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2017-05-16

データセンターとは? セキュリティ・防災対策を強固に!

そもそもデータセンターとはどんなものか?という解説から、メリットや実際の活用方法まで紹介しています。セキュリティ対策だけでなく、災害時にも対応できるなどのメリットがあります。また自社ではどんな利用方法があっているのかも見つけやすくなっています。
サーバー・ストレージ
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ここ数年、企業のHPへの不正アクセスやDDoS(Distributed Denial of Service)攻撃などによるサイバー攻撃が新聞やニュースで取りざたされています。そのような不正アクセスやサイバー攻撃に対応する1つの手段としても、データセンターの導入があります。
そこで今回は、データセンターの導入を考えている経営者の方、システム担当者の方向けにデータセンターとは何か、利用するメリット、目的別のデータセンター活用例などを説明していきます。

1.そもそもデータセンターとは?

データセンターとは、サーバーやネットワーク機器などのIT機器を設置、運用する施設・建物の総称です。企業の中には、自社の事務所などに専用のサーバールームを設置、そこにサーバーを置いている企業もありますが、サーバーの不調や災害時、温度管理などの対応においてデータセンターに置くことにメリットがあるというケースが多いです。

データセンターの特長は、サーバーの不調や災害時、温度管理などの対応力が非常に高いことにあります。つまり、サーバーやネットワーク機器などのIT機器を安全に設置・運用するのに適した施設・建物がデータセンターといえます。

2.データセンターを利用するメリット

なぜ近年データセンターを利用する企業が多くなってきたのか、データセンター利用のメリットを説明します。

(1)地震への安全性が高い

地震等での災害時にはサーバーの倒壊や、その設置場所建物の倒壊などによってサーバー、IT機器の破損やデータ消失といったケースが散見されます。そこで、多くのデータセンターでは建物自体に耐震構造・制震構造を採用し、地震による損害を最小限にするという対策が採られています。
また、サーバーを収納するラックを免震装置に乗せるという対応をしているデータセンターもあり、建物自体の耐震構造・制震構造に加えた地震対策を採り、建物内部に設置されたIT機器の破損をより防ぐという対応をとっているところもあります。

(2)火災への安全性が高い

消防法などによりスプリンクラーを設置しているビルが多いのですが、火災などがありスプリンクラーが作動した際に、IT機器に甚大なダメージがあることが予想されます。データセンターでは、このIT機器が水に弱いという性質に対応し、火災が発生した場合にも中に設置されている機器を極力痛めないよう、通常のスプリンクラーではなく二酸化炭素やフロンガスによる消火設備を有しています。

(3)温度・湿度管理が万全

IT機器は高温はもとより、低温にも弱いので温度管理は重要です。さらに、結露が生じると故障してしまう原因になります。データセンターでは、IT機器に適した空調管理を行うことで、温度・湿度管理が万全です。

(4)電力供給が途絶えた場合の緊急対応が可能

停電などで電力供給がストップすると、IT機器に甚大なダメージを与えることがあります。重要なデータが消失してしまうなどということもありえます。データセンターでは、電力供給がストップした場合にも、データの保存やIT機器にダメージを与えないように稼動できるだけの自家発電装置を有しています。

(5)セキュリティ対策

自社内にサーバーを置いている企業からすると、重要なデータが入ったサーバーからデータを盗まれるということを危惧することもあろうかと思います。データセンターではセキュリティ対策として、監視カメラやフラッパーゲートなど複数のセキュリティ設備を設置し、人の出入りや建物内での行動を監視・制限して安全性を高めています。
また、静脈認証や顔認証といった最新の認証のシステムを導入してセキュリティの精度を高めているデータセンターもあります。

(6)通信回線がすぐに利用可能

自社内にサーバー設備を持つと、通常のオフィスビルなどではそのビルの通信回線状態に依存することとなります。また、通信回線の引き込みを必要とする場合には工事などで時間を要することも考えられます。
それに対して、データセンターでは、通信事業者の光ファイバーなどの通信回線を大量に利用可能となっているため、通信回線をすぐに利用可能です。また複数の通信業者の通信回線を利用することも出来ます。

