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メール暗号化ソフト比較!種類・選び方・おすすめサービス

最終更新日:(記事の情報は現在から41日前のものです)
【2023年最新】メール暗号化ソフトの代表的なサービスを比較!メール暗号化ソフトの種類や機能、選び方を解説し、おすすめのサービスも紹介します。導入を検討の方はぜひ参考にしてください。

メール暗号化ソフトとは

メール暗号化ソフトとは、メールのデータを暗号化して第三者からは読めないようにして送信する機能と、メールの誤送信による企業の情報漏えいを防ぐ機能を備えたソフトウェアです。

ビジネスメールでは、貴重な資料や個人情報、企業の機密情報を含むやりとりが行われています。あらかじめメールを暗号化して送信することで、大切なデータや情報を守り、情報漏えいを防ぎます。

ファイル暗号化ソフトについては、次の記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてください。

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メール暗号化ソフトの機能

メール暗号化ソフトには主に次のような機能が搭載されています。

暗号化

メール暗号化ソフトでは、メール本文や添付ファイルを自動で暗号化します。パスワードの自動発行も可能です。

添付ファイルの情報漏えい防止のため、従来はファイルにパスワードを設定してからメールに添付し、別のメールでパスワードを通知する方法である「PPAP」が主流でした。しかし、誤送信やセキュリティリスクを伴うため、近年はPPAP廃止の動きが活発になっています。

PPAPとは、「Password(P)付きファイルを送ります」「Password(P)を送ります」「暗号化(A)」「Protocol(P)」の頭文字をとった言葉です。

次の記事でもメールセキュリティを解説しているので、より詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

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Webダウンロード

添付ファイルをクラウドサーバーへ自動でアップロードする機能です。ダウンロード用URLやパスワードも、メールで自動送信されます。大容量のファイルも送信可能です。

メール誤送信防止

メールを間違った宛先に送ってしまい、情報が漏れてしまうことがあります。たとえば、A社の機密情報をA社の競合他社であるB社に送ってしまったり、C社向けの見積もりを別のD社に送ってしまったり、といったケースです。

これを防ぐために、メール暗号化ソフトには、メール送信前に宛先・本文・添付ファイルをダブルチェックする機能やメール承認フロー機能、宛先を強制的にBCC化する機能があります。

他のメールソフトとの連携

Microsoft 365やGoogle Workspaceといった、代表的なメールサービスとの連携が可能です。今使っているメールソフトを変えたり、導入し直したりすることなく使えるので、ユーザーは抵抗なく使えるでしょう。

メール暗号化の種類

メール暗号化には、通信を暗号化する「SSL/TLS方式」と、添付ファイルを暗号化する「パスワード暗号化方式」の2種類があります。

SSL/TLS方式

通信を暗号化する仕組みで、メールサービスやURLの「https://」の左に鍵のマークがついたWebサイトで利用されています。

パスワード暗号化方式

メール本文やZIP化した添付ファイルを暗号化し、パスワードにより暗号を解除するものです。この場合、暗号解除のために使用するパスワードの通知方法も任意で決められます。

次の記事でも暗号化について解説しているので、より詳しく知りたい方は参考にしてください。

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メール暗号化ソフトの選び方

メール暗号化ソフトを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。

  • メール暗号化ソフトの導入目的を確認する
  • メール暗号化ソフトの機能を確認する
  • メール暗号化ソフトを導入する際の注意点を確認する
  • メール暗号化ソフトの料金・価格相場を確認する

メール暗号化ソフトの導入目的を確認する

メール暗号化ソフトの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。

導入目的 詳細
情報漏えいを防止したい 暗号化と誤送信防止に特化したメール暗号化ソフトがおすすめ
PPAPを廃止したい Webダウンロード機能のあるメール暗号化ソフトがおすすめ
マルウェア対策をしたい マルウェア検知ができるメール暗号化ソフトがおすすめ
メール以外も暗号化したい さまざまなデバイスに対応した暗号化ソフトがおすすめ

メール暗号化ソフトの機能を確認する

メール暗号化ソフトでできること、利用できる機能は次のとおりです。上記の導入目的・課題をどのように解決できるか記載しているため、必要な機能を洗い出しましょう。

【基本的な機能】

機能 詳細
自動暗号化 ファイルを添付し送信すると自動でZip化され、パスワードは別メールで自動的に送信される機能
Webダウンロード 添付ファイルをクラウドサーバーへ自動でアップロードし、ダウンロード用URLやパスワードもメールで自動送信される機能
メール誤送信防止 メール送信前に宛先・本文・添付ファイルをダブルチェックする機能
BCC化機能 宛先を強制的にBCC化する機能
上長承認 メール送信者の上司(承認者)が承認しない限りメールが送信されない機能
フィルタ機能 さまざまな条件で送信メールをフィルタリングする機能
メールサービス連携 Microsoft 365やGoogle Workspaceといったメールサービスと連携できる機能

