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【2024年】AI-OCR比較16選!比較表と選び方、OCRとの違いを解説

最終更新日:(記事の情報は現在から425日前のものです)
AI-OCRは、画像やPDFから文字情報を読み取る「OCR」にAIを搭載し精度を高めたツールです。ボクシルでは、AI-OCRとOCRとの違いやメリット、選び方を解説。おすすめのAI-OCRツールも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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AI-OCRは、スキャンした画像データから文字情報を画像解析しテキストとして保存します。OCR以上に精度の高いAI-OCRですが、OCRより費用がかかるため最適なサービスを選ぶ重要性も高いといえるでしょう。

AI-OCRのメリットや選び方、おすすめのAI-OCRを紹介するため、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

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AI-OCRとは

AI-OCRとは、わかりやすくいえば文字を読み取る技術であるOCR(光学文字認識)に、AI(人工知能)を取り入れたシステムのことで、読み方は「エーアイオーシーアール」です。

画像やPDFの文字をテキストデータに変換するOCRに対し、AI-OCRはAIの学習で読み取り精度の向上や任意の箇所の読み取りなどが強化され、より使いやすいのが特徴です。

そもそもOCRとは

OCRとは、Optical Character Recognition (またはReader)の略で、日本語に直すと「光学文字認識」です。主な機能は、PNGやIMGといった画像データから文字を読み取りテキストデータへ変換できることです。

紙の請求書や発注書、契約書、申込書などをOCRにてデータ化すれば検索や管理が容易になるため、ペーパーレスに貢献してくれます。

AI-OCRとOCRの違い

AI-OCRとOCRの違いは、AIの有無による読み取り精度の差にあります。OCRは、設定をしない限り初期状態から認識精度が向上しません。

一方で、AI-OCRはデータを読み取れば読み取るほどAIが学習をし、より正確に文字を認識できるようになります。また、OCRは請求書や申込書といった形が決まっている書類の、あらかじめ指定した位置の言葉しか読み取れません。しかしAI-OCRでは契約書や、領収書、名刺のような形式が一定でない画像も読み取りが可能です。

AI-OCRのメリット

AI-OCRの主なメリットは次のとおりです。

  • 非定型の文書も読み取りができる
  • 用語や文脈を考慮した読み取りができる
  • 手書き文字も正確に読み取り可能
  • 読み取り精度の向上

非定型の文書も読み取りができる

AI-OCRは、領収書や申込書といった非定型の文書であっても読み取りが可能です。AI-OCRは、デフォルトで搭載されたフォーマットやAIの搭載により、任意の箇所のテキストを読み取れるため、非定型の文書に対応できます。

OCRは、規則に沿った文字しか読み取れず規定範囲外の書類は精度が落ちる傾向にあるため、この点はAI-OCRの大きなメリットといえるでしょう。またスキャンしたデータの特徴から、帳票の種類を自動で仕分けできるシステムもあります。事前に読み取る場所やデータの反映先を指定する面倒もないため、大幅に業務効率を向上できます。

用語や文脈を考慮して読み取れる

AI-OCRなら専門用語や前後の文脈を考慮した読み取りも可能です。

たとえば、従来のOCRは「力」と書かれているときに、カタカナの「カ」なのか漢字の「力」なのかを判別できません。それに対しAI-OCRは、「カレンダー」であればカタカナ、「努力」であれば漢字と前後の文脈をふまえて文字を読み取ります。

手書き文字も正確に読み取り可能

AI-OCRは、手書き文字やFAXの文章でも高い精度で自動認識できます。手書き文字は、書く人それぞれのくせがあり、デジタルの文字と認識パターンが異なるため、通常のOCRでは基本的に読み取りができません。

しかしAI-OCRは、膨大な人数の筆跡パターンを学習できることから、手書き文字でも正確に認識可能です。また近年では、サービスが提供される前に手書きの筆跡パターンを学習し終わっているシステムも多く、手間や費用をかけずに高精度での読み取りが期待できるでしょう。

