オンプレミスで導入できるBIツール7選 - 機能・料金比較
BIツールの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。新しい企業価値の創造、企業の現状分析、今後の経営施策の構築などさまざまな目的で導入されるBIツールの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
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- オンプレミスで導入できるBIツールの選び方
- セキュリティ機能をチェックする
- カスタマイズ性を評価する
- サポートとメンテナンスの状況を確認する
- オンプレミスで導入できるBIツールの機能・料金比較表
- オンプレミスで導入できるBIツール7選
- Tableau
- FineReport
- Power BI
- Yellowfin
- Sactona
- WebQuery
- Qlik Sense
- BIツールに搭載される機能の詳細
- データの可視化機能
- 分析機能とレポート作成機能
- データ連携および統合機能
- オンプレミスで導入できるBIツールのメリット
- データのセキュリティとプライバシーの確保
- カスタマイズ性とコントロールの高さ
- オンプレミスで導入できるBIツールのデメリット
- 導入および運用にかかるコストとリソース
- 柔軟性とスケーラビリティの制限
- オンプレミスのBIツールを導入しよう
- BOXILとは
オンプレミスで導入できるBIツールの選び方
セキュリティ機能をチェックする
オンプレミスで導入できるBIツールを選ぶ際に重要なのは、システムのセキュリティにかかわる機能です。適切なセキュリティ機能が備わったBIツールを選ぶことで、データの機密性や整合性を保ちましょう。
セキュリティ機能にはアクセス制御やデータの暗号化、監査ログの記録などが挙げられます。内部統制の観点を含めると、ISOやSOCによる認証を受けているかも参考になります。データのセキュリティを確保することは、企業の信頼やコンプライアンスの遵守に欠かせません。
カスタマイズ性を評価する
BIツールの選定において、拡張性は重要な観点です。業界や従業員規模の要件に合わせてカスタマイズできるかチェックしましょう。
また拡張性についても確認しておきましょう。データソースの追加や機能の拡張が容易かを評価し、長期的な利用を見据えて判断します。カスタマイズ性と拡張性に優れたBIツールは、ビジネスの変化に柔軟に対応し持続的な価値を提供します。
サポートとメンテナンスの状況を確認する
BIツールを選ぶ際には、サポートとメンテナンスの品質を確認することが重要です。システムに問題が発生した際や新しい機能で不明な点があるときには、迅速なサポートが必要です。事前に適切なサポートを受けられるか確認しておけば、システムの安定稼働が見込めます。
さらに、定期的なメンテナンスやアップデートが行われているかも重要です。サポートとメンテナンスが充実しているBIツールを選ぶことで、リスクの抑えた運用をしましょう。
オンプレミスで導入できるBIツールの機能・料金比較表
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
オンプレミスで導入できるBIツール7選
Tableau - Tableau, A Salesforce Company
Tableauは、柔軟な分析ができるBIツールのプラットフォームです。クラウドやオンプレミスでの導入に対応しているうえ、Salesforceとの統合も可能。特許取得済みのクエリ言語「VizQL」を備え、直感的な操作による分析を可能にします。
ユーザーみずからがサーバーを用意する「Tableau Server」は、ダッシュボードの閲覧と操作ができるライセンス、データ分析ができるライセンスなどライセンスの種類ごとに料金プランが分かれています。
FineReport - バリューテクノロジー株式会社
FineReportは、豊富な機能と簡単な操作性を備えたレポーティング・データ可視化ツールです。ローコード開発にて帳票作成やダッシュボード設計、クロス分析、権限管理などを実現します。Linuxのサーバーでの導入を基本とするオンプレミス型のツールです。
Power BIは、マイクロソフトの提供するBIツールです。データを貼り付けるだけでグラフを自動作成したりAIにより分析をサポートしたりと、工数削減に強みのあるサービスです。AIによる異常値やアラート通知のほか、パターン検索、レポート作成、回答提供が可能。AI機能を重視する企業におすすめのBIツールです。
クラウド、オンプレミス、デスクトップのいずれにも対応しているため、要件にあわせて導入形態を調整しやすいです。
Yellowfin - Yellowfin Japan 株式会社
Yellowfinは、革新的な自動化によりデータ分析の効率化を実現するBIツールです。ビジネスに重要なデータの変化を自動検出し、その要因を解析。さらに分析のワークフローを簡素化し、データ接続からダッシュボードの構築までをカバーします。
クラウドとオンプレミスの両方があり、Java Virtual Machineを導入できるOSであれば環境を選ばずに利用できます。
Sactona - アウトルックコンサルティング株式会社
Sactonaは、経営管理を向上させるプラットフォームであり集計、分析、予測を正確かつタイムリーに実行できます。Excelの使いやすさを維持しつつ、導入からデータ活用までスムーズに行えるのが特徴です。
