SNS運営を成功させるコツ!担当者が知っておきたい各SNSの特徴と運用方法

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- SNS運営で企業が得られる効果
- SNS運営を成功させるコツ
- コンテンツに合ったSNSを利用する
- 運用方法をマニュアル化する
- ユーザーから共感が得られる内容にする
- SNS運営代行サービスを利用する
- 各SNSの特徴と活用ポイント
- Instagram(インスタグラム)
- Twitter(ツイッター)
- Facebook(フェイスブック)
- LINE(ライン)
- おすすめのSNS運営代行サービス比較
- コムニコのSNS運用代行サービス
- BizWorkers
- Social Media Lab
- Cyber Buzz
- Menbers
- HELP YOU
- 人気のあるSNS企業アカウント
- 【人気のTwitterアカウント】
- 【人気のInstagramアカウント】
- SNS運営は特徴とポイントを生かして
- BOXILとは
SNS運営で企業が得られる効果
Facebookをはじめ、Twitter、Instagramなどの代表的なSNSは、ユーザーが増加し続けており、社会への影響力もかなり大きくなっています。
それに伴って企業がビジネスでSNSを活用するケースも一般的になっており、SNSの特性を生かしたSNSマーケティングを行えば、企業の認知度アップや効率的な集客など、さまざまな効果が見込めます。
参照:総務省(平成29年版 情報通信白書/SNSがスマホ利用の中心に)
SNS運営を成功させるコツ
企業がSNS運営を成功させるコツとしては、次の点を重視することが挙げられます。
- コンテンツに合ったSNSを利用する
- 運用方法をマニュアル化する
- ユーザーから共感が得られる内容にする
- SNS運営代行サービスを利用する
それぞれのポイントについて説明します。
コンテンツに合ったSNSを利用する
代表的なSNSとして「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」などがありますが、すべてのSNSで同じようなコンテンツやメッセージを投稿しても、あまり効果は見込めません。
それぞれのSNSによって特徴やメインユーザーの年齢層が異なるため、企業のサービス・商品に合ったSNSの利用や運用方法、戦略的なマーケティングが必要です。
また、運用するSNSに優先順位を決めることもSNSマーケティングを成功させるコツです。SNSの運用には思いのほか時間がかかるため、どのSNSを特に重視すべきなのか、冷静に判断する必要があります。
運用方法をマニュアル化する
SNSは非常に費用対効果の高い宣伝ツールとして利用できますが、運用方法を間違えてしまうと、ユーザーから批判を受けて「炎上騒ぎ」になってしまう可能性もあります。
事実、企業担当者の不適切な行動からSNSが炎上してしまい、企業そのものにマイナスイメージがついてしまったケースもあります。SNSの影響力は甚大で、想定外の効果が得られる一方、企業ブランドに大きな傷がついてしまう可能性を排除できません。
批判や炎上を起こさないために、運用前にマニュアル、投稿ルールをしっかりと決めておくことが重要です。マニュアルは属人化の防止にも役立ちます。
ユーザーから共感が得られる内容にする
SNSの力は、ユーザー同士がお互いに有益なコンテンツをすすめ合う場合や、リツイートや「いいね」機能によって、情報が拡散される場合に発揮されます。そのため、無機質なメッセージは拡散につながらない可能性があります。
それぞれのSNSで受け入れられやすいコンテンツを理解し、ユーザーに共感を得られる内容を投稿することで情報が拡散されやすくなり、ユーザーの購買意欲や行動に影響を与えられます。
一方的な情報提供ではなく、相互のコミュニケーションが重要です。
SNS運営代行サービスを利用する
専任の担当者の配置が難しかったり、運用がうまくいかなかったりする場合は、SNS代行サービスを利用するといいでしょう。
多くの企業では、専任の担当者がおらず効率的な運用ができていません。また、企業として戦略的にSNSを運用するとなると、結果が出るまでに時間もかかります。
