無料で使えるおすすめの360度評価・多面評価システム9選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!
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無料ツールの機能で満足できなければ、有料の360度評価・多面評価システムがおすすめです。「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位※」のBOXILからダウンロードできる各社のサービス資料で、360度評価・多面評価システムの選定を成功させましょう!
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
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360度評価システム・多面評価システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。360度評価システムの実施だけでなく、全社・部署・個人レポートの閲覧や質問のカスタマイズ、フィードバックなど、360度評価の関連業務効率化に役立つ360度評価システムの比較にお役立てください。
目次を閉じる
- 360度評価・多面評価システムとは
- 360度評価・多面評価とは
- 360度評価・多面評価システムの必要性
- 360度評価・多面評価システムを選ぶときのポイント
- 評価項目や方法がカスタマイズできるか確認する
- 他の人事システムと連携できるか確認する
- 評価データの抽出や分析が容易か確認する
- 無料トライアルを実施しているおすすめの360度評価・多面評価システム9選
- カオナビ
- HRBrain
- あしたのクラウドHR
- タレントパレット
- One人事
- ヒョーカクラウド ‐ 株式会社シーグリーン
- 人事評価ナビゲーター ‐ 株式会社日本経営
- HiManager
- Questant
- 無料トライアル版と有料版の違いは?よくある機能制限と注意点
- 評価者数の制限
- 評価項目や評価方法の制限
- 評価結果の保存期間や閲覧権限の制限
- サービスを比較しましょう
360度評価・多面評価システムとは
360度評価・多面評価システムとは、上司や同僚、部下などさまざまな立場の人が対象者を評価する「360度評価・多面評価」を効率的に運用できるシステムのことです。
- 評価や客観性や公平性を高めてマネジメントに役立てたい
- 従来の人事評価では得られない多くの「気づき」によって企業風土を良くしたい
- 評価の属人化をなくして従業員のモチベーションを向上させたい
などの目的から360度評価・多面評価システムを導入する企業が増えています。
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360度評価・多面評価とは
これまでは上司が部下に対して一方的に評価を行う「人事評価」が一般的でしたが、それでは評価に偏りが出てしまう問題がありました。
そこで複数人の視点を取り入れられる「360度評価・多面評価」を取り入れることで、評価の客観性や公平性を保てるように。自分以外のさまざまな従業員に評価されることで、対象者(評価を受ける従業員)も評価に対して納得しやすくなります。
360度評価・多面評価システムの必要性
360度評価・多面評価は客観性・公平性の高い評価方法ですが、多くの人が関わるため、運用・管理工数がかかってしまいます。紙媒体やExcelなどでは管理が間に合わず、360度評価を維持し続けるのは困難でしょう。評価の運用・管理工数を削減するためにも、システム導入による効率化が求められます。
360度評価・多面評価システムを選ぶときのポイント
無料の360度評価・多面評価システムを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
評価項目や方法がカスタマイズできるか確認する
360度評価・多面評価システムを選ぶときは、評価項目や方法がカスタマイズできるのかを確認しましょう。企業や組織によって、重視する従業員の特性やスキルは異なります。そのため、自社に合った評価項目や方法を設定できるシステムを選ぶことが重要です。
評価項目としては、業務成果やコミュニケーション能力、リーダーシップやチームワークなどがあげられます。評価方法としては、評価者の数や範囲、評価基準や尺度、評価時期や頻度などが考えられます。
また、従業員の特性や職種に応じた評価項目の追加・削除もできるシステムが望ましいです。
他の人事システムと連携できるか確認する
他の人事システムと連携できるかどうかも、360度評価・多面評価システムを選ぶ際の重要なポイントです。他の人事システムと連携することで関連業務も効率化できるようになります。
たとえば、タレントマネジメントシステムと連携できれば、評価結果をもとにしたスキルマップ作成やキャリアアップ支援できるため、人材育成を効率化できます。給与計算システムと連携すれば、評価結果をもとに給与や賞与を算出でき、報酬管理全体が効率化されます。
このように、360度評価システムと他の人事システムとの連携によって、組織全体の人材マネジメントの効率化が可能です。そのため、自社で導入する人事関連システムと連携できるかを確認しておきましょう。
評価データの抽出や分析が容易か確認する
