議事録作成ツール・ソフトには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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Zoomで議事録を作成するには?
Zoomで議事録を作成するには、いくつかの方法があります。
Zoomに搭載された文字起こし機能やレコーディング機能を活用することで、比較的手軽に議事録を作成できます。また、ホワイトボード機能や、Zoomと連携できる外部の議事録作成ツールでも可能です。
それぞれの機能やツールには独自の特徴があるため、ニーズに合わせた方法を選ぶことが大切です。
Zoomの文字起こし機能を活用する
Zoomには、会議中の音声を自動的に文字起こしする機能があります。この機能を利用すると、会議内容をリアルタイムでテキストに変換できます。
会議のホストが設定から文字起こし機能を有効にすることで、会議の参加者全員が字幕を見られます。会議終了後も、録画ファイルに文字起こしデータが含まれているため、議事録の作成や共有がスムーズに行えます。
Zoomのレコーディング機能で会議を記録する
Zoomでは、会議を録画して後から再生できるレコーディング機能があります。レコーディングには、手動と自動の2つの方法があります。
手動では、ホストまたは許可された参加者が録画の開始と停止を自由に行えます。自動では、会議が始まると自動的に録画が開始されます。これらの方法を使うと、会議内容を後から確認でき、必要に応じて文字起こしができます。
Zoomのホワイトボード機能を利用する
Zoomのホワイトボード機能は、会議中に参加者が自由に図を描いたり、メモを書き込んだりできるツールです。これを使うと、会議の内容を視覚的にまとめられます。
ホストは、ホワイトボード機能を利用できるように設定し、会議中に参加者と共同編集できます。ホワイトボードの内容は、会議後に保存して共有可能です。
Zoomと連携できる議事録作成ツールを導入する
Zoomには、外部の議事録作成ツールと連携する機能もあります。
議事録作成ツールを使うと、Zoomの会議内容を自動的に文字起こしして、簡単に議事録を作成できます。また、連携ツールには、会議の内容を分析したり、タスクとして管理したりできるサービスもあります。
これにより、議事録作成がより効率的で、チーム間での情報共有がスムーズになります。
Zoom対応の議事録作成ツールを導入するメリット
Zoom対応の議事録作成ツールを導入すると、会議の議事録を自動化できるだけでなく、その他の付加機能を活用できます。議事録の共有や管理もスムーズになるので、業務効率が大幅に向上するでしょう。
導入することによる具体的なメリットについて紹介します。
文字起こし以外の機能が豊富で、議事録の作成がより簡単に
Zoom対応の議事録作成ツールは、文字起こし機能だけでなく、会議の要約やキーワード抽出などの高度な機能を提供しています。これらの機能により、会議の内容を整理し、議事録を簡潔にまとめられます。
たとえば、重要な発言部分だけを自動的に抜き出したり、会議の流れを要約したりできます。会議後の議事録作成にかかる手間を大幅に削減できるでしょう。
議事録の共有がスムーズになる
議事録作成ツールはZoomと連携することで、より簡単に議事録の作成・共有ができます。クラウドに議事録を保存できるので、必要なメンバーとすぐに共有が可能です。また、リアルタイムでの共同編集機能を備えたツールもあります。
たとえば、会議中に参加者全員が同時にメモを追加できるため、会議後の情報共有がスムーズに行えます。これにより、遠隔地のメンバーとも効率的に情報を共有でき、プロジェクトの進行を加速させられるでしょう。
Zoomと連携できる議事録作成ツール13選
Rimo Voice
Rimo Voiceは、AI文字起こしツールです。Rimo Voiceには、次のような特徴があります。
- 1時間の音声データを約5分で文字起こし
- 日本語に特化自然言語処理技術
- 雑音や「えーと」「あ」などの言葉を除去して正確にテキスト化
ACES Meet
ACES Meetは、商談内容を文字起こし・要約・解析する商談解析AIです。ACES Meetには、次のような特徴があります。
- 高精度な音声認識AIを活用
- AIが表情や話し方、会話の割合をもとに対応分析
- ワンクリックで商談内容を共有し、シームレスに情報共有が可能
Texta
Textaは、Web会議向けの議事録自動作成ツールです。インターネットとChrome ブラウザがあればすぐに使えます。Textaには、次のような特徴があります。
- 文字起こしや多言語での要約に対応したAIを搭載
- 発言内容をリアルタイムに文字起こし
- 文字起こししたデータは、テキストでも音声形式でも保存可能
AI GIJIROKU
AI GIJIROKUとは、AIが会議や商談の発言をリアルタイムに文字起こしする議事録作成ツールです。AI GIJIROKUは、次のような特徴があります。
- 議事録をAIが要約できる
- 30か国語に対応したリアルタイム翻訳機能を搭載
- 金融・科学・法律なども専門エンジンも実装しており、専門用語でも文字起こしが可能
toruno
torunoとは、会議の音声をリアルタイムでテキスト化し、画像と同期する議事録作成ツールです。torunoは、次のような特徴があります。
- Web会議ツールとの連携操作不要。招待されたWeb会議でも記録が可能
- テキストだけでなく音声や任意の画面も同時に記録できる
- 話者識別や発言ブックマークなどの機能を搭載
Notta
Nottaは、高精度の音声認識とAI要約機能を搭載した自動文字起こしサービスです。Nottaには、次のような特徴があります。