読み取り精度の向上

機械学習が搭載されているAI-OCRであれば、回数を重ねるごとに読み取り精度が改善されていく点もメリットです。頻出する言葉や特徴的な書き方に対して、AIが学習を重ねていくことで認識の精度が改善されます。

誤字やくせ字、枠からはみ出した字といった、手書きのなかでもとくに認識しにくいものでも正確に認識し自動補正してくれるため、修正の手間が省けます。またチェックボックスや丸をつけて回答するような、選択式の回答にも対応可能です。

AI-OCRのデメリット

AI-OCRで考えられる主なデメリットは次のとおりです。

  • 縦書きは認識されにくい
  • 100%の文字認識は難しい
  • 導入に費用がかかる

縦書きは認識されにくい

AI-OCRは、縦書きは画像認識されにくいのがデメリットです。これは世の中にあるほとんどの帳票が横書きであり、AIも横書きの文章で学習を行っているからです。

そのため、自社に縦書きの帳票がある場合は、導入に注意しましょう。ただしAI-OCRは学習ができるため、縦書き用の学習データを準備し、繰り返し縦書きの文字をテキスト化させればいずれ認識できるようになります。

100%の文字認識は難しい

前述したように、AI-OCRは通常のOCRと比較して高い精度で文字認識できますが、それでも100%の精度は難しいと考えられます。もちろん学習により精度は向上しますが、AIも人間のように画像の文字を誤認することもあるでしょう。

一方でAI-OCRには、AI-OCRが誤認識した文字のチェックや、修正作業が外注できるサービスも多く存在するため、より精度を高めたい場合はこういったサービスの利用も検討してください。

導入に費用がかかる

もう1つ考えられるデメリットは、導入費用です。導入費用の詳細は次の見出しでも紹介していますが、月々数万円程度かかることもあるため、導入効果がしっかりと出なければ費用だけがかかり続けます。

そのため、導入を検討する際は現状自社にどのような課題があるかを洗い出し、課題を解決するにはどういった製品・サービスがいいか検討しましょう。

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また、一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。

AI-OCRを選び方

AI-OCRを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。

  • AI-OCRの導入目的を確認する
  • AI-OCRの機能を確認する
  • AI-OCRを導入する際の注意点を確認する
  • AI-OCRの料金・価格相場を確認する

AI-OCRの導入目的を確認する

AI-OCRの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。

導入目的 詳細
事務作業を効率化したい データベースに取り込んだり、他のシステムと連携できたりするAI-OCRがおすすめ
データを活用したい 認識したテキストデータを整形できるAI-OCRがおすすめ
多言語の文書も効率的に処理したい 多言語対応のAI-OCRがおすすめ

AI-OCRの機能を確認する

AI-OCRでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。

【基本的な機能】

機能 詳細
文字認識 画像やスキャンした文書内のテキストを自動的に認識し、文字データに変換する機能
テキスト抽出 文書内の特定の情報やキーワードを抽出し、データベースに取り込んだり、他のシステムと連携したりする機能
精度向上 機械学習アルゴリズムを活用して学習し、精度を向上させる機能
データ整形 認識したテキストデータを整形・構造化して出力する機能

【特定の課題・用途・業界に特化した機能】

機能 詳細
言語対応 多言語の文書を効率的に処理できる機能
バッチ処理 大量の文書を迅速に処理する機能
仕分け機能 スキャンしたデータがどの種類の帳票か判断し、自動で仕分け・管理をしてくれる機能、大幅な業務効率の向上が期待できる

