フォーム作成ツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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フォーム作成ツールとは
フォーム作成ツールとは、Webフォームと呼ばれるWeb上で行われるアンケートや問い合わせで使用するフォームを作成するためのサービスです。
フォーム作成ツールの使用にはプログラミングといった専門知識は必要ありません。フォーム作成ツールを使用すれば、初心者でも手軽にWebフォームを作成できます。
今までExcelでフォームを作成してきた方も、フォーム作成ツールを使用すれば、さらに手間がかからずフォームを作れます。
そもそもフォームとは
広義でのフォームには「定型」「形」「様式」などの意味があり、スポーツでの定型姿勢や、アプリケーションのひな形・テンプレートなど、形に関連するものを指します。
しかしWebサイトの場合では、ユーザーがイベントへの参加を申し込んだり、製品の問い合わせを行ったりするために必要事項を入力する「申し込みフォーム」「問い合わせフォーム」として使用されることがほとんどです。
フォーム作成ツールの機能
フォーム作成ツールの機能は、種類によって違いはあるものの、ほとんどのフォーム作成ツールに搭載されている機能は次のとおりです。
- フォームの作成
- フォームデザインのカスタマイズ
- 入力補助
- 問い合わせ管理
- 外部ツールとの連携
- メール配信
- 通知
基本的にはフォームのテンプレートを選び、入力項目をしていくだけで簡単に作成できます。ユーザーが入力しやすくするための補助機能も搭載。たとえば、郵便番号を入力すれば、自動で郵便番号に合った住所が入力される補完機能が有名です。色や装飾などテンプレートの見た目を変更するデザイン機能なども大抵のフォーム作成ツールには搭載されています。
さらに、外部ツールとの連携や集まったアンケートや問い合わせ内容の管理機能も備わっています。ツールによっては、メールなどフォームに入力された情報を元に配信する機能も搭載しています。
基本的な機能に加えて、業務によって便利な追加機能を搭載しているフォーム作成ツールを使用するのがおすすめです。
フォーム作成ツールの選び方
フォーム作成ツールやサービスを選び方を紹介します。次のポイントをチェックして複数のフォーム作成ツールを比較してみましょう。
利用できるテンプレートの種類
フォーム作成ツールはテンプレートを選んで使っていくのが基本です。テンプレートがどれくらい充実しているかをチェックしましょう。
設問項目が多い、独自スタイルのフォームを作成したい場合などは、テンプレートの種類や項目数に注目してみてください。目的に合ったフォームを作成可能かどうかを考慮しながら確認していくとよいでしょう。
カスタマイズ性
フォームをカスタマイズできる範囲も大切です。作成したいフォームのイメージがある場合、デザインに近づけるカスタマイズ性があるかどうかを確認します。
追加したい内容を追加できず、目的のフォームができないなど後悔しないようにしっかりとチェックしておきましょう。
どこまで入力を自動化できるか
ユーザーにフォームを快適に入力してもらうために、どこまで入力を自動化できるかも重要なポイントです。申し込みフォームの場合、途中で面倒だと感じると途中で離脱してしまう可能性もあります。
補完機能に加えて、ユーザーの満足度をあげるような工夫がされているフォーム作成ツールを選ぶようにしましょう。
外部サービスと連携できるか
フォーム作成ツールと外部サービスを連携させれば、さらに活用の幅が広がります。フォームで集めたデータをより効果的に使用できます。
メーラーやMA・CRMなど自社の業務に合った外部ツールと連携できるかどうかも必ず確認しておきましょう。
無料ツールか有料ツールか
フォーム作成ツールは、無料でも基本的な機能は搭載されている場合が多いです。一方で、テンプレートの種類やカスタマイズ性、入力補助機能のバリエーションなどは有料ツールのほうが揃っています。
やはり、使い勝手のよさや機能の多さを重視するなら有料ツールのほうが優れているといえるでしょう。
【フォーム作成に特化】おすすめのフォーム作成ツール3選
まず、フォーム作成に特化している、おすすめのフォーム作成ツールを紹介します。
Googleフォーム
- パソコンとスマートフォンに対応したレスポンシブデザインを採用
- 回答の自動集計やグラフ化に対応
- メール・リンク・Webサイトで共有できる
Google フォーム は、 G Suite の機能として提供されている、無料のフォーム作成サービスです。テンプレートから簡単にフォームやアンケート作成し、そのままG Driveから共有することも、リンクをWebサイトに貼り付けても活用可能です。
写真やビデオを配置するなど、高い柔軟性も持っています。ビジネスでの使用を視野に入れ、ストレージ容量を拡大したビジネスプランも用意されています。
Formzu
- 問い合わせフォームが30秒ほどで作成できる
- PayPal決済、クレジットカード決済付きのフォームを作成できる
- 統計機能付き
formzu は、さまざまな種類のメールフォームを簡単に作成できるフォーム作成ツールです。無料でもPayPal決済、クレジットカード決済付きのフォームを作成できます。広告が気になる場合は有料フォームの使用も可能です。
メールアドレスを公開せずにメールを受信できます。問い合わせやアンケートをよく使う方におすすめです。
Qubo
- 必要な要素を選んでクリックするだけのフォーム編集画面
- 英語・中国語・韓国語に対応
- 初期費用無料、最短1か月だけの単月利用に対応
Qubo は、専門知識不要、パーツを選んで追加する操作でフォームを作成できるツールです。住所自動入力機能や入力している項目のハイライトなど、入力サポート機能を搭載しているほか、ファイル添付に対応した画像投稿フォームの作成にも対応します。
英語・中国語・韓国語対応のフォームも作成可能です。初期費用は無料、月額1,650円からの定額制で、イベント期間のみといった短期使用も最短1か月から利用できます。電話やメールでのサポートを提供しており、まずは手軽にはじめてみたい方にもおすすめです。
