SMS送信サービスとは?特徴や導入するメリット・選び方

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目次を閉じる
- SMS送信サービスとは
- SMSとは
- SMS送信サービスの概要
- SMS送信サービスの市場が拡大している理由
- 幅広い層に届けられる
- 郵便料金値上げの対策
- 人手不足対策
- SMS送信サービスの活用方法・シーン
- 本人確認・2段階認証
- 業務連絡
- リマインドや更新連絡
- プロモーション・キャンペーンの告知
- 支払い通知・督促
- 災害時の緊急連絡
- SMS送信サービスの主な機能
- 一括送信・個別送信
- 短縮URL
- スケジュール配信
- 個人情報差し込み
- オプトアウト対応
- 配信結果の確認
- ファイルアップロード
- SMS送信サービスのメリット
- 電話番号のみで手軽に利用できる
- 開封率が高い
- タイムリーなやり取りができる
- 予約配信・結果の確認が可能
- 一斉送信が可能
- SMS送信サービスを選ぶときのポイント
- 接続方式・利用環境
- 操作性
- 既存システムとの連携
- メール文の拡張性
- フリーダイヤルの設定可否
- 機能
- コスト
- サポートの充実度
- おすすめのSMS送信サービス比較
- SMS送信サービスの料金目安
- キャリア直接接続に対応したサービスの場合
- 国際網接続を利用しているサービスの場合
- SMS送信サービスを利用する際の注意点
- ネットワークの接続状況
- 迷惑メール設定
- メール送受信容量・文字数
- 1通ごとに料金がかかる
- 画像や動画は送信できない
- SMS送信サービスを導入して業務や施策の効率を高めよう
SMS送信サービスとは
SMS送信サービスとは、法人向けに提供されている、携帯電話にショートメッセージ・ショートメール(SMS)を送れるサービスです。携帯端末の電話番号だけでテキストメッセージの送受信が可能です。SMS送信サービスは、ビジネスでもさまざまなシーンや用途で活用できます。
SMSとは
SMSとは、「Short Message Service(ショートメッセージサービス)」の略語です。携帯電話の電話回線を利用して、短いメッセージを送信できるサービスのことをいいます。一般的なSMSの最大文字数は全角70文字(半角160文字)ですが、キャリアによっては670文字まで送信できる長文SMSにも対応しています。
同じテキストでのメッセージが送れるメールと比べ、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまったり、他のメールに埋もれて閲覧されなかったりするリスクが低く、到達率・開封率の高さが特徴です。
また、送信にパケット通信料がかかるメールに対し、電話回線を利用するSMSは1通ごとに料金が発生し、文字数に応じて金額が変動するといった特徴があります。
SMS送信サービスの概要
SMS送信サービスは、大量のSMSを効率的に配信できるシステムです。
個人がSMSを送信する際には携帯電話やスマートフォンから送信しますが、顧客に向けて大量送信する機会が多い法人では、主にSMS送信サービスが利用されています。
一般的な送信方法では1日の送信数に制限があり、大量のSMSを一斉送信するといった用途には向いていません。しかし、SMS送信サービスの利用によって、リストを使ってパソコンから一斉送信したり、APIで既存システムと連携して一斉送信したりできるようになります。
他にも、SMS送信サービスではテンプレートや予約送信のほか、到達率やクリック率などの測定機能といった、マーケティングや営業活動に便利な機能を利用できます。
SMS送信サービスの市場が拡大している理由
SMS送信サービスは需要が増加傾向にあり、年々急速に市場が拡大しています。この理由として、次の3つが挙げられます。
幅広い層に届けられる
SMSは、携帯電話の標準機能で利用できるため、幅広い年代・利用層に情報を届けられるのが大きな特徴です。
つまり、スマートフォンだけでなくガラケーでも利用できデバイスに依存しないため、スマートフォンを使っていない人やスマートフォンアプリのインストールや操作が難しい高齢層にも、情報を届けられます。
