iOS12最新アップデート情報 | 機能や対応機種、リリース時期まとめ【iPhone・iPad】

iOS12最新アップデートは、iOS11後継となるiPhone/iPad向けにリリースされるメジャーアップデートだ。高速化されたパフォーマンス、新たなAR体験、自動化された新機能を解説するiPhone 5sも対象となった対応機種、リリース時期などを解説する。

iOS12最新アップデート情報 | 機能や対応機種、リリース時期まとめ【iPhone・iPad】

iOS12、最新情報ついに発表

Appleが毎年恒例の開発者向けカンファレンス、WWDC 2018をカリフォルニア州サンノゼにて開催。その初日となる6月4日には、モバイルOSの最新版となる「iOS12」が発表された。そして7月17日には開発者向けのベータ4が公開されるなど話題になっている。

現行iOS11からのメジャーアップデートとなるiOS12は、いち早く導入されたARKitをより進化させたARKit 2、コミュニケーションを強化するGroup FaceTime、Siri活用の加速を狙ったSiri Shortcutなど、盛りだくさんだ。

iOS12は、すでに配布されているデベロッパープレビュー版に続き、6月末にパブリックβ版が、2018年秋には正式版がリリースされる予定だ。

システムパフォーマンスの向上

iOS12最大の特徴は「最新機種でなくとも快適な動作」が目指されている点だ。発表でも真っ先にシステムパフォーマンス向上が言及された。

たとえば、iPhone6sという古めの機種であっても、アプリ起動が最大40%、キーボード表示が最大50%、カメラ起動が最大70%高速化される。なかなか最新機種へ移行できない、という方にも興味深いアップデートだといえるだろう。

iOS12の機能面や改善点、対象となるiPhone/iPadの機種を含め、アップデート情報をわかりやすく紹介する。

iOS12の新機能アップデートまとめ

iOS12の新機能一覧表

機能名 新機能
ARKit 物体検出、画面追跡、絶対位置の確認など
Face ID 2つの顔が登録可能
iOSアップデート 自動更新
プライバシーとセキュリティ インテリジェント追跡防止機能
ミー文字 自分の顔を絵文字に
Group FaceTime 最大32人のグループ通話
Siri Shortcuts ショートカット対応
写真 お気に入りを簡単に共有
おやすみモード 場所と時間に基づき自動終了
通知 通知方法が多様に
Screen Time デバイス使用状況の確認・管理

ARKit

iOS11にARKitが組み込まれたことで、iOSデバイスは世界最大のARプラットフォームとなった。しかし、従来のARKitは平面認識が中心で、AR体験は限定的だった。

ARKit 2では、従来のAR機能を拡充すべく、物体検出、画面追跡、絶対位置の確認などを中心にアップデート。iOS12ユーザーはよりダイナミックなAR体験が可能となった。

たとえば、WWDCのデモでは「机におかれた鞄」の縦・横・高さを正確に計測するARメジャーアプリが紹介されたほか、複数人数でのARゲームアプリも楽しめる。

さらに、Pixarと共同開発されたオープンファイルフォーマット「USDZ」もiOS12で採用。AR版クイックルックのように、Safariやメールで手軽にARを楽しめる。

Face ID

iPhone Xで採用された顔認識ロック解除「Face ID」も改善されているようだ。

従来のFace IDでは、当然のことながらユーザーである「1人の顔」のみが登録可能だった。これは5つの指紋まで登録できるTouch IDと比較して、不便であるという声も上がっていた。

ところが、iOS12デベロッパープレビュー版では、Face IDに2つの顔が登録できるようになっているとのこと。

これが可能になれば、帽子をかぶったままの顔も登録可能となり、便利になるだろう。しかし、Appleから発表されている機能ではないため、正式リリース時に搭載されるか現時点では不明だ。

iOSアップデート

Face IDと同じく、デベロッパープレビュー版で確認された機能に、iOSアップデートの自動実行が加わっているようだ。

Software Updateの項目に、ON/OFF付の「Automatic Update」が追加されており、最新のiOSが配信されると自動的にインストールするものだと思われる。

自動アップデートの実行基準をはじめ、詳細は判明していない。

プライバシーとセキュリティ

iOS12の標準ブラウザ「Safari」では、インテリジェント追跡防止機能が強化され、SNSの「いいね」「共有」ボタンなどによるユーザーの追跡を防止する。

これはWebサイトの閲覧時も有効であり、パスワードの自動作成・変更推奨とあわせてプライバシーを保護してくれる。

ミー文字

従来のアニ文字(アニメーションタイプの絵文字)に新キャラクターを追加。

舌の動きを検知できる機能のほか、肌の色や髪型などをユーザー自身でカスタマイズ可能なミー文字が登場。自分で作った顔を絵文字として利用可能になった。

Group FaceTime

従来のFaceTimeが拡張された「Group FaceTime」が登場。最大32人までのビデオ通話が可能となる。

通話中に参加者を追加するのはもちろん、通話が終了しない限りは、あとからの参加も選択できる。また、iPhone/iPad/Macだけでなく、Apple Watchから音声のみの参加も可能だ。

Siri Shortcuts

SiriからiOS12デバイスの機能やアプリに素早くアクセスできる「Siri Shortcuts」が追加された。

これは、Siriを起点にしたある一連のアクションを自動化するもので、トリガーはボイスコマンド、もしくはShortcutsアプリでカスタマイズ可能だ。

たとえば「Go Home」というボイスコマンドに対し、Mapを表示して道順を示す、家族へメールを入れるなどの動作を自動化できる。

写真

写真アプリのタブから「メモリー」が削除され、新機能となる「For You」タブが追加された。

削除されたメモリーはこのタブに移動されており、iCloud共有アルバムと組み合わせ、イベントなどの写真をまとめて表示できる。

これらの写真は共有提案機能で、より簡単に共有可能となっている。

おやすみモード

おやすみモードボタンの長タップで、1時間、夕方まで、指定された場所を離れるまで、イベントが終わるまでの4オプションが表示される。

設定すると、指定した時間の経過や、指定地点からの移動でおやすみモードが解除される。

通知

通知をロック画面にグルーピングして、表示できるようになった。また、グルーピングされた通知はまとめて消せる。

有効にすれば、Appアイコンのバッジは表示されるが、ロック画面やバナーには表示されず通知音も鳴らない。

Screen Time

iOS12では、どのようにデバイスを使っているかを管理できる「Screen Time」が追加された。

アプリ別の消費時間を確認し、デバイスの使用状況を判断。iCloudファミリー共有で、親は子のデバイスに使用時間制限も設定できる。

その他の新機能・変更点

機能 変更点
Apple Books アップデート
Apple News アップデート
CarPlay 他社製ナビゲーションアプリサポート
iPad用株価アプリケーション 追加
iPad用ボイスメモ 追加
Siri 40か国以上の翻訳対応

iOS12の対応機種一覧

iOS12にアップデート可能なiOSデバイスを紹介する。

一部ではA7プロセッサー搭載機種が対応から外れるというウワサがあったものの、iPhone 5sも対応機種となった。

また、アップデートが可能であっても「ARKit 2」など、一部機種では利用できない機能もある。

iPhone対応機種一覧

  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 5s

iPad対応機種一覧

  • 12.9-inch iPad Pro(1st Gen、2nd Gen)
  • 10.5-inch iPad Pro
  • 9.7-inch iPad Pro
  • iPad(5th Gen、6th Gen)
  • iPad Air
  • iPad Air 2
  • iPad Mini 2
  • iPad Mini 3
  • iPad Mini 4

iPod対応機種一覧

iPod Touch 6th Generationのみ対応