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ベトナムオフショア開発企業10社まとめ | ベトナムで行うメリットと課題

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ここ数年、日本企業がベトナムでオフショア開発をする案件が増えてきました。開発先にベトナムが選ばれるのかという理由やメリットと課題、さらに、ベトナムを中心に展開しているオフショア開発企業を紹介します。

1. そもそもオフショア開発とは

オフショア開発とは、以下のようなシステム開発を海外の開発会社に委託することで、開発コストを削減する手法のことを言います。

  • ソフトウェア開発
  • Webシステム開発
  • スマホアプリ開発
  • ソーシャルゲーム開発
  • 運用保守管理

オフショア開発は、日本企業の半数が導入していると言われており、その多くがラボ型契約を主流としています。ラボ型契約とは、ある一定期間において一定の要員を常に確保するという契約であり、仕事の有無に関わらず、あらかじめ優秀な人材を自社専用に確保し、柔軟に開発を依頼することができます。

オフショア開発について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

2. なぜ今ベトナムが注目されているのか

開発コストが安いというイメージが先行しているオフショア開発ですが、ベトナムにおいてはコスト以外にさまざまなメリットがあります。そんなベトナムオフショア開発における数々のメリットを、「国家的魅力」「人為的魅力」「市場的魅力」の3点から紹介します。

国家的(制度的)魅力

ベトナムでは、新設の外資企業がIT部門へ投資するプロジェクトに対して、法人所得税(CIT)の減免があります。最初の4年間はCITが全額免除、その後なんと9年間も税額の50%が減額されます。オフショア開発を狙う企業にとって、これはかなり魅力的です。

さらに経済特区におけるプロジェクトについては、インフラ開発に対する支援も行われます。代表的な支援には、技術的インフラの提供、住宅賃貸といったものが挙げられます。IT事業を展開するとなると、特殊なインフラ整備は必須なのでそこに対する支援が充実しているのも大きな魅力です。

人為的魅力

ベトナムのIT従事者は賃金水準に特徴があり、中国やタイの同業種に比べてもだいたい1/2の水準となっています。しかし従事者は年々増加傾向にあり、人材そのものはとても水準が高く優秀です。

また、大学在学中に職業訓練的な教育も受けており、プログラム言語の知識だけでなくプログラムの作成経験も有していることが多いので即戦力となることが多いです。さらにベトナム人エンジニアには、英語力が高く、勉強熱心で勤勉という特徴もあるといわれています。それに加えて、日本語習得者も多いようです。

市場的魅力

ベトナムでコンピュータを持っている世帯は、2008年から2012年の4年間で約2,200世帯から約4,300世帯と2倍近くに増えています。とはいえ、100世帯のうちコンピュータを持っている割合は2012年で18.8%なのでまだまだ拡大が期待できる市場です。

また経済成長の影響からか、若者の購買意欲が高い傾向にあるようです。現在は三世代同居世帯が主要ですが、今後所得水準が上がれば、核家族も増えます。その結果、今後さらにITサービスなどの伸びが期待できそうです。

3. ベトナムオフショア企業

「ベトナムに開発をアウトソースしたい。でもいざオフショア企業を選ぼうと思っても信用できるオフショア企業がわからない」というのが実情なのではないでしょうか。そこで、有名なベトナムのオフショア企業をいくつかご紹介します。

(1)スマラボ


  • 契約からサポートをすべて日本式で対応可能
  • ブリッジSEのオンサイト常駐
  • 設計フェーズから対応可能

スマラボは、IT人材不足の日本企業にとって、現実的な選択肢としてのオフショア開発を提供しています。

株式会社アイディーエスは、さまざまなオフショア開発に取り組んだ後、ベトナムに100%子会社を設立。ベトナム人エンジニアと深くコミュニケーションを取りながら、開発を行ってきました。経験に裏付けされたナレッジを活用し、ユーザーのニーズに応じた柔軟な開発体制を提案、高品質を担保しています。また、アカウント対応、コミュニケーション支援、開発計画の策定まで、すべてのサポートを日本人が行うことで「オフショア開発」を意識させない、日本企業にとって最適なソリューションを提供します。

(2)プライムハイブリッド

プライムハイブリッド - 株式会社プライムスタイル 画像出典:プライムハイブリッド公式サイト

  • ラボ型オフショア開発でノウハウの蓄積が可能
  • ハイレベルなベトナムエンジニアでチームを構成
  • 日越間の役割分担で、高品質かつ低コストのプロダクト制作

プライムハイブリッドは、自社独自の仕様への理解やノウハウの蓄積ができる、ラボ型オフショア開発です。オフショア開発の拠点を置くベトナムでは、トップレベルの大学情報工学専攻者のみを採用し、優秀なメンバーで開発チームを構成しています。要求分析や要件定義といった上流工程は、経験豊富な日本人エンジニアが担当し、優れたITスキルを持つベトナム人は詳細設計、プログラミング、テストを担当しています。日越間の役割分担によりコスト削減が可能で、高品質かつ低価格なプロダクトを生み出します。はじめてラボ型オフショア開発を導入する企業でも、安心して導入できます。