さらに、メールと比べて到達率や視認性が高いため、重要な内容や緊急性の高いメッセージを届けたいときに確認してもらいやすくなることも、注目を集めている理由の一つです。
郵便料金値上げの対策
2024年秋に実施された郵便料金値上げの対策としても、SMSが注目されています。
SMSは1通あたり10円程度から送れるため、請求書や明細書・通知など、これまで大量の郵便物を送っていた場合には、郵送からSMSに切り替えることで大幅なコスト削減が可能です。
さらに、郵送は郵便物が届くまでに数日かかることに対し、SMSはリアルタイムで情報を届けられるほか、印刷や封入・郵送などの作業が不要になるため業務負担を大きく軽減できます。
人手不足対策
人手不足の対策としても、SMS送信サービスが注目を集めています。
SMSは、一括送信機能や予約送信機能を活用することで、大量の顧客に情報や案内などを少ないリソースでも届けやすいのが特徴です。そのため、架電や郵便による連絡をSMSに切り替えることで業務を効率化するといった活用例が増えています。
さらに、手作業を減らすことで作業ミスの減少にもつながるため、大幅な作業時間や業務負担の軽減が可能です。
SMS送信サービスの活用方法・シーン
SMS送信サービスは、次のような場面で活用できます。
- 本人確認・2段階認証
- 業務連絡
- リマインドや更新連絡
- プロモーション・キャンペーンの告知
- 支払い通知や督促
- 災害時の緊急連絡
本人確認・2段階認証
個々がもっているスマートフォンや携帯電話の電話番号は、個人と紐づいているため、不正アクセスやなりすましを防ぐために、SMS送信サービスを使ってユーザーの本人確認を行えます。
たとえば、オンラインサービスに登録するときやパスワードを変更するときなどに、SMSでワンタイムパスワードを送信し入力してもらうことで、本人であることを確認できます。
業務連絡
SMS送信サービスは、社内や取引先との業務連絡にも使えます。たとえば、会議の開催や変更の通知、また出張の報告や緊急の連絡などに、SMSでメッセージを送信し迅速かつ確実に情報を伝えられます。
SMSはメールよりも開封率が高いため、重要な連絡を見逃すリスクの削減が可能です。
リマインドや更新連絡
SMS送信サービスを使って、契約更新、予約や契約内容のリマインドが可能です。
重要な情報を簡潔かつ確実に伝えられるため、たとえば美容院や病院などの予約をしたユーザーに、前日や当日にSMSで予約の確認や案内を送信することで、キャンセルを防ぐことにつながります。
顧客にとっても、テキストで予約日時を確認できれば予約忘れ防止になり利便性が高まります。
プロモーション・キャンペーンの告知
SMS送信サービスを使って、プロモーションやキャンペーンの告知を行えます。たとえば、商品やサービスの新規発売や割引、イベントやセミナーの開催などの情報をSMSでターゲットに合わせて送信することで、興味・関心を喚起し購買や参加につなげられるでしょう。
HTMLメールが主流のメルマガにはない、SMSならではの開封率の高さから、メルマガやDMの補完的目的でも利用する事例が増えています。
支払い通知・督促
クレジットカード決済や公共料金 、サブスクリプションサービスなどの支払い通知や督促にも、SMS送信サービスの活用が可能です。
SMSは顧客側からメッセージに気づいてもらいやすく、確実に案内を届けられます。
たとえば、保険やクレジットカードなどの契約をしたユーザーに、更新期限や支払い期限などをSMSでリマインドすることで、契約の継続や回収率の向上にもつながります。
災害時の緊急連絡
災害や事故などの緊急時にはSMSが役立ちます。
SMSは災害時でもつながりやすいため、電話回線が混雑してつながらなかったり、インターネットが利用できなかったりする場合でも連絡が可能です。
たとえば、一斉送信で災害時の安否確認メッセージを送信するといった活用のほか、避難指示通知や情報共有、出社確認などに活用できます。
緊急時に備えて事前に導入しておけば、緊急時にも速やかに対応できます。
SMS送信サービスの主な機能
SMS送信サービスには、主に次のような機能があります。
一括送信・個別送信
