スパムメールとは|対策・注意点・対応方法

スパムメールが毎日大量に届き困っている方、うんざりしている方、現状をどうにかしようとお考えではありませんか?すでに受信済みで受信トレイに入っているスパムメールの扱い方や、そもそも受信を未然に防ぐブロックの方法などの対処方法を徹底解説します。
目次
スパムメールとは
スパムメールとは、受けとった人に悪影響を及ぼすメールのことです。メールに広告を載せたり、商品の販売情報を載せたりして送り付けられます。
特にスパムメールを数多く送っている業者は、出会い系・金融系・サービス紹介系の悪徳業者が中心です。これらの悪徳業者が営利目的にスパムメール送り続けることによって、多くの企業や個人が迷惑しています。
スパムメールを受け取った人は、だいたい無視やブロックすることで対処していますが、ごく稀にスパムメールの広告をクリックしたり、ファイルを実行してしまう人がいます。
これにより悪徳業者は収入を得ているのです。
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メールを受信した際に注意すること
スパムメールは最初から受け取らないに越したことはないのですが、受信ボックスに勝手にたまってしまうことがあります。これはメールサーバーやユーザー側で万全の対策を取っていても、ある程度は仕方ないでしょう。
そこで、すでにスパムメールを受け取ってしまった場合の対策を見ていきます。
不明な送信元からの添付ファイルやリンクは開かない
送信されてきたスパムメールには、添付ファイルが付いている場合があります。この添付ファイルは絶対に開かないでください。
添付ファイルが実行ファイルだと間違いなく危険ですが、拡張子を偽造して、あたかも実行ファイルではないように見せかけている場合もあります。
スパムメールは踏み台のコンピューターを使って送られていることも多いのですが、悪徳業者はスパムメールによって収益化を目論みながらも、踏み台のコンピューターを増やそうともしています。
添付ファイルを開くことで、コンピューターを乗っ取られる可能性があるのです。コンピューターを乗っ取られると、知らない間に自分のパソコンが踏み台となって、スパムメールを送っている可能性があります。
また実行ファイルを開いても自分のパソコンに異常が発生していることに気付かない場合もあるのです。気付かないままに他の人にスパムメールを送り、自分自身もスパムメールを受け取り続けることになります。
「配信を停止する」リンクをクリックしない
「配信を停止する」をクリックしても、配信が停止されることはありません。
そもそも勝手にスパムメールを送ってきている悪徳業者なので、そのような善意的なボタンにはなっていません。
実際に「配信を停止する」を押すとどうなるのかというと、むしろ勝手に登録される場合や、料金の請求メールが自動で送られてくることもあります。デメリットしかないので押さないようにしてください。
スパムメールを拒否する
スパムメールをすでに受信してしまった場合の処置を見てきましたが、次はそもそもスパムメールを受け取らない方法を見ていきます。当たり前ですが、スパムメールは受信ボックスに入らないのがベストです。
メールサーバーで処理する
スパムメールのブロックには2段階あります。
メールを受信する際には、メールがいったんメールサーバーに送られ、それがユーザーの端末に送られてきます。Gmailのようなフリーメールの場合は、メールサーバーにメールが入っており、それを個々の端末からサーバーにアクセスして見ている状態です。
たとえば携帯のメールアドレスや、パソコンの端末ごとに設定しているメールアドレスの場合は、もちろん他の端末からメールを見ることはできません。しかし、携帯でもクラウドサービスを利用したメールであったり、パソコンのフリーメールの場合は、どの端末からでもログインして確認できます。
この違いは、メールサーバーから個々の端末にメールが送信されるか、端末側からサーバーにアクセスしてメールを確認するかです。
メールサーバーからメールが送られてくるタイプのものであれば、メールサーバー側での設定と、個々の端末での設定があります。
しかし、サーバーに自分からアクセスしてメールを確認するタイプのサービスでは、サーバー側とユーザー側の設定が同じ階層になります。
いずれのタイプにしても、最近のサーバーは以下のような特徴を持っています。
- サーバーでのスパム対策は異なるが、インターネット事業者やGmail側がサーバー側でのスパム対策を行っている
- メールの内容から判断して、スパムメールの可能性が高いと思われるものを、自動的に処理
- スパムではないメールがスパム扱いされたり、不要なメールがスパムとして処理されないケースに注意が必要
メールサーバーから個々の端末にメールが送られるタイプでも、メールサーバーにアクセスするタイプのサービスでも、上述のようなスパムメール対策は行われています。
またどのサーバーでも詳細設定が可能なので、詳細はインターネットなどで調べ、自分の利用しているメールサービスを最適化しておいてください。
ユーザー側で処理する
フリーメールやクラウドサービスによるメールの場合は、サーバー側の設定とユーザー側の設定が同じ階層になっています。そのため、同じところで設定することになるでしょう。
たとえば、Gmailの場合はGmailを開き、設定のところからすべてまとめて設定します。
しかし、メールサーバーから個々の端末に自動でメールが送られてくる仕様のサービスでは、サーバー側の設定と個々の端末の設定が別々になっています。
その場合には、以下のような設定を端末に対して行ってください。
指定受信や指定拒否を設定
迷惑メールフィルターを設定
簡単な設定ではありますが、やっておくことでスパムメールをある程度防ぐことができます。
スパムメールの送信元とならないために
ここまではスパムメールを受信した際の対策を解説してきました。ここでは自分のパソコンがスパムメールを送信する側にならないための対策を解説します。
ゾンビパソコンとは
スパムメールの多くがウイルスに感染したゾンビパソコンによって送信されています。ゾンビパソコンとは、サイバー攻撃を行うために、乗っ取られた遠隔操作可能な状態になっているパソコンのことです。
ゾンビパソコンはスパムメールの送信以外にも、Webサイトの構築やウイルスの配布などの悪質行為を行います。
ゾンビ化したパソコンは、「パソコンの動作が遅くなる」「セキュリティソフトが無効になる」「パソコンの処理能力がフル活用されている」などの特徴があります。しかし現在ではパソコンの処理能力が向上し、インターネットへの接続が常時行われているため、このような特徴からゾンビ化を見抜くことが難しくなっています。
ゾンビ化対策
ゾンビ化対策にはセキュリティ対策ソフトの導入がおすすめです。スパムメールの送信元にならないためにも、セキュリティ対策はしっかりと行っておきましょう。
以下の記事では、ウイルス・セキュリティ対策ソフトの選び方やおすすめのソフトを紹介していますので、参考にしてみてください。
スパムメールは適切に対処すれば何も怖くない!
受信してしまったスパムメールは徹底的に無視することが重要で、自ら余計なことはしない方が懸命です。スパムメールをそもそも受け取らないための対策に関しては、スパムメールをブロックしつつもそれ以外のメールはきちんと受け取るように設定を調整する必要があります。メールサーバーから自動でメールが送られてくるタイプと、メールサーバーに個々の端末からアクセスするタイプのサービスでは、微妙に設定は異なります。しかし共通しているのはどちらも設定は非常に簡単という点です。
スパムメールの対策は基本的に難しいものではありません。簡単なことだからこそしっかりと対応しておきましょう。
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