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2017-08-04

特権ID管理とは?目的・リスク・導入のポイントを徹底解説

特権IDをうまく活用していますか?この記事では、特権IDとは何か、管理の目的、一般的なIDとの違い、特権IDのリスク、特権IDを導入する際のポイントを図を用いてわかりやすく解説します。※初回公開日2017/6/19
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システム運用に便利なツール

大規模なシステムの停止、起動などをする際に通常のIDを使うことはほぼないでしょう。この際、多くの企業で使われているのが特権IDです。しかしこの特権ID、ちゃんと管理をしないと誰でもシステムダウンを行えてしまう状況に陥る可能性があります。今回はそんな特権IDのリスク、管理を徹底的に解説します!

特権IDとは

管理の仕方を説明する前に、特権IDについて少し解説をします。特権IDとはシステムの管理において、高いレベルの権限を付与されたID(アカウント)のことをいいます。

特権ID管理ツールをお探しの方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

特権ID管理ツール比較10サービス!おすすめ・特徴・料金 | ボクシルマガジン
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特権ID管理の目的

特権IDが使われる場面はシステム変更や停止、起動など、システム管理者がシステム運用を行う時に使われます。

一般的なIDとの違い

特権IDには、一般的なIDとは異なる点が2つ存在します。

1つのシステムに1つのID

標準的なIDでは1人に1つずつのIDが与えられています。そして各々の仕事をするには障害にならない程度の権限が与えられています。しかし特権IDでは通常1つのシステムに1つのIDしか存在しません。(複数人で作業を行うことが前提の場合には2つ以上のこともあります。)

非常に強い権限を持つ

一般的なIDにおいては、会社の中枢システムの停止や変更などは権限として与えられていません。誰もがシステムを変更できる状態にあることは非常に危険だからです。

特権IDのリスク

特権IDは強力な権限を持っているため、もし悪用されてしまうと重大な障害が生じます。

企業機密・個人情報を流出などの情報漏えい

特権IDを利用すれば、企業の顧客情報や機密情報を盗み出すことも容易に可能です。情報漏えいが起これば損害賠償、そして企業ブランドの低下につながります。

情報漏えい対策についてもっと知りたい方はこちら

情報漏洩対策のポイントを徹底解説!【2017年最新データ】 | ボクシルマガジン
近年、急速により重要視されている個人情報の保護。そんな個人情報が漏洩するのをどのように防げばいいのか、また、漏洩し...

システムダウン・破壊

特権IDは元々システムメンテナンスなどに利用されるものですから、システムを停止したり、破壊することも可能です。例え一時的なものであっても現場の混乱、ユーザーからのクレームは避けられません。

利用者の特定が困難

一般的なIDでは、1人に1つのIDが付与されていますから、不正利用が起こった場合に個人を特定をするのはそこまで難しくありません。(もちろん「なりすまし」などのケースもあるので一概には言えません。)
ですが特権IDでは、1つのIDを共有していますから不正利用が起きた場合の個人の特定が難しいケースがあります。

導入のポイント

以上のリスクを踏まえた上で、特権IDを導入する際のポイントを解説していきます。

特権ID管理ソリューションを活用する

餅は餅屋という言葉があるように、最も手っ取り早いのは専用のソリューションを導入、活用することです。社内の問題点を洗い出してサービスプロバイダーに相談すれば自社に合ったサービスの導入が可能です。

特権IDの利用申請・承認のフローを明確にする

特権IDの悪用の最大の要因は、煩雑なワークフローにあります。パスワードの利用申請、承認の流れを明確化していないと悪用されてしまうリスクが高まります。

ユーザー認証、操作画面の録画機能などのアクセスログの利用

特権IDの悪用がし辛くなるように、また悪用が起きた場合に個人を特定できるようにユーザー認証や操作画面の録画機能をつけましょう。

ワンタイムパスワードを利用する

いちいちパスワードを変更するのが面倒、という理由でパスワードを長期間同一のものにしておくのは避けましょう。また、推測されやすいパスワードは専用の解析ツールで見破られてしまうリスクがあります。特権IDが悪用された時のリスクを考えればワンタイムパスワードを利用するのは当然です。

申請された操作に応じた権限の付与

特権IDを利用する前にそもそもの利用目的を明確にさせ、操作目的に応じた権限を付与するという方法もあります。利用した後に事前に申請された操作目的と実際の操作を突き合わせることも重要です。

理想的なフロー

最後に特権ID管理をするうえで、理想的なワークフローは下記図のような形になります。

最低限のリスクで活用しよう!

特権IDをうまく利用すれば業務効率化を図ることができます。しかし、利用にあたって伴うリスクは決して小さくなく、管理の方法を徹底しなければなりません。特権ID管理ソリューション導入を含めて検討してみてください!

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