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2016-05-20

オンプレミスとVPS(仮想専用サーバ)、それぞれに見る仮想サーバのメリット・デメリット

仮想サーバには、自社で環境を構築するオンプレミスとレンタルするVPSがあります。 それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのか?仮想サーバに触れたことがない方にとってはイメージしづらいものですね。
VDI(デスクトップ仮想化)
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仮想サーバのニーズは高まる一方なので、ビジネスパーソンとしては知っておきたいIT知識の一つ。

そこでここでは、仮想サーバのメリット・デメリットをオンプレミスとVPSに分けて紹介していきます。

1.オンプレミス

仮想サーバメリットデメリット
オンプレミスでは自社サーバに対しVM-WareやMicrosoft Hyper-Vなどの専用ソフトを使用し、仮想環境を構築するのが一般的です。

1-1.メリット

・サーバ台数が減る

一つの物理サーバに対し複数の仮想サーバを構築するので、単純にサーバ台数を減らすことが出来ます。
これによりサーバ費用の削減、運用業務の軽減などのメリットが得られます。

・リソースを一元管理

一つの物理サーバ上で稼働している仮想サーバはリソースを一元的に管理出来るため、ここでもまた運用業務の軽減やリソースの自由な増減といったメリットがあります。
リソースを柔軟に割り当てることが出来るメリットは、各システムのピーク時に合わせて増減が可能なのでシステムダウンを防ぐことが可能です。

・古い環境の延命
仮想サーバでは、最新のハードウェアには対応していないような古いシステムやアプリケーションを稼働させることも出来ます。
このためシステムを延命できプレースの必要がありません。


次にデメリットを見ていきましょう。



1-2.デメリット

・耐障害性の強化
一つの物理サーバ上で複数の仮想サーバを一元管理しているということは、障害発生時の影響が全てのシステムに出るということ。
従って仮想サーバ環境では従来より耐障害性を強化しなくてはなりません。

・運用技術の問題
仮想サーバでは通常の運用技術とは異なる技術が必要なので、そのスキルを持っている社員または仮想化技術の教育が必要となります。

・物理サーバに性能が劣る
それぞれが独立した一つのサーバとして稼働していても、物理サーバのリソースを分割して稼働していることには変わりありません。
そのため物理サーバの性能に劣ります。

オンプレミスの注意点としては「コスト削減を追求し過ぎないこと」です。
サーバ台数が削減することで大きなコストメリットを感じる方が多いようですが、実際は冗長化のためのサーバを用意する必要があります。

サーバ台数を削減出来るのは間違いありませんが、仮想サーバ以外の一切を無くすことが出来るわけではないのです。

2.VPS(仮想専用サーバ)

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VPSとは、ベンダーが提供する仮想サーバを専用サーバとしてレンタルするサービスです。

2-1.メリット

・安価で専用サーバがレンタルできる
「共有サーバだとリソースが足りない、でも物理専用サーバはレンタル料が高い」という悩みを解消するのがVPS。

仮想サーバであることから物理専用サーバよりも安価でレンタル出来るのが第一のメリットです。


・専用サーバ並みのスペック
仮想サーバといっても物理サーバ並みのスペックを確保することが出来ます。
ただし、性能が若干劣るのは避けられないので注意しましょう。


・独自に構築できるので自由度が高い
共有サーバではベンダーが構築した環境をレンタルするので、インストールされているOSなどは固定です。

しかしVPSなら独自に環境を構築できるので自由度が高いのが特徴。

2-2.デメリット

・他ユーザーの干渉を受ける
仮想サーバを専用でレンタルすると言っても、物理サーバを共有しているという事実は変わりません。

従って他ユーザーが高負荷な処理をしていると干渉を受けることもあります。

・サーバ運用の知識が必要
自由度が高い分サーバ運用に関する知識が必要となるので、自社に詳しい人材がいるか独自で知識を身に付けることが条件です。

・リソースの増減が不可
VPSは基本的にサーバリソースが固定されているので増減が不可能です。
そのため高トラフィックを処理するようなシステムやWebサイトでは、今後のシステム使用状況を事前に予測しておく必要があります。

VPSでは専用でレンタル出来るため、共有サーバよりはセキュリティ性が高いですが、やはり物理専用サーバには性能で劣ります。
良くも悪くも「共有サーバと物理専用サーバの中間」と考えておくと良いでしょう。



まとめ

今回、オンプレミスとVPSそれぞれのメリット・デメリットを紹介しましたが、利用目的や自社の環境によってどちらを選ぶかは異なってきます。

「安いから」といった理由でVPSを選んだり、「一元管理が出来るから」といった理由でオンプミスを選ぶなど、偏った意識で選定すると導入に失敗する確率が高まるので注意しましょう。

以上、ビジネスパーソンとして知っておきたい仮想サーバのメリット・デメリットでした。

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