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OrangeOne 自在にカスタマイズできるイスラエル発のプロジェクト管理ツール「monday.com」を提供

最終更新日:(記事の情報は現在から1273日前のものです)
クラウドサービスの導入支援などを手掛けるOrangeOne株式会社(東京都千代田区)が、イスラエルのスタートアップ企業「monday.com」(monday社)と代理店契約を交わし、自由自在にカスタマイズできるクラウド型プロジェクト管理ツール「monday.com」の提供を始めました。

SaaSの導入支援などを手掛けるOrangeOne株式会社(東京都千代田区)が、イスラエルのスタートアップ企業「monday.com」(monday社)と代理店契約を交わし、自由自在にカスタマイズできるクラウド型プロジェクト管理ツール「monday.com」の提供を3月下旬から始めました。

海外で急成長しているというこのサービス、一体どんなものなのでしょうか。同社の担当者に取材しました。

画像出典:OrangeOne ホームページ

イスラエル発のプロジェクト管理ツール

monday.comは、情報共有の透明性を確保しながら、チームビルディングの活性化の推進を目的としたクラウド型のプロジェクト管理ツールです。monday社が2014年に提供を開始しました。プロジェクト管理や顧客管理、社内ナレッジ管理、ヘルプデスクなど、あらゆる業務が一か所で管理でき、ニーズに合わせて仕様をカスタマイズできる特長があります。

OrangeOneによると、monday.comはすでに世界146か国で展開され、11万チーム、58万人が利用しています。世界的な飲料大手のコカ・コーラや、米動画配信大手Hulu(フールー)といった外資大手が導入しているほか、国内企業ではヤフーが幅広い業務改善を実現できることを理由に採用しているそうです。

ピアツーピア型のレビューサイト「G2クラウド」では、5点満点中で4.6点を獲得し、高い評価を得ています。

出典:G2:monday.com Review & Product Details


画像出典:OrangeOneホームページ

企業のワークOSとなる

販売を開始してから約1か月ですが、業務管理やグループウェアの用途に関する問い合わせが多く寄せられているそうです。同社担当者は「プロジェクト管理に限定せず、企業のワークOS(オペレーティングシステム)としてさまざまな業務に適用できるという強みは大きい」と手応えを感じています。

monday.comは、プロジェクトやタスクの管理を筆頭に、営業ツールやナレッジ管理、ヘルプデスク、アンケートツールなど、幅広い業務へのカスタマイズが可能です。クラウド上で使用できるアプリケーションやサービスの数は41種類。中には、Asanaなど他のワークマネジメントツールにはない人事労務管理などの機能もあり、企業の多様な業務ニーズに対応しているとのことです。

自由度の高さが魅力

数ある機能の中でもサービスの魅力とされるのが、タスクを管理する「ボード」に追加可能な縦軸の項目名「Column(カラム)」を、自由にアレンジできる点です。Columnは、「作業期間(Timeline)」や「優先度(Status)」、「担当者一覧」といった25種類以上の項目を追加でき、状況に応じたプロジェクト管理をできるといいます。

このほか、Columnには、数値とともに合計値や平均値を下部に表示できる「Numbers」や、★マークで5段階評価/レビューできる「Rating」、グーグルマップで地図を表示できる「Location」など、単なるタスク管理ツールの枠を超えた機能があります。機能ごとに、求める情報だけを抽出するフィルター機能も、monday.comの利便性の高さを支えています。

画像出典:OrangeOneホームページ

連携できる外部ツールは100種類以上

近年、社内コミュニケーションにSlackやGmail、サポート問い合わせにZendesk、開発案件にGitHubなどさまざまなツールを導入したものの、うまく運用できていないという声があります。

そうした課題に対応するのが、monday.comの外部ツールとの連携機能です。連携ツールはSlackやZoomのほか、Google DriveやOutlookなど約100種類超。monday.com上での通知やタスク状況に気づきやすくなるとともに、業務フローが崩れることなく、タスク漏れの防止につながるというメリットがありそうです。


画像出典:monday.com

また、カラフルで直感的なインターフェースなども特徴的です。専門的なITの知識が不要で使うことができ、分析に必要なダッシュボートやグラフの作成も容易とのこと。テンプレートは200種類以上を超え、ボートの管理がしやすいシステム設計になっています。

2週間の無料トライアルあり

OrangeOneは今後、SNSマーケティングを軸にmonday.comの認知度を向上させ、日本市場で販路を広げていく方針です。サービス改善にも意欲的で、対話アプリ「LINE」を連携機能に追加させるなど、日本の市場に合った機能追加をmonday社側に求めていくとしています。

同社の関係者は「monday.comは、新型コロナウイルス禍を受け、加速し始めたデジタルトランスフォーメーション(DX)時代にフィットしたワークOSです。主力商品として積極的な販路拡大に力を入れる方針です」と話しています。

登録は3利用枠から。料金は、ユーザー数やプランによって異なりますが、一番人気のスタンダードプラン(1シート当たり月額1100円)は、3利用枠で月額3300円から利用可能。登録から2週間は無料でトライアルができるということです。


画像出典:monday.com

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