(7)24時間365日体制での運用対応が可能

自社内にサーバー設備を持っているシステム担当者の悩みの1つにサーバー不調時に会社に呼び出されて対応が必要ということがあるかと思います。この点、データセンターでは専門の管理者を設置しており、24時間365日体制で運用対応を行えます。

(8)コストの最適化、平準化を図ることが可能

データセンターでは、自社の使用量に応じたサーバーをレンタルすることも可能となり、また自社サーバーを一括で購入する必要もないためデータセンターの使用料金という形での支払いを可能にし、コストの最適化や平準化を図ることが出来ます。

3.目的別:データセンターの活用方法

データセンターを活用にあたり、どの範囲まで自社で管理し、どの範囲から他社サービスに任せるのかによって活用方法が変わってきます。自社でのデータセンター利用の目的に応じて、最適なサービスがあるので、見ていきましょう。

(1)機器は所有して運用も自社で行うが、サーバーを置く場所だけ確保したい

コロケーション(ハウジング)サービスとは、データセンター内のサーバーを置くスペースの提供を受けるといったサービスです。
2の「データセンターを利用するメリット」の(1)から(6)のデータセンターの災害対策や温度・湿度対策をメインに据えたサービスということが出来ます。

すでに自社でサーバー等のIT機器を保有し、専任のシステム担当者がいるという場合に使い勝手の良いサービスと言えます。

(2)所有する機器を置く場所を確保から運用まで任せたい

マネージドサービスとは、データセンター内のサーバーを置くスペースの提供を受けるといったサービスに加えて、機材の入手・設置からOSなど基本的なソフトウェアのインストール、運用中の死活監視、障害発生時の再起動、機材故障時の交換、24時間365日体制での運用までのサービスです(運用のサービスについては、それぞれ運用をどこまで任せるかについて種類があります)。

システム担当者はいるもののサーバー等のIT機器運用を一手に担えるほどの人的リソースは持っていないものの、すでに自社でサーバー等のIT機器を保有している場合には使い勝手の良いサービスと言えます。

(3)データセンターが所有・運営する機器を利用したい

ホスティングサービス、クラウドサービスクラウドとは、自社でサーバー等のIT機器を保有することなくデータセンターが保有するサーバー等を利用するもので、機材の入手・設置からOSなど基本的なソフトウェアのインストール、運用中の死活監視、障害発生時の再起動、機材故障時の交換、24時間365日体制での運用については所有者であるデータセンターが行うというものです。
自社でサーバー等のIT機器を保有していない、またはIT機器の更新時期において、IT機器使用におけるコストの最適化、平準化をメインの目的にする場合に使い勝手の良いサービスと言えます。特に企業において、サーバーなど高額な設備の購入を一括で行うことを回避し、月々の使用料ということでコストの平準化が図ることが出来るというのは大きなメリットといえます。

(4)データの保管・バックアップ先として利用したい

バックアップサービスとは、企業の重要なデータをネットワーク経由でデータセンターにバックアップするサービスです。自社内でのシステム担当者によるサーバー運用を行っている会社において、万が一に備えて、重要なデータをデータセンターにバックアップしたいという場合に、使い勝手の良いサービスと言えます。
バックアップを行う場合にはかなりのデータ容量が必要であり、また、自社内での保有では災害時にバックアップデータをも消失してしまうという恐れがありますので、遠隔地であるデータセンターにバックアップを取ることは災害時におけるデータ消失リスクを軽減することが可能です。

4.データセンタ-サービスの比較記事の紹介!

データセンターの特長はサーバーなどのIT機器を設置するために、サーバーの不調や災害時、温度管理などの対応力が高い点にあります。また、データセンターの導入によって自社で抱えるシステム担当者の負担を軽減、コストの最適化、平準化を図ることが可能です。

データセンターの導入はサーバーなどのIT機器そのもの運用にとどまらず、コストの最適化システム担当者の負担軽減により、企業として有限なシステム担当者のリソースをさらに必要な部分へ注力、コストの振り分けということをも可能とします。
データセンターの導入を考えている経営者の方、システム担当者の方、自社のデータセンター利用の目的に応じて最適なサービスの検討を始めてみてはいかがでしょうか。

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