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ROAS(ロアス)とは?ウェブ広告用語 - 意味や計算式・ROI・CPAとの違いを解説

記事の情報は2017-08-16時点のものです。
ROAS(Return On Advertising Spend)とは「広告費用の回収率」や「費用対効果」のことです。Web広告において知っておくべき費用対効果の数値「ROAS」の意味や計算式、ROIやCPAとの違いなどを解説します!

ROASとは

ROASとは、Return On Advertising Spendの略で、「広告費用の回収率」や「費用対効果」と訳され、「ロアス」と読みます。

ウェブ広告では、結果を数値測定して効果を可視化することが重要です。ROASを算出すれば広告費1円あたりの売上を算出することができ、投資した広告費に対する費用対効果を可視化することができます。
複数の広告運用をしている場合、ROASの数字を比較し、ROASが高く費用対効果の良い広告には追加の予算投下をすることや、低いものは広告を止める、または改善するなどの意思決定の判断に活用できます。

ROASの計算式

ROASは、次のような式で求めることができます。
広告からの売上÷広告費(コスト)×100(%)

たとえば、売上が10万円で、広告費が1万円だった場合、
10÷1×100=1000(%)
となるので、費用対効果は1000%、10倍になります。1円の広告費で10円の売上を得た、というわけです。

目標ROAS

ROASの設定は企業や組織によってさまざまですが、1つの基準として目標ROASがあります。
目標ROASは、1売上(平均顧客単価)を粗利(平均顧客単価-平均原価)で割った値となります。

目標ROASは、次の式で求めます。
平均顧客単価 ÷(平均顧客単価ー平均原価)

この目標ROASはあくまで1つの基準であると同時に、企業が守るべき最低限のラインを表しています。

ROASが必要になる場面

費用対効果を計測する数値としてよく使われるよく似た用語に「CPA」があります。CPAとは「Cost Per Acquisition」または「Cost Per Action」の略で、「成果単価」と略されます。CV(コンバージョン)1件あたりの費用を示しています。

CPAとROASが使われる場面には、どのような違いがあるのでしょうか。

まず、CPAとROASでは算出するベースとなる数値が異なります。

CPAは、CVまで至った数をもとにしているので、そのCVによってどの程度の売上が生まれたのかは計算式の中に組み込まれていません。
一方、ROASはコンバージョン件数を計算に入れず、売上のみをもとに算出しています。

つまり、CVの件数が重要になる場合にはCPAを、最終的な売上が重要になる場合にはROASを算出するのが理想的と言えるわけです。CPAについてもっとよく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

CPAとは?広告用語 - 意味・重要視される理由・計算方法
CPAとは、広告施策によって1件の最終的な成約(コンバージョン)を獲得するのにかかった費用(コスト)を意味する指標...
詳細を見る

ROASとROI

ROASと混合されやすい言葉で、ROIという言葉があります。ROIはReturn on Investmentの略で、1クリックあたりの投資効果を「利益」を軸に算出する指標です。ROASは、利益ではなく「売上」を軸に算出する指標です。

ROASとROIの違い

2つの最大の違いは、ROIが利益のパフォーマンスを見る指標に対して、ROASは売上のパフォーマンスを見る指標であるということです。

ROASとROIは、どちらも100%を超えていなければなりません。どちらかが100%を切ってしまえば、広告として失敗ということになります。

計算式

ROIを求めるときは次の計算式を使います。
(利益金額)÷ 広告費 ×100(%)

またWeb広告運用では、下記のROI計算式が利用されることが多いです。
(コンバージョン数 × 平均利益単価 - 広告費)÷ 広告費 ×100(%)

たとえば、1つあたり1万円の利益がある商品を100万の広告費をかけて、300個売ったとします。すると、計算式は次のようになります。
(300×1万ー100万)÷100万×100(%)
費用対効果は200%、2倍になります。1円の広告で2円の利益を得た、ということになります。

上と同様の状況でROASを求めます。
300万÷100万×100(%)
結論として300%、1円の広告で3円の売上を得たということになります。

新たな指標「アトリビューション」とは

CPやROAS、ROIなど、広告の費用対効果を計測するにはさまざまな指標が存在します。しかし、これまでの計測方法には共通して1つの弱点がありました。

それは「表示された広告からリンク先に飛ばなければ計測できない」ということです。つまり、広告を見た後にその広告をクリックせず、検索エンジンから広告主を検索した場合には、広告の効果は確かにあったにも関わらず数値上は効果があったとは計測されないのです。

そこで、最近新たな指標として登場したのが「アトリビューション」という概念です。アトリビューションは、英語でAttribution、つまり貢献度を表しています。コンバージョンに至るまでの各アクションの貢献度を分析して評価することで、正しく広告費を分配できるとしています。

アトリビューションは確実に広がりを見せていて、「アシスト効果」としてコンバージョンに直接起因したものも測定できるツールが登場しています。

費用対効果を最大化しよう

費用対効果の計測、改善のためには求めたい数字に応じて指標を変更する必要があります。
多数存在する指標をうまく使って、費用対効果を最大化しましょう!

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