健康管理システムのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスはWELSA
・健康管理システムを導入・利用していない企業のうち、約11.6%は1年以内に利用開始予定
>シェア上位を含む人気システムのサービス資料と比較表をダウンロード
健康管理システムを導入しようと思っても、「健康管理システム・ストレスチェックサービス」「メンタルヘルスケアサービス」「健康増進サービス」のように種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えしてBOXILがおすすめ健康管理システムを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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健康管理システムのシェア率

健康管理システムの導入に携わった1,595人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入した健康管理システムを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、WELSAで15.00%。その後に健康管理システムHealthCoreが11.80%、Growbaseが11.50%、medimentが10.60%、Carely(ケアリィ)が8.70%と続きます。これら5社で全体の57.60%を占めていました。
シェア上位サービスを含む人気サービスの詳細な機能・料金表は下記ボタンからダウンロードできます。各社のサービス資料もまとめて閲覧できるため、社内申請や比較検討にお役立てください。
各システムの詳細や比較については、次の記事もあわせてご覧ください。
※調査概要:インターネット調査にて健康管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,595人へ実施。本調査の期間は2025年5月14日〜18日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
口コミ・ユーザー満足度もチェックしよう
口コミや実際のユーザー評価もシステム選びで欠かせません。現場の声や導入事例も必ず確認しましょう。

健康管理システムの市場規模
BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、健康管理システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型健康管理システムの市場規模は、およそ1,591.6億円だと算定できます。
また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,925.8億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は2,176.1億円規模に成長すると予測※できます。

※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
健康管理システム市場の成長率は?
同調査では、まだ健康管理システムを導入・利用していない人事・労務業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、導入を検討している企業や利用開始予定の企業が合計25%にものぼります。
| 導入予定時期 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 時期は未定だが利用検討中 | 42 | 9.5% |
| 半年以内には利用開始予定 | 33 | 7.5% |
| 1年以内には利用開始予定 | 18 | 4.1% |
| 2年以内には利用開始予定 | 16 | 3.6% |
| 現時点では未定・利用予定はない | 331 | 75.2% |
健康管理システム市場の成長の要因としては、経済産業省が健康経営を推奨していることが挙げられます。健康経営とは、従業員の健康管理を経営視点で考え、従業員の健康増進を図ることによって、組織全体の生産性や業績を向上させる経営手法のことです。
ヘルスケアに関するITや技術の進歩により、従業員の健康状態の把握や多様なヘルスケアニーズへの対応が可能になったことも理由の一つです。
健康管理システム シェア率TOP5の口コミ・満足度
シェア率だけでなく、各サービスの口コミやユーザー満足度を確認することで、自社にあったサービス選びができるようになります。健康管理システムの比較表もあわせて参考にしてください。
【特典比較表つき】『健康管理システムの資料7選』 はこちら⇒無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
WELSAは、就労・健診・ストレスチェックなど健康関連データの一元化ができ、健康診断結果に統一基準値を適用して多様な切り口でデータ分析が可能なシステムです。
健診結果や面談結果の集計、ストレスチェックや長時間労働の面談履歴登録、オンライン面談や厚労省準拠のストレス判定図の自動出力も特徴です。全社的な健康データを集約し、組織横断的な分析や施策実行を可能にします。
健康管理システムHealthCore - 株式会社ヒューマネージ
健康管理システムHealthCoreは、ストレスチェックとエンゲージメントサーベイを標準搭載し、組織・個人のフィジカル、メンタル、エンゲージメントを見える化できるサービスです。
異なる医療機関の健診データを共通フォーマットに変換し統一管理が可能。不調者を多重リスク管理機能で抽出できるほか、タスク進捗やフォローアップもクラウド上で実施できます。健康情報×マネジメントを実現したい組織に最適です。
Growbase - ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社
Growbaseは、健康診断やストレスチェック、面談記録など多様な健康データを一元管理できるサービスです。
医師監修や企業独自の基準値を随時適用でき、健診データを正確に判定・運用できます。オンライン面談やストレスチェックの履歴管理もでき、集計分析機能も豊富です。厚労省仕様に基づいたストレス判定図も自動生成され、事業場単位や属性別に健康課題の見える化が進みます。
medimentは、健康データから受診推奨・産業医連携までサポートする総合型の健康管理システムです。毎年の健康診断やストレスチェック業務をまとめて管理し、部署や年度、個人単位の分析や未受診者抽出、対策メール一斉送信が一括で行えます。
プランに応じて外国人社員への多言語対応や診察時の医療通訳も用意され、感染症対策でのオンライン面談にも強い設計です。産業医連携やコンサル支援までカバーしています。
Carely(ケアリィ) - 株式会社iCARE
Carely(ケアリィ)は、健康診断結果、ストレスチェック、面談記録を一元管理しながら健康経営推進をコンサルティングまで幅広く支援できるサービスです。
健康診断予約や産業医紹介、専門人材による体制構築のサポートも充実。単なる健康管理にとどまらず、健康経営戦略の企画・実行から改善まで一貫伴走を受けられる点が、健康投資へのシフト企業に高く評価されています。
シェア率だけでなく機能で比較しよう
健康管理システムを選ぶ際は「自社の健康経営の方針や運用フローに合った機能があるか」を必ず確認しましょう。健診データの活用度やストレスチェックの設計、多言語・法令対応、コンサル連携など、自社の業種・規模・目標に合う要件を事前に洗い出すのが成功の鍵です。
現場業務や経営判断への活用方法も踏まえて比較検討を進めていきましょう。

