EFOツールおすすめ比較11選!入力フォーム解析・改善で離脱阻止

目次を閉じる
- EFOツールとは
- EFOの重要性
- EFOツールのメリット
- CVR(コンバージョン率)の改善
- 詳細な分析が可能になる
- 入力フォームづくりの時間短縮
- EFOツールのデメリット
- サイト自体のデザインが崩れる可能性がある
- 導入や運用に費用がかかる
- EFOツールの主な機能
- EFOツールの選び方
- 必要な機能に沿ったツールを探す
- レポート機能が充実したものを選ぶ
- コストパフォーマンスを考える
- EFOツールおすすめ比較11選
- KARTE
- EFO CUBE
- GORILLA EFO
- エフトラEFO
- スマートUPフォーム
- formy
- Gyro-n EFO
- EFOcats
- formrun
- SiTest
- Form Assist
- EFOツール導入でスピーディーにCVR改善
- BOXILとは
EFOツールとは
EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、日本語ではエントリーフォーム最適化と訳されます。エンドユーザーは、入力フォームの項目数やシステムエラーによってストレスを感じ、完了前にページから離脱してしまいます。ここでの離脱率を最小限に抑え、CVR(コンバージョン率)向上や売上アップに寄与するのが、EFOと呼ばれる施策です。
EFOツールはこれを実現するため、会員登録画面や商品購入に必要な個人情報入力画面のUIを改善し、使いやすくするためのシステムです。また、EFOツールは既存のフォームのデータを収集するだけではなく、メールフォームの作成からできるものや、収集後の改善策の提案まで受けられるものまであります。
EFOの重要性
企業のサイトやECサイトを訪れ、商品購入、資料請求、会員登録の入力フォームまでたどり着いたユーザーは、商品やサービスに非常に高い関心を示しています。しかし、入力フォームにメールアドレスや住所だけでなくさまざまな項目があると、ユーザーは面倒に感じて離脱してしまいます。
また入力途中でエラーが発生し、入力分がすべてリセットされる場合も同様です。入力フォームによる平均の離脱率は40~50%、多いときでは70%にものぼると言います。関心の高いユーザーが入力フォームだけで離れてしまうのは、大きな損失と言わざるを得ません。
しかし逆を言えば、入力フォームさえ改善できれば大幅な売り上げ改善も期待できます。そのため、近年企業はEFOに注目し積極的に取り組むようになっています。
EFOツールのメリット
EFOツールを導入すると、次のようなメリットがあります。
CVR(コンバージョン率)の改善
EFOツールを導入すると、入力のサポートができるためユーザーの負担が減らせます。たとえば、氏名を入力するとカタカナが自動入力される、郵便番号を入れると自動で住所の途中まで入力される、などです。
これによりユーザーの手間やフラストレーションが大きく軽減できるため、CVRの改善が図れるでしょう。
詳細な分析が可能になる
入力フォームによる離脱を防ぐには、入力フォームのどの部分に原因があるかを詳しく知る必要があります。一方でEFOツールの多くには、ユーザーがどの程度の時間でどこまで入力したかを記録できる機能があります。
これを分析する機能などもあるため、離脱の原因を明らかにできるでしょう。改善したフォームで再度検証をしていけば、最終的に離脱率の大幅な改善が期待できます。
入力フォームづくりの時間短縮
入力フォームに入力してもらう情報は、サイトによって大きく異なります。そのため、入力フォームを直接サイトに組み込もうとすると、1から開発する必要があり、時間がかかるでしょう。
しかしEFOツールには、入力補助がついているものが多くあります。ツールから提供されるタグを、HTMLコード「<body>~</body>
」の中に挿入するだけでサイトに入力フォームが組み込めるため、大幅に時間短縮が行えます。
EFOツールのデメリット
EFOツールを導入すると、次のようなデメリットがあります。
サイト自体のデザインが崩れる可能性がある
上記のように、EFOツールを使う場合HTMLコードを直接サイトに挿入することで入力フォームを組み込みます。そのためサイトのデザインが大幅に変わってしまうことや、必要な項目が消えることで適切なサービスが提供できなくなる、などのトラブルが発生する危険性があります。
