メールセキュリティを導入することによるメリットとは?注目サービス11選

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メールセキュリティを導入するメリット
コンピュータをウイルスから守れる
多くの企業が今恐れているのは悪質なウイルスによるデータの流出です。メールセキュリティでは、これらからコンピュータを守れます。メールセキュリティサービスでは、受信したメールにウイルスを検知すると警告を出したり自動で削除しをしてくれます。検知できるウイルスはサービスによっても異なりますが、ランサムウェアやトロイの木馬、ワームなど代表的なものはひととおり避けられるでしょう。
これらのコンピュータウイルスについて詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

コンピュータウイルスと同様に、多くのサービスでは煩わしいスパムメールも遮断できるので、この点でもメールセキュリティは有効です。
データの暗号化ができる
顧客情報などの個人情報を扱ったメールを暗号化することで、データが流出する危険性を小さくできます。また、暗号化をしていることで顧客に安心感を持ってもらえるという側面もあります。
データの暗号化について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

ファイル暗号化について詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。


誤送信を防止できる
コンピューターウイルスによるデータよりも日常的に起こりやすいのが、メールの誤送信です。誤送信と一口にいってもその内容は実にさまざまで、宛先に漏れがあったケース、間違った人に送ってしまったケース、誤字や内容に相違があるまま送ってしまったケースなどその状況は枚挙に暇がありません。
メールセキュリティサービスにはこの誤送信を防止する機能が備わっているので、うっかりミスを防止できます。
メールセキュリティの注目サービス11選
注目のメールセキュリティのサービスを11個紹介します。サービスごとに特徴的なポイントがあるのでその点を意識して比べてみてください。
- 社内や客先のメールをクラウドで共有
- 複数窓口からの問い合わせを一元管理
- 電話オペレート時のメモ機能
メールディーラーは、承認フローや対応ステータス管理機能を盛り込んだ、メール共有クラウドサービスです。情報共有によって、顧客対応力の向上やサービスの均質化、またフィードバックや意思決定プロセスの高速化が見込めます。各部署の足並みをそろえて情報資源をしっかりと管理することで、カスタマーからの信頼をより大きくできるでしょう。
- 導入・運用が簡単なメールセキュリティサービス
- 独自のフィルタリングシステム(学習型AI技術)を搭載
- メールサーバーダウンを事前に防ぐ
使えるメールバスターは、スパムを99.98%撃退できるメールセキュリティーサービスです。スパムやウイルス、フィッシングといった攻撃を届く前にブロックし、ネットワークを保護してくれるのが特徴です。また、自己学習型スマート技術で、安全なデータの分析と収集を実施して継続的な改善を行います。従来にないパターンの攻撃でも即座に検出し、詳細を特定することで、新しいスパムやマルウェアが流行しても迅速に対応してくれます。
FENCEメール誤送信対策サービス - 富士通株式会社
- メール本文と添付ファイルをチェック
- 複数種類の暗号化を使い分け
- 送信ルールに反するメールは承認待ちへ
FENCEメール誤送信対策サービスは、宛先やメール本文、添付ファイルを自動でチェックするメールセキュリティサービスです。メール本文や添付ファイル内に個人情報がないか自動でチェックし、事前に設定したルールに反するメールは送信を保留または中断。保留されたメールは承認者が問題ないと判断したときのみ送信できます。添付ファイルだけでなく、メール本文にも暗号化が可能。求めるセキュリティ強度にあわせて複数種の暗号化を使い分けられます。
i-FILTER×m-FILTER - デジタルアーツ株式会社
- 感染経路の98%を止める堅牢なメールセキュリティ
- 残り2%と流出経路を止めるWebセキュリティ
- 標的型攻撃対策を実現するアーキテクチャ
標的型攻撃対策 i-FILTER × m-FILTERは、標的型攻撃の98%の割合を占めるメールからの感染を徹底的に防ぐことに特化したメールセキュリティサービスです。マルウェア感染源となる悪意あるWebサイトへのアクセスや、ファイルのダウンロードなども制御してくれるため安心です。