(3) IVS - インディビジュアルシステムズ株式会社

IVS - インディビジュアルシステムズ株式会社 画像出典:IVS公式サイト

  • 業務系システム開発、全般の開発実績が豊富
  • 特化分野の開発実績が豊富
  • 日本の開発パートナーと遜色のないサービスを実現

IVSは、ベトナムでのシステム開発から導入までワンストップで提供しているオフショア開発です。あらゆる分野での開発実績(VB6からVB.Netへのマイグレーション、Intra-mart)などを持ち、経験豊富なメンバーが揃っているので、高品質なサービスを提供します。日本法人を介して、日本の企業と同じ事務手続きでの契約も可能です。現場に日本人エンジニアが常駐しているので、円滑なコミュニケーションの元、自社の要望を伝えられます。

(4)エボラブルアジア

  • 日系では最大級の規模
  • Webサイト構築・モバイルアプリ開発の実績が豊富
  • 日本人スタッフの手厚いサポートと高い採用力

日系最大の規模のラボ型開発を行っている企業でベトナムでの2012年3月の設立から5年で600名まで拡大しました。今では東南アジア地域で日系最大規模のラボ型開発企業に成長し、更に人員環境の整備を行っています。人材の豊富さゆえに、技術者の質の高さにこだわった採用を常に行っています。

同社では、オフショア開発事業のほかオンライン旅行業やインバウンド(訪日旅行)業も行なっており、ベトナム最大手の求人サイトとの結びつきも深く、多くの優秀な技術者を集めることに強い自信を持っています。

(5)Allgrow ラボ型オフショア開発

  • 「業界初の給与開示型」ラボ型オフショア制作・開発
  • 経験豊富な日本人WEBデザイナー・エンジニアが丁寧にサポート
  • 10万円から導入・即日アサインも可能

Allgrow ラボ型オフショア開発は、徹底的なコスト削減を行うための3つの工夫があり、クオリティを落とすことなく業界最安値で優秀な人材を確保することができます。また、自社開発・管理を行っているため、申し込みから即日でラボを開始することが可能です。ベトナム人スタッフの性格と人柄を選別して採用、トレーニングをしているため、人材のミスマッチが起こりにくいことも特徴です。

(6)日商エレクトロニクスベトナム

  • プロダクト開発・プロジェクト開発・ローカライゼーションに対応可能
  • プロジェクトマネージャーと直接日本語でコミュニケーション
  • 詳細設計工程前の上流工程からアーキテクトがサポート

日商エレクトロニクスベトナムはベトナムでのオフショア開発事業とネットワークサービス事業を主軸としている企業です。日本においてマーケットをリードしてきたICT産業のノウハウを生かし、ベトナムの通信事業者、政府機関、金融機関、保険会社などにサービスを提供しています。

コンサルティングから運用保守までを一連のサービスとして、ITソリューションパッケージを提供します。まずはお客様の業務内容理解とリソースのマッチを判断することを目的に、3か月のパイロットを実施してから、お客様の評価次第で本格的な体制構築のステップへ進みます。

(7)バリラボ(BARILABO)

  • Web制作・モバイルアプリ開発・ラボ型開発の実績が豊富
  • チーム構築も1名からのスモールスタートも可能
  • オフショア開発のノウハウを利用して上流工程から支援

バリラボはIT業界で7年以上の実績を持つ、ベトナムでのオフショア開発を中心とした企業です。複数の人材会社と連携しているため、幅広い対応スキルを保持、ラボ型開発にも対応しています。足りないメンバーに関しては、採用からのオリジナルチーム構築も可能です。
ヒアリングから企画提案、設計・開発・納品、その後の運用フォローまで、日本人プロジェクトマネージャーが直接一貫して対応します。

特にアプリ開発を得意分野としており、高島屋や電通など、豊富な実績を保持しています。オリジナルのアプリフレームワークを使った、安価かつ短期間でのアプリ開発が可能です。

(8)コウェル - 株式会社コウェル

コウェル - 株式会社コウェル 画像出典:コウェル公式サイト

  • 中~大規模Webシステム・サービス開発向け
  • ブリッジエンジニア+プログラマー1名からのスモールスタートも可能
  • ゴルフポータルサイト「ゴルフダイジェスト・オンライン」など開発実績が豊富

コウェルは早くから開発会社としてベトナムでのオフショアを開始しています。中~大規模Webシステム開発や、スマートフォンアプリ開発、サイト制作サービスなどの請負開発事業を展開しております。また、これまでのオフショア開発のノウハウを集約し、経験豊富な日本人エンジニアによるサポートによるラボ型開発チームの提供や立上げ支援も展開しており、品質面での要求の高い大手企業様にも利用されている会社です。

(9)フランジアジャパン

  • スマートフォン向けのアプリやゲームの開発
  • IoT・AR・VRといった先端技術の開発も
  • 産学連携でベトナムの大学と提携

フランジアは、日本とベトナムを中心にフィリピン、バングラデシュに自社開発拠点をもち、オフショア開発を行うグローバル開発企業です。Rubyエンジニアを中心に、700人以上のエンジニアが在籍し、スマートフォンアプリ開発、Webサービス、基幹システム開発から、IoTやAR、VRといったを先端技術の開発も行っています。