またデザインが変わってしまうと、従来のファンがサイトを使いにくいと感じて離れていくこともあるでしょう。このように外部のツールを導入すると、トラブルが起きやすいデメリットがあります。
導入や運用に費用がかかる
EFOツールは、初期費用にくわえ月々の料金が発生します。機能の充実しているものでは、初期費用が30万円程度、月々の料金が数万円程度になります。
格安のものでは月々1万円以下のものも存在しますが、あまり効果は期待できないでしょう。そのため、事前に予算を確保する必要があります。
EFOツールの主な機能
一般的に、EFOツールは次のような機能を備えています。
- カラーリング機能:背景色を設定しておき、ユーザーが正確に入力すると背景色が消える機能
- 離脱ブロック機能:間違い操作や予期しないリンク移動を防ぐ機能。アラートやポップアップなどを出す
- リアルタイムエラーメッセージ機能:入力ミス発生時に、吹き出しでエラー内容を通知する機能
- エラー時送信ブロック機能:入力ミス時や未入力時に送信ボタンを押せないようにする機能
上記以外にも、ユーザーの行動履歴(ログ)を分析し改善点を示唆しするツールや、改善に向けたコンサルティングに力を入れているサービスなどもあります。選定時に課題を整理するとともに、社内リソースも鑑みてツール選定を進めましょう。
EFOツールの選び方
EFOツールは次のような基準で選びましょう。
必要な機能に沿ったツールを探す
EFOツールの主な機能について紹介しましたが、それ以外にもさまざまな機能があります。自動入力サポートや外部機能との連携、入力部分のカラーリングなど、種類は多岐に渡ります。
そのため、あらかじめ必要な機能をピックアップし、自社に適したツールを探しましょう。また、不要な機能はオフにできるなどの柔軟性があればより使い勝手がよくなります。
レポート機能が充実したものを選ぶ
EFOツールは分析機能があるため、これを生かして入力フォームの改善を図ります。そのため、分析した結果をまとめたレポートが充実していればしているほど、離脱する原因を突き止めやすくなります。分析・レポート機能はなるべく充実したものを選ぶようにしてください。
コストパフォーマンスを考える
EFOツールは機能が充実しているものほど、料金が高くなる傾向があります。しかし機能が充実していれば、必ず入力フォームの離脱率を下げられるわけではありません。自社に対する機能の相性なども関係してくるからです。コストパフォーマンスを上げるために、必要な機能が最低限で使えるツールの絞り込みを行いましょう。
なお、格安ツールの場合分析・レポート機能がないものも存在するため、選定の際は注意してください。
EFOツールおすすめ比較11選
EFOツールの多くはクラウド型で提供されており、迅速に導入可能です。また専門知識がなくても使えるよう工夫されているため、初心者でも簡単にEFOに着手できます。
- 顧客ごとの行動に応じてアクションを設計
- ポップアップやアンケート、埋め込み形式などのテンプレートを利用可能
- セグメントと表示シーンごとにアクションを評価
KARTE(カルテ)は、顧客行動をリアルタイム解析し、目的にあったアクションを実行できるサービスです。サイト訪問者の状況を解析し、先回りしてサポートや解決策などを表示することで離脱を防ぎます。
管理画面からプッシュ通知やチャットなど、解析結果に応じたアクションを細かく設定してユーザーをサポートします。カスタムエディターを利用できるので、自由に施策を設定可能です。
- 入力補助機能で離脱を防止してCVRの最大化
- フォーム改善に役立つデータ解析機能を搭載
- 項目ごとのエラー内容をすべて把握できる
EFO CUBEは、入力補助機能とデータ解析機能が充実したEFOツールです。フォーム上に入力補助機能を加えることで、ユーザーの入力の手間を削減できます。
また、Yahoo!やFacebookのIDとも連携でき、登録されている情報を自動的にフォームへ反映することも可能です。離脱があった場合も、項目ごとのエラー内容まで把握できるデータ解析機能で、迅速にその要因を排除できます。離脱を防ぎながら効果的にエントリーフォームの最適化を目指せます。
GORILLA EFO - ブルースクレイ・ジャパン株式会社
- 格安で手軽にEFOを実現
- 導入実績1,500フォーム以上※
- サポート万全で導入も簡単!
