費用が安い営業代行サービスおすすめ6選！料金相場や選ぶ際の注意点

契約形態ごとの営業代行の費用

営業代行の契約形態は次のとおりです。

• 固定報酬型
• 成果報酬型
• 複合型

それぞれの契約形態における特徴について解説します。

固定報酬型

固定報酬型とは、売り上げや契約件数といった成果にかかわらず、営業代行業者が担当者に対して毎月決まった金額を支払う契約形態です。

たとえば、営業担当者の契約件数が0件でも50件だったとしても、月の報酬が50万円といった形態になります。

あらかじめ、決まった金額が支払われるため、予算や期間、件数の把握がしやすいのが特徴です。また、営業担当者は安定した営業活動ができるといったメリットもあります。

成果報酬型

成果報酬型とは、売り上げや契約件数といった成果に応じて報酬を支払う契約形態です。たとえば、アポイントメントが1件取得できたら15,000円、クロージングを達成したら売り上げの30%が報酬といった契約になります。

成果が発生しない限り、料金を支払う必要がないため、無駄なコストがかからない点がメリットです。一方で、料金が高めに設定されることが一般的であるため、固定報酬型と比べてコストが高くなる傾向があります。

複合型

複合型とは、固定報酬型と成果報酬型の契約形態を組み合わせた契約形態です。毎月、一定額を最低報酬額として支払い、一定の成果以上は歩合制になるといった契約になります。

たとえば、毎月20万円を最低保証として支払い、さらに、1件成約するたびに15,000円を歩合制で支払うといった契約形態です。

ベースは成果報酬型となるため、固定費は営業活動に必要な経費といった最低限の費用に抑えられています。

営業代行の費用相場

営業代行の費用相場は、次のとおりです。

固定報酬型	成果報酬型	複合型
営業担当者1人あたり50～60万円/月	1アポイントメントあたり15,000～20,000円、クロージングを請け負った場合は売上の30～50％	25～50万円/月（固定費）

固定報酬型の費用は営業代行業者の規模や扱う商材、代行期間などで変わります。また、成果報酬型の報酬が変わる要因は市場規模や販売難易度、サービスの単価などです。

営業代行の費用は、他にも初期費用やコンサルティング費用、交通費、通信費といった費用が必要になるケースがあります。営業代行会社によって細かい費用は異なるため、契約前は確認しておきましょう。

費用が安いおすすめ営業代行サービス

営業代行の中でも一般相場と比べて費用が安いおすすめのビジネスチャットを紹介します。各営業代行会社の特徴や料金プランをまとめているので、営業代行選びの参考にしてください。

キョリゼロは、リスト作成からスクリプト作成、カスタマーフォローまで、任せられる営業代行サービスです。月額料金150,000円～、月間アタックリスト件数1,000件～の複数プランを提供しています。

顧客先へのユニット出向、課題のあるセクションのみの依頼、月中での施策変更への対応など、柔軟に対応できる体制が特徴です。アポイント取得に加え、課題のヒアリングといった目的に沿ったコールに対応してくれます。

g-wicの女性スタッフによる営業支援は、女性ならではの強みを活かした営業支援を行う営業代行サービスです。傾聴力や共感力といった女性の強みを活かしてクライアントからニーズを引き出してくれます。

また、クライアントの表情や仕草といった繊細な感情を読み取って営業に活かします。

戦略立案から商談後の効果検証までサポートしてくれるため、効率的な新規開拓が可能です。ターゲットの選定からアポイントの獲得まで徹底したサポートが特徴です。

ディグロスの成果報酬型テレアポ代行サービスは、1,000社以上の支援実績がある営業代行サービスです。約17倍の採用倍率を突破したスタッフが営業を担当してくれます。

アポイントの成約率は平均30%を超えており、94.6%のリピート率を実現しているサービスです。料金システムは成果報酬型を採用しています。初期費用、月額費用はかからず、アポイントメント単価とレポート費用がかかります。

最小ロットは10件からであるため、費用を抑えて営業代行サービスを利用したい企業におすすめです。

※出典： 株式会社ディグロス「ディグロス公式サイト」（2024年8月22日閲覧）

株式会社スウィークは、さまざまな業界で活躍した営業担当者が設立した営業代行サービスです。BtoB企業への営業を得意としているのが特徴です。人材や不動産、M&A、ITなどさまざまな企業への経験があるため、アポイントの獲得率は高い傾向にあります。

独自CRMシステム「SWEEK Link」を利用することで、マーケティング、インサイドセールス、カスタマーサクセスの一元化が可能です。企業に対してどのような施策を取ったのかを簡単に把握できるため、一貫した営業が行えます。

株式会社イクイップは、テレアポ代行や各種営業代行、コンサルティングといったサービスを提供している営業代行サービスです。

1コール99円で提供するサービスが特徴で、月額固定費がなし、通信や通話料もかかりません。また、リアルタイムでの結果共有や相手が不在時には再コールの対応も可能です。

500コールを50,000円で利用できるお試しプランがあるため、営業代行サービスを試したい企業におすすめです。

コミットメント株式会社は、BtoBに特化した営業代行サービスです。営業リストの作成や月額固定費が0円、アポイント1件あたり5,000円といった安価で利用できるのが特徴です。