360度評価・多面評価システムを選ぶときは、評価データの抽出や分析が容易にできるかも確認しましょう。評価データを部門別や個人別に抽出・分析できれば、各部門の強みや課題、個人のスキルや成長ポイントを把握し、それに基づいた人材育成プログラムを策定できるようになります。
また、評価データを可視化する機能があると、上層部やマネージャーへの報告もスムーズです。このように、評価データを細かい条件で抽出できればデータ活用の幅が広がるため、よりシステムを有効活用できるでしょう。
無料トライアルを実施しているおすすめの360度評価・多面評価システム9選
360度評価・多面評価システムには無料提供されているサービスはありません。この項目では無料トライアルを実施しているおすすめのツールを紹介します。
- 直感的に操作できるインターフェースが特徴
- 360度評価のテンプレートも容易されている
- 従業員のタイプ分析や人材データの分析機能も揃う
カオナビは、従業員の個性や才能を見つけ、戦略人事に活かすためのタレントマネジメントシステムです。直感的に操作できるインターフェースが特徴で、経営者から人事担当者、現場の従業員まで職務に限らず、どのような方でも簡単に利用できます。
360度評価をはじめコンピテンシー評価、OKR運用などさまざまな評価方式に対応。360度評価用のテンプレートが用意され、自社のフォーマットに合わせてカスタマイズ可能です。評価のワークフロー機能も搭載しているので評価自体もスムーズに行えます。
また、従業員の特性を9つに分析するタイプ分析や、勤続年数分析など、人材データの分析機能も充実。選べる評価方式と人材データ分析などによって、従業員の傾向や満足度を細かく把握できるでしょう。
カオナビでは、「無料デモ」として360度評価機能を含む、さまざまな機能をお試し利用できます。詳しくは公式サイトをご覧ください。
詳しくは公式サイトを確認してください。
HRBrain - 株式会社HRBrain
- 360度評価からサーベイ、AIチャットボットも豊富なシリーズを用意
- 360度評価・多面評価の全プロセスを実行・管理可能
- スマートフォン対応なので現場従業員も気軽に回答できる
HRBrainは、企業が悩みがちな人事・労務業務を解消するプロダクトシリーズです。累計導入社数は2,500社と実績豊富で、360度評価をはじめタレントマネジメント、組織診断サーベイ、AIチャットボットなどさまざまなシリーズを提供しています。
「HRBrain 360度評価」では、クラウド上で360度評価の全プロセスを実行・管理可能です。評価項目のカスタマイズや個人ごとの評価詳細の確認、スコアの自動集計など一元管理できます。
スマートフォンにも対応しているため現場の従業員でも気軽に回答でき、回答率の確認や回答の催促も容易です。HRBrainでは7日間の「無料デモ」提供しており、有料プランと同様の機能を利用できます。
あしたのクラウドHR - 株式会社あしたのチーム
- 4,000社以上のサービス導入実績をもつ
- 360度評価の支援だけでなく評価分析や経年分析、甘辛分析も可能
- 厳しい試験をクリアした評価マイスターが伴走
あしたのクラウドHRは、4,000社以上のサービス導入実績をもつ人事評価システムです。従業員情報管理や目標設定、評価シートの配布、給与査定など人事評価に関する機能が充実。360度評価の効率化はもちろん、評価分析や経年分析、甘辛分析といった分析機能も豊富に揃っています。
また、創業12年の豊富なノウハウとナレッジを活かした支援体制も魅力です。厳しい認定試験をクリアした「評価マイスター」が、システムの導入・運用を伴走してくれます。公式にも「おせっかいなほどお客さまをサポート」とあります。
公式の専用フォームから「無料デモ・トライアル」を申し込み可能です。有料プランと内容が変わらないうえ、企業にカスタマイズされたシステムを利用できます。
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 経済産業省の2018年HRテクノロジー大賞を受賞
- 360度評価からMBO、OKR、コンピテンシー評価などに対応
- 企業に合わせた形で評価シートや評価フローが反映される
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステムです。大企業に多く導入されており、経済産業省の2018年HRテクノロジー大賞を受賞しています。
従業員情報や人事評価、人材配置シミュレーション、エンゲージメント把握など、人事に必要な機能をオールインワンで利用可能です。人事評価では360度評価をはじめMBO、OKR、コンピテンシー評価などさまざまな方式に対応。企業に合わせた形で評価シートや評価フローが反映されます。
PCやスマートフォンなどデバイスを問わず利用できるのも魅力。インターフェースもわかりやすいため操作も簡単で、ヒューマンエラーの防止にもつながります。まずは無料トライアルでお試し利用してみるのがおすすめです。
- 企業の人事評価や労務管理を支援するシステム
- カスタマイズ性が高く自社に合った評価シートを作成可能
- 評価の合計点や評価ランクも自動で行ってくれる
One人事は、人事評価から労務管理、エンゲージメントまで企業の人事労務を支援するシステムです。中小から大手まで720を超える企業が導入し、官公庁での導入実績もあります。有償利用ユーザー数は60万人以上※です。
