタイムの業務データを分析し、プロジェクトの進捗状況や目標達成までの障害を検知可能です。

リスク分析や課題特定、ステータス更新といった業務をAIにより自動化・代行します。双日テックイノベーションは、Asanaの「Platinumパートナー」であり、日本企業特有の組織文化を踏まえた、導入・定着プログラムを提供しています。

Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店)の料金プラン・価格例

プラン 月額費用
Personal 0円
Starter 1,200円~
Advanced 2,700円~
Enterprise 要問い合わせ

AI OMNI AGENT - 株式会社FCE

AI OMNI AGENTは、設定目標に対し、理解から判断、実行までを自律的に行うAIエージェントです。
企業固有のナレッジやドキュメントを参照しながら、ユーザーの指示を理解し、必要なタスクを生成し実行します。

会議音声の文字起こしから議事録と提案資料の作成までといった作業を自動で処理できます。API連携に対応し、社内外ツールの操作や更新も業務フローに組み込めるのも特徴です。

ノーコードでエージェントを作成できるほか、100種類以上の標準エージェントを調整して利用も可能です。

※出典:FCE「AI OMNI AGENT - 資料請求」(2025年11月22日閲覧)

AI OMNI AGENTの料金プラン・価格例

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watsonx - IBM Corporation

watsonxは、主要なワークフローにおける生成AIの効果を高め、生産性の向上を実現できるAI製品ポートフォリオです。
ビジネスに適したAIを選択でき、オープンソースの基盤モデルや独自モデル、既存モデルの活用が可能です。

AIエージェント(watsonx Orchestrate)でのプロセスの自動化をはじめ、watsonx.aiによるAIアプリ開発、watsonx.dataでのデータ統合・活用ができます。

さらに、watsonx.governanceによるリスク管理とガバナンス自動化にも対応しています。信頼性やコンプライアンス要件を満たしつつ、安全にAI活用を推進できるのが強みです。

watsonxの料金プラン・価格例

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LOOV for Sales - 株式会社LOOV

LOOV for Salesは、プレゼン資料をもとに作成したVideoAgentにより、プレゼンや解説業務を自動化できるサービスです。
アップロードした資料をもとに、プレゼンのシナリオやプレゼン動画を作成できます。

動画内には設問や入力フォームを組み込め、設問回答や入力情報に応じて自動で変化するため、特定機能や事例など顧客の関心に合った情報を提供できます。
視聴状況を可視化でき、条件に合った視聴者にアプローチするといった運用に役立ちます。

LOOV for Salesの料金プラン・価格例

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Maneai - 株式会社ブイキューブ

Maneaiは、商談内容の要約やフィードバックに対応するAIエージェントサービスです。商談データから個社独自の項目に合わせ要点を抽出できるため、SFAやCRMへの入力作業の手間を削減できます。

また、ハイパフォーマーの商談基準をもとに、商談を個別解析しフィードバックを提供します。組織全体の営業傾向も分析できるため、営業の各プロセスでどのような課題があるかを見える化し、組織全体での営業活動の改善に役立ちます。

Maneaiの料金プラン・価格例

  • 初期費用:300,000円〜
  • 月額費用:100,000円〜

Creatio - 株式会社OPENMODELS

Creatioは、AIエージェントを標準搭載したCRMとSFAの統合システムです。自然な会話での日程調整や、過去の商談を踏まえたアクション提案、報告資料作成などをAIが支援します。

業務に関する情報や作業フロー、複数部署を横断した業務プロセスを理解し、顧客管理を中心にマーケティング管理や販売管理、サービス管理が可能です。
IT知識がなくてもノーコードでAIエージェントを構築できるため、現場主導で業務改善を進められます。

Creatioの料金プラン・価格例

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意思決定支援型AIエージェントサービスおすすめ比較5選

企業の意思決定を支援するAIエージェントを紹介します。日常的に複雑な判断を求められる経営者や管理者はもちろん、大量のデータ分析が必要な企業はぜひ導入を検討してみましょう。

Staircase AI by Gainsight - Gainsight株式会社

Staircase AI by Gainsightは、メール、Web会議、チャットなど、顧客とのコミュニケーションをリアルタイムに分析できるAIエージェントサービスです。

解約リスクや拡大のチャンスといったビジネスの重要な兆候を捉え、毎日アラートを発信できます。ステークホルダーの変化や接点の頻度など、多角的な視点から顧客の状況を把握できるところも特徴です。
難しい設定や既存のワークフロー変更は不要で、導入後すぐにAI機能を使えるよう設計されています。

Staircase AI by Gainsightの料金プラン・価格例

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Gemini Deep Research - Google LLC

Googleが提供するGemini Deep Researchは、Geminiのエージェント機能であり、パーソナルリサーチアシスタントとして活用できるサービスです。
多数のWebサイトを参照し、得られた情報を分析・推論して、詳細な分析データを含むカスタムリサーチレポートを数分で作成します。