SNS運営代行サービスならば、プロの視点からそれぞれのSNSの特性に合った運用を行ってくれます。
各SNSの特徴と活用ポイント
次に、各SNSの特徴と活用のポイントについて、簡単に説明します。
SNSをうまく活用するには、ユーザー層や特徴を把握しておくのは必須です。最低限、それぞれのメインユーザー層の年代は把握しておきましょう。
SNS | メインユーザー層 |
---|---|
10代~20代の若年層が中心 | |
20代~30代が中心 | |
30代のビジネス層がメインユーザーで高年齢層の利用率も高い | |
LINE | 10代~60代まで幅広く利用されている |
それぞれのSNSの特徴について、もう少し詳しくみてみましょう。
Instagram(インスタグラム)
Instagramのメインユーザー層は10代~20代の若年層であり、特に10代の学生の利用が多いのが特徴です。他のSNSに比べてアクティブユーザー数も多く、自分の日ごろの生活を写真に収め、友人とシェアするケースが多いです。
いわゆる「インスタ映え」という言葉が流行して久しいですが、最近では簡単な動画投稿機能(ストーリー)も追加され、より視覚的にユーザーに訴えることが重視されるSNSになっています。ハッシュタグを活用しつつ、チラシではなく雑誌のようなアピールの仕方が大事になってきます。
Instagram(インスタグラム)の活用事例
美容室などではモデルを使用して流行している髪形を表現したり、店の雰囲気を豊富な画像とともに紹介したりなど、よりスタイリッシュな表現を心がけることで高い集客効果を得ているケースがあります。
Twitter(ツイッター)
リツイート機能や「いいね」など、情報の拡散力に定評のあるTwitterでは、ユーザーに「面白い」と思ってもらえる企画や投稿、親近感をもってもらうための工夫が重要です。多くのユーザーが興味を惹くコンテンツを提供できれば、情報が拡散されて一気にフォロワー数を増やすことも不可能ではありません。
また、Twitter内で話題となる「トレンド」もあるため、企業アカウントとして流れに乗ってみるというのもよいでしょう。
Twitter(ツイッター)の活用事例
グリコの人気菓子「ポッキー」はTwitter上でどれくらいの人がポッキーについて呟くかで世界記録を狙うという企画を実施。多くのTwitterユーザーの興味を惹くことに成功し、結果的に300万件以上のリツイート数とともに多くのフォロワーを獲得しました。
このように、ユーザー同士が積極的に情報を教え合えるような話題性のある企画を打ち出し、ユーザーとともに話題を楽しめる親近感のあるアカウントにすることで、親しみやすい企業として消費者の共感を得ることもできます。
出典:PR TIMES/「ポッキー」世界記録更新!“ポッキー”を含んだツイートで、 11月11日(月)に371万44ツイートを記録
Facebook(フェイスブック)
Facebookのメインユーザーは30代〜40代のビジネス層であり、メタを含む世界の月間アクティブユーザー数は30億人※にのぼります。
さらに実名アカウントが原則なので、他のSNSに比べてフォーマルな場と捉えているユーザーが多く、ビジネスセミナーなどの告知に利用したり、企業の窓口としての役割を持たせたりする企業も多いです。
運用ポイントとしては、情報の「面白さ」や「斬新さ」よりも「信頼性」や「エンゲージメント」であり、ユーザーの信頼を高められる丁寧な投稿を心がける必要があります。
※出典:メタ「会社情報 | メタ」(2022年1月28日閲覧)
Facebook(フェイスブック)の活用事例
Facebookは広告が豊富で、うまく活用すれば他の広告媒体よりも高い宣伝効果を得られるため、自社のターゲットにダイレクトに知らせたいキャンペーンやユーザー参加型のイベントなどは、Facebook広告を利用するといいでしょう。
LINE(ライン)
SNSマーケティングでLINEを使用する場合は、法人向けの「LINE公式アカウント」サービスを利用します。
LINEは、1か月に1度はLINEを利用する「月間アクティブ率」が高く、日常生活の重要な情報伝達ツールと捉えている人が多いです。他のSNSに比べて対話型のコミュニケーションがしやすいため、リード育成およびファンの醸成に向いた媒体といえるでしょう。
参照:LINE公式サイト