同じ内容のSMSを複数の相手に一度に送信する機能や、個々の相手にそれぞれ送信する機能です。宛先は手動で入力する以外にも、CSVファイルのアップロードで自動入力する方法があります。
短縮URL
長いURLを自動的に短く変換する機能です。SMSは文字数に制限があるため、短縮URLを使うことで、メッセージの容量を節約できます。
また、短縮URLは、クリックされた回数や時間帯などのアクセス解析もできるため、SMS送信サービスの効果測定や改善に役立ちます。
スケジュール配信
送信する日時や頻度を事前に設定して自動的にSMSを送信する機能です。これにより、送信漏れや手間を省けます。
スケジュール配信は、ユーザーの行動や嗜好に合わせて、最適なタイミングでSMSを送信できることから、ユーザーの反応や満足度の向上にもつなげられるでしょう。
個人情報差し込み
ユーザーの名前や住所などの個人情報をメッセージに差し込める機能です。パーソナライズされたコミュニケーションを行えるだけでなく、ユーザーからの信頼感や親近感を高めることにもつながります。
オプトアウト対応
オプトアウト対応とは、ユーザーがSMSの受信拒否を選択できる仕組みのことです。ユーザーの意思を尊重し、受信拒否の手続きを簡単に行えるようにすることが必要となります。特定電子メール法などの法規制に準拠し、適切に管理する必要があります。
配信結果の確認
SMS送信後の配信結果を確認できる機能です。たとえば、メッセージの到達率や短縮URLのクリック率などを計測し確認できるほか、メッセージの到達状況も確認できます。
そのため、配信結果をもとに内容を改善したり、圏外で届かなかった場合は再送信したりといった対応が可能になります。
ファイルアップロード
サーバーにファイルをアップロードし、メッセージにファイルのURLを添付することで、画像やPDFなどのファイルを送信できる機能です。
たとえば、請求書や納品書・利用明細・保険証券や契約書の送付、商品カタログやキャンペーン案内資料の共有などの用途で、簡単にテキスト以外の情報を届けられます。
SMS送信サービスのメリット
SMS送信サービスには、次のようなメリットがあります。
- 電話番号のみで手軽に利用できる
- 開封率が高い
- タイムリーなやり取りができる
- 予約配信・結果の確認が可能
- 一斉送信が可能
電話番号のみで手軽に利用できる
SMS送信サービスは、電話番号のみで利用できるため、アプリのインストールや登録をせずに利用できます。電話番号は個人に紐づいているため、電話番号がわかっている相手に手軽にメッセージ送信が可能です。
また、ユーザーの属性や嗜好を把握しやすく、効果的なコミュニケーションを図れます。
開封率が高い
SMSは、メールに比べて開封率が高く、一般的にメールの開封率が20〜30%であるのに対し、SMSの開封率は90%以上といわれています。
SMSは携帯電話の画面に通知されるため、見逃しにくいことや、短いメッセージであるため、読むのに時間がかからないことなどが理由として挙げられます。開封率の高さは、情報伝達の効率の良さや効果の高さにもつながるでしょう。
タイムリーなやり取りができる
SMS送信サービスは、タイムリーにやり取りできるメリットがあります。SMSは、送信後すぐに相手に届くため、迅速に情報を伝えられます。また、対話的なコミュニケーションも可能です。
ユーザーの満足度や信頼度を高めることにつながります。
予約配信・結果の確認が可能
SMS送信サービスを利用することで、予約配信や結果の確認が可能です。送信する日時や頻度を事前に設定することで、自動的にSMSを送信できるため効率化が可能です。また、送信したSMSの開封率やクリック率などの効果測定を行うことでSMSの効果や改善点を把握できます。
一斉送信が可能
携帯電話から送信する場合は大量のSMSの一斉送信はできませんが、SMS送信サービスを利用すれば同じ内容のメッセージを大量の宛先に一斉送信できます。
また、一斉送信の際には名前や日付などを宛先ごとに差し込みできたり、送信数の制限なく配信できたりするサービスが多いため、相手によって異なる内容を伝えたい場合にでも活用できます。
SMS送信サービスを選ぶときのポイント
SMS送信サービスを選ぶときには、次のポイントを考慮して選ぶとスムーズです。
