iPhone位置情報の設定 | GPSオンオフ切替・共有・履歴削除方法

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記事の情報は2018-11-24時点のものです。

iPhoneのマップを利用したナビや「iPhoneを探す」など位置情報を利用しているものが多くあります。しかし、使い方によっては自宅や職場の場所が他人に知られてしまう危険性もあります。便利な位置情報機能を安全に使うために、設定や履歴削除の方法などを知っておきましょう。
iPhone位置情報の設定 | GPSオンオフ切替・共有・履歴削除方法

iPhone位置情報の設定方法

iPhoneの位置情報は簡単に設定できます。位置情報で便利になるアプリも多くあるので、ぜひ設定をチェックしましょう。

iPhone位置情報のオン/オフ設定

iPhoneはGPSを内蔵しており、位置情報を使ったサービスが利用可能です。設定の確認や変更は、「位置情報サービス」で簡単に行えます。設定方法を見ていきましょう。

1.「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」の順に開く

2.「位置情報サービス」でオン/オフを切り替える

アプリ別 位置情報のオン/オフ設定

iPhoneでは端末全体の設定だけでなく、アプリごとでも位置情報のオン/オフを設定できます。これによって、アプリごとに位置情報の設定が可能です。

ちなみに、アプリ別に設定する前に、端末全体の「位置情報サービス」を有効にしておきましょう。必要であれば前章も参考にしてください。

1.「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」の順に開く

2.「位置情報サービス」がオンになっていることを確認

3.設定したいアプリを開く

4.「このAppの使用中のみ許可」もしくは「常に許可」を選択する

これにて設定は完了です。位置情報を有効にすると、バッテリー消費が増えるので注意しましょう。

iPhone位置情報の利用例

iPhoneでは、いろいろなところで位置情報が使われています。

  • 地図アプリの経路確認
  • 特定の人同士で位置情報を共有
  • 「iPhoneを探す」で端末捜索
  • 位置情報を利用したゲームアプリ

このように、位置情報はさまざまな場面で使われています。位置情報を使うことで、iPhoneはとても便利なものになります。

iPhone位置情報の共有機能

iPhoneには、他のiPhoneやMacと位置情報を共有する機能があります。「ファミリー共有」や「iPhoneを探す」に代表される、これら機能について詳しく見ていきましょう。

「ファミリー共有」の使い方

iPhoneには、購入したコンテンツを家族で共有する「ファミリー共有」という機能があります。この機能を使えば、お互いの位置情報を共有可能です。家族が紛失したiPhoneも「iPhoneを探す」で見つけ出せます。

では「ファミリー共有」を使うには、どのように設定すればよいのでしょうか。

1.iPhoneで「設定」>「ユーザ名」を開く

2.「位置情報を共有」を開く

3.共有する家族の名前を押す

4.方法を選択する

以下の3つから選択して登録を進めます。

「3.共有する家族の名前を押す」で、共有したい家族が出てこない場合は、以下の手順で登録できます。

1.「設定」>「ユーザ名」を開く

2.「ファミリー共有」を開く

3.「ファミリーメンバーを追加」を開く

「iPhoneを探す」の使い方

位置情報を使った機能に「iPhoneを探す」があります。iPhoneの紛失・盗難に遭ったとき、他のiPhoneやMacを使って、どこにあるのか探せるという機能です。

「iPhoneを探す」を有効にするには、以下のように設定をします。

1.「設定」>「ユーザ名」>「iCloud」を開く

2.「iPhoneを探す」を開く

3.「iPhoneを探す」をオンにする

こうすれば「iPhoneを探す」機能を使えるようになります。

共有機能の設定方法

先ほどの「ファミリー共有」とは別に、自分の位置を家族や友人と共有する機能があります。それが「友達を探す」機能です。

「友達を探す」機能は、以下のように設定します。

1.iPhoneで「設定」>「iCloud」を開く

2.「位置情報を共有」をタップする

3.「位置情報の共有」を有効にする

iPhone位置情報の履歴削除

位置情報を有効にしておくと、訪れた場所がすべて記録されます。自宅や勤務場所も、頻繁に訪れている場所なので記録されています。

訪れている場所がわかるということは、普段の行動や、自宅・職場が知られるということですよね。こういった内容は個人のプライバシーに関わります。消したい人も多いしょう。

これらの記録を削除する方法について解説します。プライバシーに関わる位置情報履歴を削除するには、以下のようにします。

1.「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」>「システムサービス」>「利用頻度の高い場所」を開く

2.「履歴を消去」をタップする

3.確認で再度表示されるので「履歴を消去」をタップする

状況に合った選択と活用を

iPhoneでは、位置情報を使ったサービスを使えます。「iPhoneを探す」や「ファミリー共有」はもとより、地図のナビやゲームアプリなど、位置情報を使ったサービスはどんどん増えています。

位置情報は、使い方によっては非常に便利です。しかし記事で紹介したように、位置情報の履歴が蓄積されています。これを共有すると、頻繁にいる自宅や職場のも知られてしまいます。

iPhoneの位置情報は、配慮が必要ですが、うまく活用すれば非常に利便性は高いです。積極的に活用していきましょう。

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