無料で使えるおすすめのチャットボット6選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!


人気チャットボットの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。料金プランや機能、特徴など、チャットボットを徹底比較する際にお役立てください。
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無料のチャットボットを選ぶときのポイント
無料のチャットボットを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
導入目的に合っているか確認する
チャットボットは製品によって対応範囲が異なるため、導入目的を明確にして適切なサービスを選定しましょう。チャットボットは下記の目的で利用されることが多いです。
社内ヘルプデスク
社内ヘルプデスクとは、経費申請や有給休暇取得申請といった事務手続きを自社の社員が問い合わせるためのチャットボットです。FAQなどの機能が備わり社員は気軽に問い合わせられます。
回答の手間が減り、総務の生産性向上に繋がります。
社外問い合わせ対応
社外問い合わせ対応とは、顧客からの問い合わせに自動で対応するためのチャットボットです。
顧客が選んだ選択肢に沿ってFAQ形式で回答を提示したり、自然言語での問い合わせに対応したりできます。休日でも問い合わせ対応ができるため、迅速な対応を実現できます。年中無休で迅速な対応を実現できるため、顧客の満足度も向上に繋がります。
マーケティング支援
マーケティング支援とはWeb接客をしたり、やり取りを通してサイト訪問者の興味・関心を分析したりするためのチャットボットです。訪問者がページを遷移する動きに合わせられるため接点も増えます。訪問者の行動を促進・分析することで、商品・サービスの売上増加に繋がります。
必要な機能が揃っているか確認する
チャットボットの導入目的を明確にした後に、必要な機能を洗い出しましょう。ユーザー向け機能と管理者向け機能で最低限押さえておきたい機能を洗い出しました。
ユーザー向け機能(利用者)
機能 | 詳細 |
---|---|
対応言語 | 日本語以外の問い合わせに対応。ホテルや観光客、外国人の顧客が多い企業に必要 |
サジェスト機能(AI型) | 問い合わせのフリー入力時に質問候補を表示 |
聞き返し機能(AI型) | 問い合わせ内容を聞き返し、簡易に回答に導く機能 |
一問一答 | ユーザーがチャットにフリー入力で問い合わせ可能。キーワードを参照し質問の提案や回答をサポート |
有人チャット切り替え | 自動返答から、オペレーターが直接チャットでやり取りする「有人チャット」に切り替えられる機能。サービスによってオペレーター支援の機能もある。コンタクトセンターに導入する場合は必須の機能 |
音声認識(AI型) | 電話対応の音声を認識し、自動回答する機能。コールセンターや物流業で利用されている |
カスタマイズ機能 | チャットボットの見た目やイラスト・キャラクターの設定が可能。自社イメージにカスタマイズしたい企業に必要な機能 |
管理者向け機能(設置者)
機能 | 詳細 |
---|---|
シナリオ設定 | フローチャート構造になっており、質問に対してユーザーが選択することで会話が分岐するタイプ |
機械学習・自動学習(AI型) | データを蓄積し、幅広い問い合わせ内容に自動返答 |
Excel対応 | Excelでシナリオや一問一答の設定可能 |
テンプレート機能 | QAテンプレートで事前準備の手間を削減 |
ユーザーのログ分析・レポート機能 | 使用率やチャットの会話ログを参照。結果をレポート分析可能。質問内容や問い合わせ解決までにかかった時間などを把握できる |
セキュリティ管理 | チャットボットを設定できるユーザー権限の制限や二段階認証などセキュリティ対策ができる機能 |
AI型かシナリオ型か確認する
チャットボットには大きくAI型とシナリオ型の2種類に分かれます。
顧客から定型的な質問が多く、導入コストを抑えるのであればAI型が最適です。一方で、導入コストが高くなっても、高度な質問に対応したい場合はAI型が向いています。
AI型
AI型は、問い合わせに対してチャットボットが自動で内容を汲み取って適切な回答を行います。データを蓄積するほど回答の精度は向上します。
ただし、人工知能に質問と回答を機械学習させる必要があるため、運用できるまでに時間がかかります。
シナリオ型
シナリオ型は、事前にテンプレート設定することで、定型通りの回答を行います。AI型と比較すると導入コストは安価ですが、複雑な質問への対応が難しいです。
おすすめチャットボットの比較表
サービス名 | ![]() チャットプラス | ![]() sinclo | ![]() AI-FAQボット | ![]() CLOVA Chatbot | ![]() hitobo |
