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2018-01-15

オーダーエントリーシステムとは | スマートデバイスとともに広がる新たなオーダー形態

オーダーエントリーシステムとは、飲食店などで使用されていた伝票管理をデータ置き換えたものです。現在では高価なハンディターミナルだけでなく、安価なスマートフォンも活用できるシステムが増え、多くのレストランや居酒屋で活用されています。その詳細をおすすめサービスとともに紹介します。
オーダーエントリーシステム
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オーダーエントリーシステムとは

レストランなどの飲食店では、従来、紙の伝票にオーダーを記入してキッチンへ渡していましたが、これをデータでやり取りできるようにしたものがオーダーエントリーシステムです。

ホールスタッフが端末にメニュー品目や数量などのオーダーを入力すると同時に、その情報がキッチンと共有される仕組みとなっています。Wi-Fiなどの無線通信を活用し、端末とキッチンプリンター、ディスプレイと客席の呼び出しブザーなどを接続、POSレジと連携して会計を行うことも可能です。

従来の伝票オーダー

オーダーエントリーシステムを導入することによって、従来とはなにが違ってくるのでしょうか。伝票を使用していた従来のオーダーの場合、以下の手順を踏むことになります。

1. 顧客のオーダーを伝票に記入
2. 伝票をキッチンまで持っていく
3. キッチンでは伝票を確認して調理開始
4. 伝票とともに料理配膳
5. 顧客がレジで会計

伝票オーダーの問題点

こうした手順を踏む必要のあった従来手法では、以下のような問題点がありました。どれもアナログの手順を踏むことによる人的ミスや、効率化がはかれないなどの問題であることがわかります。

  • オーダーの書き間違え、メニュー名が統一されていないことによる記入ミス
  • 客席からキッチンまで伝票を持っていかなければならない
  • オーダーの読み間違え、読めないなどによる調理ミス
  • 伝票の配布ミス
  • ひとつづつ手打ちになるため会計ミスが起こりやすい

オーダーエントリーシステムの場合

オーダーエントリーシステムでは、上記1〜4までをデータ処理・伝票プリントを行うことで完結させ、POSレジでは5を行うことになります。これを導入することによって、従来の伝票オーダーの問題を以下のように解決することができます。

  1. 端末のメニューと数量を選ぶだけなので、ミスを最小限にできる
  2. オーダーと同時にキッチンプリンターへ転送、伝票を移動する必要なし
  3. プリント伝票・ディスプレイ表示のため、調理ミスを最小限にできる
  4. 客席番号などのデータも印字されるため、配布ミスを最小限にできる
  5. 伝票のバーコードを読み込むだけで計算の必要なし

特に1と4の場合では、顧客にオーダーの確認、配膳完了の確認を行うことで、人的ミスをほぼゼロにすることも可能であり、2の機能で効率化できることにより、伝票を運ぶ手間を省き、続けて別の顧客のオーダーを取ることも可能となります。

オーダーエントリーシステムの種類

オーダーエントリーシステムは大手のチェーン店を中心に導入が進んでおり、日常的に目にすることが当然の状況になっていますが、そのシステムはさまざまです。基本的な構成は共通している部分が多いともいえますが、大きく違うのは端末だということができるでしょう。

ハンディターミナル

多くのオーダーエントリーシステムでは、ハンディターミナルといわれる専用の携帯端末が活用されています。

過酷な使用環境にも耐えられる耐久性と、片手で扱える携帯性を兼ね備えた端末です。オーダーエントリーシステムとして使用する場合は、メーカーが提供するソフトウェアを、自社向けにカスタマイズして使用する場合がほとんどとなります。

POSレジとの連携も可能ですが、ローカルサーバと接続、チェーン店などの場合は基幹システムなどと接続される場合もあります。端末の価格は7〜20万円程度が多くなっており、導入コストは高めだといえるでしょう。

以下の記事では、ハンディターミナルについてより詳しく解説しています。

ハンディターミナルとは | 事例紹介 | モバイル端末とPOSレジ連携 | ボクシルマガジン
ハンドヘルドのバーコードリーダー/スキャナと混同されがちですが、ハンディターミナルはそれ単体で柔軟な活用を実現する...