メールZipper
- 簡単な作業で効率UP
- 信頼のセキュリティ
- ソフトやインストールが一切不要
メールZipperは、面倒な暗号化作業を解消するメールセキュリティ対策ツールです。必要な機能だけを選択して搭載できるのも特徴で、自社にあった使い方ができます。サポート体制も整っているため使用時の不安なども解消してもらえます。
Active! gate SS
- MSオフィスとGmailに対応
- Bccへの強制変換など7つのエラー対策
- 添付ファイルをwebからダウンロード可能
Active! gate SSは、「マイクロソフトOffice365」や「G Suite(Gmail)」のメールセキュリティを向上させる、メール誤送信防止用クラウドサービスです。10ユーザから利用できるため、小規模事業者でも自社に合わせたスモールスタートができます。メール検索・アーカイブサービスの「Active! vault SS」と連動することで、さらに使い勝手が良くなります。
DESlock
- 復号ツールは無償で配布
- テキスト・メール・HDD・SSD暗号化
- ファイルやフォルダを完全に消去
デスロックは、ビジネスデータ漏えいリスクを排除する、データ暗号化ソフトウェアです。リムーバブルメディアの暗号化に加えて、ノートPCのプライマリディスクとして多く採用されているSSDの暗号化にも対応。サーバも、使用を一時中断してスナップショットを取得すれば暗号化可能です。復号ツールはフリーウェアのため、DESlockユーザ以外もファイルを受け取れます。
MailZipper
- メール誤送信防止機能
- 添付zipファイルの自動暗号化
- 宛先を強制的にBcc化する機能
メールジッパーは、メールのセキュリティレベルを引き上げるSaaSです。1ユーザあたり月額100円から利用開始できます。複数送信先の自動BCC化、指定した条件に該当するメールを送信せず破棄する機能(送信フィルタ)や、送信の自己承認・上長承認など、入力ミスや確認漏れによるヒューマンエラーを防止する機能を多数備えています。
CipherCraftMail
- WebメールやMSオフィス・クラウド対応
- 自動アーカイブ機能で不正メールの証跡保管
- メールの開封危険度を点数で表示
サイファークラフトメールは、メール送信前にモーダルウィンドウで再確認を促すことによって、誤送信・添付忘れをチェックできるメール暗号化システムです。社外派遣スタッフが送受信できないように承認機能を設けられます。添付ファイルのパスワードも自動で設定。部署ごとにメールを色分けしたり、添付ファイル内を検索するオプションも用意されています。導入にあたり、自社サーバは必要ありません。
CWJ Cloud Mail for Enterprise
- 取引先ごとに送受信設定を変えるオプション
- 多言語対応、UTF8テキスト対応
- アカウントを複数人で同時に使える
CWJクラウドメールは、自動暗号化やマルチログインに対応した、メール送受信を行うSaaSです。メール暗号化チェックや添付ファイルの受信可否、添付書類をパスワード付きzipにするかどうかを「取引先ごとに」設定可能。Shift-JISやEUC-JPのみでなく、UTF8にも対応しているので、スマートフォンや非Windows環境への文字化けを防げます。無料トライアル期間は30日間です。
Temp Boxクラウド
- 待機時間を設定し、送信を保留する機能
- データを複数のデータセンターでバックアップ
- 配信ログのCSVダウンロード
Temp Boxクラウドは、多機能なメール暗号化システムです。送信アドレスの設定ミス、間違った添付ファイル、添付データ圧縮の手間を無くし、ビジネスには必須のメールチェックを素早く終えられます。添付とテンポラリ(一時ファイル)をかけたネーミングのとおり、メールでのデータ送信をスムースかつ安全に行えます。B2Bファイル共有・転送システム「Smooth File」と連携可能です。
セキュリティの向上はメールセキュリティから始めよう!
メールセキュリティサービスでは、外部からの攻撃による情報流出という重大な危険性と、メールの誤送信という身近な危険性の両方を防止できます。ここ最近では、企業のセキュリティに対する取り組みはしっかりしているかといった世間の目も厳しくなってきています。
対策を打つなら早いに越したことはありません。
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