2020年10月、ボクシルで資料ダウンロード数が最も増加したカテゴリは?【BOXILマンスリーレポート】
SaaSマーケティングプラットフォーム「BOXIL SaaS」では、前々月と前月における資料請求数をもとにSaaS市場動向を考察した「BOXILマンスリーレポート」を2020年4月より発行しています。
・2020年10月に資料ダウンロード人数が最も増加したカテゴリは「福利厚生サービス・代行」
・「Web社内報」が初ランクイン、コミュニケーションツールに引き続き注目
2020年10月 資料請求数が増加したカテゴリTOP10
9月と比較して、10月に資料請求数が増加したカテゴリとその増加率は次のとおり。増加率が同じ場合は資料請求人数の実績に応じて示しています。
- 1位 福利厚生サービス・代行 前月比1400%増
- 2位 購買管理システム 前月比700%増
- 3位 ウイルス・不正アクセス対策 前月比600%増
- 3位 採用サイト(その他) 前月比600%増
- 5位 Webアンケートツール 前月比482%増
- 6位 ファイル転送サービス 前月比425%増
- 7位 議事録作成ツール 前月比300%増
- 8位 統合運用管理 前月比267%増
- 9位 Web社内報前月比250%増
- 9位 労務管理システム 前月比250%増
※小数点以下は四捨五入
2020年10月 資料請求数が減少したカテゴリTOP10
9月と比較して、10月に資料請求人数が減少したカテゴリとその減少率は次のとおり。
- 1位 SEOツール 前月比86%減
- 2位 店舗管理システム 前月比83%減
- 3位 EFOツール 前月比80%減
- 3位 クラウドサーバー 前月比80%減
- 5位 インフルエンサーマーケティング 前月比75%減
- 6位 健康管理システム(ストレスチェック) 前月比72%減
- 7位 サイトパフォーマンス(UX) 前月比67%減
- 7位 デジタルサイネージ 前月比67%減
- 9位 SSO(シングルサインオン) 前月比65%減
- 10位 Web面接システム 前月比64%減
※小数点以下は四捨五入
資料請求数変化からみる市場動向
10月に顕著な伸びをみせた「Webアンケートツール」。イベントでの事前/事後質問や、社内アンケートで活用されており、オンラインを含むイベント事業の活性化が関与していると推測されます。
初めてTOP10に入った「Web社内報」は、出社しない従業員が増え、掲示板や回覧が機能しづらくなった結果、注目度が高まっている領域です。リモート環境下では意思疎通が難しく、企業への愛着が減るという調査結果もあり、社内広報の重要性が再認識されていると考えられます。
減少カテゴリでは、Webサイト制作関連のツールが多くみられます。いずれも先月は好調だった領域ですが、出社や外出機会が増えた結果需要が一巡し、落ち着いたのかもしれません。
調査概要
- 期間:2020年2020年9月1日〜30日、10月1日〜31日
- 対象:自然検索経由でボクシル上から資料ダウンロードされたすべてのカテゴリ
次回のBOXILマンスリーレポートの公開は12月2週目を予定しています。
BOXILマンスリーレポートバックナンバー
過去のBOXILマンスリーレポートはこちら。
2020年9月レポート
2020年8月レポート
2020年7月レポート
2020年6月レポート
2020年5月レポート
2020年4月レポート
※調査結果の引用・転載について
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