これにより時間のかかる調査作業を効率化し、複雑な調査タスクに対応できるため、競合分析やトピック理解・製品比較など、さまざまなシーンで活用が可能。
複数の情報源を横断的に検索・統合して、論理的に構造化された詳細なレポートを作成します。

レポートには、各トピックの要点や課題がわかりやすくまとめられ、表やグラフも交えて視覚的に伝える工夫も施されています。

情報源へのリンクも明記されているため、情報の出所を確認し、信頼性の検証・担保が可能です。

Gemini Deep Researchの料金プラン・価格例

プラン 詳細
Gemini 0円
Google AI Pro 月額2,900円(1か月間は0円)
Google AI Ultra 月額36,400円(3か月間は18,000円)

Azure OpenAI Service - Microsoft Corporation

Azure OpenAI Serviceは、Microsoft Azure上でカスタム生成AIソリューションを構築するためのサービスです。
GPT-4oやDALL-E、GPT-4、GPT-3.5-Turboといった最先端のAIモデルにアクセスできます。

複雑な問題解決や推論・拡張会話に設計されたモデルを利用でき、コンテンツ生成やデータ分析、ワークフロー自動化など多様なユースケースに対応。特定のビジネスニーズに合わせてモデルの調整が可能です。

ほかのAzure AI製品やGitHub Copilotと連携し、包括的なソリューションを構築できる点も特徴。Microsoftによる高いセキュリティのもとで運用できます。

Azure OpenAI Serviceの料金プラン・価格例

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ThothPlus-DecisionManager - 株式会社オージス総研

ThothPlus-DecisionManagerは、ルールベースAIを活用し、クライアントの意思決定を強力に支援するソフトウェアです。
電子メールや添付ファイル、画像などの非構造データを自動的に取り込み、AIで解析・データベース化。独自開発のルールベースAI技術により、データの重要性やビジネスインパクトをAIが自律判定します。

大量の非構造データ処理や、書式のばらつきによる情報整理の課題を解決し、業務効率化やメール処理の時間削減・ヒューマンエラーの低減が期待できます。

ThothPlus-DecisionManagerの料金プラン・価格例

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Fujitsu Kozuchi - 富士通株式会社

Fujitsu Kozuchiは、富士通が提供するクラウドベースのAIプロダクトサービスです。同社による独自のAI技術と、高速な計算技術を融合しているのが特徴で、信頼性と安全性の面で高い評価を得ています。

生成AIやAutoML、将来予測、テキスト処理、画像認識に加えてAIトラストとXAI(因果関係の検証)の、7つの主要なAI領域で構成されています。

多様なビジネス課題やユースケースに対応でき、スタンドアロン製品として導入が可能。さらにFujitsu Uvanceの製品への組み込みや、Fujitsu Data Intelligence PaaSへのホストによる運用に対応しています。

Fujitsu Kozuchiの料金プラン・価格例

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業界特化型AIエージェントサービス

対話型や業務支援型、意思決定支援型以外にも業界・業種に特化したAIエージェントサービスが登場しています。業界特化型のAIエージェントサービスを紹介します。

WeMedical - 株式会社zapath

WeMedicalは、AIエージェントとスタッフによるハイブリッド型BPOサービスとして、クリニック向けのさまざまな支援をしています。
自由診療サービスを探せる「キレイサーチ」をはじめ複数の集客サービスから送客支援を実施。電話対応やデータ入力、SNS管理、予約管理、電子カルテ連携などクリニック運営に必要な業務を代行します。

稼働時間に応じた4つのプランが用意され、導入後も定期的なフォローを受けられます。AIエージェント機能をもつ「ClinicHub」と連携しており、AI活用の体制構築から実際の業務代行まで対応している点も特徴です。

WeMedicalの料金プラン・価格例

プラン 詳細
月40時間まで 月額80,000円(税抜)
月60時間まで 月額120,000円(税抜)
月100時間まで 月額200,000円(税抜)
月160時間まで 月額320,000円(税抜)

AIエージェントサービスを利用するメリット

AIエージェントサービスを導入・利用するメリットとしては、主に次の点が挙げられます。

  • 業務の効率化
  • 顧客対応の品質とスピードの向上
  • 意思決定の質の向上

それぞれ確認していきましょう。

業務の効率化

AIエージェントは、問い合わせ件数の削減や一次回答を自動化ができ、担当者の負担を軽減できます。処理速度も向上するため、業務全体のレスポンスが早くなる点が特徴です。

さらに、営業資料やレポート作成なども自動化できるため、定型作業にかかる時間を大幅に短縮できます。これにより、担当者はより付加価値の高い業務に集中でき、生産性の向上につながります。

顧客対応の品質とスピードの向上

AIエージェントを活用すると、応答品質の平準化が可能になります。人による対応のばらつきを減らし、どの顧客にも安定した回答を提供できる点がメリットです。

さらに、24時間対応が可能になることで、時間帯に関わらず迅速な対応が可能になります。これにより、コールセンターの混雑を緩和し、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