- 接続方式・利用環境
- 操作性
- 既存システムとの連携
- メール文の拡張性
- フリーダイヤルの設定可否
- 機能
- コスト
- サポートの充実度
接続方式・利用環境
接続方式には「国内直収接続」と、「国際網接続」があります。国内のキャリア携帯をもつユーザーが対象の場合や、到達率を高めたい場合には、国内携帯キャリアと直接接続している「国内直収接続」を採用しているサービスの選定がおすすめです。
操作性
SMS送信における、メッセージの作成や編集、送信先の選択や管理、送信履歴や結果の確認などがしやすいかどうかも大きなポイントになります。使い勝手や操作性が高いと、SMSの送信を効率的に行えます。
画面操作のしやすさや機能のシンプルさなど、理想とするものに近いか確認しておきましょう。
既存システムとの連携
SMSを送信するために必要なデータや情報を、すでに利用しているシステムやサービスに連携できるかを確認しておきましょう。
たとえば、顧客管理システムやメールマーケティングシステム、予約管理システムなどがあります。SMS送信サービスの既存システムとの連携ができれば、SMSをより効果的に利用できます。
メール文の拡張性
SMSのメッセージの内容や形式をどれくらい自由に変更できるかについても、事前に確認しておく必要があります。
メール文の拡張性には、文字数や文字種、絵文字や記号、画像や動画などが含まれます。SMS送信サービスのメール文の拡張性が高ければ、より魅力的なメッセージの作成が可能になり、オリジナル性の向上が可能です。
フリーダイヤルの設定可否
SMSの送信元の電話番号を、フリーダイヤルできるかどうかも必要に応じて確認しておきましょう。フリーダイヤルのほうがユーザー心理的にも利用しやすいメリットがあり、SMS送信サービスのフリーダイヤルの設定ができると、SMSの受信者に対して、信頼感や安心感を与えらます。
また、フリーダイヤルの番号はサービス会社からの提供になるのか、自社で用意するのかも確認しておきましょう。
機能
搭載されている機能はサービスにより異なるため、メッセージ送信以外に、どのような機能が利用できるかについても確認が必要です。
たとえば、サービスによってはメッセージ送信以外にテンプレート機能や予約送信、差し込み機能や、効果測定・誤送信防止・SFAやCRMとの連携機能などに対応している場合があります。そのため、あらかじめ導入目的を明確にし、それに必要な機能が備わっているサービスを選ぶことが大切です。
コスト
価格や料金プランについてもサービスごとに異なるため、課金体系についても確認しておきましょう。
導入・運用にあたり、サービスによっては初期費用がかかるほか、「送信数に応じた従量課金制」、もしくは「基本料金+従量課金」による月額料金が発生します。他にも、予算内で必要な機能が利用できるのか、また、予想される送信数に対し高い費用対効果が得られるのかについて確認しておくとよいでしょう。
サポートの充実度
トラブルや質問があった際に、迅速に対応してもらえるサポート体制が整っているかも確認が必要です。
たとえば、「電話・チャット・メールなど、どのような対応手段があるのか」「24時間対応しているか」「サービス開始時に設定や導入支援があるか」などをチェックします。とくに、はじめてSMS送信サービスを利用する場合には、導入時のサポートが充実しているサービスを選ぶと安心です。
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次の記事では、口コミ評判で人気のSMS送信サービスを多く紹介しています。SMS送信サービスを比較検討したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

SMS送信サービスの料金目安
SMS送信サービスの料金形態は、送信件数にもとづく従量課金制のケースが多く、「直接接続」か「国際網接続」かで異なります。
それぞれの料金目安は下記のとおりです。
ただし、SMS送信サービスの単価はサービスによって単価は異なり、初期費用・月額料金なしで利用できるサービス、ボリュームディスカウントを提供している場合などさまざまです。そのため、想定送信数を踏まえてコストを検討する必要があります。
