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DaaSとは?VDIとの違いやメリット・デメリットを解説

最終更新日時:
記事の情報は2020-05-15時点のものです。
DaaSとは、仮想デスクトップ環境を実現する手段のことです。VDIとの違いを比較して、そのメリット・デメリットについてお伝えします。

仮想化環境が徐々に進む中、現在注目されているのがDaaSです。DaaSは、セキュリティの強化だけでなく、従来の仮想化サービスよりコスト削減が見込めるなどのメリットがあります。そのDaaSについて詳しく紹介します。

DaaSとは

DaaSとは「Desktop as a Service」の略称で、「ダース」と読みます。

DaaSは、クライアントにPCなどのデスクトップ環境をクラウドのサーバーから提供します。ユーザーは、ディスプレイとキーボードなど必要最低限の機器を用意するだけで、ネットワーク上からデスクトップ環境を呼び出して利用できます。

IaaS・SaaS・PaaSとの違い

いずれもクラウド環境から提供されます。

IaaS(Infrastructure as a Service)は、サーバーやネットワークなどのインフラを提供します。ホスティングサービスと似ていますが、スペックやOS、ストレージ容量などカスタマイズできるのが特徴です。

SaaS(Software as a Service)は、アプリケーションを提供します。従来、アプリケーションはPCにインストールして利用するものでしたが、SaaSは不要で、ブラウザなどを通じて利用できます。

PaaS(Platform as a Service)は、アプリケーションの動作環境を提供します。SaaSなどでアプリケーションを提供したい場合、このPaaS がベースになります。

SaaS、PaaS、IaaSについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

SaaSとは?PaaS・IaaSとの違いや意味 | 主要クラウドサービス
【解説動画あり】SaaS(Software as a Service = サース)とは、従来パッケージとして提供さ...
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DaaSサービスの例

DaaSのサービス例として、代表的な3つのサービスがあります。それが、「プライベートクラウドSaaS」「バーチャルプライベートクラウドDaaS」、「パブリッククラウドDaaS」の3つです。

DaaSの3つの提供形態

1. プライベートクラウドDaaS

その企業が独自に構築したクラウドコンピューティング環境から、DaaSを提供することをプライベートクラウドDaaSといいます。メリットとしては、企業独自のものなので、カスタマイズ性が高いことなどが挙げられます。

2. バーチャルプライベートクラウドDaaS

IaaSやPaaS 上で仮装デスクトップ環境を構築して提供することをバーチャルプライベートクラウドDaaSといいます。こちらもプライベートクラウドDaaS同様に、比較的カスタマイズ性が高いことが特徴として挙げられます。

3. パブリッククラウドDaaS

ほとんどの方が利用できるクラウドサービスで、アプリケーションも含めサービス事業者が選定したITリソースを複数の企業で利用することをパブリッククラウドDaaSといいます。

DaaSとVDIの違い・比較

VDIとは

VDIとは、自社のホスティングサーバーから仮想デスクトップ環境を提供する仕組みのことを言います。自社でサーバーを管理しているため、サーバーの冗長化など容易に行うことができ、カスタマイズ性に優れています。

VDIについては次の記事でも詳細に解説しています。

VDI(デスクトップ仮想化)とは | シンクライアントとの違い・サービス比較
VDI(デスクトップ仮想化)とは「端末の機能は必要最小限にしてサーバー側で処理を行う仕組み」のことです。VDIの仕...
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DaaSとVDIの共通点

VDIとDaaSの共通点は、デスクトップ管理の手間を軽減することができ、ハードウェアの管理が簡素化できることです。また、データセキュリティも向上することで、その管理も厳重になります。サーバーの増強が比較的容易にできることも共通点です。

DaaSとVDIの相違点

DaaS の場合、サーバーが自社の管理下から離れます。これは、管理する負担が軽減されるというメリットがある一方で、いざという時、物理的にサーバーに触れられないというデメリットもあります。また、ライセンスに対する考え方もVDIとDaaSで異なります。

DaaSのメリット

DaaSのメリットは次の3点です。

1. セキュリティの強化

データをサーバーで一元管理できるため、セキュリティの向上を実現できます。たとえPCを紛失したとしても、データが外部に漏れることはありません。

2. コスト削減

クラウド型のサービスであるため、導入の初期コストを抑えることができるのが特徴です。また、月額課金になっているケースが多いため、コストを平準化できるメリットもあります。

3. オンデマンド性による柔軟なリソースの確保、変更

利用者数の増加などに対応するため、スペックの向上を図りたい場合も、事業者にその旨を伝えれば柔軟にリソースを確保・変更することができます。

DaaSのデメリット

DaaSの主なデメリットは次の2点です。

1. リモートコネクションによる遅延の発生

仮想化デスクトップの場合、ネットワークを通じてその環境がクライアントPCに展開されます。そのため、ネットワークに対する負荷が大きく、動作などが遅くなることがあります。   

2. 障害発生時の影響範囲

DaaS環境を提供するサーバーに何か障害が発生した際、そこに接続する全てのクライアントPCに影響が出ます。そのため、サーバーの冗長化などが課題になります。    

DaaSのメリット・デメリットを押さえて自社に最適なソリューションを選択

DaaSとIaaS、PaaS、SaaSの違い、DaaSの提供形態やVDIとの違い、DaaSのメリット・デメリットについて解説しました。

DaaSの場合、仮想化に精通した管理者が不在でも仮想化環境が構築できます。これは、多くの企業にとってメリットになるのではないでしょうか。デメリットもしっかり踏まえて自社に最適なソリューションを選択してみてください。

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