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【上司向け】部下の評価において押さえるべき7つの基準

最終更新日:(記事の情報は現在から2901日前のものです)

部下の評価基準は何を重視すべき?

会社において上司という立場になると、上からの指示はもちろん、部下の評価にも頭を回さねばなりません。組織全体としての生産性をアップさせるためには、あなた一人の力では難しいですよね。部下たちが各業務をこなしながら日々成長していくことが何より重要です。

上司であるあなたの評価基準で、グループとしての力は増減してしまいます。良好な状態を常にキープするには、「部下の評価を適正にできるか?」ということが重要ですので、ぜひこちらでピックアップした基準点をチェックしてみてください。

組織力アップ!部下を適正に評価する基準7箇条

評価基準1:出社時間などをしっかり守っているか

これは当たり前の項目なのですが、しっかりと守れていない部下なども会社の中にいます。出社時間を守るのは当然として、会社にギリギリで到着することが多い部下には、あまり信頼を置くことができません。会社に対しての意識が低かったり、もしかしたら仕事に対するモチベーションが低いのかもしれませんね。

基本的なことを守れる社員は仕事においても真摯な態度で接することができます。どうしても朝が苦手な社員というのはいるものですが、「なぜいつもギリギリの出社であるのか?」と理由をヒアリングをしてみましょう。これだけで評価を大きく下げるよりも、社員のやる気を引き出せるような指導をした方がいいでしょう。

評価基準2:現状の会社の取り組みに対して問題点を見つけようとしているか

入社からしばらく時間が経つと、「与えられた業務だけをしていればいい」という考えをもってしまう部下もいます。その中には、日々を楽に過ごしたいという思いでいる社員も多いでしょう。社員としては、現状での課題点を見つけ出し、それを解決していくという働きが求められます。

通常業務が回っているように見える社内でも、実は非効率的であったり後に会社にとって大きく打撃を与えるようなリスクが潜んでいる可能性があるのです。それに対して問題提起をできる社員なのか?という部分を評価のポイントにしてみましょう。

評価基準3:率先して仕事をこなしていくタイプか?

自分の業務が会社にとって、何の役割を果たしているのか?という気持ちを持って取り組む社員は高い評価を与えましょう。仕事に対して能動的に取り組むことができ、上司であるあなたから指示をしなくても自ら率先して行動をしてくれます。

むしろ、自分はいなくてもやっていけるのではないか?という頼もしさすら感じさせてくれるタイプです。ただし、時としてミスをしてしまうことがありますから、上司であるあなたのフォローが必要になるでしょう。

評価基準4:会社の社会的な価値に対しての理解がある

今現在、「自分の会社が社会に対してどんな価値を提供できているか?」これを意識している社員は、将来の経営者候補です。会社の存在価値というテーマは、上司であるあなたはもちろんのこと、幹部、社長に至るまでがしっかりと考えておくべき命題でもあります。

自らそのことを意識している社員は、まさに貴重な人材と言えるでしょう。会社と言う組織は利潤を得ながら存続していかねばなりませんが、なぜそれを得られるのか?会社として社会からどんな存在として見られているのか?それを自ら考察できる社員は高く評価するべきです。

評価基準5:自らのスキルアップに対して努力をしているか

組織の中で働いていると、時間的制限が多くなりますがその中でも自らのスキルアップをしようと努めている社員は高い評価を与えたいところです。空いている時間で資格取得のための勉強をしたり、業務に必要とされるスキルを身につけようとする社員は後に貴重な人材となる可能性が高いでしょう。

通常であれば仕事以外の時間は、遊ぶ時間や睡眠などに費やしたいと思うはずです。そこを我慢して自分自身へ投資ができる人は社会全体からも高く評価される人になりえます。

評価基準6:ミスや目標未達であったことを隠さず報告できるか

組織にとって自分自身がミスしたことを隠してしまう人がいます。それを放置していると後々とんでもない問題に発展してしまうという可能性もあるのです。ミスしたことや、目標が未達に終わってしまったことは誰でも上司に対して報告しにくいのですが、ここを恐れずにきちんと報告してくれる社員には安心して仕事を任せることができるでしょう。

その時々で厳しく接することも大切ですが、きちんと報告したことは評価してあげることが大切です。

評価基準7:社外の人に対して失礼な態度をとっていないか

これは上司として必ずチェックしておかねばならないポイントです。社内で普段接している立場としては気付かなくても、社外の人からあまり態度がよろしくない……。という可能性があるのです。

会社としての評判を落としてしまいかねないことですので、同席するなどして失礼な発言がないかなどチェックしておく必要があります。社員の態度一つで会社のイメージも少なからず悪い印象として残ってしまうのは防ぐべきでしょう。

部下を適正に評価できる基準7箇条のまとめ

いかがでしたか。上司という立場ですと会社の発展を担っていく立場でもあるため、部下の評価を適正にしていく必要がありますよね。必要な人材のモチベーションを保ちながら、満足のいく仕事をこなしてもらうためには、あなたなりに部下をよく見ておく必要があります。

紹介してきたような点に特に注意しながら、改めて今の部下の働きぶりについて考えてみてください。しっかりと評価していることを部下が感じ取ってくれれば、より良い成績に結び付いていくはずですよ!

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