日本人コンサルタント、プロジェクトマネージャーや日本語が堪能なブリッジSEもいるので、日本語でのやりとりも可能です。

(10)バイタリフィ

  • スマートフォンアプリ開発/Webサービスの開発の実績、3Dグラフィック制作
  • 圧倒的な日本語対応力
  • サーフィン情報の波伝説さんやゴルフでおなじみの楽天の楽天GORAなど豊富な実績

スマートフォンアプリ開発に特化しているベトナムオフショア企業です。 iPhone開発、Android開発に対して、サーバーサイド開発を含めて専用の開発チームをもっています。さまざまなアプリケーションの開発に携わっており、100万DLを超えるアプリの開発 、200アプリ以上の開発実績があります。日本語レベルはN2以上(日本語検定2級以上)の者が20名以上在籍しており、英語やベトナム語に不安のある方も安心してラボ型開発を進めることが可能です。

(11)セカイラボ

  • アプリ開発の実績が非常に豊富
  • 中国やバングラデシュなどエンジニア・提携の開発チームの人材が豊富
  • WEBサービス開発・スマホアプリ開発・業務システム開発・ローカライズなど手広い

セカイラボは、モンスター・ラボが海外6か国10都市にもつ自社拠点のIT人ソースを活用し、ラボ型オフショア開発とローカライズ・ソリューションを提供するサービスです。Webアプリ、情報系システム、スマートフォンアプリ開発や、海外市場向けサービス、インバウンド顧客獲得アプリ開発など、要望に沿った最適な拠点の最適な専属チームメンバーがプロジェクト開発を担っています。

4. ベトナムでのオフショア開発:失敗するケースも

非常に魅力的なベトナムオフショア開発ですが、必ずしも成功するわけではありません。ベトナムのオフショア開発で過去に失敗した事例はいくつもあります。

仕様書の読み違い

仕様書の翻訳が誤っていたり、あるいは表現が曖昧であれば、仕様によるプロジェクトの統一を図ることができなくなります。その結果、開発の成果物が必要とする要件を満たさないということもあります。この失敗のケースを避けるため、仕様書のベトナム語への翻訳には、特に綿密な確認が必要です。

スケジュール遅延

計画通りにスケジュールをこなすためには、スケジュール通りのプロジェクト管理(進捗管理)を行う必要があります。しかし、時間にルーズな国民性の国は、スケジュール管理をしなければ開発が遅延しがちです。

ベトナムにおいてオフショア開発が失敗する要因として、開発完了の期日までに間に合わないという理由が挙げられることがあります。そのため、ベトナムでのオフショア開発においては、厳密なスケジュール管理を行うための現場責任者やブリッジSEに高い管理能力が求められます。予定通りに開発をこなす事ができるように、スタッフの運用を上手くこなす事ができる存在が不可欠です。

プロジェクト管理ツールについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。

5. オフショア開発選びのポイント

オフショア開発サービスを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。実際に企業を選考する時に参考にしてください。

日本企業との開発実績

オフショア開発会社選びで重要な要素の1つは、日本企業との取引実績の有無です。

近年、オフショア開発の人気の高まりに乗じて現地オフショア開発企業が
増えています。ただ、設立間もないオフショア開発企業は日本企業との実績が乏しく、「安かろう悪かろう」という結果に終わる可能性が高くなりがちです。

そういった意味でも日本企業との取引実績があるのか、すなわちオフショア開発の実績があるのかという点は重要です。少なくとも平均3社以上、日本企業との開発実績があるオフショア開発企業を選定する企業が多いようです。

エンジニア数

重要なポイントの2つめはエンジニア数(従業員数)です。大型案件や、長期的に開発を依頼する際は、どれだけエンジニアが在籍しているかを基準に置く企業がいます。一時的に大量の案件が発生する場合や、納期に間に合わせるためにスポットで多くのエンジニアをアサインする場合などに柔軟に対応できるためです。オフショア開発企業はエンジニア数が多いところで、3~500名程、中には7,000名を超えるオフショア開発企業もあります。

日本人の在籍があるか

日本人が在籍しているかどうかももちろん重要です。もちろん日本人が開発プロジェクトに参画すると、その分の費用は上がります。それでも日本人が在籍しているか、在籍していないのかで選定基準に置いている企業は多いようです。

日本企業と取引をしているオフショア開発企業のうち、約75%以上が、日本人が在籍しています。日本で就職した人がいるオフショア開発企業は日本の商習慣などを十分に理解しているといえるでしょう。

6. ベトナムオフショア開発をするにあたって

非常に魅力的に映るベトナムオフショア開発ですが、その裏にはもちろんリスクも潜んでいます。開発体制を強化するためにオフショア開発に臨んだ結果、失敗に終わってしまうということを避けるために、発生しうる問題はあらかじめ対策を講じておくことが重要です。

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