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【2024年最新】企業データベースおすすめ比較!機能や選び方

最終更新日:(記事の情報は現在から346日前のものです)
企業データベースの代表的なサービスを徹底比較!各サービスの特徴や機能などをまとめて比較できます。営業リストの作成や取引先の信用調査など、さまざまな用途に活用できる企業データベースの、失敗しない選び方も紹介します。

企業データベースとは?

企業データベースとは、事業内容や業績だけでなく関連会社など、企業のさまざまな情報を掲載したデータベースの総称です。掲載されている情報は任意の条件で検索が可能で、リストアップもできるため、主に営業先リストの作成に活用されています。

近年では、取引先の信用調査やリスク調査などに利用する企業も、珍しくありません。

企業データベースで利用できる機能

データベースによって機能構成は異なりますが、一般的に企業データベースで利用できる機能は次のとおりです。

  • 検索機能
  • リスト作成・抽出機能
  • 取引先管理機能
  • 外部システムとの連携機能

膨大な企業データベースの中から、任意の条件で企業情報を検索できる機能に加えて、リストの作成機能、抽出した企業情報を管理する機能などが実装されています。さらに、SFACRMなど、外部の管理システムとスムーズに連携できる機能が利用できるデータベースも少なくありません。

企業データベースの選び方

企業データベースを選ぶ際には、検索の精度や利用できるデータ量、他のシステムと連携できるかなど、さまざまな点に目を向けることが大切です。企業データベースの選び方を紹介します。

検索できる項目

まずは、検索可能な項目と利用できるデータ量を確認しましょう。企業データベースで検索できる項目としては、次のものが挙げられます。

  • 企業名
  • 業種
  • 本社の所在地
  • 企業コード
  • 株式コード
  • 従業員数
  • 資本金
  • 売上高

導入を検討している企業データベースで、どういった検索が可能かチェックしましょう。

データベースへの登録量

そもそもどれぐらいの企業数がデータベースに登録されているかも重要です。

件数が多ければそれだけ多くの候補からリストを作成できますが、データベースの規模が大きければ利用コストが高くなります。コストとの兼ね合いを考えながら、ニーズに合ったデータベースを選択しましょう。

アップデートの頻度

データベースは鮮度が何より重要です。更新頻度の高いデータベースであれば、最新の情報をもとにリストの作成が可能できます。また、問題のある企業との取引も避けられるでしょう。

アップデートの頻度はデータベースによって変わるので、できるだけ頻繁に情報が更新されるもの(最低でも週に1,2回以上)を選ぶことが大事です。

操作性や検索性は問題ないか

全体として使いやすいシステム・サービスか、必要に応じて柔軟に条件を設定して検索できるかなども、企業データベースの重要な選択基準です。

検索・絞り込みに高度な技術を要するシステムだと、企業によっては使いこなせない可能性もあるので注意しましょう。

無料体験版やトライアル版が利用できるデータベースもあるので、可能な限り使い勝手を確認しておく必要があります。

他のシステムとの連携性はどうか

データベースと他のシステムとスムーズに連携が可能か、データを他のシステムで呼び出して利用できるかなど、データの連携性にも注目しましょう。

SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)、あるいはMA(マーケティングオートメーション)などと連携すれば、企業リストをそのまま営業活動に結び付けられます。

連携にあたり、ある程度はデータの加工が求められるデータベースもありますが、APIで簡単に連携ができるサービスも少なくありません。

与信チェックや反社に関する調査が可能か

営業リストの作成のほかに、取引先の候補や関わる企業の与信チェックの目的で、データベースを利用する企業もあるでしょう。

その場合、与信チェックや反社に関する調査が可能な企業データベースを選択する必要があります。営業リストの作成がメインでも、与信チェックができるデータベースであれば、経営上のリスクを回避できるのでおすすめです。

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おすすめの企業データベース比較

それでは、おすすめの企業データベースを紹介します。導入費用や実装されている機能に加えて、どういったシーンで強みを発揮するか注目しながら、それぞれのサービスを確認していきましょう。

Sansan - Sansan株式会社

Sansan
Sansan
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 業績や役職者情報などを活用できる企業データベースを標準搭載
  • 名刺データに企業、人物の情報を付与しデータベース化
  • 最新情報をもとにデータベースを自動アップデート

Sansanは、名刺情報といった接点情報と企業データベースをもとに顧客データベースを構築できるサービスです。会社概要や財務情報などを付与したうえで、紙やデジタルの名刺情報を管理できます。

企業や人物に関する最新情報を受け取れるほか、異動情報や昇進情報などをもとに、顧客データを自動でアップデートしてくれます。顧客の動向をタイムリーに把握できるので、最適なタイミングでアプローチ可能です。

FORCAS - 株式会社ユーザベース

FORCAS
FORCAS
BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn マーケティング部門受賞
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

