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「今頃とっくに上場しているつもりだった」と7年を振り返る、HRテックの起業家が乗り越えてきたハードシングスとは

(記事の情報は現在から60日前のものです)
採用や評価などにまつわる人事データを活かして、人事施策や生産性向上の改善に役立てるHRテックに着目が集まっています。人や組織の生産性の向上に携わるHRテック企業の中でも、採用時における適切なマッチングで役立つのが適性検査のミツカリ。心理学に基づいた質問に答えると自身の傾向を数値化でき、それを元に採用や配置に活かすことができます。代表の表孝憲氏は「立ち上げ当初は7年後には上場していると思っていた」と振り返ります。一筋縄ではいかなかった表氏のHRテックにおけるこれまでのハードシングスについて聞いていきます。

【インタビュー】
株式会社ミツカリ 代表取締役社長CEO 表孝憲氏
京都大学法学部在学中はアメリカンフットボール部に所属。4年時は副キャプテンを務める。卒業後、モルガン・スタンレー証券株式会社の債券統括本部に入社。営業としてベストセールス賞を度々受賞。営業として勤務する傍ら入社後半年後から週末は面接官として従事。全社の採用リーダーとして1,000人以上の学生と面接。
2013年6月に退職し、カリフォルニア大学バークレー校ハースビジネススクールに留学。人事なども含まれるリーダーシップ論組織心理学を中心とした授業をとり、経営学修士(MBA)を取得。スキル以外のミスマッチで活躍できず退職する人を面接官として目の当たりにしてきた経験から社会全体のミスマッチをなくすためにミライセルフ(現ミツカリ)を創業する。

人間関係や組織との相性をみて適切なマッチングを

表:ミツカリは各個人のパーソナリティーや価値観を適性検査によって抽出し、分析する適性検査のツールです。心理学の理論に基づいた72問10分間のテストにより、仕事に関する性格や価値観を数値化して、その結果を用いてひとりひとりの性格や相性を理解・分析して個と組織の力を最大化するHR Techサービスです。

採用面では、採用候補者や内定者と従業員の相性を比較できます。早期退職や内定辞退の理由には「人間関係の相性」が挙がることが少なくありません。その人材の見極めにおいて相性の良い部署や上司をミツカリから見出すことができます。

採用だけでなくマネジメントにおいても有効です。「なんとなく、この人とは相性が良い、悪い」といった勘や経験に頼るのではなく、数値で相性を見ることによって、より効率的なマネジメント業務ができるツールとなっています。

2022年夏時点では4,000社で導入され、延べ30万人弱がテストを受検して、データも蓄積されてきました。ただ、株式会社ミツカリは2015年に立ち上げましたが、これまで順風満帆だったかというと、やはり苦労の方が多かったです。立ち上げた当時は「7年後くらいにはとっくに上場しているだろう」とすら思っていましたが、なかなか現実は難しい部分がありました。

ベネフィットを示すのが難しくて難儀した

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