無料で使えるおすすめのアクセス解析ツール5選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!
アクセス解析ツールを導入しようと思っても、種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えしてBOXILがおすすめアクセス解析ツールを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
⇒アクセス解析ツールの資料ダウンロードはこちら(無料)

おすすめアクセス解析ツールの資料を厳選。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料を無料で資料請求可能です。ぜひアクセス解析ツールを比較する際や稟議を作成する際にご利用ください。
目次を閉じる
- アクセス解析ツールとは?
- アクセス解析ツールの基本機能
- アクセス解析で得られるインサイト
- 無料のアクセス解析ツールを選ぶときのポイント
- 分析したい指標が表示できるか確認する
- レポートやダッシュボードが使いやすいか確認する
- 他ツールと連携ができるか確認する
- 無料で使えるおすすめのアクセス解析ツール5選
- Google アナリティクス
- 忍者アクセス解析
- アクセス解析研究所 ‐ 株式会社qualitte
- LOGLY Audience Analytics(旧 Juicer) ‐ ログリー株式会社
- Similarweb ‐ Simplyweb Ltd
- 無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
- フィルタリングの制限
- データ量の制限
- データ保存期間の制限
- 有料ツールを検討するべきケース
- サイトの規模が大きい場合
- 複数のサイトやアカウントの管理をしたい場合
- サービスを比較しましょう
アクセス解析ツールとは?
アクセス解析ツールとは、Webサイトやアプリの利用状況を可視化し、訪問者の行動や成果を分析するためのツールです。サイト運営者が「どのページに訪問者が集まっているのか」「どのような導線でコンバージョンに至ったのか」といったデータを把握するのに役立ちます。
アクセス解析ツールの基本機能
アクセス解析ツールは、次のような基本的な分析機能を備えています。
- トラフィックの把握:訪問者数、ページビュー数、直帰率、平均滞在時間など
- ユーザー属性の分析:地域、使用デバイス、ブラウザ、流入元(検索エンジン、SNS、広告など)
- コンバージョンの追跡:目標達成率、購入数、資料請求件数、クリックイベントなど
- ページ単位の評価:人気ページ、離脱ページ、滞在時間の長いページなど
これらの情報により、サイトの現状や課題を定量的に把握し、改善施策を立案できます。
アクセス解析で得られるインサイト
アクセス解析から得られるのは単なる数値だけではありません。次のような「気づき(インサイト)」が得られます。
- どのコンテンツがユーザーの関心を集めているか
- 購入や問い合わせに至った導線や行動パターン
- コンバージョンを阻害しているページやUIの問題点
- 新規ユーザーとリピーターの行動の違い
このようなインサイトを活かすことで、Webマーケティング施策やUI/UX改善に戦略的な判断を加えられます。
>>アクセス解析とは?PV・UU・セッション・離脱率など徹底的に解説
無料のアクセス解析ツールを選ぶときのポイント
無料のアクセス解析ツールを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
分析したい指標が表示できるか確認する
アクセス解析ツールを選ぶ際は、分析したい指標が表示できるか確認しましょう。指標とは、サイトやアプリのパフォーマンスを測るための数値や率のことで、ページビューや訪問者数、離脱率、コンバージョン率などがあります。
分析したい指標に応じて、ツールの機能やダッシュボードのカスタマイズ性を比較してみましょう。分析したい指標については、目的や戦略に応じて決められます。
レポートやダッシュボードが使いやすいか確認する
アクセス解析ツールを選ぶ際はレポートやダッシュボードが使いやすいか確認してください。無料版のアクセス解析ツールは、これらの機能やカスタマイズ性が低いです。
たとえば、レポートの種類や項目が限られていたり、ダッシュボードのレイアウトや色が変更できなかったり、共有やエクスポートができなかったりする場合があります。レポートやダッシュボードが使いやすいと、分析の効率や効果が高まるため、使いやすいツールを選びましょう。
他ツールと連携ができるか確認する
アクセス解析ツールを選ぶときは、他のツールとの連携ができるか確認することも大切です。たとえば、メールマーケティングやSNSマーケティングなどと連携して、アクセス解析の結果を活用できると効果的です。
また、Googleアナリティクスなど、複数のアクセス解析ツールを併用することで、より詳細な分析ができる場合もあります。自分が利用しているツールや利用したいツールとの連携ができるかどうかもチェックしましょう。
無料で使えるおすすめのアクセス解析ツール5選
アクセス解析ツールのなかで無料で使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているのでアクセス解析ツール選びの参考にしてみてください。
無料で利用できる機能と制限
Googleアナリティクスは、Webサイトやアプリのユーザー行動、コンバージョンなどのさまざまなデータを収集・分析できるアクセス解析ツールです。サイトやアプリがどのように使われているかを把握できたり、レポートを作成したりできます。
データ検索も詳細に設定でき、サイト分析やユーザー分析に役立ちます。Google 広告やSalesforceなどとの連携が可能です。