  • 顧客を可視化できる営業DXソリューション
  • 感覚的に利用できる企業リストを作成
  • 3ステップで顧客の傾向を分析

FORCASはさまざまな企業の営業・マーケティング部門で採用されている、企業データベースです。営業先リストの作成に特化したサービスであり、営業担当者が感覚的に利用できる企業リストの作成が可能です。事業規模や業界に加えて、増収の傾向や採用状況など、さまざまな条件で企業を絞り込め、スムーズに営業先リストを作成できます。

さらに既存客のリストをExcel形式でアップロードすれば、受注可能性の高い企業の傾向を可視化できるのも特徴です。確度の高い企業に営業リソースを集中させれば、おのずと成約率が向上するでしょう。

SPEEDA

  • 市場分析や競合調査に役立つ情報プラットフォーム
  • 対象とする業界のトレンドを数分で把握できる
  • M&Aに関する情報も短時間で取得

SPEEDAはさまざまな市場データや業界レポートが格納された情報プラットフォームで、特に市場分析や競合調査に役立つサービスです。1,100万社以上の上場・非上場企業の情報を網羅しており、調査した業界のトレンドを数分で把握できるのが強みです。

3,000本以上の業界レポートと2,000本以上のビジネスレポート、さらに約230万件のM&Aの案件情報などが確認でき、調査対象の企業の業績の可視化・分析がスムーズにできます。複数の企業の財務数値や経営指標などの比較も可能なので、アプローチ先を決める際の参考にするのもよいでしょう。

※出典:ユーザベース「経済情報プラットフォームSPEEDA」(2024年4月18日閲覧)

Musubu

  • 140万件以上の企業情報データベース
  • 法人営業のターゲティングから成約までサポート
  • アプローチすべき企業がスムーズに見つかる

Musubuは、140万件以上の企業情報が登録されたデータベースで、上場企業はもちろん、未上場のさまざまな企業の情報が掲載されています。業種や地域、売上規模や従業員数などで検索が可能で、成約率の高い企業を素早く絞り込めるので、法人営業のリスト作成に大きな強みがあります。

細かくターゲティングが可能になり、営業担当者は確度の高い企業に集中してアプローチできるので、業務生産性も大きく向上するでしょう。メール配信機能や営業管理機能なども搭載されているので、日々の営業活動のブラッシュアップが可能です。

※出典:Baseconnect「Musubu (ムスブ) - 法人営業の新規開拓を支援するクラウド型企業情報データベース」(2024年4月18日閲覧)

BIZMAPS

  • 170万社以上の登録企業数
  • オリジナルタグから企業を検索できる
  • 30秒ほどで営業リストの収集・作成が可能

BIZMAPSは170万社以上の登録企業数を誇る企業データベースです。業界別・都道府県別に企業の絞り込みができるのに加えて、ECサイトの保有企業や展示会に出展している企業など、オリジナルタグから目当ての企業を探せるのも特徴です。

全国約3,200人のリサーチャーによって適宜、情報が更新されるので、最新の情報をもとに営業リストの収集・作成ができます。無料でお試し利用ができるので、まずは使い勝手を確認してみるとよいでしょう。

※出典:アイドマ・ホールディングス「営業リストおすすめ無料検索サイト|BIZMAPS(ビズマップ)」(2024年4月18日閲覧)

uSonar

  • 820万件の法人企業データベース
  • 業界全体や類似企業の動向も把握
  • 高度な名刺情報管理も可能

uSonarは営業・マーケティングへの活用に特化した企業データベースで、受注につながる営業リストを効率的に作成できます。グループ企業や事業者単位での情報に加えて、業界全体や類似企業の動向も把握できるのが特徴です。

さらに高精度なデータクレンジング・名寄せにより、取引先の情報の登録も正確にでき、最新の状態を維持できます。AI(人工知能)による需要予測により、受注見込みの高い企業を判定できるほか、高度な名刺情報管理も可能です。

※出典:ユーソナー「サービス / 顧客データ統合ソリューション ユーソナー(uSonar) | ユーソナー」(2024年4月18日閲覧)

SalesNow

  • 530万社以上のデータベースから最新情報を把握
  • さまざまな条件で絞り込みが可能
  • slackとメールによるリアルタイム通知

SalesNowは530万社以上の企業が登録されているデータベースで、業界や事業内容、地理、財務状況、テクノロジー、活動量など、さまざまな切り口で企業を検索できます。連絡先情報も登録されているので、キーマンに直接アプローチが可能です。

また、シナリオ検索によってリードの特定ができるのも特徴で、事前に設定したシナリオに該当する企業がある場合、slackやメールで通知をもらえます。適切なタイミングで、すぐに営業活動に移れるのが強みです。

※出典:SalesNow「SalesNow」(2024年4月18日閲覧)

FUMA

  • 最短5秒でオリジナルリストを作成
  • 地域・業種・関連タグなどから検索が可能
  • 単価5円で自由に作成したリストを利用できる

FUMAは完全無料・ログイン不要で、全国の有力企業160万社のデータベースが利用できるサービスです。最短5秒でオリジナルリストを作成でき、さらにオプションで単価5円・500円からCSVデータが利用可能です。