海外やグローバル企業とやりとりがある場合は、多言語対応があるサービスを選びましょう。

AI-OCRを導入する際の注意点を確認する

AI-OCRを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しましょう。

確認事項 詳細
多言語対応 海外に拠点がある企業やグローバル企業とやりとりする企業は、多言語対応のAI-OCRが必要です。
認識精度の確認 AI-OCRの認識精度は重要な要素です。導入前に、複数のサービスや製品を評価し、文書の種類や言語に対する認識精度を確認してください。
手書き向きか活字向きか 手書き文字活字の、どちらを読み取ることに強みを発揮するのか確認し比較しましょう。活字の場合は多くのAI-OCRにて対応できますが、手書き文字だと精度の高いAI-OCRと低いAI-OCRがあります。
外部システムと連携 AI-OCRがRPAを含む外部システムと連携できるのか、どのように連携するのかはあらかじめ確認しておきましょう。
外注ができるか 前述したように、AI-OCRはテキスト化されたデータのチェック・修正も含めて依頼できるサービスもあります。テキスト化の精度や、業務効率を高めたい場合はチェックしましょう。
クラウドかオンプレミスか 現在は、インターネット介してシステムを使うクラウド型が主流です。ただしセキュリティ・コンプライアンスの関係で、自社サーバーにシステムを構築する、オンプレミスしか利用できない場合もあるでしょう。この場合はサービスがオンプレミスに対応しているかも重要です。

AI-OCRの料金・価格相場を確認する

AI-OCRの一般的な料金は、次のとおりです。

  • 初期費用:無料〜数千円程度
  • 月額利用料:数千円〜数万円程度
  • 従量課金プラン:1ページあたり数円〜数十円程度

料金はサービスの機能や精度、利用量によって変動するため、実際の金額は各プロバイダーのウェブサイトで確認することをおすすめします。また、このとき事前にスキャナーで読み取る帳票の種類や枚数などを、事前に把握するのが大切です。

従量課金プランは読み取りの枚数で金額が決まり、月額プランも基本的に月ごとの読み取り数に上限を設けています。そのため、事前に帳票の種類や枚数を把握することで、より正確なコストが確認できサービスを選びやすくなります。くわえて多くのAI-OCRサービスは無料トライアルを提供しているため、事前に試用して適したサービスを選定しましょう。

AI-OCRおすすめ16製品を比較

ここからは数あるAI-OCRサービスのなかから、優秀なおすすめソフト・システムを比較します。手書きが認識できるものや、確認・修正作業もアウトソースできるものもあります。口コミ・評判も含めて紹介するため、前述したAI-OCRを選ぶポイントもふまえて検討しましょう。

各サービスの情報を収集している方には、各サービスで提供しているサービス資料が役立つでしょう。必要に応じて下ボタンより無料でダウンロードできます。

invoiceAgent - ウイングアーク1st株式会社

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  • 項目ごとにAI-OCRエンジンを切り替え
  • 事前の読み取り設定が不要の領収書、請求書に特化したOCR
  • 活字や手書き文字のデータ化に対応

invoiceAgentは、帳票の受信や保管、データ化、配信などを一元管理できる電子帳票プラットフォームです。5つのAI-OCRエンジンを、読み取る文書に合わせて選択利用できるほか、フィールド単位での切り替えも可能です。

請求書や領収書に特化したAI-OCRにより、主要項目の自動解析、読み取り、データ化できます。レイアウトの異なる書類を一括スキャンしても、内容を判別して自動仕分けしてくれます。

invoiceAgentの価格

プラン 初期費用 月額料金(税抜)
invoiceAgent 文書管理 0円〜 30,000円〜
invoiceAgent AI OCR 0円〜 30,000円〜
invoiceAgent 電子取引 200,000円〜 45,000円〜
invoiceAgent 電子契約 200,000円〜 45,000円〜

DX Suite - AI inside株式会社

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  • 手書きや活字、非定型帳票など、幅広い帳票をデータ化
  • RPA、文書管理、経費精算システムと連携可能
  • 歪んだ画像も自動で補正

DX Suiteは、帳票をデジタル化して業務効率化を目指すAI-OCRツールです。項目をクリックして囲むだけの簡単な操作で、定型帳票を読み取れます。ほかにも、請求書や図面といった異なるフォーマットの帳票の読み取りにも対応しています。

またDX Suiteは、歪んだ画像や回転した画像から帳票を取り込むと、自動でズレを補正できる精度の高さも魅力です。アップロードした画像を、種類別に自動で仕分けするオプション機能もあるため、大幅に業務効率を向上できるでしょう。

DX Suiteの価格

プラン名 初期費用 月額価格(税抜) 無料枠
DX Suite Lite 0円 30,000円〜 18,000円分
DX Suite Standard 200,000円 100,000円〜 50,000円分
DX Suite Pro 200,000円 200,000円〜 200,000円分