【特定の課題・用途・業界に特化した機能】

機能 詳細
送信一時保留機能 設定した条件によって送信メールを一定時間保留し、取り消しが可能な機能
ウィルス・迷惑メール機能 ウイルスメールや迷惑メールを自動的に削除したり振り分けたりする機能

PPAPを廃止したい場合はWebダウンロード機能があるソフト、クラウドサービスを利用している場合はメールサービス連携機能があるサービスがおすすめです。

メールセキュリティを強化したい場合は、ウィルス・迷惑メール機能のあるツールを比較検討しましょう。

メール暗号化ソフトを導入する際の注意点を確認する

メール暗号化ソフトを導入する際、失敗しないために次の項目も確認しておきましょう。

確認事項 詳細
操作性 だれでも簡単に使用できるソフトか無料トライアルなどで確認しておきましょう。
暗号化の対象 必要に応じて、メール以外にUSBメモリやHDDの暗号化に対応しているか確認しましょう。
クラウド型かパッケージ型か クラウド型システムは短期間・低コストで導入できます。パッケージソフトは、長期的な運用コストを抑制可能です。
多言語対応 社内に外国人従業員がいる場合やグローバル企業の場合は、多言語対応のソフトウェアを選ぶとよいです。
サポート体制 トラブルの際にすぐに対応してくれるサービスを選びましょう。

メール暗号化ソフトの料金・価格相場を確認する

メール暗号化ソフトの料金は、クラウドかパッケージか、アプライアンス版かの提供形態によって、初期費用と月額費用は異なります。

メール暗号化ソフトの初期費用は、50,000円(※無料の場合もあり)程度が相場です。月額料金は、200円〜300円/1アカウントが目安で、サービスによってさまざまです。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認・問い合わせましょう。

おすすめメール暗号化ソフト比較

メールの誤送信防止や添付ファイル暗号化におすすめのメール暗号化ソフトを比較紹介します。

メールディーラー - 株式会社ラクス

メールディーラー
メールディーラー
BOXIL SaaS AWARD 2021 Autumn 営業・顧客管理部門受賞
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提供企業様でご不明点がある方はこちら

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メールディーラーは、メール共有に必要な機能が揃っています。8,000社以上のユーザーからの意見をもとに機能開発して、年に数回バージョンアップしていることが選ばれ続ける理由です。

※出典:ラクス「【公式】メールディーラー|メール・問い合わせの共有管理ができるメーラー 」(2023年8月17日閲覧)

Re:lation - 株式会社インゲージ

Re:lation
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BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023 Good Service
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
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  • 添付ファイルをワンクリックで暗号化ZIPファイルへ圧縮可能
  • 承認機能でメールをダブルチェック
  • 対応中のメールは自動的にロック

Re:lation(リレーション)は、メールや電話、LINEなどの複数チャネルを複数のユーザーで共有、管理できる顧客対応ツールです。メール本文のデータ添付の記載をフックにデータの添付漏れを自動チェックし、アラート通知できます。

メール送信前にダブルチェックを依頼したり、宛先や本文などのチェック実施後にのみメール送信できるような設定、対応中のメールを二重対応防止のため編集不可にするロック機能もあります。

Active! gate SS

  • Microsoft 365とGmailに対応
  • BCCへの強制変換といった7つのエラー対策
  • 添付ファイルをWebからダウンロード可能

Active! gate SS(アクティブゲートエスエス)は、Microsoft 365やGoogle Workspace(Gmail)のメールセキュリティを向上させる、メール誤送信防止用クラウドサービスです。10ユーザーから利用できるため、小規模事業者でもスモールスタートができます。メール検索・アーカイブサービスの「Active! vault SS」と連動することで、さらに使い勝手が良くなります。

ESET Endpoint Encryption

  • テキスト・メール・HDD・SSD暗号化
  • ファイルやフォルダを完全に消去
  • 安心のサポート

ESET Endpoint Encryptionは、キヤノンマーケティングジャパンが提供する、ビジネスデータの漏えいリスクを排除するデータ暗号化ソフトウェアです。ハードディスクやSSDの暗号化のほか、リムーバブルメディア暗号化、フォルダー・ファイルの暗号化、メール暗号化、テキスト暗号化にも対応しています。

メールZipper(メールジッパー)

  • メール誤送信防止機能
  • 添付zipファイルの自動暗号化
  • 宛先を強制的にBCC化する機能

メールZipper(メールジッパー)は、メールのセキュリティレベルを引き上げるSaaSです。1ユーザーあたり月額200円から利用可能。添付ファイルのWebダウンロード、複数送信先の自動BCC化、指定した条件に該当するメールを送信せず破棄する機能(送信フィルタ)があります。送信の自己承認・上長承認など、入力ミスや確認漏れによるエラーを防止する機能を多数備えています。

CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)

