無料のプロジェクト管理ツール8選!導入に失敗しない選定ポイント
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無料のプロジェクト管理ツールがおすすめな企業
無料のプロジェクト管理ツールがおすすめなのは、スタートアップやベンチャーなどの小規模企業や、フリーランスへの外注が多い企業です。
利用人数が少ない場合は、ほとんどコストをかけずに利用できるため、人数が少なく一人あたりの業務量が多い場合には、コストを抑えながら業務負担を軽減できます。
ただし、無料で使えるプロジェクト管理ツールは、メンバー数やタスク数に制限があるので注意が必要です。規模にあっているか、導入前に必ず確認しましょう。
また、フリーランスへの外注が発生するたびに、利用料金が増えてはコストがかさむばかりです。とくに、外注先が多いと進捗管理に負担が大きくなります。外注が多い場合はゲストユーザーが無料で使えるものを選びましょう。
無料で使えるプロジェクト管理ツールの選び方
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、メンバー数やデータ容量などを制限しているものがほとんどです。プロジェクト管理の無料ツールを選ぶ際は、次のポイントを確認しましょう。
- メンバー数にあわせて選ぶ
- データ容量にあわせて選ぶ
- 自社にあった管理方式のツールを選ぶ
- スマホアプリに対応したツールを選ぶ
- 日本語対応しているツールを選ぶ
- 導入形態(クラウド型・オンプレミス型)で選ぶ
- 有料プランの料金も確認する
次の見出しでそれぞれのポイントについて説明します。上記のポイントを比較して、サービスを2〜3つに絞りましょう。サービスに当たりをつけたあとは、無料プランやトライアルで実際に使用感を試したり、問い合わせで担当者に詳しく話を聞いたりして、導入するサービスを決めるのがおすすめです。
メンバー数にあわせて選ぶ
プロジェクト管理ツールの無料プランでは、ユーザー数を制限されるケースが多くあります。そのためツールで管理したいメンバーの数を確認して、無料で利用できるものを選び、導入に失敗するリスクを減らしましょう。
もし制限内に収まるツールがない場合は、まずはトライアルとして少人数で無料プランを利用し、使用感や機能を確かめてから、全員が使える有料プランに切り替えるのもおすすめです。
データ容量にあわせて選ぶ
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、データ容量や管理できるタスク数が限られていることもあります。「1ユーザー100MBまで」や「2GBまで」など扱えるデータ容量はツールによってさまざまなため、あらかじめ扱えるデータ容量を確認し、業務に支障がない程度に、データ容量のあるものを選びましょう。
利用するメンバーが増えるほど、データ容量も増えるため、まずは少人数でスモールスタートして、データ容量が足りなくなったら有料版に切り替えるのもおすすめです。
進め方にあった管理方式のツールを選ぶ
プロジェクト管理ツールには、さまざまなタスク管理方式に対応したサービスがあります。一方いくら無料でも、プロジェクトの進め方があわず扱いにくいツールでは意味がありません。
最低でも、カンバン方式とガントチャート方式に対応しているものを選びましょう。また、チャットやファイル・カレンダー共有などの機能を搭載していれば、なお便利です。管理方式とともに、必要な機能のそろったサービスがないか、探してみましょう。
スマホアプリに対応したツールを選ぶ
スマホアプリに対応したプロジェクト管理ツールを選びましょう。アプリに対応していれば、外出先や出張先からも対応が可能です。
プロジェクト管理ツールには、メッセージやチャット機能が搭載されているものもあり、直接顔をあわせなくても、リアルタイムでコミュニケーションがとれます。
場所の制限なしに、進捗状況の確認や情報共有をアプリでスムーズに進められるようになるため、テレワークを推進している企業にとっても、アプリ対応ツールは使いやすいツールといえるでしょう。
日本語対応しているツールを選ぶ
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、海外の企業が運営しているケースも多いため、日本語に対応しているか必ず確認してください。また日本語対応している場合でも、翻訳が不自然なこともあるため、ツールをお試しで利用して、日本語で問題なく利用できるか確認するのがおすすめです。
くわえて導入に不安を感じる方は、日本語でメールや電話のサポートを受けられるか、あわせてチェックすると安心です。海外製にこだわらないようであれば、国内で運営しているツールを導入する方が安心して利用できるでしょう。
導入形態(クラウド型・オンプレミス型)で選ぶ