ユーザーレビュー | 4.67 | 4.47 | 4.29 | 4.6 | 0.0 |
初期費用 | |||||
月額費用 | 30,000円(税抜)〜 | 55,000円(税込)〜 | 60,000円(税抜)〜 | ||
無料プラン | |||||
無料トライアル | |||||
対応言語 |
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連携サービス |
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社外の問い合わせ対応 | |||||
社内の問い合わせ対応・社内ヘルプデスク | |||||
マーケティング支援 | |||||
シナリオ型 | |||||
一問一答型 | |||||
設置場所 |
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AI搭載(機械学習) | |||||
記入中のサジェスト機能(AI型) | |||||
聞き返し機能(AI型) | |||||
音声認識(AI型) | |||||
ExcelやCSVで回答例を登録 | |||||
テンプレート機能(回答登録) | |||||
ログの分析・レポート機能 | |||||
有人チャットへの切り替え | |||||
受付機能・予約機能 | |||||
会議室の予約(社内向け) | |||||
チャットボットのカスタマイズ |
※sincloとチャットプラスの機能は要問い合わせ
無料で使えるおすすめのチャットボット作成サービス
無料で利用できる機能と制限
HubSpotは、無料で利用できるCRM(顧客管理システム)・マーケティングツールです。
一部の機能としてチャットボット作成ツールを利用できます。無料でボットのテンプレートを利用できるため、コーディングなしで簡単にチャットボットの作成・カスタマイズが可能です。
無料トライアルを実施しているおすすめのチャットボット5選
無料で利用できる機能と制限
チャットプラス(ChatPlus)はホームページに問い合わせ窓口を設置できるチャットボットです。
無料トライアルは10日間利用できます。有料プランとの差や使える機能については要問い合わせです。
sinclo - メディアリンク株式会社
無料で利用できる機能と制限
sinclo(シンクロ)は営業やカスタマーサポートだけでなく、Webマーケティング支援でリード獲得まで行うチャットボットです。
無料トライアルは14日間、アカウントは3IDまで利用できます。自動回答や有人チャット、画面・資料共有などの機能を利用できます。有料プランとの差については公式サイトで言及されていません。
AI-FAQボット - 株式会社 L is B(エルイズビー)
無料で利用できる機能と制限
AI-FAQボットはExcelに質問と回答を登録するだけで活用できる、事前学習が不要のチャットボットです。
無料トライアルは30日間、QA数100問まで利用できます。有料プランとの差については公式サイトで言及されていません。
CLOVA Chatbot - LINE株式会社
無料で利用できる機能と制限
CLOVA ChatbotはLINEが開発したAIチャットボットです。LINEはもちろん、Webサイトや社内ビジネスチャットとの外部連携もできます。
無料トライアルは3ヵ月間、チャット回答とQ&A登録などの機能が利用できます。有料プランとの差は、チャット回数が1,000回まで、Q&A登録数が100件までである点です。
hitobo
無料で利用できる機能と制限
hitoboは問い合わせ業務の効率化を図るチャットボットです。2回以上あった質問をQ&Aに追加することで、自動回答できる幅を広げます。
無料トライアルは30日間、自動応答・Q&A登録数は1,000セットまでです。レポートやデザイン変更、ログ閲覧などの機能が利用できます。有料プランとの差はLINE連携が制限される点、プロジェクト数が1つのみである点です。
無料と有料の違いは?
チャットボットの無料版は有料版と比較すると、機能が制限されていることが多いです。よくある機能制限は以下のとおりです。
- チャットボットの作成数に上限がある
- 利用できるテンプレートの数が少ない
- 連携できる外部ツールに限られる
- ロゴが表示される
また、各サービスが提供するサポートが備わっていないこともあるため、困りごとが発生しても解決できないケースがでてくることもあります。
そのため、最小限の機能が利用できればいい会社、顧客数が少なく対応数が限られている会社などには向いていますが、規模の大きな会社やチャットボットを本格的に活用したい会社は風量版を検討したほうがよいです。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。

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