【2024年最新】おすすめERP(基幹システム)11選|機能・料金をまとめた比較表をプレゼント
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ERPは「販売数・利益向上」「業務コストの削減、経営効率化」「経営判断の迅速化」など様々な導入メリットがあります。今後は中小企業にもERP導入の波が訪れると見られており、注目を集めているシステムです。
自社にもERPを導入したいけど、「どのサービスを選ぶべきかわからない」という方も多いのではないのでしょうか?
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、ERPの導入を検討している方に向けて、おすすめERP11選を厳選しました。さらに、機能・料金プランをまとめた『比較表』もプレゼントします ! 導入前の下調べにぜひお役立てください。
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ERPとは?
ERPとは、「Enterprise Resource Planning」の略で、日本語では「企業資源計画」となります。わかりやすく言うと、企業の経営資源である「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を一元管理し、経営を効率化するためのシステムのことです。
ERPで全社的にリソースの管理がなされるため、数値での可視化を見込めるほか、内部統制の強化にも活用できます。
ERPの機能
ERPの機能には、会計、人事・労務、販売管理・在庫管理といった業務領域を支援する機能のほか、セキュリティやバックアップ、システム連携などの運用を支援する機能があります。ERPパッケージによく搭載されている機能は次のとおりです。
ERPを導入するメリット
ERPを導入することで得られるメリットは次のとおりです。
1. 統合データベースによる一元管理
ERPのメリットの1つは、統合データベースでデータを一元管理できることです。
ERP導入により、基幹システムのデータを一元管理できるので、統一された情報を同一のシステムで処理できるようになります。たとえば、在庫管理システムや生産管理システムごとに個別にデータ入力する手間を解消できます。
2. 業務効率アップ
基幹システムのデータを一元管理するので、業務の効率化が期待できます。
従来は勤怠データを給与計算へ転記し、給与の数値を会計へ反映する流れが主流でした。ERPなら転記が不要になるため、早さと正確性を担保できます。
3. リアルタイム経営でスピード強化
ERPの各システムに入れたデータが他の機能へ即座に連携されるため、分析結果をスピーディーに経営へ反映させられます。
これまでは経営者が各部門で使用しているツールやファイルを都度確認していたのが、ERPを使えば経営者がすぐにデータや状況を把握でき、戦略的な経営判断が迅速に行えるようになります。
4. ベストプラクティスの実践
ERP提供企業が積み重ねてきた、成功企業における業務管理のベストプラクティスを取り入れられる点もメリットです。とくにクラウドERPを利用する場合は、ナレッジが溜まっていなくても効率的な業務管理を始めやすいのがメリットです。
5. セキュリティ・内部統制の強化
ERPを利用することで、管理する業務系ツールを削減できるため、セキュリティや内部統制を強化しやすくなります。
複数のツールごとに対策を施していると、注意すべきポイントが多くなり漏れが発生しやすくなります。近年ではSaaSであっても、SOC認定書を発行することで内部統制を担保しているERPも出てきているため、あわせてチェックするとよいでしょう。
ERPの失敗しない選び方
ERPを選ぶ際は、次の比較ポイントを順番に確認していきましょう。
1.必要な機能を洗い出す
ERPを選ぶ際は、自社に必要な機能の要件を洗い出してから比較するのがおすすめです。次のリストを使って洗い出しておきましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
クラウドでの導入が可能か、オンプレミスでの運用が必須か確認する | クラウドなら初期費用を抑えられ運用に乗せやすいものの、会社の意向によりオンプレミスでの導入が必須な場合もあります。情報システム部門にどちらで導入すべきか確認しましょう。 |
会計ソフトがすでに導入されているか確認する | 未導入の場合は導入を検討します。導入済みの場合は置き換えるか、連携で対応するか検討しましょう。 |