キャリア直接接続に対応したサービスの場合
国内大手携帯キャリアが正規ルートと定める国内回線に直接接続するサービスを利用する場合の料金は、10円〜15円程度が相場です。
直接接続は国内の大手キャリア(docomo・au・SoftBank・楽天)と直接接続するため、受信拒否設定などで到達率が下がることは少ないのが特徴です。圏外や電源オフなどの場合を除き、多くのユーザーに情報を届けられます。
また、近年で増加しているフィッシング詐欺防止のために、事前審査が必要であることからもセキュリティが高く、信頼性の高い送信方法です。
国際網接続を利用しているサービスの場合
国際網接続を利用して国内の携帯電話へSMSを配信するサービスの場合、料金相場は8円前後となります。この場合、海外のSMS配信サービス会社を経由してSMSを送信するため、国内向けに送信するとスパムとして扱われ到達率の低下につながる恐れがある点に注意が必要です。
国際回線を利用する場合、送信単価が安くなり大量配信によるコストを抑えられますが、直接接続とは異なり事前審査がありません。なりすましのアカウントによるフィッシング詐欺の被害が増えていることから、国際網接続経由のSMSを受信拒否設定しているケースもあります。そのため、確実に情報を届けるためには、直接接続を選ぶほうがよいでしょう。
SMS送信サービスを利用する際の注意点
SMS送信サービスを利用していても、SMSを送受信できないときがあります。SMSが送受信できないときには、次のことを確認しましょう。
- ネットワークの接続状況
- 迷惑メール設定
- メール送受信容量・文字数
- 1通ごとに料金がかかる
- 画像や動画は送信できない
ネットワークの接続状況
SMS送信サービスは、Wi-Fiではなくモバイルデータ通信を利用するため、電波状況の確認を行いましょう。モバイルデータ通信の電波が弱い場合や、圏外にいる場合にはSMSを届けられない場合があります。
また、機内モードがオンの状態だとSMSを受信できないため、機内モードがオフであるかも確認する必要があります。
迷惑メール設定
SMS送信サービスは、SMSをメールとして送信するため、受信者の携帯電話に迷惑メール設定がされていると、SMSを受信できません。受信者にSMSの拒否設定を確認してもらい、必要に応じて解除しましょう。
メール送受信容量・文字数
SMS送信サービスは、SMSをメールとして送信します。送信者や受信者の携帯電話にメール送受信容量や文字数の制限があると、SMSの送受信ができません。メール送受信容量や文字数の制限を確認し、必要に応じて調整することが必要です。
1通ごとに料金がかかる
SMS送信サービスは1通ごとに料金がかかります。ただし、送信数ごと、もしくは到達数のみで課金される場合と、課金体系はサービスにより異なります。また、DMや電話連絡・メールなどの方法と比べるとコストを抑えられる可能性が高いものの、携帯電話から送信するよりも料金は高くなるため、費用対効果を検討することが大切です。
画像や動画は送信できない
SMSはテキストのメッセージしか送信できません。たとえば、メッセージに直接画像や動画を添付して送信できないため、視覚的なアピールには向いていません。
そのため、マーケティング施策に利用する場合には、画像やファイルのURLをメッセージ内に設置し、リンク先のページで画像や動画などを見てもらうといった工夫が必要です。
SMS送信サービスを導入して業務や施策の効率を高めよう
SMS送信サービスとは、インターネットを介して携帯電話にショートメッセージ(SMS)を送れるサービスです。
SMSは電話番号のみで利用できるほか、開封率が高いことからビジネスにおいても、さまざまな用途で活用されています。
SMS送信サービスを利用することで予約配信・結果の確認などが可能になるメリットがあります。SMS送信サービスを選ぶときには、接続方式・利用環境のほか使い勝手や操作性、既存システムとの連携やメール文の拡張性、フリーダイヤルの設定可否などのポイントを中心に選ぶとよいでしょう。
すでに利用しているシステムと連携することでより効率よくマーケティングができたり、顧客満足度を高められたりします。
ぜひ、用途に合うものを取り入れて、業務改善や効率化につなげてください。