忍者アクセス解析
無料で利用できる機能と制限
忍者アクセス解析は、リアルタイム解析や個別ユーザー解析、ページ別解析などの機能が利用できるアクセス解析ツールです。国産ツールなので日本語でのマニュアルやFAQが充実しており、初心者でも使いやすいです。
無料で利用できる機能は基本的にすべての解析に必要なものが揃っており、有料版との差は主にバナーや広告の表示です。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
広告の非表示 | 利用できません |
アクセス解析研究所 ‐ 株式会社qualitte
無料で利用できる機能と制限
アクセス解析研究所は、サイトのアクセス数や流入経路、訪問者の属性などを分析できるアクセス解析ツールです。サイトの改善や集客のために、有効な情報を提供してくれます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
自動アーカイブ | 利用できません |
LOGLY Audience Analytics(旧 Juicer) ‐ ログリー株式会社
無料で利用できる機能と制限
LOGLY Audience Analytics(旧 Juicer)は、ユーザーの行動や感情を分析するアクセス解析ツールです。サイトのPVや滞在時間だけでなく、ユーザーの年齢や性別、職業の他、アクティブ率、直帰率などを可視化できます。
また、サイトの改善点や最適な広告の提案もしてくれます。無料プランでは、ユーザー分析やアクセスログ分析などの基本機能が利用できます。有料プランとの違いは、詳細な解析データの利用や、広告配信連携機能などです。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
DMP分析レポート | 利用できません |
広告配信連携 | 利用できません |
広告運用代行 | 利用できません |
セグメントデータ利用 | 利用できません |
Similarweb ‐ Simplyweb Ltd
無料で利用できる機能と制限
Similarwebは、自分のサイトだけでなく、競合サイトや業界のトレンドなどのデータも収集・分析できるアクセス解析ツールです。
サイトのトラフィックやユーザーの属性、流入元や流出先、コンテンツやキーワードなどのさまざまな指標を確認できるので、サイトの改善や戦略立案に役立ちます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
表示件数 | 5件 |
国フィルター | 利用できません |
データの期間 | 過去3か月まで |
ディレクトリ単位の分析 | 月次 |
マーケット分析 | 利用できません |
モバイルアプリ分析 | 利用できません |
データエクスポート | 利用できません |
カスタムダッシュボード | 利用できません |
活用サポート | 利用できません |
API | 利用できません |
ライセンス数 | 1つまで |
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。

無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料のアクセス解析ツールでよくある機能の制限をまとめました。
フィルタリングの制限
無料のアクセス解析ツールを使う場合、フィルタリングの制限があります。有料版では、データの正確性や品質を保証するために、さまざまな検証やフィルタリングを行っていますが、無料版ではそういった対策が不十分です。
ボットやスパムのアクセスを除外できなかったり、データの重複や欠損が発生したりします。フィルタリングができないと、分析結果に誤差が生じて、詳細な分析ができない可能性があります。
データ量の制限
無料のアクセス解析ツールを使う際には、データ量に制限があることに注意が必要です。たとえば、無料版では1日に収集できるデータの上限が100万件のサービスもあります。有料版では上限がなくなり、無制限にデータを収集できます。
無料版でデータ量に余裕があるアクセス解析ツールもありますが、自分のサイトのトラフィックや目標に合わせて選ぶことが大切です。
データ保存期間の制限
無料のアクセス解析ツールでは、データの保存期間が短くなっています。有料版では、データを長期間保存して、過去の傾向や変化を分析できます。
しかし、無料版では、データを数か月から数年程度しか保存できない場合があります。データの保存期間が短いと、長期的な分析や比較ができなくなる可能性があります。
有料ツールを検討するべきケース
企業の状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは叶えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうがよいケースをまとめているので参考にしてみてください。
サイトの規模が大きい場合
無料のアクセス解析ツールでは、サイトの規模に応じてデータの取得や保存に制限があります。たとえば、ページビュー数やトラフィック量が一定の上限を超えると、データが欠損したり、古いデータが削除されたりする場合があります。
また、サイトのドメイン数やサブドメイン数にも制限があります。無料版でサイトの規模が大きい場合、データの正確性や完全性が損なわれる可能性があることに注意しましょう。
複数のサイトやアカウントの管理をしたい場合
アクセス解析ツールの無料版では、複数のサイトやアカウントの管理ができません。たとえば、無料版ではひとつのアカウントにつき、1サイトしか管理できなかったり、ひとつのサイトにつき25個のデータ分析しか表示できなかったりします。
複数のサイトやアカウントを管理したい場合は、有料版を検討しましょう。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。