One人事では専門知識が一切要りません。初めての方でも使いやすい操作性が魅力。360度評価からコンピテンシー評価、MBOまで幅広い評価方式に対応しています。自由にカスタマイズし、自社に合った評価シートを作成可能です。
評価の合計点や評価ランクも自動で行ってくれるためヒューマンエラーも防げます。評価のリマインドや承認、シートの差し戻しなどもワンクリックで可能です。
無料トライアルでは、本来有料の機能も期間内はすべて無料で利用できます。
※出典:One人事「大手企業や官公庁で、累計利用者数600,000人以上」(2025年1月29日閲覧)
ヒョーカクラウド ‐ 株式会社シーグリーン
- マイページで自分がやるべき作業が一目でわかる
- 従業員のスキル習熟度を把握できる「スキルマップ機能」も搭載
- 分析・レポート機能によって全体平均との比較も可能
ヒョーカクラウドは、株式会社シーグリーンが運営する人事評価システムです。人事評価の集計管理に特化している同サービス。コンピテンシー評価やMBO、360度評価、1on1までさまざまな評価方式に対応しており、従業員は「マイページ」を見ることで、自分がやるべき作業が一目でわかります。
スキルマップ機能では、従業員のスキル習熟度を把握可能です。スキルや資格を見える化できるうえ、分析・レポート機能によって全体平均との比較もできます。
ヒョーカクラウドでは「無料デモ」を提供しており、フォームからの申し込みで、実際の操作画面で体験できます(機能は一部制限あり)。
人事評価ナビゲーター ‐ 株式会社日本経営
- 「使いやすさ」を意識したシステム設計
- メモ機能や評価履歴チェックなど便利な機能が揃う
- 有料版では業界トップクラスの低価格を実現
人事評価ナビゲーターは、株式会社日本経営が提供する人事評価システムです。導入実績は2,500件を超え、現場経験が豊富なコンサル会社が「使いやすさ」を意識したシステム設計を実施。初めての人でも使いやすく、評価者と管理者のどちらにとっても安心して利用できます。
フィードバックや行動観察のメモ機能や評価履歴の閲覧機能など、適切な評価を行うための機能が充実。360度評価にも対応しており、業界トップクラスの低価格である月額5,500円から利用できます。無料トライアルも提供しており、有料版と変わらない機能をお試しで利用可能です。
HiManager
- 評価のカスタマイズや目標ツリーの作成などが可能
- 360度評価や1on1にも対応している
- 無料トライアルでも有料版と変わらない機能を利用できる
HiManagerは、人事マネジメントや評価のDX化を促進するプラットフォームです。評価を自由にカスタマイズできる機能や、会社全体やチーム、個人の目標をツリーによって可視化できる機能などが揃っています。
360度評価や1on1にも対応しており、メンバーや日々の行動を見ながら、それぞれが手軽かつ適切に評価できます。専用フォームからの申し込みで無料トライアルも提供しており、有料プランと変わらない機能を利用可能です。なお360度評価は、有料プランでもっとも価格の低いスイートプランにも含まれています。
- 企業のさまざまなアンケートを作成できるツール
- 依頼文の作り方や文例を見ながら360度評価のアンケートを作成可能
- アンケート結果はリアルタイムで自動集計される
Questantは、株式会社マクロミルが運営するアンケート作成ツールです。顧客満足度調査や従業員満足度調査、ブランドイメージ調査などさまざまなアンケートを作成可能。その中に「360度評価(多面評価)」も含まれており、依頼文の作り方や文例を参考にしながらオリジナルの評価シートを作成できます。
アンケート結果はリアルタイムで自動集計され、Web上にてグラフに反映。好みの色や形にカスタマイズ可能です。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。

無料トライアル版と有料版の違いは?よくある機能制限と注意点
360度評価・多面評価システムの無料トライアル版と有料版のよくある機能制限をまとめました。
評価者数の制限
360度評価・多面評価システムでは、自分以外の複数の人からフィードバックを受けられます。しかし、無料版では評価者数に制限があり、自分を含めて最大10人までしか評価できなかったり、評価者のカテゴリーが限られていたりすることがあります。
無料版で必要な評価者数や種類がカバーできるかどうかを確認しましょう。
評価項目や評価方法の制限
無料トライアル版では、有料プランと比べて評価項目や評価方法が制限されており、評価項目の数や種類、評価者の選択肢、評価基準などが固定されている場合があります。
自社の評価体系に合わなかったり、評価の精度や公平性が低下したりする恐れがある場合は、無料版では不十分かもしれません。
評価結果の保存期間や閲覧権限の制限
無料トライアル版では、評価結果の保存期間や閲覧権限が制限されている場合があります。たとえば、評価結果は一定期間後に削除される、評価結果は管理者や評価者のみが閲覧できる、評価結果はグラフや表などで可視化できないなどの問題が発生する可能性があります。
評価結果を長期的に蓄積や分析をしたり、フィードバックしたりできない場合は、無料版では目的を達成できないかもしれません。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。