【2023年最新】EDIツール比較11選!EDIで企業間取引をスムーズに

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- EDIとは
- EDIの種類
- 個別EDI
- 標準EDI
- WEB-EDI
- EDIツールのメリット
- 業務スピードの向上
- ペーパーレス化
- EDIツールのデメリット
- EDIツールの選び方
- 自社の業界に対応しているか
- オンプレミスかクラウドか
- サポートが整っているか
- 編集部おすすめのEDIツール11選
- スマクラ - SCSK株式会社
- Meepa - TDCソフト株式会社
- らくうけーる - JFEエンジニアリング株式会社
- JSOL EDIサービス - JSO
- クラウドサイン SCAN
- FNX e-帳票FAXサービス
- EdiGate/POST
- EDI Express
- Tradeshift
- クラウドEDI-Platform
- ACMS WebFramer
- EDIツールで正確さとスピードを両立しよう!
- BOXILとは
EDIとは
EDIとは、電子データ交換(Electronic Data Interchange)の略語で、専用回線やインターネットを使って帳簿のやりとりができるシステムのことです。契約書・受注書・納品書などさまざまな書類の取引業務を自動化できます。
EDIの種類
個別EDI
取引先ごとにEDIを設定するパターンです。セキュリティは比較的強固であるものの、個々にシステムを用意する必要があるため、時間とコストがかかるデメリットがあります。
標準EDI
標準規格と自社システムをつなぐシステムを用意するだけでEDIが利用できるパターンです。フォーマットが標準化されているため導入しやすく、複数の企業と取引しやすいメリットがあります。
WEB-EDI
WEB-EDIは、インターネットを通してEDIを行うことです。システムをインターネット上に構築する形で、ブラウザから実行できます。専用のシステムをインストールする必要がなく、EDIのなかではもっともコスト・時間がかからないパターンです。
EDIツールのメリット
業務スピードの向上
契約書や受注書は、これまで郵送・FAXなどでやりとりをしてきました。しかし、それでは相手先に書類が到着するまで関連業務が滞ってしまっていました。
EDIツールは電子回線で書類をやり取りをするため、タイムラグが発生しません。またデ―タを自動で処理してくれるので、ヒューマンエラーも起こりにくくなります。
ペーパーレス化
紙の書類は、保管場所が足りない・検索性に劣るなどのデメリットがありました。EDIツールを利用すればペーパーレス化が進み、書類の保管場所がいらなくなるほか、すぐに検索をかけられるようになります。
EDIの仕組みや導入のメリットをより詳しく知りたいという方は次の記事を参考にしてみてください!

EDIツールのデメリット
EDIツールを利用するにあたって、正確にデータを送受信するためには、送受信設備を用意する必要があります。業種によって必要な環境は異なり、銀行間では全銀協標準通信プロトコル・小売業・流通業ではJCA手順と専用のプロトコルが必要になります。
こうした設備を用意するためには、時間はもちろんコストもかかります。そのため、取引先によってはEDIツールを導入してくれないこともあります。
EDIツールの選び方
自社の業界に対応しているか
EDIツールは業界ごとにデータ交換の手順が決まっているため、業界に対応しているかはもっとも重要なポイントです。導入実績をチェックし、同業他社が多いEDIから検討してみるとよいでしょう。
オンプレミスかクラウドか
オンプレミス型はカスタマイズしやすいもののコストが高くなりやすく、クラウド型は時間・コストを大幅に削減できるものの、インターネットを経由するためセキュリティ面でリスクがあるというデメリットがあります。
サポートが整っているか
EDIツールは受注書や納品書など重要な書類をやりとりするため、サポートが整っているかも重要なポイントです。サポートの時間・内容・方法はもちろん、どのような監視体制をとっているか、セキュリティ対策についても確認しておきましょう。
編集部おすすめのEDIツール11選
スマクラ - SCSK株式会社
- 流通4団体推奨
- Web-EDI・従来型EDI・FAX自動配信も含めた統合EDI
- 24時間365日体制でサポート
スマクラは、日本スーパーマーケット協会・オール日本スーパーマーケット協会・全国スーパーマーケット協会・日本ボランタリーチェーン協会の4団体が推奨する流通EDIです。短期間で導入が可能で、生鮮・アパレルなどさまざまな業態・部門に対応しています。
Meepa - TDCソフト株式会社
- IT企業の複雑な契約・請求・精算に対応
- タイムスタンプ機能あり
- フレンド機能で取引先の開拓にも
Meepaは、IT企業の取引に特化したEDIサービスです。見積もりから精算まで一連の業務を行えるので、ペーパーレス化はもちろん、業務効率化にも役立ちます。
電子帳簿保存法にも対応しており、タイムスタンプのついた電子契約書の生成も可能です。企業情報を公開するフレンド機能を活用すれば、取引先の開拓や人材採用にも役立ちます。
らくうけーる - JFEエンジニアリング株式会社
- パソコン・タブレット・スマホで利用可
