レプリケーションとは | バックアップとアーカイブ | サービス3選

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レプリケーションとはどんな仕組みなのか、わかりやすく図解します。バックアップやアーカイブとの違いや、導入時のメリットやデメリットなど、レプリケーションに関する基礎知識を今すぐ身に付けられます!
データバックアップ

企業は、事業を進めるうえで必要なデータを、ネットワーク障害や機材トラブルから守らなくてはなりません。

バックアップをとっても、次の保存までの間に変更されたデータは、トラブルの際に失われてしまいます。Webアプリなどのトランザクション処理中にシステムが停止することもあります。迅速に復旧するためにはどうすれば良いのでしょうか。

レプリケーションとは

データレプリケーションとは、あるデータの全く同じものを別のシステム上に作ることです。たとえば、システムを運用しながら定期的に差分データを代用サーバへ送信する、などの方法で実現可能です。

ネットワークのIO処理を待ち、ディスクへの書き込みを同期すれば、メインシステムが停止してもデータはバイナリ単位で完全に一致します。「データのレプリカ(精巧な複製品)を作る」という意味が元になっています。

レプリカを作っておけば、元のデータが使えない状況になったとしても、迅速に復旧できます。瞬間的な停止や、送信コミット単位でのロールバックはありますが、予備系をホットスタンバイ(電源オンの状態で待機させる手法)しておけば、起動時間のロスもわずかです。

行政機関や交通機関のシステムなど、停止したら大きな影響を与えてしまうシステムには、レプリケーションを始めとしたさまざまな冗長化が施され、トラブルが発生しても継続的な運用が可能となっています。

冗長化については下の記事で扱っています。詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

冗長性・冗長化とは | IT用語 - システム継続のための仕組みを解説 | ボクシルマガジン
システムに冗長性を持たせるという表現を耳にしたことがあるでしょうか。バックアップとは異なり、一瞬の停止も許されない...

レプリケーション・バックアップ・アーカイブとの違い

それでは、レプリケーションと混合しやすい、バックアップとアーカイブとの違いを解説しましょう。

レプリケーションとバックアップとの違い

バックアップとはデータの複製をあらかじめ作成しておいて、元のデータが破損したときに元のデータと入れ替えて活用することをいいます。

システムの運用を停めて処理する場合もあります。レプリケーションと類似しているように見えますが、決定的な違いはどこにあるのでしょうか。

同一の媒体か、別の媒体か

レプリケーションにおいて、コピーをする先の媒体は元のデータと同一でなければなりません。単にデータを保存しておくだけでなく、システムの稼働をしなければならない場合があるからです。

一方のバックアップでは同一の媒体であることはほとんどありません。コストがかかりますし、単にデータを保存するだけなら通常のデータベースやストレージで事足りるからです。

更新頻度

バックアップを更新するのは大抵営業が終了した深夜。1日1回、多くても2回程度です。ですが、レプリケーションでは元のデータが更新されるたびにコピー先のデータもその都度更新されます。

銀行のATMを想像してみてください。出金すると、即座に預金残高が変更されますよね。もし夜にトラブルが起きてバックアップから復帰すると、今朝の残高が、明日もそのまま残ってしまいます。

レプリケーションとアーカイブとの違い

アーカイブとは、参照用データの集まりです。システムとして動的なデータ運用を想定せず、静的なデータを長期保存しておくための仕組みです。メールアーカイブが代表的な例でしょう。参照は行いますが、過去のメールを頻繁に書き換えることは想定しません。

データの保存期間

レプリケーションにおいては、保管しているデータは緊急時用の予備ですから、永くとも1日前の分を保存しているに留まります。一方、アーカイブは参照用のシステムですので、データの保持を長期間行います。

たとえば、会社法で10年や7年の保存を義務付けられた書類を、電子化して保存する際は、レプリケーションではなく、アーカイブに適したシステムを用いることになります。

データが編集できるか

アーカイブにおいてデータを参照するのが目的ですから、改ざんを防ぐために編集機能を削除する場合があります。データが編集できるかどうかもアーカイブとレプリケーションの大きな違いです。

レプリケーションのメリット・デメリット

レプリケーションの導入にかかわるメリットと、デメリットを詳しく解説します。

レプリケーションのメリット

負荷分散

システムにアクセスが集中した際に、1つのサーバのみで対応すると過度に負荷がかかってしまい、サーバダウンにつながる恐れがあります。レプリケーションを活用して企業側の更新用サーバと、顧客側の参照用サーバに処理を振り分け、負荷を分散させることができます。

この手法は特に銀行ATMのシステムで利用されています。

緊急時にリストアの時間なく稼働し続けることができる

たとえば自然災害などで大阪本社のサーバが使用不能になったとします。そんなときでも遠隔地に設置しておいた予備サーバを稼働させればリストア(修復)の作業時間を短縮し、見かけ上は継続してシステムを動かし続けることができます。

行政機関や交通機関ではこのような使い方がされています。

レプリケーションのデメリット

レプリケーションは緊急時への対策であり、平時ではシステム的にデメリットとなる要素もあります。

コストがかかる

レプリケーションにおいては、データのレプリカを作るために、同じ機材が2組以上必要になります。単純計算で通常のサーバ2台以上の費用と、LANなどのネットワーク設備を整えるコストが必要です。

不適切なデータもコピーされる

元データがウイルスなどに感染したとします。予備のデータは自動的に同期されるため、感染したままのデータがそのままレプリケーションされてしまいます。

おすすめのデータバックアップ 3選

ここからはデータバックアップのシステムを紹介していきます。データバックアップにはいくつか種類があり、レプリケーションはそのうちのひとつにあたります。以下では、レプリケーションにこだわらず、データバックアップができるサービスを集めました。

また、下のボタンではデータバックアップの資料をまとめてDLできます。導入を検討されている方は比較する際に利用してみてはいかがでしょうか。

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クラウドバックアップ BackStore

  • 仮想・物理サーバーは低価格でバックアップ
  • パソコン・スマホもバックアップ
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SWANBackup(スワンバックアップ)

  • 自動バックアップで手間いらず
  • 強固なデータ管理
  • 契約容量を社内全体でシェア

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torocca!

  • 容量25GB/月額625円から
  • Webサイトを常時監視する「モニター機能」
  • バックアップデータの遠隔地保存

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それぞれの長所を生かして効果的に使おう!

レプリケーションを利用する際は、企業のニーズを明確にすることで、的確なアプローチが可能になるでしょう。レプリケーション、バックアップ、アーカイブ、「データを保管する」という行為は同じでも、目的は大きく異なります。それぞれの違いを理解し、貴社に最適なサービスを利用しましょう!

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