【2025年最新】AIチャットボット10選|選定に便利な『比較表』付き
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AI技術の発達によって、人同士の会話に近付きつつあるチャットボット。
幅広い対応ができるようになり、LINE、Facebook Messenger、Slackをはじめ多くのSNS、そしてウェブサイトや公式アカウントなど、あらゆるシーンで活用の場が広がっています。
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめチャットボット10選を厳選しました。さらに、各サービスの料金・機能をまとめた『比較表』も無料プレゼント ! チャットボットが気になる方は、『比較表』で自社に合うサービスを探してみてください。
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目次を開く
AIチャットボットとは
AIチャットボットとは、人工知能を活用して自動応答を行うプログラムのことです。シナリオに沿って、型にはまった回答をする通常のチャットボットと違い、AIチャットボットはテキストや音声に対応し、自然なコミュニケーションの実現が可能です。顧客の問い合わせに迅速かつ正確に対応できるため、サービスの向上に大きく貢献します。
AIチャットボットは、サービス提供やマーケティング活動において重要な役割を果たしており、効率的なコミュニケーションツールとして広く活用されています。
AIチャットボットの活用シーン
AIチャットボットが活用できるシーンとしては、主に次のものがあげられます。
- カスタマーサポート
- 社内ヘルプデスク
- Webサイト
たとえば、カスタマーサポートや社内ヘルプデスクであれば、これまで寄せられていた質問を学習させ、ポータルサイト上に設置して回答させることで、メール・電話の問い合わせ件数を減らせます。
また、Webサイトに設置して利用者と会話をする中で、問い合わせや会員登録、資料ダウンロードに誘導できれば、コンバージョン率の向上にもつながるでしょう。
AIチャットボットのメリット
AIチャットボットには次のようなメリットがあります。
- 利用者の満足度向上につながる
- マーケティング効果が高まる
- 人件費やリソースの削減が可能
- 回答精度が高くなる
- 自然言語や表記ゆれにも対応できる
AIチャットボットを利用することで、24時間365日リアルタイムなユーザーのサポートが可能になり、問い合わせ工数の削減やCVRの最大化など、さまざまなメリットが得られます。
AIチャットボットの種類と特徴
AIチャットボットの代表的な種類を3つ紹介します。
- ルールベース型
- 自然言語処理型
- 機械学習型
ルールベース型
ルールベース型とは、事前に登録したルールに基づき、AIが状況判断をして回答するチャットボットです。AIは事前に登録したルールを学習して最適な回答を導き出すため、膨大なデータを使って学習する必要がなく、次に紹介するものよりも手軽に導入できます。
【ルールベース型の特徴】
- シンプルで安定した会話を行える
- 事前に用意された質問や回答に限られた範囲でのみ対応する
- 複雑な質問や自由な会話には対応できない
自然言語処理型
自然言語処理型とは、自然言語処理(Natural Language Processing, NLP)と呼ばれる、AIの技術を使って会話を行うAIチャットボットを指します。自然言語処理とは、人間が使う自然言語(日本語や英語など)をコンピューターが理解や生成する技術のことです。自然言語処理には、形態素解析や構文解析、意味解析などの分野があります。
【自然言語処理型の特徴】
- 人間の言葉や感情を理解し、適切な回答を生成できる
- 複雑な質問や自由な会話にも対応できる
- 学習や改善が必要なため、高度な技術やコストがかかる
機械学習型
機械学習型とは、機械学習(Machine Learning, ML)と呼ばれるAIの技術を使って会話を行う、AIチャットボットのことです。機械学習とは、コンピューターがデータから自動的に学習する技術のことで、教師あり学習や教師なし学習、強化学習などの分野があります。
【機械学習型の特徴】
- 大量のデータからパターンやルールを発見し、会話を行う
- 新しいデータやフィードバックに応じて自動的に改善する
- 予測やレコメンドなどの高度な機能を提供できる
AIチャットボットの選び方
AIチャットボットを選ぶ際は、次の流れで確認しましょう。
- AIチャットボットの導入目的を確認する
- AIチャットボットの機能を確認する
- AIチャットボットを導入する際の注意点を確認する
- AIチャットボットの料金・価格相場を確認する
AIチャットボットの導入目的を確認する
AIチャットボットの導入を検討する際は、まず導入目的を明確にしましょう。主な導入目的は次のとおりです。
導入目的 | 詳細 |
---|---|
カスタマーサポートにおける業務負担の軽減や品質、スピードの向上を図りたい | 問い合わせ対応がメインのチャットボットがおすすめ |
リード獲得や購入促進などマーケティングを強化したい | マーケティング支援特化のチャットボットがおすすめ |
社内ヘルプデスク業務や社内教育を効率化したい | 社内向けAIチャットボットがおすすめ |
AIチャットボットの機能を確認する
