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日程調整ツールのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスは?

最終更新日:(記事の情報は現在から32日前のものです)
日程調整ツールの市場規模とシェア率を紹介します。日程調整ツールの今後の導入意向や、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。

日程調整ツールの市場規模

BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、日程調整ツールの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型日程調整ツールの市場規模は、およそ7,283.6億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は8,361.5億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は9,356.6億円規模に成長すると予測できます。

日程調整ツールの市場規模

※1 調査期間 2023年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定。日程調整機能を持つツールを含む。
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定

日程調整ツール市場の成長率は?

同調査では、まだ日程調整ツールを導入・利用していないビジネスパーソンに対して、導入予定も調査しました。その結果、導入検討をしている企業の割合は10%程度になりました。これは、既存で利用しているGmailやMicrosoft Teamsなどを用いた日程調整が可能なことから、専用のツールを入れる必要性を感じていないのではないでしょうか。

導入予定時期 回答数 割合
時期は未定だが利用検討中 236 5.2%
半年以内には利用開始予定 103 2.3%
1年以内には利用開始予定 114 2.5%
2年以内には利用開始予定 85 1.9%
現時点では未定・利用予定はない 3966 88.1%

日程調整ツール市場の成長の要因としては、リモートワークの推奨やDX推進が起きていることから、従来のメールによる日程調整を効率化し、複数人でも共有できるような動きが進んでいることが挙げられます。とくに、採用面接をリモートに切り替わる動きが活発したことにより、候補者に日程をスムーズに案内するためと、採用担当同士の連携のために導入される傾向が強いようです。

また、AI技術の活用により、最適な日程を自動で提案してくれる機能を備えた日程調整ツールが続々登場しています。日程調整以外の部分でも、関係者への連絡やWeb会議用のURLの発行をしてくれるツールもあり、2024年以降はより細かいニーズに応えられるサービス・機能が登場すると考えられます。

日程調整ツールのシェア率

BOXILが実施した日程調整ツールの利用ユーザー421人を対象にしたSaaSの利用実態調査によると、日程調整ツールのシェア率は、Microsoft Outlookがトップで9.9%でした。次点でGoogleカレンダーが8.3%、調整さんが5.2%と続いています。Microsoft Teamsやサイボウズ Officeを利用している企業も多いようです。

日程調整ツールのシェア率

近年では、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携して日程調整ができる「eeasy」や「調整アポ」といったサービスも台頭してきており、日程調整の効率化に特化したツールを導入している企業もアンケートで見られました。

※調査期間 2023年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに集計

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各日程調整ツールの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。日程調整ツールの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

【2024年04月】日程調整ツール人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
日程調整ツールのおすすめ人気製品をランキング形式で比較。料金や口コミ、機能、提供形態を元に比較可能です。
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ここからは、シェア率の高い日程調整ツールはなぜ選ばれているのか、アンケートで回答があった中から日程調整に特化したSaaSに絞ってBOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

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調整さん

  • 無料で使える日程調整ツール
  • イベント名と日付を選ぶだけ
  • わかりやすい出欠表

調整さんが選ばれている理由としては、とくに無料で使える点と手軽に日程調整ができる点が挙げられます。の点から点が評価につながっています。月間600万人ものユーザーがいるため利用したことのある人が多く、説明不要で日程調整ができることからも多く利用されています。

また、調整さんの提供元であるミクステンド株式会社は、GoogleカレンダーやOutlook予定表と連携できるTimeRexというサービスも提供しています。そして、2024年3月にはそれらのカレンダーサービスを事情により利用できないユーザーに向けて、「調整さんビジネス」というビジネス向け日程調整ツールも提供を開始しました。

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サイボウズ Office - サイボウズ株式会社

サイボウズ Office
サイボウズ Office
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • 多くの中小企業に利用されるグループウェア
  • 日本企業向けのわかりやすいUI
  • トップページに情報を集約

サイボウズ Officeが選ばれている理由としては、とくに他の人のスケジュールの確認しやすさと施設予約ができる点が挙げられます。複数人の予定を表示しても見やすく、わかりやすい画面構成になっているため、日程の調整がしやすいとの口コミが見られました。

また、サイボウズOfficeはグループウェアのため掲示板機能やメール機能、ワークフロー機能などが搭載されています。それらの機能を組み合わせることで、日程調整以外の業務も効率化できるでしょう。

調整アポ - 株式会社RECEPTIONIST

調整アポ
調整アポ
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提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 日程調整作業を自動化
  • オンライン・オフラインどちらの日程調整にも利用可能
  • 予約や会議のバッティングを防止

調整アポ選ばれている理由としては、とくに料金の安さと複数人での日程調整のしやすさが挙げられます。参加予定のメンバーの空き時間を自動でピックアップし、URL発行後はカレンダー登録や関係者への連絡も自動で実施してくれます。

  • ありとあらゆる日程調整に利用可能
  • 多数の特許取得技術で日程調整を効率化
  • 大企業でも利用できる高セキュリティ

eeasy選ばれている理由としては、とくに柔軟な日程調整ができる点が挙げられます。事前に日程調整用のURLを用意しておけば同じURLを送るだけで日程調整ができ、ZoomのURLの自動発行や担当者の割り当てなども行えます。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

日程調整ツールを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

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