スマートデバイス

近年、活用が広がっているのが、iOS/Androidなどのスマートデバイスを端末にしたオーダーエントリーシステムです。

耐久性や信頼性ではハンディターミナルにおよびませんが、導入コストの低さと汎用性の高さが魅力であり、システムを提供するメーカーのアプリをインストールすることで、手軽にオーダーエントリーシステムを構築できます。

さまざまな通信方式に対応しているハンディターミナルに対し、Wi-Fi接続によるシステム構築が基本となります。

専用端末

一部の居酒屋などで見かける、タブレット式のオーダーエントリーシステム端末です。

各テーブルに設置してある端末を使い、顧客自らがオーダーを行うというもので、スマートフォンを使い慣れている層であれば、簡単に使いこなすことができるのが特徴です。

レストランなどとは異なり、断続的にオーダーの入る居酒屋では最適な端末といえ、より効率的なオペレーションが期待できる反面、店舗のスタイルに合致しない場合もあるでしょう。

オーダーエントリーシステムのメリット

このように、大きく分けて3種類の端末を使用するオーダーエントリーシステムですが、どのシステムを選択しても、従来の伝票オーダーと比較して、大きなメリットを得ることが可能です。

効率化による回転率アップ

上述したように、オーダーエントリーシステムでは、ホール・キッチンスタッフ間での情報共有をスムーズに行うことが可能となります。

また、ムダな作業を排除することができるため、業務効率化が実現し、結果的に顧客の回転率を上げることにつながります。ランチタイムなどの繁忙時など特に威力を発揮するといえ、売上・利益アップが期待できるでしょう。

迅速なサービスが可能

オーダーエントリーシステムによる業務効率化は、スムーズでスピーディーなサービスを可能とします。

ホールスタッフは、キッチンとのコミュニケーションを気にせず、オーダーと配膳に集中できるため、サービスのクオリティを高めることもでき、結果的に顧客満足度の向上の実現、リピート顧客の増加が期待できます。

人的ミスを最小限に

繰り返しになりますが、オーダーエントリーシステムでは人的ミスを最小限にする仕組みが採用されています。

さらにワンクッション、確認作業を追加することにより、ミスをほぼゼロにできるほか、最小限のスタッフでオペレーションが可能になるなど、コスト削減効果も期待できるでしょう。

POSシステムとの連携も可能

ほとんどのオーダーエントリーシステムでは、POSシステムとの連携により、会計を含めたトータルシステムを構築することが可能です。これによって、より効率的で正確なオペレーションが可能となるだけでなく、POSを活用したさまざまな分析も可能となります。

POSシステムとは

POSシステムとは、Point Of Sales Systemの略称であり、販売時点情報管理を意味します。商品をバーコードなどで単品管理することにより、販売情報や売上実績を集中管理するもので、これにレジスター機能を追加したものがPOSレジです。

オーダーエントリーシステムの場合は、単品管理というよりも、オーダー単位での管理となりますが、伝票プリントの際にバーコードも印字することによって、会計作業を効率よく正確に行うことが可能になります。

POSレジ単体で管理する小規模システムから、基幹システムと接続する大規模なものまで、さまざまなシステムが存在します。

以下の記事では、POSシステムについてより詳しく解説しています。

POSレジ価格サービス比較 | タブレット対応システムなどの選び方・メリット | ボクシルマガジン
リアルタイムで商品の販売状況をモニタリングできるPOSレジ(POSシステム・ポスレジ)。POSレジの導入メリット、...

POSシステム連携でなにができるのか

上述したように、オーダーエントリーシステムと連携することによって、会計作業を効率よく正確にできるようにするのが大きなメリットですが、日時とともに販売管理を行うことによって、詳細な分析が可能となり、今後の対策に活かしていくことができるようになります。

つまり、「いつ」「どんな顧客が」「なにをオーダー」したのかを把握可能なのはもちろん、何曜日の何時が混雑が激しいのか、どんなメニューの人気が高いのかなど、売上集計と同時に分析することができるのです。

クラウドPOSレジの普及

このようなPOSレジを連携させたオーダーエントリーシステムは、比較的規模の大きなチェーン飲食店などを中心に、ハンディターミナル・専用システム・サーバなどを組み合わせて導入が進められてきました。

しかし初期導入に大きなコストが生じることから、小規模店舗での導入はハードルの高いものとなり、これまではオーダーエントリーシステムの導入はそれほど進んでいなかったともいえるでしょう。

しかし、ネットワーク環境が整備され、スマートデバイスが爆発的に普及すると、これを利用したクラウドPOSレジシステムが登場しました。

高価なハンディターミナルをスマートデバイスに置き換え、POSシステム自体をクラウド環境で提供することにより、導入コストを大幅に引き下げており、その手軽さから、さまざまな店舗で導入が進められているのです。

おすすめのオーダーエントリーシステム

さまざまなニーズに合わせ、多様なオーダーエントリーシステムが登場していますが、以下からは端末に焦点をあわせた、おすすめのオーダーエントリーシステムをいくつか紹介していきます。

Waiter(スマレジ・ウェイター)

Waiterは、シンプルな使い方と豊富な機能で、飲食店などのオーダー管理やデータ蓄積を可能とするクラウドのオーダーエントリーシステムです。

リアルタイムに空席を把握できることにより、予約管理で集客の最適化を実現できます。また、お客様の来店履歴から お食事の履歴まで一括管理できるのも大きなメリットです。集計した情報をもとに詳しい分析項目で、 店舗の売上状況を完璧に把握できるため、各店舗における運営改善も実現できます。

