ニートを脱却し再就職する方法 | 働きたい、仕事をしたいなら取るべき行動とは

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ニートを脱却し再就職する方法
ニートをやめたいと思っていても、現状を脱却していきなり正社員になるのは難しいです。そのため、まずはアルバイトを始めてみるだけでも状況はかなり改善します。
ニートになったとしても仕事をきちんと選んで、面接対策を徹底すれば再就職は可能です。「ニートから再就職したいけどどうしよう…」とお悩みの方のために、再就職の方法を解説します。
まずはネガティブな考えを捨てる
ニート期間が長くなると「社会に必要とされていない」「失敗してはいけない」のようなネガティブな気持ちに支配されがちです。このようなネガティブな気持ちが自信を喪失させ、就職活動を失敗させます。
まずはネガティブな気持ちを捨てましょう。そして、「ニート経験があっても何とかなる」「いくら失敗しても最終的に成功する」のように、ポジティブな思考になることがニート脱却の第一歩です。
事実、ニートから脱却して再就職している方は多くいます。
ニート脱却はアルバイトから
いきなり正社員へ再就職をするのが無理だ、怖いと感じる場合は、アルバイトから始めてみましょう。久しぶりの仕事だと、基本的なコミュニケーションの取り方にすら苦労しがちですよね。
このような状態で就職面接に挑戦し、不合格を重ねると自己嫌悪に陥る可能性があります。まずは無理せずアルバイトで徐々に社会に慣れていき、後に正社員として就職することを目指すのもいいでしょう。

ニート向けの仕事(業界・業種)を選ぶ
ニートから再就職するためにはニート向けの仕事(業界・業種)に応募しましょう。ニートの場合、やはり即戦力を求める人気の業界には就職しにくい傾向があります。
ただし、労働人口不足によって、未経験者でも就職してほしいという業界はあります。
たとえば、介護・福祉、建設などの業界、プログラマーや営業などの職種などをピンポイントで探すとニートからでも積極採用している企業はたくさん存在します。
ニートが就職しやすい職種や業種に興味がある方は次の記事もご覧ください。

面接対策を徹底する
ニートから脱却して再就職するために面接は避けて通れません。ただし、ニート経験があっても面接を成功させれば、採用される可能性は十分あります。
「ニート期間に何をしていたのか」「なぜニートになったのか」などの質問は答えにくいですが、必ず聞かれます。これらの質問に対する回答を徹底的に作り込んでおきましょう。
さらに、面接官に好印象を持ってもらえるように、立ち振る舞いなどの細部まで気を配って面接にのぞんでください。きちんと回答し、やる気を見せれば採用につながります。

ニートのまま働かない場合に訪れる問題
近年新たな社会問題として注目されているのが、8050(はちじゅうごじゅう)問題です。
8050問題とは80代の親が50代の子どもの生活を支えている状態によって発生しうる問題のことを指します。50代までニートを続けると、同居している家族は疲弊して家庭内トラブルがにつながりかねません。
また、親の死去によって50代ニートの生活がいきなり成立しなくなることは十分にあります。そして、8050問題は家庭内暴力や生活保護や犯罪、孤独死などの原因になりかねません。そのような、ニートを続けると起こりうる将来的なデメリットについて解説してます。
友人が減る
まず、ニートを続けていると友人が減ると考えられます。社会人になってから同窓会などが開かれるときも、ニート期間が長くなると友人に合わせる顔がないため参加しづらいです。
また、働いていたり、結婚・子育てなどをしていたりする友人と共通の話題が徐々に無くなっていきます。周囲の友人に劣等感を感じるため、関わりづらくなり疎遠にもなります。
友人が減るとそれだけ社会との接点も少なくなり、ますます社会復帰が困難になります。
働き口が狭まる
一般的に20代ではニートからの脱却、未経験の仕事への転職が可能でも30歳前後を境に仕事の選択肢が急に狭まります。
一般的に30歳を過ぎれば中堅社員として扱われて、転職の際にも若さややる気だけではなく、これまでの経験やスキルなどに基づいて人材評価が行われます。
同じ未経験者ならば若い方を選ぶのが通常の判断なので、年齢を重ねるほど働き口は狭くなってしまいます。