GORILLA EFO(ゴリラEFO)は、Webマーケティング会社ブルースクレイ・ジャパンが作成したEFOツールです。フォームアシスト機能などの20機能が月額9,800円〜※の料金で利用できる、コストパフォーマンスの高さが魅力。知名度も高いサービスです。
運営会社では総合的なWebマーケティングも提供していることから、組み合わせて利用することで幅広い業務の改善が期待できるでしょう。
>>GORILLA EFO(ゴリラEFO)の価格・評判・口コミはこちら
※出典:GORILLA EFO公式サイト(2022年10月17日閲覧)
エフトラEFO
- 導入フォーム数約7,000件※の実績
- 導入だけで平均22%※の改善
- 分析・改善機能へのこだわり
エフトラEFOは、導入フォーム数約7,000件の実績がある人気のEFOツールです。業界最大数の機能数を誇り、充実した入力支援機能により、導入だけで平均22%改善してきた実績があります。
また分析・改善機能にもこだわっていることが魅力。簡易ABテストを行えることから、より深い分析が行えるでしょう。
※出典:エフトラEFO公式サイト(2022年10月17日閲覧)
- 月々の料金が不要
- 別途料金も不要
- フォームの組み込みを代行
スマートUPフォームは、システム本体に直接インストールするサーバーインストール型のEFOです。そのため、必要なのは初期費用のみでランニングコストはかかりません。
アクセス数やユーザー数によっても料金が発生しないため、長い目でみるとお得なシステムです。またインストールから各種設定、フォームの組み込みまで代行してもらえるため、導入時のトラブルも起きにくくなるでしょう。
formy
- フォーム作成が簡単
- タグ設置のみでフォームを改善
- データ収集・分析機能も簡単
formy(フォーミー)は、EFOが初めての方におすすめのツールです。専門知識がなくても、管理画面から必要項目を選ぶだけでフォームを作成。データ収集、分析、データを元にした改善まで一貫して行えます。
- 手厚いアシスト機能で離脱を阻止
- 優れたログ解析機能で弱点を一目で把握可能
- ツール連携でフォーム自動入機能もカバー
Gyro-nEFO(ジャイロンイーエフオー)は、導入フォーム6,000以上※のEFOツールです。入力ミスをリアルタイムで知らせるといった手厚いアシスト機能が充実。また有料のフォーム自動入力ツール「Gyro-n SFS」も料金無料で利用でき、Yahoo!ID、Facebook IDでの自動入力機能も搭載できます。
さらに、Salesforceの提供するPardotやSATORIなどのマーケティングオートメーションツール(MAツール)との連携もできるため、業務効率や業務改善をより進めやすくなるでしょう。
※出典:Gyro-nEFO公式サイト(2022年10月17日閲覧)
- タグ設置だけで1画面1質問のシンプルな画面に
- 入力支援、離脱防止機能を完備
- 分析機能でネクストアクションを示唆
EFOcatsは、タグを設置するだけで1画面1項目のスマートフォンに適したエントリーフォームに変更できます。
項目を正しく入力するまで次の項目に進めないサブミットブロックや、回答の進捗状況がわかるプログレスバーなど全11種類の入力サポート機能を搭載。使いやすいフォームに改善し、離脱率を軽減します。また訪問数・離脱率・完了率・所要時間などを分析し離脱ポイントを提示、改善へとつなげられます。
- ユーザー20万人を突破※
- 顧客データの運用まで可能
- フォーム作成時間を90%削減※
formrun(フォームラン)は、ユーザー20万人を突破した人気のEFOです。また顧客データの運用までできることが魅力。入力フォームの設置はもちろん、問い合わせ状況の確認やメール確認まで、フォームに関する業務をまとめて管理できます。
回答データをGoogleスプレッドシートや、Salesforceにエクスポートできるため、顧客管理もしやすくなるでしょう。
※出典:formrun公式サイト(2022年9月27日閲覧)
- アジアでの導入数60万サイト以上※
- Webサイトの解析・改善も可能
- 導入前後のサポートが無料
SiTest(サイテスト)は、アジアでの導入数60万サイト以上の人気サービスです。EFOのほかにもWebサイトの解析・改善ができるため、Webサイト全体で改善を行いたい方におすすめ。
また導入前後のサポートが無料でついてくることから、SiTestの効果を最大限に引き出せるでしょう。
※出典:SiTest公式サイト(2022年9月27日閲覧)
Form Assist - 株式会社ショーケース
- ASP型なので簡単かつ低コストで導入可能
- EFO成功のナレッジをもとに企業ごとの課題を解決
- 国内トップクラスの利用実績
Form Assist(フォームアシスト)は、国内トップクラスの利用実績を誇るエントリーフォームの最適化サービスです。
導入までの流れは、申し込みや専用タグの送付(検収作業)、動作確認、タグ貼り付けの4ステップで、企業側の負担を最小限に抑えて簡単に運用開始できます。10年以上にわたって蓄積した成功や失敗事例から、改善ノウハウを共有しCVR改善の最短ルートを発見できます。
EFOツール導入でスピーディーにCVR改善
入力フォームのUI改善はCVR改善に役立ちます。これを専門知識がなくても手軽に実施できるのが、EFOツール。無料で始められるEFOツールもあるため、まずは試してみてできることを見るのもおすすめです。
スマートフォンからの閲覧が増えるなか、“スマホファースト”に適したフォーム作成も重要。自社サイトで訴求したい要素にあわせ、最適なサービスを検討しましょう。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計800社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