クラウドとオンプレミスの両方に対応し、大量のデータをスピーディに処理します。入力制御やエラーチェックなどの機能も充実し、業務の属人化を防止します。
WebQueryは国内メーカーが開発したBIツールです。セキュリティ要件の厳しい金融機関での導入実績が多いこと、国産ツールだからこその手厚いサポートにより、はじめてBIツールを導入する企業でも安心です。
Qlik Sense - 株式会社デジタルスフィア
Qlik Senseは次世代のセルフサービス型BIツールで、ドラッグ&ドロップにて直感的な探索と発見を可能にします。専門知識不要でデータを視覚化し、デバイスによらない分析を実現。またドラッグ&ドロップだけで複数データソースを統合できます。
BIツールに搭載される機能の詳細
データの可視化機能
BIツールに搭載されるデータの可視化機能は、データをグラフやチャートにて表示する機能です。可視化により、膨大なデータを一目で理解しやすくなります。さまざまな種類のグラフやダッシュボードを活用することで、トレンドやパターンを素早く把握し、意思決定をサポートします。
また、リアルタイムでインタラクティブな操作が可能な場合、ユーザーはデータの動向を迅速に把握可能。データの可視化は、ビジネスの洞察力を高め、戦略的な意思決定を支援する強力なツールです。
分析機能とレポート作成機能
BIツールに搭載される分析機能とレポート作成機能は、データ分析し洞察を得るために重要な機能です。分析機能ではデータを集計、クロス集計、フィルタリングなどで探索し、傾向やパターンを発見します。高度な分析手法や予測分析、異常値検出などの機能を提供するサービスも少なくありません。
レポート作成機能では、分析結果を報告書やダッシュボードとしてまとめます。スケジューリング機能を活用することで、定期的にレポートを作成します。これらの機能にて、パフォーマンスを評価しより戦略的な意思決定が可能になるでしょう。
データ連携および統合機能
BIツールに搭載されるデータ連携および統合機能は、異なるデータソースからデータを取り込み、統合して分析に活用する機能です。社内の基幹システム、クラウドサービス、CSVファイルなどからデータを統合し、一元化されたデータセットを作成します。
さらにデータの加工や変換、クリーニングを実施。統合されたデータを使って、包括的な分析やレポートを作成し、ビジネス上の課題や機会を発見する手助けをします。
オンプレミスで導入できるBIツールのメリット
データのセキュリティとプライバシーの確保
オンプレミスで導入できるBIツールの1つ目のメリットは、データのセキュリティとプライバシーの確保です。オンプレミス環境では社内のサーバーを利用するため、データが外部のサービス提供会社を頼らずに管理されます。よってデータへのアクセス制御や暗号化、セキュリティポリシーの適用といったセキュリティ対策をより緻密に実施できます。
規制や業界基準に適合しやすいのも強みです。データのセキュリティとプライバシーの確保は、企業の信頼性を高め、重要な情報資産を保護するために欠かせません。
カスタマイズ性とコントロールの高さ
オンプレミスで導入できるBIツールの2つ目のメリットは、カスタマイズ性とコントロールの高さです。要件に合わせてBIツールをカスタマイズできれば、特定の業務プロセスに適合しやすくなり効率化を図れます。
また、オンプレミス環境では、データとシステムのコントロールが容易です。セキュリティポリシーの厳密な適用やシステムの監視、管理がしやすいでしょう。カスタマイズ性とコントロールの高さによって、各社に最適化されたBIソリューションを構築し、競争力を強化できます。
オンプレミスで導入できるBIツールのデメリット
導入および運用にかかるコストとリソース
オンプレミスで導入できるBIツールの1つ目のデメリットは、導入および運用にかかるコストとリソースの負担です。導入にはハードウェアの購入やインフラの整備、専門スタッフの雇用など多くの費用がかかります。また、システムの運用や保守にもコストとリソースが必要です。
これらの費用は、中小企業や予算の限られた企業にとって特に課題となります。オンプレミスのBIツールを導入する際には、これらの負担を慎重に評価しなければなりません。
柔軟性とスケーラビリティの制限
オンプレミスで導入できるBIツールの2つ目のデメリットは、クラウドベースのBIツールに比べて部分的に柔軟性とスケーラビリティを制限される点です。オンプレミス環境では、ソフトウェアが必要な際に人員が求められます。
またクラウドベースのBIツールでは、サービス提供会社が必要に応じてリソースの拡張や縮小をしてもらえますが、オンプレミス環境ではそれが難しいです。これにより、ビジネスの成長や変化に対応する際に制約を感じるかもしれません。そのため、オンプレミスで導入する場合は、将来の拡張性や柔軟性を考慮する必要があります。
オンプレミスのBIツールを導入しよう
オンプレミスで導入できるBIツールを選ぶ際には、カスタマイズ性やデータ連携などに注目しましょう。オンプレミスで導入できるBIツール自体は多いため、使い勝手を見比べたり他機能の有無で比較したりするのがおすすめです。
オンプレミスで導入できるBIツールのうち最適なサービスを選ぶには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。下のボタンからはBOXILが厳選したサービスの資料を無料でダウンロードできます。ぜひサービス選定の参考にしてください。
本記事で紹介しきれなかったサービスについては下の記事にて解説しています。より多くのサービスから検討したい方はあわせてチェックしましょう。
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