地域や業種、関連タグから情報の絞り込みが可能で、さらに売上高や純利益、資本金、従業員数なども検索項目にできます。さらに、登録されていない法人番号とのひも付けや、業種の細分類なども可能なので、詳しくは提供会社に問い合わせをしてみましょう。

※出典:Plainworks「完全無料で今すぐ使える企業リスト「FUMA」は法人営業リストの決定版」(2024年4月18日閲覧)

リスマ

  • 新規顧客の開拓に役立つリード創出アプリ
  • 法人営業やマーケティングリサーチに役立つリストを作成
  • Excel経験者なら簡単にリストの出力・加工ができる

リスマはインターネット上に散在しているデータを自動収集し、法人営業やマーケティングリサーチに活用できるリストを作成できるサービスです。Excelを操作できる方なら、簡単にリストの出力と加工が可能で、リストに任意の情報を付加するのも可能です。

個人事業主から上場企業まで、幅広く導入されており、無制限に利用できるエンタープライズ版もあります。2週間の無料体験版が利用できるので、まずは試しに使ってみるとよいでしょう。

東京商工リサーチ

  • 業界最古の信用調査会社
  • 国内・海外の企業情報レポートが確認できる
  • 与信管理からリストの作成まで役立つ

東京商工リサーチの企業データベースは国内最大級で、取得データはオンラインで共有が可能です。業界最古の信用調査会社のデータベースなので、非常に信頼性が高く、国内・海外の企業情報レポートも確認できるので、業界全体の動向を把握するのにも役立ちます。

信用調査会社のデータなので与信管理には特に強みがあり、取引先として問題ないか、業績が伸びているかどうかなど、事前に確認が可能です。

帝国データバンク

  • 日本最大級の企業データベース
  • 資本関係や本社・事業所の関係を把握
  • データの更新が早く最新の情報を得られる

帝国データバンクの企業データベースは、会員登録なしで必要な企業情報をすぐに取得できます。企業データベースといえば、帝国データバンクをまず思い浮かべる人も多く、資本関係や本社・事業者の関係なども把握できます。

データの更新速度が速いので、最新の情報をベースに業界の動向や取引先候補の与信調査、営業先リストの作成が可能です。市場情報やマーケティングに関する情報など、無料で閲覧できるデータも多くあります。

企業データベースを導入するメリット

企業データベースを利用するメリットとしては、情報収集にかかる手間の削減や、営業コストの削減、リスト作成の効率化などが挙げられます。

情報収集にかかる時間と手間を削減できる

企業データベースでは、任意の条件で必要な情報を得られます。そのままオンラインでリスト化できるサービスが多く、質の高い企業情報を活用できるようになるでしょう。

情報収集にかかる時間と手間を削減できるのは、営業担当者やマーケティング担当者にとって大きなメリットです。良質な情報をすぐに活用できる体制にしておけば、一人ひとりの営業担当者の行動も最適化されるので、組織全体のパフォーマンスの向上にもつながります。

営業にかかるコストを抑えられる

企業データベースの導入・利用には、原則として費用がかかるものの、長い目で見れば営業・マーケティングにかかるコストを抑えられます。

最新の情報をもとに営業リストを作成し、確度の高い相手に集中してアプローチすれば、そうでない場合に比べて成約率がかなり変わるでしょう。データベースにかける費用を考慮しても、成約に至るまでの営業コストを抑えられます。

営業リストの作成を効率化できる

任意の条件でデータベースから情報を抽出することで、自社に合った営業リストを効率的に作成できます。クラウドサービスの場合は、オンラインでスムーズに営業リストの作成ができるので、そのまま営業担当者が活用したり、社内のデータベースと組み合わせたりして、有効な営業戦略の構築が可能になるでしょう。

リストの共有もしやすいので、営業・マーケティングの両部門が必要なタイミングで活用する環境を構築できます。社内で独自の営業リストを活用している企業は、新たに外部のデータベースと組み合わせれば、最新の情報を反映した有効なリストにアップデートできます。

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企業データベースの活用で効果的なリスト作成を

企業データベースを提供している業者はさまざまなので、まずはどういった目的でデータベースを利用するのか明確にして、その部分に強みのあるサービスを選ぶとよいでしょう。

最後に、企業データベースの選び方のポイントをおさらいします。

  • 検索できる項目とデータ量
  • アップデートの頻度
  • 操作性や検索性
  • 他のシステムとの連携性
  • 与信チェックや反社に関する調査が可能か

より詳しく機能を比較したい場合は、サービス資料を請求して確認してみましょう。

ただし、良質なデータベースを利用できたとしても、社内でうまく活用できる体制でなければ意味がありません。誰がデータを活用するのか、どのように共有するかなど、データベースを生かして効果的に営業・マーケティングができる環境を整えておくことが重要です。必要なタイミングで必要な情報をすぐに活用できる体制にしておきましょう。

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