【2024年最新】おすすめチャットボット10選|料金や機能をまとめた比較表をプレゼント
AI技術の発達によって、人同士の会話に近付きつつあるチャットボット。
幅広い対応ができるようになり、LINE、Facebook Messenger、Slackをはじめ多くのSNS、そしてウェブサイトや公式アカウントなど、あらゆるシーンで活用の場が広がっています。
チャットボットを導入したいけど、「どのサービスを選ぶべきかわからない」という方も多いのではないのでしょうか?
そこで「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のボクシルが、おすすめチャットボット10選を厳選しました。さらに、各サービスの料金・機能をまとめた『比較表』もプレゼント ! チャットボットが気になる方は、『比較表』で自社に合うサービスを探してみてください。
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チャットボットとは?
チャットボットとは、ホームページ上やLINEなどのメッセージングアプリに設置するチャット型のフォームであり、人間に代わりロボット(プログラム)が、疑問・質問に対してリアルタイムに対応を行う自動会話プログラムです。主にカスタマーサポート領域で活用が進んでいます。
チャットボットの種類
チャットボットには、大きく分けて2つの型があります。「AI型」と「シナリオ型」です。それぞれ特徴が異なるため、導入前に違いを確認しましょう。
AI型チャットボットの特徴
「AI型」は機械学習によりデータを蓄積して最適な答えを返します。
人間と会話しているような自然な応答ができるものの、データの蓄積が少ない期間は、精度が上がっていないため最適な答えを返せないことがあります。初期段階では、チャットボットの訓練をして精度を上げる必要があります。
シナリオ型チャットボットの特徴
「シナリオ型」は、入力された文言によってあらかじめ設定しておいた回答を返します。
初期段階から顧客への対応が可能ですが、データの蓄積や回答精度が向上することはありません。期間が限定されているサービスや、質疑応答が複雑化しないサービスに導入すると効果的です。
チャットボットを導入するメリット
企業がチャットボットを導入して得られるメリットや効果は次のとおりです。
定型化できる簡単な質問に自動で回答を提示できる。
無人で問い合わせ対応に24時間365日対応できる。
顧客満足度の向上・企業イメージのアップ
顧客からの問い合わせ情報を収集して企業の改善に活かせる。
サポート時間の拡張、対応できる問い合わせ件数を拡大できる。
チャットボットを利用することで、24時間365日リアルタイムなユーザーのサポートが可能になり、問い合わせ工数の削減やCVRの最大化など、さまざまなメリットが得られます。
チャットボットの選び方
チャットボットの導入を検討する際は、次の選び方と比較ポイントを順番に確認していきましょう。
1. 導入目的を明確化する
2. 必要な機能を洗い出す(有人チャット切り替えや管理機能など)
3. 用途に合ったチャットボットタイプを選択する(AI型かシナリオ型か)
4. 利用したいチャネル(埋め込み場所)に対応してるか
5. チャットボットの料金相場・費用を比較する
導入目的を明確化する
チャットボットの導入目的は企業によって異なりますが、主に次の3つの用途と目的で活用されることが多いです。
導入目的を明確化すると同時に、チャットボットを設置する場所も合わせて考えておきましょう。LINEやWeb埋め込み方式、スマホアプリに埋め込む方式、ビジネスチャット運用など、用途によって設置場所も異なります。
必要な機能を洗い出す(有人チャット切り替えや管理機能など)
チャットボットに搭載されている主な機能は次のとおりです。サービスによって搭載されている機能は異なるので、利用したい機能を洗い出しておきましょう。
管理者向け機能
機能 | 詳細 |
---|---|
シナリオ設定 | 別名「ルールベース型」とも呼ばれる。フローチャート構造になっており、質問に対してユーザーが選択することで会話が分岐するタイプ。 |
一問一答 | ユーザーがチャットにフリー入力で問い合わせ可能。キーワードを参照し質問の提案や回答を行う。 |
機械学習・自動学習(AI型) | データを蓄積し、幅広い問い合わせ内容に自動で返答。 |
Excel対応 | Excelでシナリオや一問一答の設定が可能。 |
テンプレート機能 | QAテンプレートで事前準備の手間を削減できる。 |
ユーザーのログ分析・レポート機能 | 使用率やチャットの会話ログを参照。結果をレポート分析可能。質問内容や問い合わせ解決までにかかった時間などを把握できる。 |
セキュリティ管理 | チャットボットを設定できるユーザー権限の制限や二段階認証などセキュリティ対策ができる。 |
管理者向けの機能では、チャットボットをメンテナンスしやすい管理機能が搭載されているかを確認しましょう。
チャットボットは定期的にチューニング、メンテナンスをしなければならないツールのため、シナリオ設計のしやすさや、改善に役立つユーザー分析機能、セキュリティ管理機能などが搭載された、導入後の負担を軽減できるツールがおすすめです。
