【2025年最新】おすすめ請求書受領サービス比較14選|機能・料金をまとめた『比較表』をプレゼント
請求書受領サービスは、請求書を受領しデータ化することで、経理部門の業務効率化やペーパーレス化を実現できます。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応できるため、多くの企業で導入されるようになりました。
しかし、請求書受領サービスは製品ごとに機能や特徴が異なり、検討するだけでも一手間です。
そこで、「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめ請求書受領サービス14選を厳選しました。さらに、機能・料金プランをまとめた『比較表』もプレゼント ! 請求書受領サービスが気になる方は、『比較表』を使って自社に合うサービスを探してみましょう。
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請求書受領サービスとは
請求書受領サービスとは、取引先からの請求書を受領し、OCRやAI-OCRを利用してデジタルデータに変換・処理してくれるクラウドサービスです。
単に請求書をデジタル化するだけでなく、紙の請求書を受領代行したり、請求書原本や電子帳簿保存法に準拠したデータを長期にわたって保管してくれたりするサービスもあります。
請求書受領サービスが求められる背景
請求書業務は取引先から請求書を受け取り、各方面に承認を得て処理するまでに多くの工程が必要です。大量の紙の書類を処理しなければならない場合、手作業での請求書処理は経理担当者の大きな負担でした。
そこで、請求書の受領代行や処理だけでなく、デジタルデータによる保存まで一貫して行ってくれる請求書受領サービスのニーズが高まってきたわけです。とくに近年は、ペーパーレス化の進展や経理部門のテレワーク化により、クラウド上で請求書を処理できるサービスの利用が進んでいます。
請求書受領サービスのメリット
請求書受領サービスを導入することで、次のようなメリットを得られます。
- 業務効率化・簡略化
- 請求書のデータ化・定型化
- ペーパーレス化を促進
- 経理部門のテレワークを実現
請求書受領サービスは、従来は人の手で行っていた作業を自動化できるため、経理部門の生産性の向上につながるだけでなく、請求元の業務効率化にも役立つサービスです。
請求書受領サービスの選び方
請求書受領サービスを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- 導入目的を確認する
- 機能を確認する
- 導入する際の注意点を確認する
- 料金・価格相場を確認する
1. 導入目的を確認する
請求書受領サービスの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
紙で届く請求書をスムーズにデータ化したい | 請求書の受け取りやスキャンの代行があるサービスがおすすめ |
毎月届く大量の請求書を簡単操作でスムーズに処理したい | AI-OCR機能のあるサービスがおすすめ |
請求書の回収方法を統一して業務効率化を図りたい | 取引先に請求書データを登録してもらうサービスがおすすめ |
2. 機能を確認する
請求書受領サービスでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
アップロード取り込み | 受け取った請求書を手動でシステムへアップロードして保存する機能 |
メールからの取り込み | メールで受け取った請求書をダウンロードすることなくシステムへ取り込む機能 |
AI-OCR/OCR | PDFや画像ファイルの請求書をもとに宛名や金額を文字起こしする機能 |
自動仕訳 | AI-OCRといったの機能により書類を分類したり勘定科目を選んだりする機能 |
支払い情報自動入力 | 読み取った支払い情報を自動で入力する機能 |
システム内振込 | 銀行APIにより同サービスから振込が可能な機能 |
FBデータ作成 | 全銀データを作成するための機能 |
入金消込 | 請求書の金額と振り込んだ金額を突合する機能 |
承認ワークフロー | 請求書を承認してもらうための稟議をする機能 |
予算管理・レポート | 予算管理をするための画面や予算の消化状況をレポート化する機能 |
タイムスタンプ | 確認や処理をした日付を記入する機能 |
アラート | 二重処理がある場合にアラートを出す機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能・サービス】
機能 | 詳細 |
---|---|
郵送から代理で取り込み | 郵送で受け取った紙の請求書を代理でシステムへアップロードしてくれるサービス |
AI学習 | 読み取りごとにAIが学習し仕訳作業を効率化できる機能 |
原本保管 | 倉庫で請求書の原本を保管するサービス |
紙の請求書のスキャンやアップロードを依頼したい場合や原本保管を依頼したい場合は代理での読み取りサービスや原本保管のサービスがあるものを、書類の分類を自動で行いたい場合には自動仕訳機能があるものがおすすめです。
3. 導入する際の注意点を確認する
請求書受領サービスを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
電子帳簿保存法の対応 | 電子帳簿保存法の基準に対応しているかを確認しておきましょう。 |
インボイス制度の対応 | 適格事業者番号の読み取りをはじめインボイス制度に対応しているかを確認しておきましょう。 |
外部サービス連携 | 会計ソフトウェアやワークフローシステムなど請求書に関する業務を効率化できる連携機能があるか確認しておきましょう。 |
読み取りの精度 | AI-OCR機能での読み取りの精度や実際にどのように読み取れるのかを確認しておくと導入のイメージがしやすく安心です。 |
セキュリティ対策 | 顧客情報や支払い情報を管理するため利用にあたりセキュリティ対策は万全かどうか確認しておく必要があります。 |
サポート体制 | 導入時のサポートや運用フローに乗るまでの伴走などどのような体制でサポートが受けられるかを確認しておくと安心です。 |
4. 料金・価格相場を確認する
請求書受領サービスの料金は、月額固定費用のタイプが多いです。
月額固定費用は5,000円〜30,000円程度が相場です。企業規模や機能によって異なるため必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
また、なかには請求書のデータ処理1件につき費用が発生する、月額固定費用+従量課金のタイプもあります。さらに、オプションを選択する場合は追加料金となることがあります。
請求書受領サービスでペーパーレス化を実現
請求書受領サービスは経理部門の業務を効率化できるだけでなく、請求書の受け取りや承認に関わる業務の手間を大幅に削減できるサービスです。ベンダーによって細かいサービス内容は変わってきますが、いずれもペーパーレス化を促進し、生産性を高めてくれます。
とくに受領代行のある請求書受領サービスは、経理部門のテレワーク化を推進している企業におすすめです。まずは、『比較表』を使って自社に合うサービスを探してみましょう!