- 二言語同時翻訳機能により、同時に2か国語を文字起こしし、さらにそれぞれの言語に翻訳できる
- ワークスペースにて多人数で情報の共同管理や編集を行える
- 文字起こし中にリアルタイムでテキストをハイライト追加できる
Otolio(旧:スマート書記)
Otolio(旧:スマート書記)は、音声を活用した議事録作成支援するクラウドサービスです。Otolio(旧:スマート書記)には、次のような特徴があります。
- 議事録に合わせた書き言葉への変換、要約の作成、要点の抽出の3つのAI機能
- 文章が音声と紐づき、聞きたい箇所のみの再生が簡単
- 1台の端末で、会議室でもWeb会議でも使える
タキオン生成AI
タキオン生成AIは、生成AIと高性能議事録機能を統合したオールインワンプラットフォームです。タキオン生成AIには、次のような特徴があります。
- 独自アルゴリズムで専門サービス以上の議事録品質
- Zoom連携と手書きメモ併用で高精度な議事録
- 高度な生成AI機能で業務全般を効率化
mocoVoice
mocoVoiceは、大規模言語モデルと独自アルゴリズムを組み合わせることで、高速かつ高精度な文字起こしを実現する議事録作成ツールです。mocoVoiceには、次のような特徴があります。
- 高速かつ高精度な文字起こしで、専門用語や多言語が混在する会話も正確に認識
- 最大12人対応の話者分離と文脈を加味した校正機能
- 発話区間のみの課金体系やオンプレミス提供
LINE WORKS AiNote
LINE WORKS AiNoteは、AI技術を活用した議事録作成ツールです。LINE WORKS AiNoteには、次のような特徴があります。
- 話者分離機能により誰が発言したかを正確に記録
- ZoomやTeamsなどと直接連携し、録音と文字起こしが可能
- AIが会議全体・主要トピック・区間ごとの要約を自動作成
REC AI
REC AIは、営業担当者のCRM入力負担を完全に解消する、セールスオートメーションAIです。REC AIには、次のような特徴があります。
- 商談後CRM/SFAへのデータ入力を自動化
- 営業会話を組織戦略のためのナレッジ資産化
- AIによる自動フィードバックと予測で最適化
SecureMemoCloud
SecureMemoCloudは、雑音の多い環境の不明瞭な音声も、高精度で認識できる文字起こしツールです。SecureMemoCloudには、次のような特徴があります。
- 不明瞭な会議音声も認識して文字起こし
- タイトルや参加者、決定事項、議事要旨などの項目を備えた議事録を自動作成
- 建設業界や医療業界など23領域の業界特化型AIで専門用語も認識
YOMEL
YOMELは、会議内の発言をワンクリックで自動テキスト化できる議事録作成ツールです。YOMELには、次のような特徴があります。
- Zoomなど会議システムを選ばずワンクリックで利用開始
- 高度な話者識別とテキストからの逆引き再生機能
- 会議の目的(トピックスなど)に沿った自動要約が可能
議事録作成ツールを選ぶ際のポイント
Zoomで使える議事録作成ツールを選ぶときは、いくつかのポイントを押さえましょう。音声認識や文字起こしの精度、セキュリティ対策の充実度、日本語以外の言語や専門用語への対応力といった主要なポイントについて説明します。
音声認識や文字起こしの精度は高いか
Zoom対応の議事録作成ツールを選ぶ際に重要なポイントは、音声認識や文字起こしの精度です。精度が低いと、会議内容の正確な記録が難しくなります。
また、話者を識別できる機能が搭載されていると、後から見返した際に「誰が」「何を」話したかを正確に把握できます。
音声認識技術やAIの進化に伴い文字起こしの精度は高くなっていますが、ツールごとに精度の差、得意・不得意があります。無料プランやトライアルで実際に使ってみて、各ツールの精度を見極めることが重要です。
セキュリティ対策は充実しているか
Zoomと連携できる議事録作成ツールを選ぶ際、セキュリティ対策がしっかりしているかを確認しましょう。会議の内容には機密情報が含まれることが多いため、セキュリティは非常に重要です。
たとえば、データの暗号化やアクセス制限、二段階認証などのセキュリティ機能の有無を確認しておきましょう。
日本語以外の言語や専門用語にも対応しているか
グローバルなシーンでの利用や、業界用語や専門用語を多く用いる場合は、日本語だけでなく、他の言語や専門用語にも対応しているかを確認しておきましょう。
たとえば英語や中国語など、主要な言語に対応しているか、また業界特有の用語を正確に認識できるかをチェックしましょう。辞書登録により、専門用語を学習させられるツールもあります。
Zoom対応の議事録作成ツールを使って、議事録の作成を簡単に
Zoomと連携できる議事録作成ツールを導入すれば、会議の議事録作成が格段に楽になります。
選定の際には、音声認識や文字起こしの精度、セキュリティ対策の充実度、日本語以外の言語や専門用語への対応力など、さまざまなポイントから比較・検討することが大切です。
また、議事録作成ツールには、リアルタイムでの共同編集機能やクラウド上での共有機能などもあるため、使い勝手や付加機能の有無をしっかり比較して選びましょう。
多くのツールには無料プランや無料トライアルがあるため、導入前に実際に使ってみることをおすすめします。自社に合うZoom対応の議事録作成ツールを活用して、業務効率を向上させましょう。
議事録作成ツールは次の記事でも詳しく紹介しています。
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