無料で使えるプロジェクト管理ツールは、導入形態によってクラウド型・オンプレミス型(インストール型)にわけられます。クラウド型はクラウド環境にシステムが構築されており、利用者がインターネットを介してシステムを使うタイプです。
オンプレミス型(インストール型)は、システムを自身のパソコンに直接インストールして使います。ネット環境なしでも利用でき、OSS(オープンソース)ソフトウェアであれば、カスタマイズできるのが特徴です。
ただしカスタマイズには専門的な知識が必要で、パソコンの容量も圧迫します。一方クラウド型は容量を圧迫しないため気軽に導入でき、インターネット環境があれば場所や時間を問わず、スマホからも使えるため、基本的にはクラウド型がおすすめです。なおこの記事では、クラウド型の無料ツールも、オンプレミス型のフリーソフトも紹介しているため、気になるものをチェックしてください。
有料プランの料金も確認する
クラウド型無料プロジェクト管理ツールを選ぶ場合は、有料プランの料金をチェックするのも大切です。前述したように、クラウド型ツールの無料プランは、利用できるユーザー数やデータ容量に制限をかけられているものが多くあります。
もし今は制限内に収まっていたとしても、今後事業拡大や従業員数の増加により制限内に収まらなくなる可能性もあります。念のために有料プランも確認し、将来的にコストの負担が大きくならないかチェックしましょう。
無料のおすすめプロジェクト管理ツール比較8選
複数のプロジェクト管理ツールのなかから、Excel(エクセル)よりも便利に使える、無料の人気プロジェクト管理ツールを比較紹介します。規模やプロジェクトにあったものを選べるよう、それぞれ機能や無料プランの内容をまとめた比較表があるので、ぴったりのツールを見つけてくださいね。
- 細分化したタスクからプロジェクト進捗、メンバーの仕事量までレポート化
- 異なるプロジェクトのタスクを共有・同期可能
- テンプレート利用できるグラフやプロジェクト
Asanaは、世界中の企業・組織で導入されている人気のプロジェクト管理ツールです。豊富な外部サービスと連携でき、プロジェクトに関連するやり取りやタスク、資料などを一元管理できます。
タスクの細分化や依存関係の設定もでき、プロジェクトを横断して同じタスクを共有・同期可能です。ダッシュボードや一般的な業務プロセスのテンプレートを利用でき、運用にあわせてカスタマイズできます。無料プランは10人まで利用でき、タスク・プロジェクトの数、ストレージの容量に制限はありません。個人や少人数のチームであれば長く無料で利用できるでしょう。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | ◯ |
テンプレート機能 | ◯ |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Slack、Gmail、Zoomなど |
対応言語 | 日本語、英語、中国語など |
無料プラン | あり(最大10ユーザーまで) |
無料トライアル | 30日間 |
※プランにより利用できる機能に制限あり、要問い合わせ
- 無料プランはユーザー数3人まで、プロジェクト数無制限、ストレージ1GBまで
- タスクごとにコメントやファイルをやり取り可能
- タスク作成、コメント返信をメールの送受信で実行できる
Taskworld(タスクワールド)は、製造業やシステム開発、医療など複数業態で導入されているプロジェクトマネジメントツールです。ファイルのアップロードやタスクカードの移動など、基本操作をドラッグ&ドロップで実行可能です。
プロジェクトをボードやテーブル形式などで表示でき、進捗状況をガントチャート形式のタイムラインで可視化できます。1つの仕事をメインタスクとサブタスクとして細分化したり、関連要素をチェックリスト管理したりできます。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | ◯ |
テンプレート機能 | ◯ |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Outlook、Google Meet、Google ドライブなど |
対応言語 | 日本語、英語など |
無料プラン | あり |
無料トライアル | 14日間 |
※プランにより利用できる機能に制限あり、要問い合わせ
- 1人まで無料で使える
- タスクを色わけして見やすく管理
- カンバン方式とガントチャート方式を切り替えながら操作
Jootoは、1人まで無料で使えるクラウド型のプロジェクト管理ツールです。フリープランは1ユーザー・100MBまでのデータ管理ができ、プロジェクトの作成は無制限で行えます。