意思決定の質の向上

AIエージェントは、経営企画や管理部門における意思決定をスピードアップさせます。膨大なデータから必要な情報を抽出し、レポート生成や分析を自動化できる点が大きなメリットです。

さらに、意思決定に必要な材料を整理して提示することで、判断にかかる時間を短縮できます。これにより、迅速かつ精度の高い経営判断が可能となり、企業全体の意思決定プロセスが効率化されるでしょう。

AIエージェントサービスを利用するデメリット

AIエージェントサービスを導入・利用するデメリットとしては、主に次の点が挙げられます。

  • 初期設計・運用負荷の発生
  • 誤回答・情報漏えいリスク
  • 社内定着に時間がかかる可能性

デメリットをよく理解したうえで、きちんと対策を立てましょう。

初期設計・運用負荷の発生

AIエージェントを導入する際は、初期設計で一定の工数が発生します。プロンプト設計やナレッジ整備、シナリオなどを調整することで、業務に適した応答や自動化を実現できます。

また、導入後も改善型の運用が必要です。利用状況に応じてシナリオやナレッジを更新し続けることで、精度の高い応答を維持し、長期的に効果を最大化できます。

誤回答・情報漏えいリスク

AIエージェントには特有のリスクがあります。生成した内容が事実と異なる「ハルシネーション」や、誤情報の提示、機密データの誤送信などが起こり得ます。

これらのリスクを軽減するには、ログ管理や権限管理の仕組みを整備することが有効です。操作履歴を追跡できる環境やアクセス制御を適切に設定することで、誤回答や情報漏えいの影響を最小限に抑えられます。

社内定着に時間がかかる可能性

AIエージェントを導入しても、現場で十分に活用されずに終わるリスクがあります。操作方法や運用ルールの教育が不十分だと、利用が定着しない原因となりかねません。

また、導入後には業務フローや運用手順の変更が必要になる場合もあります。これらを事前に把握し、教育やフォロー体制を整えることで、社内での定着をスムーズに進められるでしょう。

失敗しないための導入ステップ

AIエージェントを導入するうえで失敗しないための5ステップを紹介します。

Step1:対象業務の明確化

AIエージェントの導入では、まず対象業務を明確化することが重要です。問い合わせ対応や社内FAQ、営業支援など、どの業務でもっとも効果が出るかを整理します。

現状の課題を文章化することで、導入後に期待する成果や改善点を具体的に把握しやすくなります。このステップを踏むことで、導入の優先順位や効果測定の指標も定めやすくなるでしょう。

Step2:比較基準の整理

AIエージェントを比較する際は、評価軸を明確に設定することが重要です。ユースケース適合性や料金体系、既存システムとの連携、運用負荷、ガバナンス体制など、企業にとって重要な観点を整理しましょう。

事前に比較基準を定めることで、導入候補の中からもっとも適したサービスを効率よく選定できます。評価のブレを防ぎ、意思決定をスムーズに進めるための土台となります。

Step3:候補サービスの絞り込み

AIエージェントの候補サービスを選ぶ際は、対話型、業務支援型、意思決定支援型、業界特化型の4タイプ分類を活用します。課題に合致するタイプをもとに、導入候補を2〜3社に絞り込みましょう。

絞り込みの際には、各サービスの公式サイトや資料を確認し、機能や料金、サポート体制を比較検討することをおすすめします。事前情報をしっかり把握することで、導入判断の精度が高まります。

Step4:PoC/トライアル実施

AIエージェント導入前には、小規模かつ短期間でのPoCやトライアルを実施することが有効です。限られた範囲で運用し、実際の業務での効果を検証します。

検証では、回答精度や作業削減量、運用負荷などの観点を明確に設定しましょう。これにより、導入後の成果予測や改善点を具体的に把握でき、正式導入の判断材料として活用できます。

Step5:本格導入と定着化支援

本格導入では、運用ルールの作成やナレッジの改善が重要です。業務フローに沿った運用ルールを整備することで、エージェントの活用がスムーズになります。

定期レビューを実施し、課題や改善点を把握することも欠かせません。また、社内教育を通じて利用者の理解を深め、定着を促進します。これらのステップを踏むことで、導入効果を最大化できます。

AIエージェントサービスで業務の効率化と品質の向上を

AIエージェントサービスは、定型業務の自動化や迅速な顧客対応、データに基づく意思決定などを支援し、業務の効率化と品質の向上を両立できます。
対話型や業務支援型、意思決定支援型、業界特化型などのタイプがあるので、環境・ニーズに合ったサービスを導入しましょう。

利用するAIエージェントサービスを選ぶ際には、次のポイントを意識する必要があります。

  • 導入目的に合った機能が網羅されているか
  • 十分な費用対効果が望めるか
  • 業務に合わせて柔軟にチューニングできるか
  • すでに運用中のツール・サービスと連携しやすいか
  • サービスベンダーから十分なサポートを受けられるか

AIエージェントサービスをより深く検討したい場合は、各サービスの資料を請求し比較・検討するとよいでしょう。

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