LINE(ライン)の活用事例
ある整体院では、一人ひとりにLINEを通じて日常的に行うべき体操やマッサージのコツなどの情報を提供しており、キャンペーンの告知なども行っています。
それによって顧客のエンゲージメントを向上させ、高いリピート率を実現しています。このように、顧客との関係性を高めるには最適なツールといえるでしょう。

おすすめのSNS運営代行サービス比較
自社に戦略的にSNSを運用するリソースがない場合、SNS運営代行サービスを利用するのが効果的です。本記事では、代表的なSNS運営代行サービスを厳選して比較します。
まずは各サービスの特徴と料金を比較表にまとめました。
サービス | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
SNS運用代行サービス | 初期費用:10万円(税抜) /月額:5万円(税抜) | 戦略策定、アカウント開設、運用(投稿コンテンツ作成、コメント対応、レポート作成 |
BizWorkers | 月額:40,500円(税抜)~ | メディア運営やコンテンツ・デザイン制作、広告運用プロモーションなど |
Social Media Lab | 導入段階コンサルティング:50万円~ / SNS運用:50万円(月額)~ | SNS運用・SNSマーケティングの企画・運用・分析 |
Cyber Buzz | 基本SNS運用プラン:15万円(月額)~ | SNS(Facebook、Twitter、Instagram)運用の企画・制作・運用・FB |
Members | SNS基本運用プラン:15万円(月額)~ | 海外のものを含むSNSの運用 |
HELP YOU | 月額8万円(30時間を目安)~ | SNSのコンテンツ作成、コメント返信など運用全般 |
各サービスについて詳しく紹介します。
コムニコのSNS運用代行サービス - 株式会社コムニコ
SNS運用の戦略策定から運用、効果検証まで一貫支援
- TwitterやInstagram、LINEなどさまざまなSNSに対応
- 豊富なアカウント運用実績が証明する安定の運用体制
- マーケティング活動に役立つSNS運用を実施
<導入企業>
株式会社ぐるなび、森永乳業株式会社、カゴメ株式会社、株式会社コーセー、TSUTAYAなど
初期費用:10万円(税抜) /月額:5万円(税抜)
SNS活用のほか、メディアや広告運用も依頼可能
- SNS運用やサイト作成、デザインといった多様な業務に対応
- メディア運営や広告運用プロモーションなど、SNSと連動する代行も
- 月15時間のみ、1か月のみの料金プランも可能
<導入企業>
ワンダーグループ合同会社、株式会社グリーンデイズなど
<料金プラン>
- プラン15時間:40,500円/月
- プラン30時間:75,000円/月
- プラン50時間:110,000円/月
- プラン80時間:160,000円/月
- プラン120時間:228,000円/月
- プラン160時間:288,000円/月
※すべて税抜
Social Media Lab
SNSのコンサルティングから運用までトータルにサポート
- 2009年から500社以上※のSNS運用コンサルティングを行ってきた実績
- 日常のSNS運用から炎上対策まで広くサポート
- 自社のニーズに最適なSNSマーケティングの企画・運用
※出典:ガイアックス「SNSアカウント運用代行サービス」(2022年1月28日閲覧)
<導入企業>
朝日生命、東京都交通局、ゼクシィ、講談社、3M、わかもと製薬など
<料金プラン>
- 初期費用:初期コンサルティング50万円~
- SNS運用:月額50万円
- その他都度見積もり
- メール・電話相談可能
Cyber Buzz
Instagramを中心にSNSの企画・制作・投稿・フィードバックまで
- Instagramを筆頭にさまざまなSNS運用・宣伝の実績
- 競合や市場のトレンドを鑑みたハッシュタグ戦略
- 独自の分析ツールi-Analyzerで投稿別KPIを時系列で把握
<導入企業>
大手芸能プロダクション、アパレルメーカー、食品メーカーなど実績多数。
<料金プラン>
- 基本運用プラン:月額35万円~
- 制作/運用プラン:月額70万円~
- 投稿選出/運用プラン:月額55万円~
Menbers