【フォーム作成以外にも対応】おすすめのフォーム作成ツール6選
フォーム作成以外にさまざまな機能を搭載した、おすすめのフォーム作成ツールを紹介します。使用したい機能があるツールをチェックしてみてください。
コラボフォーム
- 社内外からの申請をWebで1本化
- Excel形式の申請書を見た目を変えずに申請フォームに変換
- 受け付けた申請は同社提供のワークフローシステム コラボフロー に連携
コラボフォーム は、ワークフローシステム コラボフロー と連携して利用するWebフォーム作成ツールです。作成したWebフォームを外部公開し、受け付けた申請を社内ワークフローに連携します。
転記やデータ加工などの手間を削減し、申請の受付から確認、審査までを1本化できます。新規取引依頼やアルバイト許可申請、補助金交付申請など、多様な申請受付に利用可能です。
Tayori
- フォーム作成だけでなく、FAQやチャットなどの機能も
- WordPress対応でWebサイトにプラグインで埋め込める
- 無料トライアルやフリープランあり
Tayori は、株式会社PR TIMESが提供するフォーム作成ツールです。カスタマーサポートツールとして、「FAQ」「アンケート」「チャット」の機能も搭載されており、フォームにユーザーが情報を入力したあとの顧客対応業務もTayoriを活用して一貫して行えます。入力されたデータに関して受信箱形式で管理できて、ステータス管理、タスクの割り振りといった機能を使って対応管理が可能です。
formrun
- 顧客データの運用まで対応
- 40種類以上の豊富なテンプレートを用意
- 最短30秒でフォームが完成
formrun は、高品質なフォーム作成から顧客データの運用まで行えるフォーム作成ツールです。用意されたテンプレートの数は40種類以上。さらに背景やタイトルなどさまざまな箇所の色を自由に選べます。個性的なフォームを作りたい方におすすめです。
フォームの回答をカンバン方式で管理できるので、問い合わせの対応状況の管理なども行えます。SlackやChatwork、Teamsなどとも連携可能です。
フォームメーラー
- ドラッグアンドドロップの直観的な操作で作成できる
- 地図や動画を設置できる
- 集めたデータをGoogle Analyticsで分析できる
フォームメーラー は、大企業や官公庁の利用実績も多いフォーム作成ツールです。基本操作はドラッグアンドドロップなので、初心者でも簡単にフォームを作成できます。スマートフォンでもフォームを編集できるので、外出先からの修正も行えます。
収集したデータはGoogle Analyticsと連携して分析可能。slackやChatwork、Teamsなどと連携すれば、問い合わせの一元管理や予約管理なども効率よく行えます。分析や管理も行いたい方におすすめのツールです。
フォームブリッジ
- kintoneに直接データ保存
- kintoneのアカウントがない人も利用できる
- ステップフォームや料金自動計算にも対応
フォームブリッジ は、集めたデータをkintoneで保存するWebフォーム作成ツール。kintoneのアカウントを持っていない人でもkintoneへのデータ保存が可能です。条件分岐やステップフォームなど高度なフォームでも簡単に作成できます。
さらに、Google Analyticsとの連携や数値計算、多言語機能など豊富な機能を搭載。kintoneを使用している環境にぴったりです。幅広い業務の業務効率化を図れる初心者から上級者まで使えるツールです。
monday.com
- タスクやプロジェクトを一括管理できる業務管理ツール
- プロジェクトや営業、売上の進捗を可視化
- 結果をボードに自動反映できるアンケートフォームを作成可能
monday.com は、フォーム作成機能を備えた業務管理ツールです。必用な機能を組み合わせ、日々の業務の計画から実行、追跡まで可能なワークスペースを構築できます。
社内外の関連メンバーからの情報入力や、リクエスト・承認プロセスのデータ収集が可能です。フォームからの送信内容はボードに自動反映されるため、集計の手間削減にもつながります。
おすすめのメール配信システム
ここまで、メールフォーム作成ツールもいくつか紹介してきました。さらにおすすめのメール配信システムも1つ紹介しておきましょう。フォーム作成ツールとメール配信システムの組み合わせで、さらなる成果が期待できます。
WiLL Mail
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は、ASPICクラウドアワードで、先進技術賞を2年連続受賞したメール配信システムです。高機能にも関わらず月額4,000円から、契約期間も1か月という短い期間でスタートできるため、リスクなく始められます。ドラッグ＆ドロップ操作で画像やテキストを入力するだけの簡単エディターによって、全デバイスに自動対応したHTMLメールを簡単に作成可能です。
マーケティング活動で重要になる分析機能も、メールの送信数や開封数、クリック数、エラー件数はもちろん、ヒートマップ分析をはじめとする多彩な機能が用意され、 API による連携、 GA4 との簡単連携など外部連携も拡充されています。
的確なタイミングで素早いフォーム作成
オウンドメディアの運用や、ランディングページの設置がますます重要となるデジタルマーケティングにおいて、コンバージョンにつなげるためのフォームの重要性は、増していく一方です。
フォーム作成ツールの選び方をもう一度まとめておきましょう。
- 利用できるテンプレートの種類
- カスタマイズ性
- どこまで入力を自動化できるか
- 外部サービスと連携できるか
さらに、個々の顧客に最適な施策を実行していくうえでは、それを的確なタイミングで素早く実行することも必要とされています。
こうした要望にフォーム作成サービスは最適であり、これにメール配信システムを組み合わせることによって、さらに効果的な施策が実現します。スピーディーなマーケティング施策を実現するためにも、最適ツールの組み合わせが重要となるでしょう。
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