シンプルでありながら、見やすく色わけされた画面が特徴的で、タスク管理では種類や進捗状況ごとに色わけして管理できます。カンバン方式とガントチャート方式に対応し、表示形式を切り替えながらプロジェクトを管理可能です。少人数チームや個人での利用にもおすすめです。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | ◯ |
テンプレート機能 | ◯ |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Google カレンダー、Chatwork、Slackなど |
対応言語 | 日本語、英語 |
無料プラン | あり(1組織あたり100MBまで) |
無料トライアル | ◯(期間は要問い合わせ) |
- 無料プランのユーザー数は無制限
- 表示方式を切り替えながら進捗を管理
- 豊富な数のツールとシステム連携
Wrike(ライク)は、無料プランでもユーザー数は無制限で利用できるクラウド型のプロジェクト管理ツールです。ただしタスク数には制限があります。無料プランは個人利用も可能なので、小規模組織での利用や、フリーランスとの共同作業にもおすすめです。
プロジェクト管理では、カンバン方式とカレンダー方式、ガントチャート方式を使いわけられます。集中してタスクを片づけたいときはカンバン方式、スケジュールを見直したいときはガントチャート方式のように使いわければ、わかりやすくプロジェクトを管理できます。
Google カレンダーやSlack、Microsoft Teamsなど、幅広いツールとの連携が可能です。既存システムと連携させることで、管理業務の負担はさらに軽くなるでしょう。オフラインでの利用も可能です。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | ◯ |
テンプレート機能 | ◯ |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Google カレンダー、Slack、Microsoft Teamsなど |
対応言語 | 要問い合わせ(日本語には対応) |
無料プラン | あり(ユーザー数無制限) |
無料トライアル | 14日間 |
- 全世界で使われるカンバン方式プロジェクト管理ツール
- 無料プランでもメンバー数、タスク数は無制限
- 感覚的な操作でタスクを細かく管理
Trelloは、カンバン方式のなかでも世界的な知名度を誇るプロジェクト管理ツールです。プロジェクトごとにボードをつくり、ボード内でタスクを細かく管理可能です。タスクをステータスや種類ごとにわけて管理でき、アーカイブや移動も感覚的な操作で行えます。
タスクごとの期限・ToDoリスト設定や、Google ドライブとの連携によるファイル添付などもできます。無料プランはワークスペースでのボード作成や、月ごとのコマンド実行数に制限はあるものの、メンバー数やタスク数、ストレージは制限なく利用可能です。オフラインでの利用もできます。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | × |
テンプレート機能 | 〇 |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Google ドライブ、Google カレンダーなど |
対応言語 | 日本語、英語 |
無料プラン | 〇 |
無料トライアル | 14日間(PREMIUMプランのみ) |
Chatwork - Chatwork株式会社
- 無料プランでもグループチャットが無制限
- タスク管理やファイル共有など、プロジェクト管理に役立つ機能が充実
- Google カレンダーや経費精算システムとの多彩な連携
メッセージツールとして知られるChatworkには、プロジェクト管理に役立つ機能も多数搭載されています。
チャットルームごとにタスクや概要を設定でき、ちょっとしたナレッジツール、プロジェクト管理ツールとして使うことも可能です。タスクを完了させると自動でチャットを流せるので、完了報告の手間も省けます。
ほかにも、チャットルームをファイルサーバーとして使ったり、Google カレンダーと連携させてスケジュール管理に役立てたりと、さまざまな使い方が可能です。無料プランでは追加ユーザー数が100人まで、ストレージは5GBまでで、過去のメッセージ閲覧にも期限があるものの、グループチャットは無制限でチーム管理やタスク管理機能も利用できます。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | × |
テンプレート機能 | 要問い合わせ |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Gmail、Google カレンダーなど |