複数のSNSアカウントを一括運用
- 複数のSNS運用を担当。スペシャリストによる独自のノウハウと事例共有にるユーザーエンゲージメントの最大化を実現
- Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeなど代表的SNSはもちろん、微博(ウェイボー)など海外のSNS運用にも対応
- SNSの監視業務やFacebook広告などでのコンテンツ制作のコスト効率化を実現
<導入企業>
大京、三井不動産レジデンシャル、カルビー、サッポロビール、資生堂グループ、アスクル、東急ハンズなど有名企業多数
<料金プラン>
初期費用:要問い合わせ
基本運用プラン:月額15万円~
HELP YOU
さまざまなスキルセットをもったアシスタントチームが支援
- きめ細かいサポートにより自社のコア業務に専念できる環境を構築
- 個別の投稿代行やコメントの返信、画像の編集などSNS運用に必要な作業を一貫してサポート
- オンライン/オフラインの両面からトータルにサポート
<導入企業>
楽天、オプテージ、ビー・ファクトリー、三井不動産、NTTデータなど
<料金プラン>
月額10万円:30時間~ / 月額15万円:45時間~ / 要見積もり:100時間~
※業務内容や量に応じた最適なプランを提案
人気のあるSNS企業アカウント
最後に、SNS上で人気のある企業アカウントを「Twitter」と「Instagram」に分けて紹介します。SNS運用やマーケティングを行う際の参考にしてください。
【人気のTwitterアカウント】
時事ネタや話題性のある企画、投稿などユーザーの興味を引くコンテンツを提供している企業が人気です。Twitterで人気のある企業アカウントは次のとおりです。
SHARP(シャープ)
親しみやすい投稿で自社製品の宣伝はもちろん、Twitter上でのトレンドや時事ネタについての感想などの投稿も積極的に行っている人気アカウント。2018年には運営担当の社員が「TCC(東京コピーライタークラブ)広告賞」を受賞しています。
タニタ
こちらも自社製品の宣伝のみならず、閲覧者が思わず笑ってしまうようなネタを交えたツイートを積極的に行っています。担当者の趣味満載の投稿で、同好の士とのコミュニケーションも活発なようです。
タカラトミー
さまざまな外部企画と交えてユーモアあふれる宣伝で人気です。「シン・ゴジラ」内での作戦に便乗した商品紹介が大成功したほか、アイコン騒動などで多くの話題を集めています。
【人気のInstagramアカウント】
料理やおしゃれな店など、写真・動画映えするコンテンツを提供している企業が人気を得ています。
Instagramで人気のある企業アカウントは次のとおりです。
ハーゲンダッツ ジャパン
オシャレで凝った背景とともに商品紹介を行ったり、よりおいしくアイスを食べるためのアレンジレシピを掲載したりして、多くのフォロワーの共感を得ています。
スターバックス コーヒー ジャパン
外食業界では屈指の人気アカウントで、商品に独自のストーリーを感じられる演出に力を入れています。季節に合ったカラーを巧みに取り入れつつ、店の雰囲気を重視する姿勢が人気の理由のようです。
Tasty Japan
国内有数の人気企業アカウントです。動画投稿機能をフル活用した料理動画が中心ですが、誰でも手軽に作れて参考になるものがピックアップされていて人気があります。
SNS運営は特徴とポイントを生かして
企業がSNSの運営を成功させるためのポイントについて、実際の成功事例を交えつつ解説しました。SNSを利用する企業は業界問わず増加傾向にありますが、各SNSの特性を理解したうえで、自社に合った運用手法を考えることが重要です。
戦略的にSNSを運用するには多くの時間と人手が必要です。自社にリソースが足りない場合は、運営代行サービスへのアウトソーシングも検討しましょう。日々の投稿からキャンペーンの企画・運用まで幅広く提案してくれるサービスが多いので、自社のコア業務に専念しつつ取り組めます。
この機会に、ぜひSNSのビジネス活用を検討してみてください。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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