孤独死の可能性も
最悪のケースとして孤独死する場合もあります。ニートになると家族や友人とは疎遠になり、社会との接点が少なくなるため、結婚相手がいないと周りに人がいないため、急な病気などに対応できない可能性が考えられます。
一人で生きていても、両親が健在のうちは援助により生活ができるかもしれませんが、両親が亡くなり生活資金が断たれると経済的に困窮する可能性があります。
その結果、孤独死に至ってしまう可能性が格段に上昇します。
ニートだからといって生活保護は簡単にはもらえない?
ニートをしていて生活資金がなくなったとしても、「日本には生活保護制度があるのでなんとかなる」と思っている方はいるのではないでしょうか。
実際には生活保護を受給するのは簡単なことではありません。厚生労働省の「生活保護制度」に関する説明をまとめ、生活保護を受給するための4つの条件を説明します。
資産をもっていない
まず生活保護を受けるためには資産を持っていないことが条件になります。資産とは貯金や土地、自動車のような財産のことを指します。資産を保有しているうちは、まだ生活に余裕があるため生活保護が受給できません。
たとえば、親から相続した家に住んでいる場合はまず家を手放さなければなりませんし、通勤や介護でどうしても必要な場合を除き、自動車も売却しなければならない可能性が高いです。
働けない
"働けない"方が生活保護の対象であって、ただ働きたくないニートであれば生活保護の受給対象とはなりません。そして、働けない状態であることの証明は難しいです。
一部の病気やケガの場合は働けないことが証明できますが、健康体の場合は働けないのではなく、働く気がないと見なされがちです。
他に利用できる公的制度がない
生活保護は最終手段なので、他に利用できる公的制度がある場合はそちらの申請をするべきだということで断られます。
たとえば失業保険から失業手当がもらえる場合はまずそちらを受給するべきで、厚生年金から障害年金が支給される場合はそちらを受給するべきだと思われてしまいます。
いろいろな公的制度を利用した結果、それでも必要最低限の生活費を確保できないという方だけが生活保護の対象となります。

親族から支援を受けられない
ニートである自分に収入や資産がなくても親や兄弟などの身内に十分な資産がある場合は、生活保護が受給できない可能性が高いです。まず身内から支援を受けるべきだと判断されるのです。
身内との関係性が断絶していて援助を受けることが不可能な場合でも、それを証明するのは困難でしょう。
ニートを脱却し再就職するために
ニートになると雇ってくれる企業がないと思うかもしれませんが、人手不足の業界に目を向ければ積極採用している企業は存在します。ニートの末路で悲惨なエピソードは多くあり、最悪の場合は孤独死となります。また、生活保護も簡単には受給できないのです。
若いうちならば、さまざまな職業でも未経験から飛び込める可能性がありますが、30代ニート、40代ニートになると働き口が狭くなります。1年、1か月でも早い方が再就職に有利なので、思い立ったら早めに行動しましょう。
ニートの就活に強い転職サービスおすすめ4選
最後に、ニートの方の就活に特化した転職サービスについて紹介します。一般的な総合型の転職サービスにくらべてニートの方やフリーターの事情に合わせて相談に乗ってくれたり、求人を紹介してくれるためおすすめです。
JAIC(ジェイック)
■ポイント1:20代の就職・転職に特化
JAICは、就職率80.3%以上の実績を誇る就職支援サービスを提供しています。無料で「就職してから困らない社会人の基礎セミナー」を全国各地で開催しており、20代の就職と転職を全面的にバックアップしています。そのため、未経験の方にもおすすめです。
■ポイント2:レベルの高い研修を受けられる
無料で就活講座を受講でき、履歴書の書き方や面接対策などから、ビジネスパーソンとして必要な身だしなみ、電話対応、名刺交換などといった、ニートのままだと知らないことが多いビジネスマナーや営業の方法といったレベルの高い研修を幅広く受けられます。
■ポイント3:企業幹部と直接面談可能
研修を最後まで受けることで、集団説明会に参加でき、書類選考を飛ばして、企業幹部と直接面談ができるため、内定をもらえる確率が高くなります。
就職Shop
■ポイント1:書類選考なしで面接に進める求人多数
就職Shopでは書類選考のステップなしで面接に進める求人を中心に取り扱っています。履歴書の段階で落とされるのではないかと不安を感じているニートの方にも安心です。
■ポイント2:未経験歓迎の求人を中心に取り扱い
未経験者でも積極採用してくれる求人を中心に取り扱っているので、業務経験が十分にないニートの方でも採用される可能性があります。
■ポイント3:取材した企業から紹介
紹介する企業は就職Shopがすべて取材しているため、ニートの場合不安になりがちな職場の雰囲気や労働環境に関して第三者の視点から説明を受けられます。
ハタラクティブ
■ポイント1:ニートを含めて若年層に特化した就職支援サポート
ニート、フリーター、既卒、第二新卒などを含めて、転職市場では需要が少ない求職者層に特化して就職支援を行っています。
■ポイント2:未経験者用の求人を常時2,300件キープ
未経験者用の求人を常時2,300件以上キープしており、実績の薄い求職者でも転職できるようにサポートしてくれます。
■ポイント3:厚生労働省の事業受託実績有り
2014年度から2016年度まで厚生労働省の若者キャリア応援制度の受託事業者として、若者の紹介予定派遣を活用した正社員への就職を支援していました。
ウズキャリ既卒
■ポイント1:ニート・第二新卒・フリーターの就職率86%以上
ウズキャリ既卒は、ニート・第二新卒・既卒・フリーター向けの転職サイトです。就職率は86%以上あります。
■ポイント2:ブラック企業を徹底排除
過去に就職成功した方から企業の情報を受け取っているので、ブラック企業は未然に排除されています。そのため、入社後の定着率は93%を誇っています。
■ポイント3:大手からベンチャーまで優良企業多数
大手企業からあまり知られていないベンチャーまで、若い人材を積極的に採用している企業を紹介しています。
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