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エゴサーチとは?芸能人や一般人がする意味 | やり方と検索方法・注意点

最終更新日:(記事の情報は現在から1399日前のものです)
エゴサーチ(エゴサ)とは、自分自身や自分に関わりのある会社やサービスが、どのように思われているのか検索することです。エゴサーチのやり方の手順やSNSを使用した検索方法、注意点をまとめて紹介します。「芸能人がよくするエゴサーチとは?」「一般人がするメリットはあるのか?」なども解説します。

エゴサーチとは

エゴサーチ(エゴサ)とは、自分自身や、関わっている会社、自社サービスなどについて、世間からどのような意見があるのか知るために検索することです。

また、エゴサーチは芸能人や著名人だけが行うものと思いますが、一般人でもエゴサーチすることはあります。SNSの浸透により企業の経営者などが、自社が周りからどのような評価をされているか確認するために、エゴサーチを活用しているようです。

検索エンジンでエゴサーチするやり方

エゴサーチのやり方には、検索エンジンで行う方法とSNSで行う方法があります。エゴサーチのやり方を覚えて、自分でも使えるようになりましょう。

検索エンジン

まず一般的なエゴサーチのやり方として挙げられるのが、検索エンジンを利用して関連キーワードを検索する方法です。たとえば「企業の名前(またはサービスの名前) + 評判」で検索することによって、自社に対する評判が書かれた記事や投稿を発見できます。

もしブログやホームページなどをエゴサーチする場合には、「検索したいこと -site:自サイト(ブログ)のURL」と検索することによって、自社のサイト(ブログ)を検索から除外できます

当然、誹謗中傷のような意見がある可能性があることも考慮しなければいけません。

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SNSを使用するエゴサーチのやり方

SNSによるエゴサーチをすることで、実際に自分または会社に対してどのような評判や意見があるのか調べられます。

芸能人もエゴサーチする際にSNSを利用し、一般人のツイートを検索している方も多いようです。一般人の方のツイートを、芸能人がリツートしているのをよく見かけるでしょう。

ここでは多くの人が利用している「Twitter」「LINE」「Instagram」の3つにわけて、SNSを使用したエゴサーチのやり方を解説します。

エゴサーチのやり方【Twitter編】

Twitterを使用したエゴサーチのやり方は、Twitter上部の検索窓に関連キーワードを入力するだけです。たとえば、「企業の名前」や「サービスの名前」などを入力することによって、キーワードが含まれる投稿をサーチできます。

Twitterでブログやホームページなどをエゴサーチする場合には、「自社サイトのURL -from:自社アカウント名」で検索すれば、自分のアカウントから呟かれたものを除外してエゴサーチできます

検索エンジンの画像-Twitter

Twitterのエゴサーチに使えるアプリ・ツール

Twitterのエゴサーチなら「Yahoo!リアルタイム検索 for Twitter検索」というサイト・アプリの利用もおすすめです。使い方は簡単で、インストールしたアプリを開いて初期の画面上部にある「検索窓」へ検索したいワードを入力すると、見やすく一覧表示されます。

また、検索ワードのお気に入り登録も可能なため、次回以降のエゴサーチ時には入力せずに検索できて便利です。

iPhone・iPadの方向け Androidの方向け
Yahoo!リアルタイム検索のスマホアプリ - AppStore Yahoo!リアルタイム検索のスマホアプリ - Google Play

エゴサーチのやり方【LINE編】

毎回、Twitterの検索窓からエゴサーチをするのは面倒な作業ですよね。そんなときはLINEを活用すれば、自動でエゴサーチの結果を通知可能です。そのためにはIFTTTアプリをダウンロードする必要があります。

IFTTTのアカウントを作成し、TwitterとLINEの2つと連動させます。仕組みとしては、「Twitterで呟かれた内容がLINEで通知される」といったイメージです。IFTTTのアプリ内で「エゴサーチしたいキーワード」や「アカウントID」など条件を設定することで、自動的に通知されるようになります。

LINEとIFTTTの連携を上手く使いこなすと、ほぼリアルタイムでエゴサーチの結果を通知してくれるのでとても便利です。

エゴサーチのやり方【Instagram編】

Twitterは主に文字による投稿がメインですが、Instagramでは写真の投稿がメインとなります。

Instagramでエゴサーチする場合には、まずInstagramの検索窓で、調べたいキーワードを検索しましょう。投稿する側にとって、「呟き」がメインのTwitterに対して、Instagramは「いかに良い写真を載せられるか」がポイントです。そのためInstagramは、比較的ポジティブな感想、綺麗な写真が表示されやすくなっています。

お店側としては、来店時にどのような感想を抱いたのか、どのような写真を撮影したのかわかるので有効的なエゴサーチだといえます。Instagramによるエゴサーチは、個人よりもお店や観光スポットを経営している人におすすめです。