※無料枠を超えると従量課金

  • オンプレミスと組み込みシステムが利用できる
  • くせのある手書き文字、斜めに傾いた手書き文字なども認識可能
  • 自治体帳票やヒサゴ帳票に対応するOCR定義テンプレートを提供

DynaEyeは、手書きの文字やマーク、バーコードなどを認識できる、帳票読み取り専用のオンプレミス型AI-OCRソフトウェアです。オンプレミス型と、システムの機能を顧客の業務に組み込めるソフトウェアが選択できます。

また枠外のはみ出し、取り消し線のある手書き文字など、帳票記入でよくある記載ケースに対応可能です。流通や製造、自治体向けなどのOCR定義テンプレートをサイトからダウンロード利用でき、操作ガイドに従うだけでOCR定義を設定できます。

DynaEyeの価格

プラン名 初期ライセンス(税抜) 継続ライセンスの年額費用(税抜)
DynaEye 11 Entry Lite AI-OCR 1,008,000円 168,000円
DynaEye 11 Entry AI-OCR 2,016,000円 336,000円
DynaEye 11 SDK AI-OCR 1,080,000円 180,000円

※初期ライセンスは、1年間の使用権とサポートサービスを含むライセンス。プランは「Entry」がオンプレミス、「SDK」が組み込みソフトウェアで、ほかにそれぞれ通常のOCRが利用できるプランもあり。

SmartRead - 株式会社Cogent Labs

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  • 複数種類のドキュメントの仕分け、読み取り、書き出しを自動化
  • 手書き、活字問わず高精度に読み取るAIアリゴリズム
  • 定義した読み取り設定を再利用できるタスク管理機能

SmartReadは、文書の自動仕分けから高精度な文字認識、確認修正、システム連携まで可能なAI-OCRです。ドキュメントの種類を自動判別でき、複数種類のタイプが混在するファイル一式からでも、細かなレイアウトの違いを認識し、文書を仕分け可能です。

定形や準定形、非定型問わず、必要情報を抽出しデータ化でき、二重線といったノイズのある手書き文字も文脈を理解しながら文字を読み取れます。一度定義した読み取り設定を再利用できるので、定形業務の効率化にも役立ちます。

SmartReadの価格

プラン名 初期費用 年額費用 処理可能枚数
スモールプラン 無料 360,000円(税抜) 1.2万枚前後
スタンダードプラン 無料 960,000円(税抜) 6万枚前後
エンタープライズプラン 無料 2,400,000円(税抜) 26万枚前後
オンプレミスプラン 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ

スマートOCR - 株式会社インフォディオ

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  • スマートフォンアプリでの撮影に連携
  • 2段階認証やIPアドレス制限を設定可能
  • 画像ファイルを分析して分類

スマートOCRは、スマートフォンアプリでの撮影に対応したAI-OCRです。スマートフォンで撮影した画像をアップロードすることで、自動読み取りができます。

また手書き文字はもちろん、チェックボックスやラジオボックスなど選択式の回答も読み込める精度の高さが魅力です。2段階認証やIPアドレス制限といったセキュリティ要件を意識した機能が搭載されており、国税庁や法務省に導入されている実績もあります。

スマートOCRの価格

プラン名 初期費用 月額費用
SDクラウドサービス 10万円~ 3万円〜
専用クラウドサービス 60万円~ 72万円〜
プライベートクラウド(ライセンス) 60万円~ 34万円〜
オンプレミス(ライセンス) 100万円~ 34万円〜

eas - 株式会社うるるBPO

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  • AI-OCRと人の手を組み合わせ、高い認識精度を誇る
  • 手書き文字や二重線、塗りつぶしは人間が補完
  • 人間の作業費用は正しいデータを入力した場合のみ

easは、AIと人のチカラを組み合わせて正確に情報をデータ化するAI-OCRです。うるるが運営する、クラウドソーシングサイト「シュフティ」のクラウドワーカーと連携し、文字の認識を行っているのが特徴です。AI-OCRの読み取り結果とクラウドワーカーの入力結果を照合し、マッチングしたデータのみを採用することで、高い精度を維持しています。