また、全国に営業代行可能のスタッフが12,000人いるため、全国展開できます。さらに、テレアポトークや営業トークをオリジナルで作成してくれるため、営業の効率化が期待できます。

アポイントメントが取れたコールの録音データを開示してくれるのが特徴です。トークのロールモデルとして利用できます。

営業代行サービスを選ぶ際の注意点

営業代行サービスを選ぶ際は価格だけでなく次の点にも注意して選ぶとスムーズになります。

• サービスの内容と範囲
• 実績と評価
• 契約条件と期間
• コストパフォーマンス
• 提供されるレポート

サービスの内容と範囲

営業代行サービスを選ぶ際はサービスの内容と範囲の確認が重要となります。営業代行サービスが提供する主なサービスは次のとおりです。

新規顧客の開拓	既存顧客のフォロー	マーケティング支援
見込み客に対してアポイントメントを取り、商談の機会を作ります。	既存顧客と定期的にコンタクトを取ることでリピート率を上げます。	クライアントの商品やサービスの特徴を理解し、営業プランを設立します。また、商談につながるイベントやプロモーションの企画、運営をします。

営業代行サービスは営業業務をすべて任せられる代行会社もあれば、一部のみの委託のケースがあります。たとえば、顧客へのアポイントメント獲得から顧客へのフォローをしてくれる代行会社もあれば、集客のみを請け負う代行会社もあります。

提供するサービスの内容と範囲が合致していなければ、求める成果が出ない可能性があるため、代行会社のサービス内容と範囲の確認は重要です。

実績と評価

営業代行サービスを選ぶ際は実績と評価の確認が重要です。

たとえば、新規顧客の開拓で悩んでいるのであれば、同じ業種の新規顧客を開拓した実績がある代行会社がおすすめです。自社の営業担当者よりもターゲットとなる顧客のニーズや動向を把握しているため、効果的なアプローチが期待できます。

具体的な方法は営業代行会社のWebサイトや提案資料を見ることです。また、営業担当者に直接、実績を問い合わせてみるのもおすすめです。

このように、自社と同じ業種や類似した商品の営業実績がある代行会社を確認することで高い成果を見込めます。

契約条件と期間

営業代行サービスを選ぶ際は、契約条件と期間をしっかりと確認することが重要です。契約内容が曖昧なままでは、いざというときにトラブルに発展しかねません。

たとえば、契約期間が短い場合と長い場合では、料金体系や解約に関する条件が大きく異なることがあります。長期契約の方が割安な場合が多いですが、契約途中でサービスに満足できなくても、簡単に契約を打ち切れない可能性があります。

一方、契約書に解約に関する条件を明記しておけば、万が一、契約内容に違反された場合に、損害賠償を請求できる根拠となります。

このように、契約書は、企業と営業代行会社との間で、お互いの権利や義務を明確にするための非常に重要な文書です。契約書の内容をしっかりと理解し、自社にとって有利な条件で契約を結ぶようにしましょう。

さらに、契約期間中に事業環境が変化した場合に備え、契約期間の延長や契約内容の変更に対応できるかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

コストパフォーマンス

営業代行サービスを選ぶ際は、価格だけでなく、コストパフォーマンスをしっかりと比較検討することが重要です。ただ単に安いサービスを選んでも、必ずしも自社にとって最適なサービスとは限りません。

たとえば、固定報酬型のサービスは、契約期間中は一定の料金を支払うため、予算計画が立てやすいメリットがあります。しかし、売り上げが伸び悩んでいる場合でも、同じ料金を支払わなければならないため、コストが無駄になる可能性があります。

一方、成果報酬型のサービスは、成果に応じて料金が変動するため、無駄な費用を抑えられます。ただし、初期費用が高額だったり、成果が出るまでに時間がかかったりする場合があるため、注意が必要です。

提供されるレポート

営業代行サービスを選ぶ際は、定量的なデータに基づいたレポートを提供してくれる企業を選ぶことをおすすめします。レポートがあれば、営業活動の進捗や成果を可視化でき、自社の課題を明確にし、改善策を検討できます。

たとえば、レポートに『Web集客数が目標に対して20%不足している』と記載されていれば、Web広告の改善やSEO対策が必要だとわかります。また、レポートに『特定の商品の問い合わせが多い』と記載されていれば、その商品への販促活動に力を入れるべきだとわかります。

このように、レポートは、自社の強みと弱みを客観的に把握するための重要なツールです。レポートの内容を定期的に分析することで、より効果的な営業戦略を立てれます。

料金以外も考慮して費用対効果の高い営業代行を導入しよう

営業代行サービスの導入はコストだけでなく、提供されるサービス内容やコストパフォーマンスなども考慮して選ぶことが重要です。解決したい課題を洗い出し、目的に合った営業代行サービスを選ぶことで、営業活動を効率化できます。

営業代行サービスは固定報酬型、成果報酬型、複合型とさまざまな料金形態がありますが、メリットとデメリットがあるため、ニーズに合わせた料金形態を選ぶとよいでしょう。

＼サービス導入で失敗しないために！／