検索エンジンの画像-Instagram

エゴサーチのメリットとは

エゴサーチをするメリットは、大きく分けて4つあります。それぞれのメリットについて解説していきます。

  • 世間の関心度がわかる
  • 正直な意見を知れる
  • 経費削減につながる
  • 新しい商品・サービスの発見につながる

世間の関心度がわかる

たとえば、SNSで自分の属する会社について投稿されていたら、良くも悪くも何かしらの関心をもっている可能性があります。また、多くの投稿をされていれば、その分関心をもっている人が多いこともわかります。

一方、投稿が少なければ関心をもっている人も少ない可能性があるため、なぜ世間で関心が低いのか考えるきっかけになるともいえるでしょう。

すべてが自分にとって嬉しい意見ばかりではないかもしれません。

しかし、批判的な意見をしてくれるということは、それだけ自社やブログについて考えてくれたと捉えられます。このような意見も、今後の成長のために貴重なものだと考えましょう。

正直な意見を知れる

エゴサーチでは、発信者側は匿名性の高い投稿ができます。実際に面と向かっては言えないような意見や、自分たちでは気付けなかったことが書かれていることもあるため、リアルな反応がわかりやすいこともメリットです。

会社や経営者であればなおさらです。エゴサーチで見つけた自社への正直な意見は大切な財産に匹敵するでしょう。ただのクレームと捉えずに、自社の改善点を明確に教えてくれるので、ありがたく受け止めて早い段階で改善に向けて行動ができます。

経費削減につながる

エゴサーチは、低コストかつ時間をかけずに自社の評判を調査できるメリットがあります。世間の声を知るという意味では、エゴサーチで十分です。

一方、従来の調査では自社の評判を知るために「街頭アンケート」を実施する方法もあります。しかし、アンケートを実施すると、インタビューを行うための人件費、アンケートに答えてくれた人への謝礼など、コストがかかります。

エゴサーチならそれらが不要でインターネットを用いて簡単にできるため、経費を抑えられます。

新しい商品・サービスの発見につながる

エゴサーチを行うと、新たな商品・サービスの開発へとつながります。インターネット上にはさまざまな意見が飛び交っているため、必ずしも良い評判だけでなく、ネガティブな意見もあるはずです。

しかし、ネガティブに見える意見も捉え方を変えることで、会社の成長に役立つメリットとして活用すると考えることが大切です。

エゴサーチのデメリット・注意点

一方でエゴサーチには、3つのデメリットがあります。

誹謗中傷が目に入ってしまう

エゴサーチをするうえで理解しておかなくてはならないのは、必ずしもポジティブな意見ばかりではなく、誹謗中傷やネガティブな意見もあるということです。エゴサーチをすると、どんなに素晴らしい内容の記事でも反対意見は出ます。

そのため、あらかじめマイナスなことが書かれているものであるという心構えでいることがポイントです。

もし精神的に不安定なときには、余計に不安な気持ちを煽ってしまうだけなので、エゴサーチをすることは控えた方が良いかもしれません。

エゴサーチするだけで終わってしまう

エゴサーチは、会社のブランディングやマーケティング戦略を考えるための材料となります。しかし、大切なのは「エゴサーチ後にどのような行動をするか」です。

エゴサーチをすること自体に意識がいって、それで終わってしまえば、会社の成長にはつながりません。それではエゴサーチをする意味がないでしょう。

エゴサーチをプラスに活用するためにも、調査結果をしっかりと分析し、新たな情報や戦略を引き出すことを常に意識しましょう。

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意見の偏りが発生してしまうことも

エゴサーチは、SNSやインターネットを頻繁に利用する層がターゲットのため、実際に自社に関心を持っているメインの層と意見が食い違う可能性もあります。

そのため、エゴサーチの結果を受け自社製品を改善したと思っていても、逆にユーザーが離れてしまう可能性も考えられます。エゴサーチの結果は、あくまで1ユーザーの意見として捉えておきましょう。

本格的な製品や市場調査を行いたい場合は、マーケティング調査会社に依頼するのも一つの手段です。

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エゴサーチの対義語、パブリックサーチ(パブサ)とは?

エゴサーチの対義語として用いられるのが、パブリックサーチ(パブサ)です。パブリックサーチとは、インターネット上で有名人や友人など特定の他者を検索することを指します。つまり、エゴサーチは自分自身、パブリックサーチは他人を検索する、と覚えておくと良いでしょう。

自社の調査に使えるエゴサと、他社の調査であるパブサを組み合わせてマーケティングに活用できます。

エゴサーチは1つの意見として聞き入れよう

エゴサーチは自分や企業について書かれているため、誰もが怖いもの見たさで見てしまうものです。

しかし、エゴサーチで出てくる情報がすべてが真実というわけではないため、あくまで参考程度の意見として理解しておくことが重要です。本記事の内容を踏まえて、情報はあくまで1つの意見である、とポジティブに活用しましょう。

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