ユーザー向け機能
機能 | 詳細 |
---|---|
対応言語 | 日本語以外の問い合わせに対応。ホテルや観光客、外国人の顧客が多い企業に必要。 |
サジェスト機能(AI型) | 問い合わせのフリー入力時に質問候補を表示。 |
聞き返し機能(AI型) | 問い合わせ内容を聞き返し、簡易に回答に導く機能。 |
有人チャット切り替え | 自動返答からオペレーターが直接チャットでやり取りする「有人チャット」に切り替えられる機能。サービスによってオペレーター支援の機能もある。コンタクトセンターに導入する場合は必須の機能。 |
音声認識(AI型) | 電話対応の音声を認識し、自動回答する機能。コールセンターや物流業で利用されている。 |
カスタマイズ機能 | チャットボットの見た目やイラスト・キャラクターの設定が行える。 |
どのチャットボットも基本的には、有人チャット切り替え、レポート分析機能を搭載しており、自動学習や聞き返し機能、音声認識、セキュリティ対策、有人チャット支援など、+αで機能が豊富だと料金は高くなる傾向にあります。
また、マーケティング支援やECサイトで活用する場合は、チャット内の決済が可能かも確認しておくと良いでしょう。
用途に合ったチャットボットタイプを選択する(AI型かシナリオ型か)
チャットボットは質問に対して統計的に正解になる回答を、アルゴリズムによって算出して回答する「AI型チャットボット」と、人が設定したシナリオや登録した単語のみに対応する「シナリオ型チャットボット」の2種類に分類されます。
それぞれのメリット・デメリットは次のとおりです。
AI型 | 非AI型 |
---|---|
【メリット】 ・複雑な質問への回答や、大量の質問が寄せられるサービスへの導入に向いている ・回答精度は運用期間が長くなるほど高くなる ・表記ゆれ/表現ゆれに対応できる |
【メリット】 ・単純な質問とその回答を結び付ける業務に向いている ・設定が簡単で運用開始までの期間は短い(数日〜1か月) ・AI型に比べて費用が安い |
【デメリット】 ・データベースの質により回答精度や学習に差が出る ・サービスによっては運用までに時間かかる(平均1〜3か月) ・非AI型のチャットボットより初期費用や月額料金が高い |
【デメリット】 ・大量の質問や多岐に分岐する複雑な質問の対応は難しい ・回答精度を上げるには、分析や手動での調整やメンテナンスが必要 ・質問の表記ゆれ/表現ゆれには対応できない |
AI型チャットボットがおすすめな場合
AI型チャットボットなら、値段や価格、料金など表記が揺れている場合にも、ユーザーの求める回答を自動で返信できます。「複雑なマニュアルの説明」や「時間のかかる問い合わせ対応」、「登録したいFAQ(よくある質問と回答)数が50以上ある企業」はAI型チャットボットがおすすめです。
長期的にチャットボットを運営する場合や回答精度を重視する場合は、AIが搭載されているサービスから導入を検討するとよいでしょう。
シナリオ型チャットボットがおすすめな場合
単品を扱うECサイトや内容のシンプルなサービスの問い合わせ対応なら、予約受付や複雑な質問は有人チャットに切り替えることで、非AI型のチャットボットでも対応できます。
利用したいチャネル(埋め込み場所)に対応しているか
チャットボットは主に次のチャネルに埋め込み可能です。
- Webサイト
- LINE・Facebookなどのメッセージングアプリ
- ビジネスチャット
サービスによって対応しているチャネルは異なるので、社内の問い合わせ対応が目的なら利用しているチャットツールに埋め込めるか、社外の問い合わせやマーケティング支援なら、WebサイトやLINEに埋め込めるかを確認しましょう。
チャットボットの料金相場・費用を比較する
チャットボットの料金相場は次のとおりです。サービスの料金を比較する際は、こちらの相場を参考にすると良いでしょう。
項目 | AI型の費用・価格 | 非AI型の費用・価格 |
---|---|---|
初期費用 ・FAQ作成 ・初期学習サポート費用 ・運用コンサルティングなど |
10万円〜50万円 | 3万〜10万 |
月額料金 | 3万〜10万 | 1万〜5万 |
チャットボットの費用相場は、AI搭載の有無で大きく変わります。
サービスによってサポート・コンサル費用が初期費用に含まれるものや、別途オプションでかかるケースもあるので、相場価格と運用コストを踏まえたうえでサービスを選定すると良いでしょう。
導入前に念入りな情報収集を
チャットボットで顧客対応を効率化する企業が増えている一方で、「回答率が悪い」「費用対効果が合わない」など、導入に失敗するケースも少なくありません。
サービス選定で失敗しないためには、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。まずは、これまで紹介した選び方を参考に、『比較表』を使って自社に合うサービスを絞り込んでみましょう。
各サービスの導入実績や特徴、よくある質問がまとまった資料は下記ボタンから無料でダウンロードできます。導入前の下調べにぜひお役立てください。