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Orange Handy

Orange Handyは、iPhone / iPadにアプリをインストールすることにより、ハンディターミナルとして使用可能にする飲食店向けのオーダーエントリーシステムです。

iPadの無線LANを活用したキッチンプリンターへの出力を可能とし、同様にiPadを活用したOrange POSを併用することによって、クラウド環境でのオーダー管理やデータ蓄積を実現します。

直感的なインターフェースで、2タップ以内での操作を実現したほか、予約・顧客管理ツール「Orange Reserve」在庫管理ツール「Orange Stock」Twitterとの連携機能を持つ広告ツール「Orange Signage」など、自在に組み合わせたシステム構築が可能です。

Easy Booklet

Easy Bookletは、飲食店に向けたブックレット型のハンディターミナルを活用するオーダーエントリーシステムです。

テーブルメニューと同様のページ方式で、1キー1メニューの簡単オペレーションを実現、メニュー数も通常で192メニュー、シフトを使用すれば384メニューまで登録可能です。

オーダーデータの転送には、電子レンジなど他の電子機器の干渉が少ない400MHz帯を採用し、最大5台までのキッチンプリンターと接続可能、CASIOネットレジなどと連携したPOSレジシステムを構築することも可能です。

FoodFrontia

FoodFrontiaは、ハンディターミナルとPOSシステムを連携させ、注文・調理・料理提供・会計までを統合し、ホスピタリティの高いサービス提供を可能とするオーダーエントリーシステムです。

注文内容は、メニューごとに指定されたキッチンディスプレイやキッチンプリンタに出力され、調理ポジションごとに素早く調理が開始でき、会計時には、ハンディターミナルから登録された注文をPOSシステムから呼び出すだけなので、ミスのないスムーズなレジ会計が可能です。

さらに本部システムと連携すれば、売上や入店状況、材料費や人件費、固定費などの経費を集約し、各店舗の情報をリアルタイムに一元管理することができます。

クラウドPOSレジ連動型オーダーエントリーシステム

より手軽で高機能なクラウドPOSレジが登場していることは解説しました。以下では、クラウドPOSレジに連動した、おすすめのオーダーエントリーシステムを紹介していきます。

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ユビレジ

ユビレジは、タブレットを活用したオーダーエントリーシステムのパイオニア的存在であり、オーダー管理やデータ蓄積をクラウド環境で行い、さまざまな管理・分析を可能にしています。

タブレットPOSレジやスマートフォン端末にアプリをインストール、必要に応じてアプリを組み合わせることも可能なため、より専門性の高いPOSレジも費用を抑えて構築することができます。

もちろん売上管理のほかにも時間帯、客層などの分析も可能であり、店舗運営の戦略が立てやすくなるほか、商品管理や在庫管理もできるため、飲食店以外の小売店にも最適です。

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スマレジ

スマレジは、iPhone/iPadなどを活用した高機能POSレジであり、Waiterオーダーエントリーシステムと連携し、完璧な飲食店運営を可能にします。

単体での運用も可能なため、あらゆる業種で使える柔軟性を持ちながら、商品管理、売上管理、在庫管理、顧客管理、売上分析など、圧倒的な高機能を搭載、すべてがクラウド環境で管理されるため、煩わしい設定やメンテナンスも必要ありません。

もちろん、クラウド環境を活かして、外部からのデータアクセスも可能、時間と場所を問わないデータ確認が可能になるほか、複数店舗の管理にも対応しています。

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Orange Operation

Orange Operationは、iPadに対応したPOSレジソリューションであり、Orange Handyと連携したオーダーエントリーシステムの構築が可能です。さまざまな分析・管理機能を備えているため業務効率・コスト改善など、まったく新しい店舗運営を実現します。

通常のPOSシステムでできる会計システムはもちろん、他にはない在庫・顧客情報閲覧機能、プロモ-ション機能の他、顧客分析機能などのバックヤード機能が充実、分割会計機能、売掛機能も搭載しているほか、多店舗展開の管理にもクラウド環境で対応します。

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運営形態に最適なオーダーエントリーシステムを

導入コスト数百万円からが当たり前だったオーダーエントリーシステムも、さまざまなニーズに合致したシステムが登場し、クラウドを活用するシステムであれば、会計・分析までを含めても月1万円前後で運用していくことも可能です。

しかし、チェーン店は別としても、店舗の数だけ独自の運用方法があることも事実であり、まさにニーズに適うシステムを選択することが重要になります。

小規模店舗でも無理なくオーダーエントリーシステムの導入が可能になった現在、必要な機能はなにか、費用対効果はどうなのか、目的を明確にしていく必要があるでしょう。

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