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プラン名 初期費用 月額費用(税抜)
要問い合わせ 50,000円~

LINE WORKS OCR - LINE WORKS株式会社

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  • 大手企業から中小企業まで豊富な導入実績
  • フォーマットが決まっていない書類もテキスト化
  • LINEでオンライン本人確認ができる

LINE WORKS OCRは、多言語や生物医学論文の文書など幅広い内容に対応したAI-OCRです。テンプレートの決まっている定型、特定の帳票に強みを発揮する特化型、形式を問わない非定型などと文書にあわせてプランを選べます。またLINEアカウントを活用して本人確認ができる機能や、クラウドアプリケーション、API連携といった選べる提供形態も強みです。

LINE WORKS OCRの価格

プラン名 初期費用 月額費用
Template 無料 55,000円〜
General 無料 55,000円
特化型 無料 88,000円〜

COMITX - 株式会社InfoDeliver

  • ビッグデータを活用し、多種多様なデータにも対応
  • 現場の状況にあわせて導入から運用までサポート
  • 読み取り1文字0.2円~と、他社と比較して低コスト

COMITXは、業務にあわせて最適化された複数のAI-OCRエンジンを搭載しているBPOサービスです。手書きや印字、定型、非定型にかかわらず自動で判別、選定されます。また、事前にデータを学習させておくことで、精度の高いOCRエンジンへと成長します。運用体制の構築は、業務プロセスを熟知したビジネスアナリストが担当するのも魅力の1つです。

COMITXの価格

プラン名 初期費用 月額費用(税抜)
要問い合わせ 要問い合わせ

AIスキャンロボ

  • 活字に強いAI-OCR
  • 日本語だけではなく、英語や中国語、韓国語、タイ語に対応
  • 複雑な表であっても適切に抽出

AIスキャンロボは、活字の帳票を読み取るのに適したAI-OCRです。帳票によくある複数行にまたがる複雑な表であっても、適切にAIが読み取りCSV形式にて出力してくれます。また、定型的な活字の書類ほか、手書きや非定型の書類にも対応可能です。対応言語も日本語をはじめ英語や中国語、韓国語、タイ語と幅広いためグローバルに展開している企業におすすめです。

AIスキャンロボの価格

要問い合わせ(無料読み取りテストを実施可能)

AI よみと~る

  • 読み取り精度は手書きを含め96.71%
  • マウスの操作のみで設定をすすめられる
  • 「おまかせRPA」との連携が可能

AIよみと~るは、AI insideの「DX Suite」を活用したAI-OCRで、手書きや活字の書類、外国語の書類に対応しています。操作画面がわかりやすく設計されていて、マウスの操作で簡単に設定が可能です。WinActorをもとにしたRPAツール「おまかせRPA」との連携にて、さらなる効率化が見込めます。

AIよみと~るの価格

プラン名 初期費用 月額費用(税抜)
プラン1(小型) 無料 33,000円~
プラン2(中型) 無料 110,000円~
プラン3(大型) 無料 220,000円~

いずれもスキャナーとインターネット接続環境がある場合の料金。


また、大興電子通信やJSOLが提供する次のサービスも、DX SuiteとWinActorを活用しています。

サポート体制を含め、「AIよみと~る」と比較検討するとよいでしょう。

FlexiCapture

  • RPAやCRM、ERP、会計ソフトなどと連携
  • クラウド、オンプレミス、SDK、APIなど活用しやすい
  • 膨大な数の言語を認識

FlexiCaptureは、多くのシステムと柔軟に連携できる点がとくに魅力的なAI-OCRです。たとえばRPAツールであれば、UiPathBlue PrismAutomation Anywhereなどよく利用されるシステムと連携可能です。RPAツール以外にもCRMやERP、会計ソフトともつなげられます。クラウドとオンプレミスだけでなく、SDKおよびAPIといった多様な利用方法に対応している点も特徴です。