- 生鮮品・非生鮮品に特化した機能
- クラウド型なのでインストール不要
らくうけーるは、パソコン・タブレット・スマホなどさまざまなデバイスで利用できるEDIサービスです。生鮮向け機能と非生鮮向け機能があり、サービスに応じて使うわけができます。クラウド型なのでインストールの必要がなく、スムーズな導入が可能です。
JSOL EDIサービス - JSO
- 従来型EDI・流通BMSなど幅広い通信手順に対応
- 運営企業はACMS Apex認定技術者制度認定技術者を排出
- 医薬企業向けに「EDIサブ・システム」も
JSOL EDIサービスは、従来型EDI・流通BMSなどさまざまな通信手順に対応しているEDIです。WEB-EDIやメールEDIなどにも対応しており、取引先にあわせたカスタマイズが可能です。
運営企業ではDAL社の「ACMS Apex認定技術者制度」における認定技術者を排出しており、質の高いサポートが期待できます。
クラウドサイン SCAN - 弁護士ドットコム株式会社
- 契約書のスキャンやデータ入力を代行
- 柔軟な検索・参照で契約書を管理
- 契約書の有効期限管理を効率化
クラウドサイン SCANは、紙の契約書をデータ管理する際に問題になる、契約書のデータ化や入力作業を代行し、CLOUDSIGNでの有効期限管理や柔軟な検索・参照を含む、一元管理によるすべての契約書管理を実現するサービスです。これによって手間をかけずに効率的な契約書管理が可能となり、業務効率化と管理コストの削減が期待できます。スキャンした紙の契約書を倉庫で預かるサービスも行っています。
FNX e-帳票FAXサービス - 株式会社ネクスウェイ
- サーバー/モデムなどの機器の準備は不要
- 30年で9,000社の豊富な利用実績
- 24時間365日のシステム運用・監視体制を整備
FNX e-帳票FAXサービスは、帳票を自動でFAX送信するクラウドサービスです。さまざまなシステムから容易にアクセスできるため、サーバーなど機器の準備は一切必要なく、耐障害性の高いシステムと日本全国をカバーする広域ネットワークを用いて構築されてサービスが保有する大量回線の利用で、スピード処理、大量配信が可能になります。
EdiGate/POST - 大興電子通信株式会社
- 郵送やFAXから電子データ交換へ
- SSL通信によるデータ保護
- ミスミの注文サイト「WOS」連携オプション
EdiGatePOSTは、導入による仕入先への負担を抑え、セキュアなSSL通信を利用したクラウド型のEDIサービスです。郵送やFAXでの見積もり・受発注から電子データ交換へと切り替えることで、業務改善を見込めます。仕入先が一気に拡大した際や、帳票作成が膨大な分量になる場合など、EDIを活用してビジネスの円滑化が可能となります。
EDI Express
- 生産・原価管理と連携可能
- EDI業務を外部委託するサービス
- 障害時のリカバリをあらかじめ協議のうえ実施
EDI Expressは、貴社のEDIシステムをクラウド上に再現し、障害発生時の対応や24時間体制での監視を行うことが特徴のEDIのアウトソーシングサービスです。煩雑なソフトウェアアップデートをはじめ、システムの維持、監視、保守作業などを社外に委託し、クリティカルな業務にリソースを集中させられます。
Tradeshift - トレードシフトジャパン株式会社
- 世界の貿易規制に準拠したEDI
- サプライヤ向け商品管理
- ワンタイムのクレジットカード番号を賦与
トレードシフトは、企業間取引における、サプライチェーンと支払いまでのプロセスをサポートするEDIソリューションです。オープンプラットフォームのため機能拡張が容易です。
契約やビジネス文書管理の処理時間を短縮し、VANや通信経路にとらわれることなく、取引先とデータ通信が可能となります。各国のコンプライアンスに対応し、貿易取引をスムースに行えます。
- 取引先に合わせたEDIをサポート
- 国内3拠点でのBCP対策
- 安心のサポート体制
クラウドEDI-Platformは流通業向けのEDIサービスです。多種多様なEDI業務の通信手順、通信手段に対応しています。
また、多くの通信方式に対応しているので、取引先の方式に関係なく利用ができます。さらに国内3拠点でBCP対策を行っているので、災害時の業務継続やデータのバックアップ体制が万全です。
- 統合管理機能を提供
- アプリケーションサンプルやテンプレートを提供
- テナント管理機能
ACMS WebFramerは全社的な導入が増えているWeb(クラウド)EDIシステムです。社外へのデータ取引にも、社内での情報共有でも利用ができます。さらに、実際の取引業務に便利なアプリケーションサンプルやすぐに使えるテンプレートを配布しています。これによって、スピード感をもって導入を進められます。
EDIツールで正確さとスピードを両立しよう!
紹介したとおり、EDIツールは業務効率を大きく向上させます。ビジネスでは多くの文書やデータを取引先とやり取りします。正確さを保ちながらこのやり取りを効率化するEDIツールが業務全体に与えるインパクトは非常に大きいです。ぜひ積極的に導入を検討してください!
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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