AIチャットボットには、基本的な機能と特定の課題・用途・業界に特化した機能があります。必要な機能が備わっているかどうかを確認しましょう。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
自然言語処理 | 人間が話す自然言語を理解し、適切な回答を生成する機能で、質問の意図やニュアンスを正しく把握できるかどうかが重要です。 |
自動学習 | 過去の会話データやフィードバックから学習し、回答精度や会話品質を向上させる機能で、学習方法や頻度、効果測定などができるかどうかが重要です。 |
マルチプラットフォーム対応 | WebサイトやLINE、Facebook Messengerなど、さまざまなプラットフォームに設置できる機能で、利用者の利便性や到達性を高められます。 |
FAQ・会話シナリオ作成 | よくある質問や会話フローを作成・管理できる機能で、簡単に作成・編集・削除できるかどうかが重要です。 |
ダッシュボード・分析機能 | AIチャットボットの利用状況や効果を可視化・分析できる機能で、会話数や回答率、顧客満足度などの指標が確認できるかどうかが重要です。 |
有人対応連携 | AIチャットボットでは対応しきれなかった質問をオペレーターにつなげる機能で、質問に対する回答率を高め、顧客満足度の向上が図れます。 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
音声対応 | 音声入力や音声出力に対応できる機能で、電話やスマートスピーカーなどの音声デバイスと連携できるかどうかが重要です。 |
画像・動画対応 | 画像や動画を送受信できる機能で、商品紹介や操作説明などのコンテンツを提供できるかどうかが重要です。 |
デジタルヒューマン | 人間のような見た目や表情をもつキャラクターとして会話できる機能で、親近感や感情移入を高められるかどうかが重要です。 |
AIチャットボットを導入する際の注意点を確認する
AIチャットボットを導入する際には、次の注意点も確認しましょう。
確認事項 | 詳細 |
---|---|
導入形態 | Webサイトやアプリに設置できるサービスや、別のプラットフォームやデバイスが必要なサービスもあります。既存のシステムや環境との親和性が高いか確認しましょう。 |
多言語対応 | 社内に外国人従業員がいる場合やグローバル企業の場合は、日本語以外の言語に対応できるAIチャットボットを選ぶことが重要です。 |
オンプレミスかクラウドか | オンプレミス型のAIチャットボットは、自社内にサーバーを設置して柔軟にカスタマイズできます。クラウド型はネットを通じて利用するサービスで、コストを抑えられます。それぞれの特徴を理解し、自社に適したものを選びましょう。 |
対応している項目数 | AIチャットボットの対応範囲は、サービスによって異なります。自社が必要とする質問やシナリオの数がカバーできるか確認しましょう。FAQやマニュアルなどの既存の資料から、AIチャットボットに学習させるサービスもあります。 |
回答形式 | テキストだけでなく、音声や画像や動画などの回答形式に対応しているサービスもあります。商品紹介や操作説明などのコンテンツを提供できるかどうかが重要です。また、キャラクターやデザイン、文体なども自社のブランドイメージや、トーンアンドマナーに合わせてカスタマイズできるか確認しましょう。 |
連携サービス | CRMやSFAなどと連携できれば、蓄積したデータを幅広く使えるため、既存システムと連携できるか確認しましょう。また、LINEやFacebook Messenger、Microsoft Teamsなどのアプリと連携できるサービスもあり、利用者の利便性や到達性を高められます。 |
カスタマイズ | 自社のブランドイメージや、トーンアンドマナーに合わせてカスタマイズできるか確認しましょう。 |
セキュリティレベル | 個人情報や機密情報などの取り扱いには注意が必要です。セキュリティレベルや、プライバシーポリシーなどを確認しましょう。また、関連する法律や規制に準拠しているかどうかも重要です。 |
サポート体制 | AIチャットボットは、導入後も定期的なチューニングや改善が必要です。サポート体制やアップデート内容などを確認しましょう。無料トライアルやデモなどを利用して、使い勝手や効果測定などを試すのもおすすめです。 |
AIチャットボットの料金・価格相場を確認する
AIチャットボットの料金は、月額従量課金タイプか月額固定費用タイプで異なります。必要な機能と要件が搭載されているサービスの料金を確認しましょう。
月額従量課金タイプの場合、月額費用は利用人数に応じて変動します。一方で、月額固定費用タイプは、月額9,400円〜150,000円と導入するサービスにより大きく異なります。また、初期費用はかからない場合もありますが、必要となる場合もあるため事前に確認しましょう。
さらに、オプション機能を追加した場合やプランによっては別途費用がかかることがあります。
導入前に念入りな情報収集を
AIチャットボットで顧客対応を効率化する企業が増えている一方で、「回答率が悪い」「費用対効果が合わない」など、導入に失敗するケースも少なくありません。
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。
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