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RICOH 受領請求書・納品書サービス

  • 納品書と請求書に特化したAI-OCR
  • BPOによる有人のチェックも依頼可能
  • 請求書は3,000円〜、納品書は15,000円〜と低価格

RICOH 受領請求書・納品書サービスは、納品書と請求書に特化しているクラウド型AI-OCRサービスです。会計ソフトや仕入管理システムと連携して、データ入力の工数を削減できます。オプションにてBPOを利用すれば、人の目でOCRのデータが正しいかをチェックしてくれるため、工数をかけずに精度を高めたい企業におすすめです。

RICOH 受領請求書・納品書サービスの価格

プラン名 初期費用 月額費用(税抜)
請求書支払コース 5,000円 3,000円~
請求書標準コース 5,000円 9,000円~
請求書BPOコース 5,000円 18,000円~
納品書100枚コース 無料 15,000円~
納品書200枚コース 無料 25,000円~
納品書500枚コース 無料 50,000円~

CaptureBrain

  • 「Tegaki」との連携で手書き文書に対応
  • 独自のイメージング技術で画像補正
  • 辞書登録で事前の学習も可能

CaptureBrainは、キヤノンマーケティングジャパンのAI-OCRで、「Tegaki」との連携により手書きの文書でも高い認識精度を実現しています。独自のイメージング技術により、画像のゆがみ・斜行・コントラスト補正やノイズ除去を行うため、通常よりOCRの認識率を高められるのも魅力です。

CaptureBrainの価格

プラン名 初期費用 月額費用
Small 200,000円 30,000円〜
Medium 200,000円 100,000円〜
Enterprise 200,000円 150,000円〜

AI帳票処理特化型RPA「LAQOOT(ラクート)」 - 株式会社ユニメディア

  • 定型の帳票を読み取る
  • 幅広い形式の画像をデータ化
  • AI-OCRとBPOの組み合わせ

LAQOOTは、定型の帳票を読み取ることに強みを発揮するAI-OCRです。PDFやJPG、JPEGといった幅広い形式の画像がデータ化できるため、定型帳票の読み取りを大幅に効率化できるでしょう。またAI-OCRのみならず人の目によるチェックを介在させるため、AI-OCRでは実現できなかった精度の読み取りを目指せます。

LAQOOTの価格

プラン名 初期費用 月額費用
トライアル 無料 50,000円〜
ライト 500,000円 100,000円〜
スタンダード 500,000円 300,000円〜
申込書特化プラン 無料 要問い合わせ

DEEP READ

  • 手書き文字と活字の両方に対応
  • 確信度によって読み取り精度の予測が可能
  • キーボードのみでの操作に対応

DEEP READは、手書き文字と活字に対応しているAI-OCRです。各項目の読み取り精度を数値化した「確信度」を算出できる点がポイントです。確信度をふまえれば、人の目によるダブルチェックが必要か不要かの判断をつけやすくなるため、BPOに頼らず、業務の効率化を図れます。キーボードのみでの操作が可能で、スピーディーに操作したい方におすすめです。

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AIRead

  • 手書き文字と活字、定型と非定型を網羅的に読み取り
  • 自治体や行政向けのLGWAN-ASP版を提供
  • 英語や中国語、タイ語、ベトナム語、ロシア語に対応

AIReadは、手書き文字か活字か、定型か非定型かに関係なく文書を読み取れるAI-OCRです。読み取れる文書が多岐にわたるため、多くの書類を扱う企業において有効なサービスだといえるでしょう。クラウドとオンプレミスのほか、LGWAN-ASPを利用でき、クローズドな範囲にて情報を扱う場合におすすめです。

AIReadの価格

プラン名 初期費用 月額費用(税抜)
クラウド(SaaS)版 Sコース 200,000円〜 10,000円~
クラウド(SaaS)版 Mコース 200,000円〜 30,000円~
クラウド(SaaS)版 Lコース 200,000円〜 50,000円~
オンプレミス スタンドアロン版 960,000円〜 年額192,000円~
オンプレミス サーバ版(サブスクリプション型) 無料 年額960,000円~
オンプレミス サーバ版(買取型) 3,600,000円〜 年額720,000円~
AIRead Enterprise 4,800,000円~/1サーバー 年額960,000円~

