【2024年最新】360度評価・多面評価システム12選|料金・機能をまとめた比較表をプレゼント
人事評価を行う中で、このような課題を感じていませんか?
- 評価制度が整備されておらず、主観的な人事評価が行われている
- マネージャー層の教育ができていない
- 人事評価業務に時間がかかっている
これらの課題をお持ちの方は、360度評価システムの活用がおすすめです。
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめ360度評価システム12選を厳選しました。さらに、機能・料金をまとめた『比較表』もプレゼント ! 360度評価システムが気になる方は、『比較表』を使って自社に合うサービスを探してみましょう。
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360度評価システムとは
360度評価システムとは、上司や部下など社内外の関係者に対して評価アンケートを行い、フィードバックする人事評価システムです。
社内アンケート用のテンプレートを活用しての効率化も可能ですが、集計や評価コメント、項目の設計など多忙な人事担当にとっては大変な作業です。その業務を効率化できるのが、360度評価システムの特徴です。
360度評価・多面評価の概要
360度評価とは一般的な人事評価とは違い、上司を評価対象とした評価手法です。
主にマネージャー以上などの管理者層を対象に実施されます。質問項目としては「部下とのコミュニケーション」や「組織への士気向上」などマネジメントに関するものがメインです。この結果自体を直接給与に反映されることは少なく、継続実施により成長を促す目的があります。
360度評価の主な質問項目
360度評価は、目的としてはマネージャー層の課題把握と育成に軸足を置いているため、マネジメント力に関する次のような内容の質問がメインです。
- リーダーシップ・組織づくり
- メンバー育成・コミュニケーション
- 行動指針・ビジョンの理解
また役職者ではなくメンバーを対象としたフィードバックを集める場合は、次のような仕事への姿勢やスキル、モチベーションをメインとしたものになります。
- 業務への主体性
- 社内での協調性
- 課題把握・業務コミット力
メンバー評価の実施後にはフォローアップも含めて、1on1ミーティングで継続的な成長サポートを行うこともポイントといえます。
360度評価システムの導入メリット
360度評価システムを導入することで、次のようなメリットが得られます。
- 客観的な評価ができる
- マネジメント層の成長につながる
- 360度評価の実施・運用がスムーズになる
客観的な評価ができる
360度評価システムは従業員のパフォーマンスや能力を、さまざまな立場の人からフィードバックを受けることで評価するため、上司からの一方的な評価による偏見や主観を排除できます。
また、評価項目や尺度を統一し、評価の基準を明確にすることで公平な評価であることがわかり、評価の受け入れや信頼性を高められます。
マネジメント層の成長につながる
360度評価では、従業員だけでなくマネジメント層も評価の対象です。マネージャーは自身のリーダーシップやコミュニケーションスキルなどを客観的に評価されることで、自己成長の機会を得られます。
他の関係者からのフィードバックを受けることで、マネージャーは自身の強みや改善すべき点を把握できます。
360度評価の実施・運用がスムーズになる
360度評価システムは、評価者や被評価者の管理、評価項目や尺度の設定、評価の実施や集計、フィードバックの提供など、360度評価のプロセスを効率的にサポートため、評価の際にかかる負担を軽減します。
また、評価結果をグラフやレポートでわかりやすく表示することで、フィードバックの質が向上します。さらに、オンラインで評価ができるため、時間や場所の制約をなくし都合に合わせて実施できます。
360度評価システムの選び方
360度評価システムを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 360度評価システムの導入目的を確認する
- 360度評価システムの機能を確認する
- 360度評価システムを導入する際の注意点を確認する
- 360度評価システムの料金・価格相場を確認する
360度評価システムの導入目的を確認する
360度評価システムの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
人数が多く煩雑になりがちな360度評価の運用をスムーズに行いたい | 360度評価に特化したタイプのシステムがおすすめ |
社員データの一元管理や、データを活かして組織の最適化を図りたい | 人事評価と一体型のシステムがおすすめ |
360度評価システムの機能を確認する
360度評価システムでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
個人レポート | 360度評価の結果を個人用のレポートで出す機能 |
部署レポート | 部署単位での傾向をレポートで出す機能 |
全体レポート | 全社での結果をレポートで出す機能 |
メール配信 | 従業員へ受講依頼のメールが配信できる機能 |
回答状況の確認 | 360度評価の回答状況を確認できる機能 |
評価者の選定 | 評価者を自由に設定できたりランダムに選定できたりする機能 |
質問のカスタマイズ | 評価の際の質問をカスタマイズできる機能 |
フィードバック機能 | 評価実施後のフィードバックを見られる機能 |
公開範囲の設定 | レポートや結果、評価などの公開範囲を設定できる機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
1on1管理 | 1on1での記録を管理する機能 |
進捗管理 | 個人の目標に対する進捗管理を行える機能 |
結果の自動集計 | 360度評価の回答結果を自動集計できる機能 |
適性検査 | 自分の長所などが分かる適性検査が受けられる機能 |
1on1の実施内容を記録したい場合には1on1管理機能や進捗管理機能があるものを、組織の特徴や傾向を把握したい場合には適性検査機能があるシステムがおすすめです。
360度評価システムを導入する際の注意点を確認する
360度評価システムを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
外部システム連携 | すでに使用している人事システムがある場合は連携できるか確認しておきましょう。 |
セキュリティ | 従業員や自社の人事情報を管理するためセキュリティ体制についてしっかりと確認しておきましょう。 |
多言語対応 | 外国人従業員がいる場合やグローバル企業の場合は対応言語の確認が必要です。 |
アプリ対応・スマホ対応 | 使いやすさの観点からアプリ対応やスマートフォンからの回答ができるかどうかも確認しておきましょう。 |
サポート体制 | 運用フローに乗るまでの導入サポートや、導入後の不明点等がある場合のサポート体制についても確認しておくと安心です。 |
360度評価システムの料金・価格相場を確認する
360度評価システムの料金は、月額固定制のものが多いですがユーザー数によってプランや費用が異なるため、必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
また、オプションとして追加アンケートやポジション別の集計レポートなどさらに細かな分析を必要とする場合は、追加必要が発生します。
気になるシステムがある場合には、公式サイトから相談や見積もり依頼をしましょう。
導入前に念入りな情報収集を!
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
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