  • WebメールやMicrosoft 365、クラウド対応
  • 自動アーカイブ機能で不正メールの証跡保管
  • メールの開封危険度を点数で表示

サイファークラフトメールは、NTTテクノクロスが提供するメール暗号化システムです。メール送信前にモーダルウィンドウで再確認を促すことによって、誤送信・添付忘れをチェックできます。社外派遣スタッフが送受信できないように、承認機能を設定可能で、添付ファイルのパスワードも自動で設定。部署ごとにメールを色分けしたり、添付ファイル内を検索したりするオプションも用意されています。導入にあたり、自社サーバーは必要ありません。

CWJ Secure One

  • 標的型メール対策、脱PPAP対策
  • ウィルスメール駆除・迷惑メール隔離
  • 添付ファイル・メールコンテンツ無害化

CWJ Secure Oneは、サイバーウェイブジャパンが提供する、メールのセキュリティ対策をオールインワンで行うSaaSです。高機能クラウド型メールに、多段フィルターによる高度なマルウェア検知機能、独自のサンドボックス機能を搭載。標的型メール対策、脱PPAP対策など送受信双方に対応したメールセキュリティを実現します。

Temp Boxクラウド

  • 待機時間を設定し、送信を保留する機能
  • データを複数のデータセンターでバックアップ
  • 配信ログのCSVダウンロード

Temp Boxクラウドは、多機能なメール暗号化システムです。送信アドレスの設定ミス、間違った添付ファイル、添付データ圧縮の手間を無くし、ビジネスには必須のメールチェックを素早く終えられます。添付とテンポラリ(一時ファイル)を掛けたネーミングのとおり、メールでのデータ送信をスムーズかつ安全に行えます。B2Bファイル共有・転送システム「Smooth File」と連携可能です。

※2023年8月17日現在、ランサムウェア攻撃によりサービス停止中。

※出典:プロット「 現在発生している障害について」(2023年8月17日閲覧)

TERRACE MAIL Security

  • メールセキュリティ機能をオールインワンで提供
  • 高精度のフィルターでスパム・ウィルスメール遮断
  • 攻撃メールの無害化機能もあり

TERRACE MAIL Securityは、スパムメールやウィルスメール、標的型攻撃メールを遮断するほか、メールの誤送信防止機能をもつ総合メールセキュリティソリューションです。スパムメールに対しては、4段階で検知する高精度のフィルタで対応し、新種のスパムにも対応。メールの履歴学習機能で気がつきにくい不審メールも検知します。

また、添付ファイルのダウンロードやメール本文のURLをクリックできないようにし、攻撃メールを無害化する機能も備えています。その他、特定の条件設定により誤送信の可能性があるメールの送信を一時保留する誤送信フィルタも搭載。アプライアンスと仮想アプライアンス版の2つのタイプを提供しています。

Confidential Posting

  • 暗号化技術と流出防止機能をそなえたセキュリティソリューション
  • 大容量ファイルも送信可能
  • 高セキュリティで大手企業も導入

Confidential Postingは、富士通Japanの法人向け自動暗号化ファイル伝送ツールです。特許取得の技術により、データの暗号化は端末でインターネット回線に出る前に行われるため、高いセキュリティが確保されます。

また誤送信予防のための、送信前の承認機能や、送信後の復元取り消し機能もあり。定期的なメール送信や大量の一斉送信用には、誤送信リスクを低減した自動送信で業務の効率化が図れます。送信情報はセキュリティ対策万全の富士通のデータセンターに保管され、情報漏えいリスクも低減。

FENCE-Mail For Gateway

  • 富士通のメール誤送信対策ソフトウェア
  • 監査機能と暗号化機能で二重対策
  • 受信先の環境に適した方式で自動暗号化

FENCE-Mail For Gatewayは、富士通のメール誤送信対策ソフトです。誤送信や情報漏えいの発生を、メール監査機能、メールと添付ファイルの自動暗号化機能、管理機能の3つの機能で予防。

メール監査機能では、設定されたルールに反するメールや、承認者がBccに含まれていないメールを自動的に検出し、承認されたメールのみ送信します。自動暗号化機能では、受信先の環境に応じた5つの暗号化方式からの選択が可能です。また暗号化方式ごとに、メールに通知テキスト文を追加できます。複数言語および一部の画面のスマートフォン対応に、バージョンアップされています。

メール暗号化ソフトで情報漏えいリスクを最小化

メール暗号化ソフトの利用により、悪意のあるメールの盗聴や改ざんの対策になるだけでなく、誤送信による情報流出を防ぐメリットもあります。自動暗号化機能で、メール添付ファイルにいちいちパスワードをかけて通知するPPAPから脱却でき、業務も効率化も進むでしょう。

メール暗号化ソフト導入する際は、次のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。

  • メール誤送信防止機能
  • 操作性
  • 暗号化の対象
  • クラウド型かパッケージ型か
  • マルウェア対策
  • サポート体制

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