対応言語 | 日本語、英語、ベトナム語など |
無料プラン | 〇 |
無料トライアル | 1か月間(デモ版もあり) |
- マウス操作だけでガントチャートが作成できる
- プロジェクト横断・担当状況など多角的に進捗管理
- フリープランは5名まで
Brabio!(ブラビオ)は、直感的なマウス動作で簡単にガントチャートができるプロジェクト管理ツールです。プロジェクト横断ビュー・担当状況確認ビューなどができる多機能なツールでExcel、CSV入出力も可能です。
フリープランは5名までで、ストレージは50MBまで、プロジェクト数の制限はありません。コストをかけずにプロジェクト管理ツールを導入したい方におすすめです。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | ◯ |
テンプレート機能 | - |
導入形態 | クラウド |
連携サービス | Salesforce、Microsoft Teamsなど |
対応言語 | 日本語 |
無料プラン | あり |
無料トライアル | - |
マンモスプロジェクト - パラダイスウェア株式会社
- 個人、閲覧のみなら無料で利用できる
- 豊富な管理方式を切り替えながらタスクを管理
- タスク全体の進め方を確認きるプロジェクトマップ方式
マンモスプロジェクトは、個人での利用なら無料で使えるプロジェクト管理ツールです。組織で利用する場合も1ユーザー500円/月~利用でき、閲覧のみのユーザーには料金が発生しません。
管理方式が充実し、さまざまな管理方式を切り替えながら、プロジェクトやタスクを管理できます。なかでもプロジェクトマップ方式は自由度が高く、タスクを好きな位置に配置し、それぞれを自由に紐づけられます。タスク全体を確認しながらそれぞれの進め方を考えられる、視覚的な管理方式です。
機能 | 詳細 |
---|---|
アプリ対応 | ◯ |
個人利用 | ◯ |
ガントチャート機能 | ◯ |
テンプレート機能 | 要問い合わせ |
導入形態 | クラウド、オンプレミス |
連携サービス | Skack、Microsoft Teamsなど |
対応言語 | 日本語、英語 |
無料プラン | 〇 |
無料トライアル | 〇(期間は要問い合わせ) |
オンプレミス型の無料プロジェクト管理ツールはある?
オンプレミス型(インストール型)で利用できる無料のプロジェクト管理ツールには、次のようなサービスがあります。
- GanttProject
- ProjectLibre
- OpenProj
- がんすけ
これらはすべてOSS(オープンソース)ソフトウェアや、フリーソフトウェアです。企業によってはインストール型の方が利用しやすい場合もあるため、サービスの内容を比較しクラウド型とどちらがいいか検討しましょう。
無料プロジェクト管理ツールのメリット
無料プロジェクト管理ツールのメリットは次のとおりです。
- 費用がかからない
- 必要最低限の機能はそろっている
費用がかからない
プロジェクト管理ツールには、有料ツールと無料ツールがあります。有料ツールの方が機能は充実している傾向にありますが、無料ツールでも十分な機能を有しています。
コストをかけずにはじめたいのであれば、無料ツールからはじめ、必要に応じて有料プランにするのがおすすめです。
ただし、無用のツールには、利用できる機能やユーザー数、容量などに制限があります。大規模プロジェクトや高度な機能が必要になる場合や、継続的に利用を想定している場合は、有料版での導入を検討する必要があるでしょう。
必要最低限の機能はそろっている
無料ツールといっても、プロジェクト管理に必要な機能は十分そろっています。ただしツールによっては特定の機能がないこともあるので、どういった機能が必要か事前に確認しておきましょう。
また、無料のツールは、セキュリティ対策が十分ではない場合があります。重要な情報が流出しないよう、セキュリティやサポート体制が整ったツールを選択しましょう。
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プロジェクト管理ツールは無料プランで使用感を試そう
プロジェクト管理ツールを選ぶときにもっとも重要なのは、プロジェクトとの相性です。
まずは無料プランで試してみて、使用感や機能を確かめてみてください。無料プランのないツールでも、無料トライアルは実施していることがほとんどです。
自社にあったツールを探すときは、多くの情報を集め、各システムを比較してみるといいでしょう。プロジェクト管理ツールの導入を検討する際は、ボクシルの無料でダウンロードできる資料を参考に情報収集し、気になるサービスを比較してください。
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