【番外編】AI-OCR導入に役立つおすすめサービス

ケーエムケーワールドのAI-OCR導入支援サービス - 株式会社ケーエムケーワールド

  • 帳票設定作業や環境構築をサポート
  • 手書き文字の認識や非定型帳票のデータ化が可能
  • 業務改善コンサルティングやトレーニングにも対応

ケーエムケーワールドのAI-OCR導入支援サービスは、ヒアリングや業務調査をもとに、要件定義からサポートしてくれる導入支援サービスです。情報の読み取り、データ化に対応するAI-OCRにくわえ、RPAを組み合わせた導入支援に対応しています。

システムへの入力作業や突合チェック、データ集計を自動化できるほか、資料作成もフローやフォーマットがあれば自動化可能です。

ケーエムケーワールドのAI-OCR導入支援サービスの価格

プラン名 初期費用 月額費用
100,000円(税抜) 40,000円~

「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」の受賞サービス

BOXIL SaaS AWARD 2024

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。

今回の「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024」は、2023年7月1日から2024年6月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約16,600件を審査対象としており、計330サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。

Good Service 受賞サービス一覧
DX Suite

【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。

口コミ項目別No.1 受賞サービス一覧
サービスの安定性No.1DX Suite
機能満足度No.1DX Suite
お役立ち度No.1DX Suite
使いやすさNo.1DX Suite

【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。

>>BOXIL SaaS AWARD Autumn 2024の詳細はこちら

AI-OCRを有効活用できるシーン・できないシーン

最後に、AI-OCRの導入を検討する際の参考になるよう、AI-OCRを有効活用できるシーンやできないシーン、おすすめの業界などについて紹介します。

有効活用できるシーン

請求書や申込書のような、文字を書く場所・スキャンする場所が決まっている定型帳票を多く利用している場合は、AI-OCRを有効活用できます。これまでスキャンしたことのない帳票は、読み込む部分や出力する場所を登録する必要があり、定型帳票の場合は、この手間が少なくて済みます。

また同じ帳票を大量に処理している場合は、登録の手間も少なくなるため、非定型帳票だったとしても、帳票の種類が少ないのであれば同じく有効活用できるでしょう。業界としては、BtoB向けの小売業・卸売業といった、同じ仕様の請求書や注文書が毎日大量に送られてくる企業がおすすめです。

有効活用できないシーン

利用している帳票の種類が多く、枚数も少ない場合はAI-OCRの活用があまりおすすめできません。手間のかかる帳票の登録作業が多くを占め、登録後の自動化処理の割合が少ないと、手作業で入力するよりもかえって手間がかかるからです。

事前に数多くの基本的な帳票の書式が登録されたシステムや、登録なしで非定型帳票の読み込みができるシステムもありますが、読み込みの精度はあまり高くありません。もしこういった場合にAI-OCRを導入したい場合は、登録作業や帳票のスキャンも含め、ワンストップでデータ化しくれるサービスをチェックするといいでしょう。

RPAと連携させるのもおすすめ

AI-OCRは、RPAと連携させることで関連業務を含めて業務効率化が可能です。RPAとは、人がパソコンで日々行う定型的な作業を自動化できる技術のことです。AI-OCRをRPAと連携させると、データ化された情報を別のシステムへ転記したり、別のファイルへ統合したりといった作業も自動化できます。

自動化させることで、一連の業務をまとめて効率化できるのはもちろん、転記の際に起こりやすいヒューマンエラーも防げるようになるでしょう。

AI-OCRで読み取りを効率化しよう

AI-OCRはOCRにAIの技術を搭載し、精度を高めたシステムです。従来のOCRと異なり、非定型の文書を読み取ったり文脈を考慮してテキスト化したりできます。

AI-OCRの選定は、読み取りの精度はもちろん、多言語対応、外部システムとの連携などをふまえての検討が大切です。またAI-OCRは、OCR以上にコストがかかりやすいため、無料トライアルやデモを利用して使用感を事前に確かめるようにしましょう。

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