歓迎会の挨拶・スピーチ | 迎える側・迎えられる側の例文テンプレ/ポイント
新入社員が入社してきたり、他の部署などから社員が異動してきたりすると必ず行われるのが歓迎会です。歓迎会でお互いより良い関係を気付ければ、今後の仕事が良い方向に向かっていくでしょう。
新入社員歓迎会と転勤・転入社員歓迎会を例にとり、迎える側、迎えられる側の挨拶テンプレート・ポイントを紹介していきます。
目次を閉じる
迎える側の挨拶【新入社員歓迎会】
新入社員歓迎会では和やかな雰囲気作りが重要になってきます。まず初めに新入社員歓迎会での迎える側の挨拶テンプレートやポイントについて解説していきます。
挨拶テンプレート
当社は××の分野では日本TOPの売り上げを誇っています。しかし、創業50年を迎え、◯◯という問題に直面しています。◯◯を解決するには皆さんの若い力が必要です。
皆さんの力で……(省略)……。
遠慮なく先輩たちに尋ねて、どんどん学んで成長してください。皆さんの活躍を心より期待しています。
以上のように、迎える側の挨拶は入社歓迎の挨拶から始まり、会社や部署の説明、新入社員への期待コメントという流れが一般的でしょう。
ポイント
歓迎会の挨拶は、堅苦しい雰囲気ではなく、和やかな雰囲気になるような場づくりをすることがポイントです。
新入社員は右も左もわからない状態でとても緊張しています。もし、歓迎会で不安を煽るようなコメントをしてしまうと、今後良好な関係が築けなくなる可能性があります。
会社のことについてや社会人としての心構えなどを優しくアドバイスしてあげましょう。
次の記事では歓迎会の案内状の書き方を詳しく解説しています。歓迎会の挨拶・スピーチとともに準備をしておきましょう。
また次の記事では、新入社員の挨拶のポイントについて詳しく解説しています。
迎えられる側の挨拶【新入社員歓迎会】
歓迎会では、迎えられる側の挨拶、つまり新入社員がする挨拶は話を端的に伝えることが重要になってきます。
挨拶テンプレート
本日はこのような会を開いていただき、本当にありがとうございます。
私は北海道出身で大学まで北海道で育ったので、この4月から上京してきました。東京は……(省略)……。
慣れない仕事で周りの方にご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、いち早く仕事を覚え会社に貢献したいと思います。みなさまのこ指導のほど、よろしくお願いします。
このように、配属先、名前から始まり、出身地、趣味の紹介、今後に向けての意気込みという流れが一般的でしょう。
ポイント
新入社員の挨拶は冗長にならないようにすることがポイントです。
学生から社会人になり、歓迎会の場での挨拶は初めてという人が大半でしょう。自分のことをたくさん知ってもらおうとして、趣味や学校でのサークル活動について長く話すのは良い印象を与えません。
歓迎会での挨拶が予想されるときは事前に話す内容を考えておけば当日パニックになることなく、伝えたいことをピンポイントで伝えられます。
自分について早く知ってもらうことで、職場環境にいち早くなじみやすくなり、仕事でのパフォーマンス向上が期待できます。
迎える側の挨拶【転勤・転入社員歓迎会】
迎える側の人は歓迎会の場で相手のことをしっかり知る必要があります。それを踏まえて挨拶をするとしたら、以下のようなスピーチがいいでしょう。
挨拶テンプレート
阿部部長は、昭和60年に入社し、宮城県、石川県では◯◯を手掛け、社内で表彰されたご経験もあります。
今回はご本人の希望でご家族のいる東京に……(省略)……。
阿部部長のご活躍を期待しています。よろしくお願いします。
このように、転勤・転入社員歓迎会では転勤・転任者への挨拶から始まり、活動・活躍の紹介、今後に向けての期待コメントという流れが一般的です。
ポイント
転勤・転入前の活躍の様子を周りの社員にしっかり伝えることがポイントです。
今まで何をしてきてどのような経緯で転勤・転入したのかをプライバシーを考慮しながら伝えることが大切です。歓迎する側も相手のことを知っていないと、お互いに長期間緊張感が続いてしまいます。
仕事でいち早く成果が出せるように、歓迎会の場を有効活用してみてください。
迎えられる側の挨拶【転勤・転入社員歓迎会】
迎えられる側の人は、今後の仕事への誠意を見せる場として歓迎会を活用しましょう。
挨拶テンプレート
私、◯◯◯◯と申します。このたび、4日1日付けで名古屋支店に異動となり、本日着任しました。
これまでは長野支店に15年おりまして、一貫して製造業向けの法人営業を担当していました。そのなかで××にもっと貢献したいと思うようになり……(省略)……。
念願の名古屋支店に配属になり、今後の業務が大変楽しみです。皆さんのご指導のほどよろしくお願いします。
お礼の挨拶から始まり、自己紹介、今後に向けてのコメントという流れが一般的です。
ポイント
今までの活動の様子と今後の意気込みをしっかり伝えることがポイントです。
今までの活動の様子を伝えることで、その人の人となりがわかってきます。また、今後の仕事への意気込みを周りに言うことで自分の仕事のやる気向上にもつながるでしょう。
業務外で自分を知ってもらう場として歓迎会は絶好の機会と言えます。
和やかな雰囲気作りを心がけよう
歓迎会の挨拶において、最も大切なのは和やかな雰囲気作りといっても過言ではありません。
せっかく立派な挨拶を考えてきても、緊張で堅苦しい雰囲気になってしまえば元も子もありません。少し笑いを取るぐらいのユーモアさを兼ね備えるぐらいでちょうどいいのではないでしょうか。
歓迎会でお互いの距離を縮め、普段の仕事でのパフォーマンス向上につなげていきましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査