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仮想化とは?さまざまな仮想化と概要、クラウドとの違いなど

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国内の仮想化市場規模は2015年が3,972億円、2019年には7,103億円にまで成長しこれまで以上に仮想化の波が大きくなると予測されています。仮想化とは何かをわかりやすくまとめてみました。

仮想化とは

まず仮想化を簡単に言うと、「物理的な環境に囚われずリソースを論理的に分割・統合する」ことです。

これだけではわかりづらいので以下に例を挙げてみます。

一台のハードウェアがあると仮定して、そこにインストール出来るアプリケーションは一つです。
実際は複数のアプリケーションをインストール出来る場合もあるのですが、システムの安定性を確保するためには推奨されています。

このように「一台のハードウェアに一つのアプリケーション」ではシステムの安定性を確保できても、リソース(CPUやメモル)に余剰が出ている状態です。
つまり、ハードウェアの性能を100%引き出すことが出来ていないことになります

そこで仮想化技術を用いると、一台のハードウェアリソースを論理的に分割することが可能。
これにより一台のハードウェア上で複数のハードウェアが稼働しているように見せかけることが出来ます。

しかも見せかけるだけでなく一つ一つが独立したハードウェアとして動作してます。
従って、それぞれにアプリケーションをインストールすることで安定性を保ったままハードウェアの性能を100%引き出すことが出来るのです。

これが「物理環境に囚われずリソースを論理的に分割・統合する」ということです。

しかし上記はかくまで一例なので、次に仮想化の種類を紹介していきます。

1-2.仮想化の種類

以下に、代表的な仮想化を紹介します。

サーバ仮想化

前述した一例がまさにサーバ仮想化であり、物理サーバのリソースを論理的に分割することでまるで複数のサーバ稼働しているように見せかけます。

サーバ仮想化にはサーバ台数の削減、省サーバスペース、管理業務負担の軽減、システムの一元管理、これらによるコスト削減といったメリットが享受できます。

しかし、耐障害性対策の強化や管理技術などの課題もあるので注意が必要です。

ストレージ仮想化

ストレージ仮想化とは、リソースを分割するサーバ仮想化に対しリソースを統合するためのものです。
複数台のストレージサーバを一つのに統合し、巨大なストレージプールを仮想的に作り上げます。

ストレージ仮想化によりサーバリソースの有効活用、サーバリソースの一元管理などのメリットがあります。

デスクトップ仮想化

デスクトップ仮想化とは、サーバ仮想化によって作り出したいくつもの仮想マシンにPCを作動させるために必要な環境(OSやその他のアプリケーション)を集約するというもの。
つまり手元にあるPCに必要な機能は画面出力とキーボード、そしてマウスのみとなります。

デスクトップ仮想化では同一ネットワーク接続していればどこからでも同じデスクトップ環境を使用することが出来るので、多様化するワークスタイルへの対応や災害時の事業継続にメリットを発揮します。

ドライブ仮想化

ドライブ仮想化とは、PC内部に内臓されているCD/DVD/BDドライブを仮想的に作り出すといもので、プライベートで利用するユーザーが多い技術となります。

ドライブを搭載していないPCでもディスクデータを読み取ることが出来たり、ディスクデータをイメージファイルとして保存しておくことからディスクの入れ替えが不要です。

2.クラウドとの違い

そもそもクラウドとは、「IaaS」「PaaS」「SaaS」から成るサービスの総称であり、仮想化とは「技術」と「サービス」という大きな違いがあります。

ちなみに「IaaS」はサーバのCPUやメモリといったリソースを、「PaaS」は前者を含めた総合的なシステム動作環境を、そして「PaaS」は様々なアプリケーションをインターネット経由で提供します。

この「インターネット経由で提供する」という部分がまさにクラウドであり、もやもやと実体のないインターネット上の世界を「Cloud/雲」という言葉で表しているのです。

しかし仮想化とクラウドには深い関わりがあります。

それは、「クラウドは仮想化技術によって支えられている」という点です。

例えばDropboxを始めとしたオンラインストレージサービスは、仮想化技術により膨大な量のストレージを提供可能にし、さらにインターネット経由でサービスを展開しています。

このようにほとんどのクラウドサービスは仮想化技術によって支えられているのです。

まとめ

仮想化とは、そして混同しがちなクラウドの違いまでまとめてみましたが、どんなビジネスパーソンでもこれらの知識が必要になるときは必ず訪れます。

もしかすると、上司に「仮想化って何だ?」や「仮想化導入についてどう思う?」と聞かれて答えられなかったという経験をされた方もいるかもしれません。

そんな状況が今後100%あるとは言い切れませんが、ビジネスパーソンとして知っておきたい知識であることに変わりないでしょう。

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