人事管理システムや労務管理ツールがすでに導入されているか確認する | 未導入の場合は導入を検討します。導入済みの場合は置き換えるか、連携で対応するか検討しましょう。 |
販売管理ソフトや在庫管理ソフトがすでに導入されているか確認する | 未導入の場合は導入を検討します。導入済みの場合は置き換えるか、連携で対応するか検討しましょう。 |
上場済みまたは上場を検討中か、また第三者による認証を取得しているか確認する | 内部統制やセキュリティの要件をどこまで厳格にするかによって選べる製品の幅が決まります。 |
似たようなERPを過去に運用してきたか確認する | 導入や運用の流れをつかめていない場合はサポートやコンサルタントによる助けを借りましょう。大企業のように導入自体に大きなリスクを伴う場合は、経験があってもサポートの充実度合いを測るのは重要です。 |
2.社内で使用しているシステムを調べる
ERPは、社内の既存システムと置き換えるのか連携するのかが重要になります。現在利用しているシステムを確認しておきましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
現在利用している会計ソフトとの連携を確認する | 経費精算システムや給与計算ソフトなど、会計と関連するシステムはどのツールを使用しているか確認しましょう。 |
現在利用している人事管理システム、労務管理ツールとの連携を確認する | 勤怠管理システムや人事評価システムなど、人事・労務と関連するシステムは、どのツールを使用しているか確認しましょう。 |
現在利用している販売管理ソフト、在庫管理ソフトとの連携を確認する | 生産管理システムをはじめ、関連するシステムはどのツールを使用しているか確認しましょう。 |
連携方法を確認する | Excel・CSV読み込みやAPI連携など、製品によって連携の仕方は異なるので、あらかじめ連携方法を調べておきましょう。 |
3.予算を決める
ERPの料金は、毎月の支払いで数万円から導入できる製品、もろもろを合算すると億単位の費用がかかる製品などさまざまです。そのため、ERPの導入に使える予算を事前に確認しておきましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
ERPの導入に使用できる予算を確認する | ERPの料金相場を把握し、導入に使用できる予算を確認しましょう。 |
4.要件に合う企業へ資料請求する
これまで確認した内容を踏まえて、限定特典のExcel比較表で要件に合うERPを探しましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
機能の要件を満たす製品はあるか確認する | 各製品の搭載機能を確認し、条件に合うシステムを探します。なければ必要な機能を見直しましょう。 |
予算内で導入できるか確認する | 機能、連携の要件を満たす製品の料金を確認し、条件に合うシステムを探します。予算を超えてしまう場合は、予算の調整か各種機能、連携の必要性を再度検討しましょう。 |
要件に合う製品の資料請求をする | 各要件を満たす製品の口コミ評価の投稿と点数を確認し、要件に合う製品の資料請求をしましょう。 |
試験導入する製品を数社に絞り込む | 資料の内容であらためて要件と合っているのかを確認し、試験導入する製品を数社に絞り込みましょう。 |
5.試験導入で社内評価を確認し、本導入する製品を決める
絞り込んだ製品を試験導入し、実際の使用感を確かめてください。従業員からの評価もあわせて確認し、本導入する製品を選定しましょう。
確認方法 | 内容 |
---|---|
絞り込んだ製品を試験導入して使用感を確認する | 資料請求した製品のトライアルに申し込み、実際に社内で使ってみましょう。 |
従業員からの評価は高いか確認する | 簡単に操作できたかをヒアリングしましょう。 |
本導入する製品を決める | 従業員の評価に問題がなければ公式サイトに問い合わせて導入手続きを進めましょう。 |
導入前に念入りな情報収集を!
ERPを導入する企業が増えている一方で、「費用対効果が合わない」「既存システムとの相性が悪い」など、導入に失敗するケースも少なくありません。
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。
![71_ERP(基幹システム)選び方ガイド_20241015.pptx.pdf](https://static.boxil.jp/category/slides/04bfaa99c479e65ed275e11095bb9227.pdf/s3-0.jpg)